「粗品は、高校時代に『ハイスクールマンザイ』でせいやとは違う相方と出場し、決勝に進出。さらにピン芸人時代、19歳で関西芸人の登竜門番組『オールザッツ漫才』(MBS)で最年少優勝を果たしている実力派のエリートで、10代の頃から注目を浴びていました。そんな彼の“笑いにストイック”な一面が、全国にも知れ渡るようになってきているのです」(お笑いライター)
1月3日に放送された『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、自身が学生時代から“あるある”を作ってきた経緯があったことから、リスナーに「学校あるある」を募集。優秀作品を紹介していったのだが、同時に不合格者のネタも発表。「おもんない」「あるあるちゃうがな」「中学の時に思いついたけど誰にも言わんかったレベル」などと、笑いを交えつつも辛辣な言葉を並べてリスナーを騒然とさせた。
また、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ)に出演した際には、新幹線で出会ったおばさんとリクライニングを倒す・倒さないで格闘したエピソードを披露。相手の理不尽さに「このオバハンどうしたろかな」と制裁を加えようとしたことが明かされた。
「サンドウィッチマンやバナナマンらの台頭もあり、芸人は“明るい”“優しそう”などのイメージがありますが、ダウンタウンや千原兄弟などが若手芸人の頃は尖っている芸人も多くいました。粗品は、今の時代にあったポップさを持ち合わせていますが、ネット上では、ラジオの件もあったことから、“性格悪い”と持ち切りです(笑)。ただし、芸人にとって必要な目線であり、面白がる人もいるため、将来性に期待しているお笑いファンも多いようですよ」(同上)
バラエティー番組でも結果を出し続けている霜降り明星の2人。特に粗品の“お笑い能力の高さ”とある意味での“性格の悪さ”は珍しく、これから重宝されていくのは間違いなさそうだ。