「私は意図的に落とされたと思ってる。なぜなら3回戦の私は相当ウケたから」
「はっきり言って、この日の私は謙遜してもベスト5に入る出来。もしこれを審査員が本気で合格にあたいしないと思ったなら、審査員のセンスを疑ってしまう」
「本気でおもしろいピン芸を決める気がないのなら おもしろくねー奴が、おもしれーと思ってる芸人集めて仲良くコンテストごっこしてれば?」
Twitter上で激怒している気になる芸人は、芸歴20年のベテラン、キートン(旧芸名:増谷キートン)。かつてネタ番組『あらびき団』(TBS系)では、椿鬼奴、くまだまさしらとのお笑いユニット『キュートン』のリーダーとしても活躍していた。
彼はTwitter上でほかにも、「こんなことやってるからR-1はM-1より下に見られる」「二千円の参加費を取って、出来レースまがいのやり方」などと怒りの声をアップしている。
そんなキートンの言い分に対して、ネットユーザーの意見は様々だ。「笑いのツボって人それぞれですよね。キートンさんの言い分もすご〜くわかります」と賛同する者もいる一方、「そんなに面白い人であれば売れているはず。 わざわざSNSに書くのはどうかしてる」「批判するなどおこがましい!」と、逆に彼に異を唱える者も。
この騒動は、『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で不本意な成績で終わったスーパーマラドーナ武智が、上沼恵美子に暴言を吐いた事件を彷彿とさせる。改めて審査の難しさが浮き彫りになったが、またもやその犠牲者が生まれてしまったともいえるだろう。『女芸人No1決定戦 THE W』や『ぐるぐるナインティナイン』の「おもしろ荘」(以上日本テレビ系)など、今や飽和状態のお笑いコンテスト。そろそろ限界なのかもしれない。
記事内の引用について
キートンの公式ツイッターより https://twitter.com/masuyakeaton