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レジャー 2009年04月27日 15時00分
フローラS(JpnII、東京芝2000メートル、26日)ディアジーナが樫へ弾み
オークスTR「第44回フローラS」(JpnII、東京芝2000メートル、26日)は、2番人気のディアジーナ(牝3歳、美浦・田村厩舎)が好位から力強く抜け出し快勝した。勝ち時計は2分2秒2(良)。対照的に、1番人気のミクロクスモスは後方のまま伸び切れず14着と大敗を喫した。 白地にブルーのラインが入った勝負服が、薫風の吹く府中の杜で華麗に舞う。まるで昨年の再現VTRを見ているかのようだった。好発から4番手を無理なく追走したディアジーナは直線に入っても“持ったまま”。坂を登り切る手前で鞍上・内田騎手からゴーサインが出ると一気に弾け、追いすがる後続を瞬時のうちに引き離した。 「この馬の持ち味を十分に発揮できました。こういうパフォーマンスを見せられれば、次につながると思う」と内田騎手。くしくも馬主、厩舎、騎手、そしてフラワーC2着からの参戦は、いずれも昨年のレッドアゲート(1着)と同じ。「不思議な縁を感じるよね。それにしても強い競馬だった。オークスから逆算して使ってきたし、馬も成長しているから自信はあった」。田村調教師はサラリと言ってのけた。 そのレッドアゲートはオークスで0秒4差6着に敗れ去ったが、「初勝利を挙げたときから、(ディアジーナの方が)全然、(力が)上と思っていた。だから、これまでずっと手元に置いて調整してきた」と田村師。「距離が延びていいタイプだし、本番でも楽しみだね」と期待を寄せた。 樫の舞台には桜花賞馬ブエナビスタが待ち構えているものの、東京で重賞2勝の実績は大きなアドバンテージ。きょうの勝ちっぷりなら、女王の脚元をすくうシーンがあってもおかしくない。
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レジャー 2009年04月27日 15時00分
アンタレスS(GIII、京都ダ1800メートル、26日)新星ウォータクティクスがレコードV
ダート界に新星現る。26日の京都メーンで行われた「第14回アンタレスS」(GIII、ダ1800メートル)は、2番人気のウォータクティクス(牡4歳、栗東・池江寿厩舎)が6連勝の離れ業で重賞初制覇。従来のレコード0秒6更新する1分47秒8(良)のタイムで並み居る実績馬を“圧逃”した。 「1角に入ったところでペースは速いと思ったが、道中は(気持ちに)スイッチが入らないように気をつけて乗った」と川田騎手。好発から主導権を奪うと、1000メートル通過は59秒8。淀みない流れを自らつくりあげながらも、これがマイペースとばかり、後続のし烈な2着争いを尻目に、最後までしっかりとした脚取りでゴールを駆け抜けた。 「直線に向いてオーロラビジョンにワンダースピードの姿が見えたけど、こちらも手応えは良かったからね」。ダート無敗。そして、5連勝中の勢いは初めて挑戦した重賞でも止まることはなかった。 「小細工せずにこの馬はスピードを生かした方がいいね」。改めて愛馬の素質の高さを認識した池江寿調教師はニューヒーローの誕生に、自然とほおを緩ませた。そして、「今年の最大目標はJCダート」と早くも砂の頂点に照準を合わせていた。
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レジャー 2009年04月27日 15時00分
しらさぎ賞(SIII、浦和1400メートル、29日)パノラマビューティ 待望のタイトル獲得へ万全の態勢
混戦の南関牝馬戦線に断を下す。昨秋の船橋転入以来、牝馬重賞で好走してきたパノラマビューティが、待望のタイトルを手に入れるべく万全の態勢を整えてきた。 「前走後は厩舎でひと息入れ、ここを目標にビッシリ乗り込んできた。最終追いを入れて5本は速い時計を出しているからね」と松代眞調教師も胸を張る仕上がりだ。 そのエンプレス杯(7着)は折り合いを欠いて自滅したが、「レース前からカリカリしていたし、中央での実績からスローペースの長丁場は合わないのかもしれない」とトレーナーは振り返った。 その点で今回は転入初勝利を挙げた相性のいいコース。「間隔をあけた効果で今は精神的に落ち着いているし、浦和の千四なら流れも速くなりそう。上手にさばければ同条件で勝利したときのようないい結果を期待できると思う」と力を込めた。 初タイトル獲得へ、おぜん立ては整った。あとは自慢の末脚を思う存分さく裂させるだけだ。
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その他 2009年04月27日 15時00分
元祖アキバ系パフォーマー FICEの 『私たちヲタクです』新世代御神輿、神田明神に宮入!!
昨日(4月26日)、偶然にもおもしろい物にでっくわしました。 この日は日曜日ということもありFICEはライブ2本まわし。1本目をお茶の水で終えて、2本目のアキバの会場にファンのみなさんとぞろぞろ徒歩で移動していた時のこと。神田明神の前を通りがかると鳥居の下になにやら不思議な物が!? それは格子に組んだ担ぎ棒の上に建造物的な物が設置された、一般的にいうところの「御神輿」に限りなく近い物。但し、御神輿は神が乗る輿であり、地域によって形状は違うが神殿を模した物が一般的。 でもそこにあった物は今までに見たことのない不思議な姿でした。担ぎ棒は通常の御神輿と何ら変わらない、でもその上の建造物は…神殿?? いや、ある意味神殿でしたよ。正面にはいきなり液晶ディスプレイ、そして側面や屋根を覆い尽くす漫画本、ゲームソフト、ノートパソコン、フィギュア…etc,ガチャポンやら真空管やらいわゆるアキバ的な物がとにかく盛り沢山にデコレーションされていて、なんとてっぺんにはロボが…しかも動いてるっっ!! 正面のディスプレイだってちゃんと映像流れてます、屋根に設置された防犯カメラが写す、神輿の花棒あたりの映像が(汗) 思わず足を止めて、ミーハー心丸出しで写メっていると「あと5分で出発するのでぜひ一緒に担いでください、FICEさん」て、え、まじっすか!? そんな名指しなんてされたらほんとに参加しちゃいますよ♪というわけで、まったくのただの通りすがりなのにちゃっかりと一緒に担いできちゃいました。 いやぁ〜実は自分(FICEの赤い方です)はむかし、鳥越神社(東京•台東区)の本社神輿を担いだことがあったりするので燃えました! 相方は初体験でちょっと不安そうだったけど絶対大丈夫と説得。何故ならこの不思議な神輿?の担ぎ手は1/3がメイドさんで1/3が一般男性(見物客やらFICEのファンやら)と、ほとんど素人。そのぶん残りの1/3を本職の皆様がしっかりサポート。神輿自体も建造物の中は空洞で、電気機器用のバッテリーのみなので、めちゃくちゃ軽量。ノリは子供神輿みたいなもんですね。これを鳥居から本殿までゆっくりゆっくり担ぎます。女性や初心者が大半なこともあり、激しく揉んだりしない平担ぎ。掛け声は…うーん、ちょっとバラバラだったかな(笑) それでもなにげにしっかりと時間をかけた宮入で、本殿前での参拝、お祓い、江戸式の10拍の1本締めまで本格的でした。 この御神輿、あとで調べたら「アキバMIKOSHI」っていう物だったみたいです。アキバでメイドさんが観光案内をしている「秋葉原案内所」が中心になって有志を集い、地元の商店や企業も協力して発足した「アキバを担ごう会」が1年もかけて準備したそう。御神輿って伝統文化であり神事なのでこういう斬新なものは賛否両論あると思うけど、日本の三大祭のひとつ「神田祭」で有名な神田明神の古典行事とと新世代アキバ文化なんていう未知との遭遇的なコラボレーションの実現はひとえに「盛り上げていきたい」という気持ちあればこそ。 最近は酉の市起源発祥の鷲神社でもフィギュアで飾られた「萌え熊手」が売られている時代。気持ちが前向きであれば日本の神様はけっこう寛大です。こういうコラボ、これからもどんどん増えていく!? 最後に、アキバを担ごう会のみなさま、神田明神のみなさま、ただの通りすがりでメイドさんでもないのに参加させてくれてありがとうございましたぁ! めっちゃ楽しかったですぅ♪ちゃっかり集合写真にまで写っちゃって(汗)みなさまほんとおつかれまでしたぁ〜!<プロフィール>FICE(ファイス) 完全人型アンドロイド(2001年2月製造、FIRE(炎)+ICE(氷)=FICE)のアニメビジュアルパフォーマンスユニット。アキバを中心にオリジナルCDを引っさげてパフォーマンス活動によって 人々の心の平和とどこからともなく現れる敵から街の平和を守ってます。近年では、ライブハウスでの活動がメインとなり、2007年は年間201本達成と活躍中。
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スポーツ 2009年04月27日 15時00分
王と長嶋〜プロ野球を国民スポーツにした2人の功労者〜 “既定事実作り”で抑えられた王の年俸
「王の年俸が長嶋を超えることはない」という巨人軍の不文律が破られたのは、ONコンビ解消の年の74年だけだった。73年のシーズン、2年連続無冠に終わった長嶋さんが4920万円のまま据え置き。初の3冠王に輝いた王さんは460万円アップの5260万円になり、ついに長嶋さん超えを実現した。しかし、これには特別な事情が重なっている。 「74年のシーズン限りで長嶋は現役引退して、75年から川上監督に代わり、巨人監督に就任する」という既定路線が敷かれていたことが、理由のひとつだ。74年のシーズン限りで現役を引退、75年から長嶋監督が誕生すれば、プレーするのは世界の王ひとりになる。まさにビッグ1になるワケで、巨人軍とすれば、「王の年俸が長嶋を超えることはない」という不文律も意味はなくなる。監督とプレーヤーでは立場が違うからだ。 現役引退、監督就任が決まった後に、長嶋さんは大手企業のCM数本に出演するようになった。「お金は汗水垂らして稼ぐもの。本当はCMに出るのは好きではないが、税金を払うのに必要だから仕方ない。税金は前の年の年俸に対してかかるものだからね。監督になれば、プレーヤーのようには稼げないから、CM出演もやむを得ないよ」と、その理由を語っている。税金対策としてのCM出演だというのだ。 不文律のなくなった王さんのその後の年俸推移はどうなっていったのか。74年も2年連続の3冠王を獲得。が、75年の年俸は現状維持の5260万円のままだ。これにはそれなりの理由もある。天井知らずの年俸になるのを阻止するために、年俸とは別にタイトル料という名前の特別ボーナスを支払う形になっていたのだ。76年も5260万円のままだった。華々しくスタートを切った長嶋政権1年目の75年のシーズン、チームが球団史上初のワースト最下位になったように、王さんも悪戦苦闘した。キャンプでふくらはぎを痛めたからだ。打点王を獲得したものの、打率2割8分5厘、33本塁打、96打点と不本意な成績に終わっている。 3年間の横ばいの後に、77年の年俸は1040万円アップして6300万円になっている。76年、チームは前年の最下位から奇跡といわれるリーグ優勝。王さんも打率3割2分5厘、49本塁打、123打点と復活、本塁打、打点の2冠王、大リーグのベーブ・ルースを抜く715号を放ったからだ。前年リーグ連覇して、本塁打王、打点王を獲得。ハンク・アーロンの大リーグ記録を更新した756本塁打で国民栄誉賞第1号まで獲得した。翌年の78年は、1440万円も上がり、7740万円。前年に最後のタイトル、打点王を取った79年には、420万円アップの8160万円。前年18年ぶりの無冠だった、現役最後の年になった80年も現状維持の8160万円だった。 年俸144万円でスタートした世界の王の最後は、8160万円で現役生活を終えたことになるが、実は異論がある。「本当は年俸1億円を超えていたはずだ」というのだ。当時の王番記者がこう明かす。「球団側がほかの選手の年俸を抑えたい意味もあって、世界の王でも1億円を超えなかったという既定事実を作りたかったからだ」と。「黙ってグラウンドで結果を出せば、お金は後からついてくるものだ」ONともに同じ金銭哲学を持っているが、球団側の対応は違っていたのだ。
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スポーツ 2009年04月27日 15時00分
オリックス大石監督が怯える清原の影
今シーズンは優勝候補の一角に挙げられているオリックスの大石大二郎監督。開幕ダッシュできず、さっそく正念場を迎えている。昨シーズン途中、成績不振のコリンズ監督が突然退団してから指揮を執り、チームをアッという間に2位に押し上げ大石株は高騰した。しかし、その高騰株が、今季は”サブプライムマネーショック”並みに下落の一途。アノ男の影におびえているという。 昨季のオリックスは、メジャー監督経験者のプライドばかり目立ち、日本球界を見下ろすようなごう慢なコリンズ前監督への不信感が充満していた分、臨機応変で柔軟な姿勢の大石新監督に対して、ナインの士気は高まった。 2位という結果は、誰もがそれほど大きな期待をかけていなかったからプレッシャーもかからず、無欲の勝利とも言える。 だが、今年は違う。2位となれば、次は優勝という期待をかけられるのは当然。ローズ、カブレラ、ラロッカ、フェルナンデスという外国人選手の大砲をそろえる打線の破壊力。有望な若手が多く、昨年10勝以上したのが小松、金子、近藤、山本と4人もいる投手陣。どうしても周囲のチームに対する評価が高くなるだけに、球団側から大石監督に求められるものも厳しくなる。「オリックス本社の置かれている世間的な厳しい立場もあるから、なおさら大変だろう」と大石監督に同情する球団関係者もいる。 日本郵政のかんぽの宿一括売却の買い手として、オリックス・宮内義彦オーナーは世間の批判の矢面に立たされた。 「自らが政府の審議委員会の委員になっておきながら、かんぽの宿を不当に安く一括購入するのは、どう考えてもおかしいだろう。出来レースではないか」 「オリックス本社はもう終わった。野球どころではないだろう」と、ある球団のトップはオリックス本社の危機的な状況を明かし、球団経営どころの話ではないと断言している。球団身売りさえあり得る非常事態だというのだ。 そもそもオリックスが阪急ブレーブスを買収して球界に参入したのは「オリエント・リース」を「オリックス」と社名変更、世間的に認知させるための手段だったと言われている。 「オリックスが本社の社名周知に成功すれば、すぐに球団を身売りするかもしれない。プロ野球界への加盟料60億円、参加料30億円という規定は、それを阻止するために、高額な加盟料、参加料を設定した。そうすれば、オリックスが球団を売ろうとしても簡単に買う企業は出てこないからだ」。こう古手の球界OBが語る。 現在は加盟料、参加料は廃止され、新参加球団に対する25億円の預かり保証金制度になっている。だが、即身売りはともかく、1リーグ制度移行を狙い、近鉄を事実上吸収合併して、オリッ 将来、監督としての現場復帰を宣言して評論家活動に入っている清原氏は、WBC米国ラウンドのテレビ解説などの仕事している。 「バラエティー番組ばかりなどに出ていると、タレント扱いされ、現場復帰しようと思ったら、マイナスになっても、決してプラスにはならない」というのが、球界の定説である。 宮内オーナーが秘蔵っ子扱いしており、切り札監督として清原氏を擁しているのだから、大石監督も大変だ。昨シーズンは期待以上の2位で人心掌握術を絶賛されたが、今季は優勝しないと監督の座は安泰とは言えない。 「今年も昨年同様に、パ・リーグはダンゴレースで、どこが1位になっても6位になっても不思議はない」 評論家諸氏のそんな一致した予想通り、全チームが3ゲーム差以内(26日現在)の混戦になっている。大石監督にも十分チャンスはあるが、つねに緊張を強いられる戦いが続くことになる。後任に清原氏という超大物が控えているのだから、それも当然だろう。クス・バファローズを誕生させているように、宮内オーナーの動向からは目を離せない。 「本社の窮地もあるし、大石監督が期待通りの結果を出せなければ、宮内オーナーは、お気に入りの清原(和博)監督という最後の切り札を出すだろう。選手時代のグッズの売れ行きもダントツだったし、清原人気に宮内オーナーはゾッコンだからね」と球界関係者は予想する。
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スポーツ 2009年04月27日 15時00分
勝利の方程式に頼りすぎた!?巨人“投壊”
首位を独走する巨人が試練の時を迎えている。守護神マーク・クルーンがケガを再発させ25日に登録を抹消。中継ぎ陣も登板過多がたたり、打ち込まれるなど勝利の方程式が崩壊した。そればかりか、救援陣を補てんするために先発枠を減少。中継ぎ依存のシワ寄せをモロに受け、“投壊”の危機にひんしている。 巨人投手陣がパンク寸前だ。 現在、セ・リーグの貯金を独占し、首位を快走中。原動力はなんといっても投手陣で、チーム防御率は2.95と12球団で唯一の2点台を記録している。 だが、中継ぎ陣に頼るあまり、チームの完投数はわずかに1。これまでも救援陣の登板数の多さが懸念されてきたが、ついに綻びが出始めた。 クルーンが23日のヤクルト戦で、開幕前に負傷していた右手中指のけんしょう炎を再発。ケガの治療に専念するため、巨人移籍後初となる登録抹消となった。 自慢の中継ぎ陣にも陰りが見え始めている。24日の試合では越智大祐が2失点で負け投手に。25日は山口鉄也が1失点、豊田清は3試合連続失点と打ち込まれている。そのため、「お休みしてもらいました」(尾花高夫投手総合コーチ)と26日は休養にあてさせた。 勝利の方程式に依存したツケは先発陣にも回ってきた。巨人は今季先発ローテーションを5人で構成しているが、25日に先発した高橋尚成を外し、中継ぎ強化のため、急きょ2年目の古川祐樹を先発に昇格。原辰徳監督は「前向きな抹消です」と語ったが、先発の駒が1つ減ったことになる。 26日の中日戦は、先発陣の数が不足しているため、セス・グライシンガーが122球の完封劇から中4日で登板し、5回4失点でKO。その後、中継ぎ陣も打ち込まれ、0-8で今季初の完封負けを喫した。「マウンドに対応しきれず、ボールが高めに浮いてしまったのがすべて」(グライシンガー)と悔やんだ。 尾花投手総合コーチはグライシンガーについて「疲れが取り切れていなかった」と敗因を疲労と分析。中継ぎ頼みの反動を中日との3連戦で露呈してしまった。 「ファンの人たちに申し訳ない。2度とこういう試合にならないような戦いをする」(原監督)と、今回の敗戦を教訓としたようだが、先発陣の頭数がそろわなければ、救援頼みの現状を打開することはできい。 今後はあす28日の広島との3連戦を皮切りに、移動日を1日挟んで9連戦のハードスケジュール。交流戦前、最大の山場であるゴールデンウィークで、貯まった貯金をすべて吐き出しかねない状況だ。
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スポーツ 2009年04月27日 15時00分
脅威の4割5分 阪本が打率トップに
3年目の巨人の若武者、坂本勇人が大爆発。今季4度目の猛打賞で首位打者に躍り出た。 これまでの7、8番ではなく、今季初の6番遊撃でスタメン出場。この日は小笠原道大が1安打、ラミレスが無安打と主軸が抑え込まれる中、ひとり気を吐き3安打の固め打ち。 「何も変えることなく、今まで通りやった」と堂々と語る21歳は、これで打率を4割5厘まで上昇させ、首位打者となった。 昨年からスタメンで起用し続けている原監督も若武者の成長に「シーズン140試合通して、その位置にいてくれれば」と首位打者獲りに期待を寄せた。 なお、巨人は野間口貴彦投手が、都内の首都高速道路の千駄ヶ谷付近で車を運転中に追突される事故に遭ったと発表した。けが人はなく、野間口は都内の病院で検査を受けた結果、異常はなかった。清武英利代表は「今のところ症状は出ていないが、大したことはないと思う」と話した。
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芸能 2009年04月27日 15時00分
人物クローズアップ 多田文明氏が“就活”に物申す「安易に会社を辞めるな!」
フジテレビのドキュバラ「ついていったらこうなった」の原作などで知られるキャッチセールス評論家、多田文明氏(44)が40歳からの再就職をテーマにつづった「それでも会社を辞めますか?」(アスキー新書)がジワリと話題を呼んでいる。100年に一度の不況に立ち向かう40代の“就活”について話を聞いた。 昨年9月のリーマンショックに端を発した世界同時不況は“派遣切り”に象徴されるような失業者を大量に生み出している。中でもバブル期に大量に雇用された40代は、今や余剰人員状態だ。 「少し前、生保業界でリストラが相次ぎ転職ブームが起きました。それが今では全体に及んでいます。40代で転職する人は従来なら何度か転職を繰り返していることが多かったんですが、今の不況下では初めて転職する人が多いのが特徴です」 リストラといっても解雇されるケースばかりではなく、早期退職に応じたり関連子会社に出向したりと、自己都合で辞める人も多い。特に40代には楽観論者が多いという。 「私が取材した大学教授によると、今まで上手くやってきた人ほど、これから先も順調と考えがちなんだそうです。ある人の転職例を紹介しましょう。彼は高いマネジメント能力を持っていたので転職先の内定も早めに決まりました。ところが、1カ月もたたないうちに転職先の会社が傾き、内定が取り消されて失業状態。新卒だけじゃなく転職者にとっても内定取り消しという事態は有り得る。一寸先は闇です」 40代の就活で最も気を付ける点は“オレオレ面接”だと指摘する。 「面接で自分のキャリアや経歴を自慢気にひけらかす人が多い。会社=自分と勘違いしているわけで、面接官は抵抗を感じますよ。ただでさえ40代の転職者は扱いづらいわけですから。どう面接先と接点を見出すのか、それが成功のカギです」 いざ就活を始めたとき、自分なりに仕事をやってきたつもりが実は何もなかった、それまで自分の頭で何も考えていなかったことに気が付いてガク然とする40代も多い。 「超えるべきハードルはいっぱいあります。まずは自分のスキルが転職市場にニーズがあるのかを見極めること。仮にスキルを評価されて再就職できても、新しい会社ではヒラから出発することが求められる。それを受け入れられるのか? 転職先の社風を理解すればいいのですが、そう簡単にはいかないものです」 40代の転職者には、独立したものの会社が立ち行かなくなり再就職を目指したという人も多い。なにせ“元社長”だけに、これがまた扱いずらい。 「企業側からは組織人であることを求められるし、中に入って周囲とうまくやっていけるのかも疑問視される。例えば某リサイクルショップに再就職した人は、試用期間が終わった途端に解雇されました。社長から“気が付いたことがあったらどんどん指摘してくれ”と言われたので、その通りにしたら今度は“彼は私に歯向かってくる”と反感を買ってしまった。元社長だけに、どうしても上から目線になってしまったんですね。下からへりくだることが大切だし、何か意見したくても時期が来るまで待つべき。組織にいると人間関係がすべてですから、何か気付いたことがあっても、それを実行できる立場になるまで口にしてはダメ。 昔は職業選び=会社選びであり、会社に所属することが社会への帰属意識だった。でも、そんな図式は今や崩壊している。 「新卒者には何をやりたいのか真剣に考えて就活している人も多い。でも今の40代にはそこまで考えている人は少ないし、安易に辞めるのは危険です。覚悟や決意がないと先々難しいですよ。定期昇給や年功序列なんて、時代の流れの中に消えてしまいましたから」 会社が自分を適正に評価しないという不満から転職へ走るケースも多い。ここにも落とし穴が。 「なぜ自分が評価されなかったのか、その理由を考えてない人がほとんど。転職してもうまくいくわけありません。就活期間中、その欠点に気が付けばいいのですが」 40代ともなると、組織で働くことに向いているかダメな人かという性格がハッキリしてくる。それに合わせて就活することが求められるそうだ。 「石の上にも3年なんて言いますけど、そんなに座っていられません(笑)。今の職場で自己啓発に励み、スキルアップや資格取得など自分から勉強していく姿勢がないと。転職に成功している高齢者には、経理や人事など実務に強い人が多い。会社はあなた自身ではなく、あなたの腕が欲しいのだということを肝に銘じておくべきです」 大企業から中小企業への転職は多いが、中小企業から大企業へはほとんどない。40代の転職には情報誌やハローワークだけでなく、人材紹介会社や未公開募集も重要視すべき要素だ。 「経理部長を募集していますなんて新聞求人広告はありえないでしょう。そうした情報は自分の人脈を活用してキャッチしないと。ミクシィなどインターネットのSNSを活用するのも手。ここで仕事に限らず、人とのつながりを構築していけば、いずれは口コミで望む仕事と出会える可能性もあります」 会社探しではなく仕事探し。仕事の付き合いを抜きにしては人間関係も構築できない。 「昔は会社を辞めてから探してもよかったけど、それじゃ今は遅い。会社にいる間に準備しておかないと間に合いません」 ただ ふみあき 1965年3月31日、宮城県生まれ。日本大学法学部卒。01年に雑誌「ダカーポ」(マガジンハウス)で連載した「誘われてフラフラ」の経験を生かしてキャッチセールス評論家に。新刊に、ゆうきとも(プロマジシャン)との共著「ナレッジエンタ読本15 だましの技術!」(メディアファクトリー)」も。
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芸能 2009年04月27日 15時00分
篠原涼子が激怒!おしどり夫婦に亀裂
女優・篠原涼子(35)の夫で俳優の市村正親(60)が若い女と密会していたと一部マスコミで報じられた。これまで仲の良さでも定評のある夫婦だったのだが…。 妊娠・出産・子育てと女が一番忙しい時期に夫が若い女と浮気をしたらどうなるか。 年齢差25歳ながら“おしどり夫婦”と評判の篠原涼子・市村正親夫妻の間にこのところすきま風が吹いているという。 「市村が劇団スタッフの25歳前後の女性と浮気をしたというのです。フレンチレストランで、篠原が市村を問い詰めたという目的談も伝えられています」(芸能ライター) 昨年5月に長男を出産してもなお、脚線美は独身時代と変わらず美しい篠原。 「出産後は5〜6キロ体重が増えてしまったようですが、全身運動をしてすぐに体を絞りました。ウエストは妊娠前より細くなったし、顔も小さくシャープになりました。まさに“キレイなママ”といった印象で、“ポスト・黒木瞳”は篠原で決まりでしょう」(芸能リポーター) そんな篠原、体形を元通りにしたのは仕事のためばかりでなく、“もう一人”への布石だという。 「一人より兄弟がいた方がいいと、彼女は二人目妊娠への心づもりをしていたのです。市村は今年1月で60歳になりました。体力的には厳しいとふんだ彼女は少しでも市村に“その気”になってもらおうと、セクシーな肉体になるエクササイズに励んだのです」(芸能ライター) 一人目の妊娠に際しては、ウナギやとろろなど精のつく食事で市村のお尻をたたいたといわれる篠原。今回は“視覚”に訴えようとしたのだ。「それなのに市村は篠原の気持ちを知ってか知らずか浮気の虫を起こしてしまった。しかも、密会デートを目撃された現場は、夫婦でよく行くショッピングモールだったといいます。篠原がカッとしたのも無理はありません」(芸能ライター) もっとも篠原の方にも折からのテレビ不況で連続ドラマの出演予定がなくなり、時間ができたという事情があったようだ。 「とにかく市村はモテますから、彼女はいつも監視の目を光らせてはいるようです。ほかの客のいる前で注意したというのは、これ以上深入りさせまいとする彼女なりの計算が働いたようです」(芸能ライター) 果たして2人目はできるのか…。
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