山本社長は「この番組は国民的番組になった」とし、「制作現場が考えること」としながらも、「もちろん上沼さんは候補に入る」と挙げた。
上沼は『M-1グランプリ2018』終了後にラジオ番組で、「審査員は頼まれて仕方なくやっているので、そろそろ降りたい」といった発言をしていた。さらに、同時期にとろサーモンの久保田かずのぶと、スーパーマラドーナの武智が上沼批判のネット動画を配信し、物議を醸し出していた。
『M-1グランプリ』制作局の社長の発言の意義は大きいといえる。これを受け、上沼はやはり審査員を引き受けるのではないかという声がある。
「『M-1グランプリ』はテレビ不況の現在にあって、高視聴率コンテンツとして知られています。予選はネットで放送され、準決勝は事前番組による地上波放送、大会直後にネットテレビで反省会を生中継するなど、メディアミックスも話題です。特に関西では人気が高く、昨年度の放送では、平均視聴率で28.2%、瞬間最高では37.6%を記録しました(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ・以下同)。関東地区の平均視聴率が17.8%ですから、実に10ポイント近い開きがあります。この人気を支える要素のひとつが、関西で絶大な知名度を誇る上沼さんであるのは確かでしょう」(放送作家)
これを受け、ネット上では「上沼さん無しだと代わりの女性芸人での審査員っていないものな」「この社長の発言は大きいと思う。上沼続投は既定路線では?」といった声が聞かれる。これに上沼がどう応えるかが気になるところだ。