ちゃん
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
ハッスル 母に誓った優勝ボノちゃん白星発進
GP優勝候補の本命と目されているボノちゃんは天龍源一郎と対戦。愛する母インリン様の魂を胸に白星発進を決めた。 インリン様のムチを首から下げて入場したボノちゃん。愛する母の形見に口づけし、グランプリ制覇に懸ける意気込みのほどを漂わせた。 元前頭の天龍を相手に、魔界の第64代横綱ボノちゃんは微動だにせず。チョップを食らい、ツッパリを浴びせられても決して動じることはなかった。 しかし、グーパンチの連打から延髄斬りを浴びて、すくい投げで投げられ、ダイビングエルボーまで食らってしまう。さらには低空ドロップキック、WARスペシャルを立て続けに被弾。試合序盤は劣勢に立たされたボノちゃんだが、これでスイッチが入った。 ラリアートに来た天龍をカウンターの64で捕まえ、マットに叩きつける。コーナーに詰めてぶちかましの連打。ボディースラムからのフラッシングエルーはカウント2で返されたが、続けざまにブレーンバスターからのボディープレス「大将潰(つぶ)し」を決めて3カウントを奪った。 試合後は、坂田亘ら天龍の敵討ちに名乗りを上げたハッスル(H)軍を「眼中にない!」と一刀両断。返す刀で高田総統に対して「グランプリに優勝したら、パパとM軍をぶっ潰す」とGP制覇後に、父親グレート・ムタと共闘してM軍潰しをブチ上げた。「ママ、ボノちゃんは約束通りに一番になるから」と母インリン様に優勝を誓ったボノちゃんは、好スタートを切った。
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
マット界初のNPO法人「九州プロレス」設立
プロレスで九州ば元気にするバイ!九州の、九州人による、九州のためのプロレスを目指して設立されたのがNPO法人「九州プロレス」だ。福岡県志免町出身のプロレスラー、筑前りょう太が「プロレスで九州を元気にしたい」という思いを込めて福岡県の認証を受け、2月から活動を始めている。世界初の試みとなるNPO法人プロレスの活動はどういうものなのか、筑前さんに聞いた。 九州プロレスのホームページでも紹介されているが、NPO法人としてのプロレス団体は世界初とのこと。NPOは一般的に「民間非営利団体」と呼ばれ、営利を目的とせず、社会貢献を目的として活動する民間団体のことをいう。 「非営利といっても、利益をあげてはいけないという意味ではないんですよ。事業を行って適正な利益をあげることは全く問題はないんです。長く活動を続けていくには資金が必要ですからね」 それにしてもなぜNPO法人なのか?筑前さんが2000年から07年まで所属していた千葉県を拠点に活動するプロレス団体「KAIENTAI-DOJO」に秘密がありそうだ。 「KAIENTAI-DOJOには約30人のプロレスラーがいたんですが、みんなプロレス職人ばかり。地元の異業種の人たちとの交流を深め、パイプ役になれるようなヤツはいないか、と白羽の矢が立ったのが僕だったんですよ」 それまでも「KAIENTAI-DOJO」として千葉県商工会議所青年部に入会し、同時にNPO法人「まちおこし千葉」にも所属して、市街地活性化運動に取り組んだ経験があった。さらに九州産業大学商学部を卒業していたため、その筋の知識もあり、抵抗感はなかったという。 「千葉は東京の隣に位置しているのが自慢だとハナからナンバー2に甘んじている。福岡出身の僕にはその感覚が理解できなかった。もっと千葉に住んでいることに誇りを持てるようにしないといけないと思って。千葉駅前でリングを組んでプロレスやったり、60代以上のお年寄りに楽しんでもらえるようにR-60と銘打って試合を組んだ」 「KAIENTAI-DOJO」だけでなく、新日本プロレスに「魔界倶楽部の魔界2号」というマスクマンとして出場。新日本のエース、棚橋弘至選手と名勝負を繰り広げたこともある。 四角いリングで華々しく闘いながら、地元千葉では異業種の仲間と連帯して地域活性化のために活動する一風変わったプロレスラーだった。 昨年11月、千葉マリンスタジアムで約5000人の観衆を集めてプロレスの試合をする幸せに恵まれた。千葉のど真ん中でプロレスができて、もう何もやり残したことはないと思った。 「もともと『筑前りょう太』の名前を売ったら、生まれ故郷に戻りたいと考えていた。今がちょうどいい機会だろうと…」 九州にはすでに福岡の華☆激、大分のFTO、熊本の求道軍といった地域密着型のプロレス団体が活動している。他団体と差別化し、プロレスで九州を元気にしたいという目的をはっきりさせるためにNPO法人のプロレス団体を思い付いた。 「プロレスの地産地消ですね。今のところ所属レスラーは8人ですけど、今後は16人くらいまで増やしたい。九州以外の団体から選手を招聘することは今のところ考えてません。あくまで継続を念頭に置きたい。観客から『この前出ていた選手がどうしてきょうは出ていないのか』と言われたくありませんから」 ゆくゆくはディズニーランドのような存在を目指している。 「例えば九州プロレスと関わったら元気になったと言われたいし、九州以外のところから九州プロレスを観戦するために九州に来てもらい、地元で飲食し、宿泊して、お金を消費してもらえたら…それが九州プロレスの使命かもしれない」 プロレスこそ子どもからお年寄りまで年代に関係なく楽しめる大衆娯楽である。これまでプロレスとは縁のなかった人たちにアピールできるように「屋台」「にわか」「金印」「山笠」など福岡名物をイメージしたキャラクターのレスラーを作っていくという。 「例えば屋台をひいて登場するようなレスラーがいても面白いじゃないですか。プロレスは誰にも親しんでもらえる歌謡曲のような存在なんですから」 7月6日には「旗揚げ戦」(福岡市天神・西鉄ホール)を行ったが、地元・福岡を中心に波及効果も出始めている。4月から福岡のケーブルテレビ「J:COM」で九州プロレスの情報を中心にした「きゅーぷろ・ちゃんねる」がスタート。筑前には、町おこしをテーマにした講演依頼も寄せられているという。【「みちのくプロレス」サスケが築いた「地域密着型」の礎】 1993年3月に東北地方を中心に興行を展開し、日本初となる地域密着型のプロレス団体「みちのくプロレス」を旗揚げしたのは、ザ・グレート・サスケだった。現在では筑前が手掛ける「九州プロレス」など、地域密着型プロレスの礎を築いた。 きっかけはメキシコ修行時代の経験だった。ローカルな会場でも観客が集まり、老若男女が熱狂するリングに「カルチャーショックを受けた」という。首都圏や地方でも大都市での興行が中心だった当時のプロレス界にあって「地方を活性化させたい」という郷土愛から、故郷・岩手を中心とした東北地方を活動拠点にした。 地方の小さな田舎町などを中心とした異色の興行戦略に苦労も絶えなかった。大都市での興行とは違って大きな収入は見込めない。「いかに規制概念を壊せるか」を考えながら興行を展開した。 リングの設営、チケット販売、宣伝・営業活動なども社長のサスケを中心に所属選手たちが行った。いまでこそインディー団体では当たり前の光景だが、当時はまだ斬新だった。「小規模会場でもやっていけるように、ローリスク、ローリターン、ローコストで」を追求しながら、地道にファンを開拓していった。 2003年、サスケが岩手県議会に出馬した際に、トップ当選した結果は、みちプロがいかに地域に密着していたかの証明だろう。 みちプロは今年で旗揚げから15年の節目を迎えた。現在ではみちプロを模倣するように地域密着型のプロレス団体も全国各地に数多く存在している。「15年間やってきて、私の真似をしている人もたくさんいる。やってきたことは間違いなかったということでしょう」 「あえてローカルなヒーローを目指した」というサスケが、筑前ら“後輩”たちに確かな道程を示した。
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芸能 2008年07月07日 15時00分
土屋アンナ「ママやったぞー」
モデルで女優の土屋アンナ(24)とお笑いタレントの柳原可奈子(22)が6日、都内で行われたアニメ映画「それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ」(12日公開)の完成披露試写会に出席した。 リンリンの声を担当した土屋は「今日は息子が来てるんだけど、見れば私がやっているのを分かるんじゃないかな。ママやったぞーって」。 一方、併映作「ヒヤ・ヒヤ・ヒヤリコとばぶ・ばぶ・ばいきんまん」でヒヤリコちゃんの声優に挑戦した柳原は「最初は実写版のオファーが来たかと思いましたよ」笑いを誘った。
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芸能 2008年07月05日 15時00分
Hカップ女子高生グラドル桐山瑠衣
現役女子高生にして98cm Hカップバストを誇るグラドルといえば桐山瑠衣ちゃん(17)。いかにも女の子チックなことが好きそうな外見とは裏腹に、「趣味は車に関することならぜ〜んぶ」とのことで、性格はかなり男勝り!?目指すはもちろん「カードル(車アイドル)」だ。 そんな瑠衣ちゃんが、自らのマニアック趣味を全開で紹介している番組がCS放送・モンド21の「グラビアの美少女」。番組では、つなぎを着てもエロい体形の瑠衣ちゃんが洗車に挑戦。さらに、自作のトヨタ・セルシオのプラモデルを写真で披露するが、これがなんと、シャコタンのカスタム仕様ときたから念が入っている。 当然ながら、色白巨乳の方も水着で全開。どうしたって胸をアップにしたくなっちゃうカメラマンの気持ちがよ〜く分かる映像だ!
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その他 2008年07月05日 15時00分
香坂ゆかりちゃん大特集予告
内外タイムス7月8日号(7月7日発売)に香坂ゆかりちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>11月11日 東京生まれ血液型:O型スタイル:T167 B83 W58 H86デビュー:1996年12月「浅草ロック座」において趣味:DVD初エッチ:17歳性感帯:全身所属:「浅草ロック座」 <スケジュール>10日まで「新宿ニューアート」7月11日〜20日「川崎ロック座」以降は、足の怪我のため休養へ みなさん応援よろしく!
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スポーツ 2008年07月04日 15時00分
K-1MAX ポスト魔裟斗をめぐる争い。佐藤嘉洋、城戸康裕はベスト4入りなるか
「K-1ワールドMAX2008FINAL8」(7日、東京・日本武道館)に参戦する次世代日本人ファイター、佐藤嘉洋と城戸康裕が3日、東京・赤坂サカスでファンイベントにそろって出席。それぞれ4強入りに必勝を誓ったが、この2人にはポスト魔裟斗候補として負けられない理由があるという。 魔裟斗の5年ぶりとなる王座奪還に期待がかかる今大会だが、ベスト8に残った2人の日本人ファイターにとっても今後の行方を左右する重要な一戦となる。 「来年三十路を迎える魔裟斗にとって、今大会はトーナメント王者になるラストチャンスといえる。それだけに、今年のGPで日本人の2人が対世界で結果を出してくれないと、70kg級のMAXブランドはテレビ的に危うい。逆に言えば来年じゃもう遅いし、だから今大会は2人がベスト8止まりじゃあ困る。世代交代が起きなきゃマズイんですよ」(TBS関係者) 日本GPを2度制覇しながらも世界大会では2年連続でベスト8に終わっている佐藤にとっても、今年はまさに正念場となる。過去に2度敗れているブアカーオ・ポー・プラムックとの対戦を控え、この日は東京・赤坂サカスのイベントに登場。佐藤は「僕自身同じ相手に3回は負けられない。ブアカーオに勝つための練習はできた。100%勝ちます」とリベンジを誓った。 3度目の正直でブアカーオを破れば、ベスト4で魔裟斗戦も見えてくる。「今、ブアカーオが一番強いと思う。なのでブアカーオに勝てば魔裟斗選手には勝てると思ってます」。魔裟斗の対抗軸とされてきただけに、もちろん勢力図を塗り替えるつもりでいる。 一方、今年の日本GPを制し、開幕戦でもイム・チビンを豪快なヒザ蹴りで40秒殺した城戸も4強入りを目指す。強豪アルトゥール・キシェンコを倒せば、一気にスターダムを駆け上がるだけに、「倒す自信はある。今回もカウンターで倒しますから見ててください」と自信をのぞかせる。 そればかりか「相手はボディーを打ってくるでしょうから腹を鍛えた。1日100発は(腹を)打たれた」とボディーブロー対策の荒行を行ったことも明かし、「パンチでキシェンコのパッチリお目目を一重にしてやりますよ」と顔面崩壊予告で必勝を誓った。 そろって必勝宣言を放った佐藤と城戸。果たして日本人の伏兵ファイターはベスト8を突破できるのか。2人にはポスト魔裟斗としての熱視線が注がれる。
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スポーツ 2008年07月03日 15時00分
DREAM 柴田勝頼が秋山成勲に対戦要求
DREAMを主戦場とする“狂拳レスラー”柴田勝頼が2日、東京・赤坂サカスでイベントに出席した。21日に開催される「DREAM.5」(大阪城ホール)参戦が正式決定し、“反骨の柔道王”秋山成勲に宣戦布告。ここのところ4連敗中の狂拳は、起死回生の1勝をつかむべく、秋山狩りに名乗りを上げた。 「秋山選手と1人の男としてやりたい。今このタイミングで試合をしたい」。いつになく狂拳の語気は荒かった。 HERO'Sデビュー戦こそ9秒殺をやってのけたが、その後はドロ沼の4連敗を喫している。5・11「DREAM.3」のミドル級GP開幕戦でもジェイソン“メイヘム”ミラー相手に何もできないまま、パウンドの連打で屈辱のTKO負け。それだけに「今このタイミングで試合したい」と起死回生のチャンスをうかがっていた。 そんな矢先に思い立ったのが秋山狩り。この日のイベントで次戦「DREAM.5」の緊急参戦が決まり、まだ対戦相手が決まっていない同じミドル級の秋山を指名。もしここでHERO'S初代王者の秋山を破れば、ドロ沼の4連敗も一気に吹っ飛ぶ絶好の機会だけに「一人の男として闘いたい」と切望したのだ。 秋山がただ単にビッグネームだから対戦要求したわけではない。柴田によれば「(秋山に)魅かれるところは1つもない。でも第一印象から決めていた」とのこと。「一人の男として闘わなきゃいけない」とひたすら同じ言葉を繰り返す。 最後まで挑戦状の動機こそ明らかにしなかったが、秋山といえば、先輩レスラーの石澤常光を倒したり、ヌルヌル騒動を起こした“IQレスラー”桜庭和志とも因縁がある。日ごろ「プロレス最強」を唱える柴田には格好の相手なのだろう。 一方、秋山戦要求に笹原圭一プロデューサーは「まずは今回の話を秋山選手サイドに入れてみてからですね」と回答。さらには秋山が登場する5日の同ファンイベント「FIGHT FESTIVAL」(午後1時開始)内で対戦カードを発表することも明言した。 反骨の柔道王に下剋上を叩きつけた柴田。最後は「やる前から負けることを考えるバカがいるかよ!」と猪木語録を用いて意欲を示した。
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レジャー 2008年07月03日 15時00分
ラジオNIKKEI賞 プロヴィナージュ陣営を本紙・橋本記者が直撃!
今週の福島メーンは秋に飛躍を期す3歳馬の重賞「第57回ラジオNIKKEI賞」(JpnIII 芝1800m 6日)。波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは関東オークス2着の雪辱を期すプロヴィナージュ。芝は初めてだが、血統的にはむしろ芝でこそ真価が発揮される。厩舎の番頭格、鈴木助手は「今後の路線が決まる大事なレース」と位置づけ、全力投球を誓う。同助手を直撃インタビューした。 −−まず前走の関東オークス(2着)を振り返ってください。 鈴木助手「スタート直後につまずき、田中勝騎手が落馬寸前の不利。あれが致命的でした。ユキチャンには8馬身離されたけど、あれが実力とは思っていません」 −−その後は川崎の交流重賞「スパーキングレディーC」(JpnIII ダ1600m 16日)が目標でした。 鈴木助手「楽しみにしていたんだけど、残念ながら補欠の4番目。そこで、秋(秋華賞)に向けて芝の適性をつかむことを課題に、ここへ矛先をかえました」 −−芝は初めてですが? 鈴木助手「父は先週の宝塚記念を優勝したエイシンデピュティやここにも出走するアロマキャンドルと同じフレンチデピュティ。母父がサンデー(サイレンス)だし、適性はあると思います」 −−この馬の長所は? 鈴木助手「牝馬の割には馬格(前走518kg)があって、パワーがある。でも、性格は素直で折り合いの心配がない。乗りやすいから、テン乗り(田中博騎手)もまったく心配ありませんよ」 −−追い切りの感想をお願いします。 鈴木助手「体は仕上がっているので、この時計で十分でしょう。田中博(騎手)も『いい動きでした』と手応えをつかんだ様子でした」 −−枠順と道悪馬場については? 鈴木助手「出たなりで競馬ができるので、枠順はどこでもいい。道悪も滑る馬場以外なら大丈夫」 −−最後に意気込みをお願いします。 鈴木助手「今後の路線が決まる大事なレース。軽ハンデ52kgと男勝りの体を生かして、上位争いに加わってほしい。不安より楽しみの方が大きいです」
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社会 2008年07月02日 15時00分
島田洋七が東国原英夫知事を訴える!?
新たなる遺恨勃発!?先ごろ政務秘書による“暴露本”が発売され、「訴えてやる!」と怪気炎を上げたのは、いまや全国一の人気知事に成り上がった宮崎県の東国原英夫知事(49)。この暴露本騒動での知事の怒りっぷりは「本の売り上げを伸ばしてあげるためのパフォーマンス」との見方が有力だが、そんな折込済みの行動に思わぬ破綻が生じつつある。なんと、ヒガシ知事の行動に、お笑い芸人でベストセラー作家の島田洋七氏がカンカンに怒っているというのだ。 ことの発端はヒガシ知事と旧知の仲でもある政務秘書・吉川敏夫氏の“暴露本”「知事、まさか今夜もピザですか!?」(双葉社)の出版だった。先月24日にこの本が出版されるや、知事はブログに「訴訟」と銘打った文書を発表。いわく「内容は、余りにも事実と乖離している」「かくなるうえは、名誉毀損、営業妨害、出版差し止め等、出版社と著者に対して、法的手段も視野に入れて対応を考えている」などと、ケチョンケチョンにけなしてみせた。 しかし、女性誌記者はこの騒動をバッサリ切ってみせる。「一読すれば本が暴露など何もしていないことは明白。それどころかこれほどの“ヒガシ賛歌”もない。知事が心底怒るような内容は皆無だから、怒ってみせたのは販促のための、いわゆるアドバルーン以外の何物でもない」。さらに「その後、吉川氏の出版記念イベントが中止になったのも2人の間では折込済みでしょう。知事の怒りに吉川氏がへこんで、急病を理由にイベントを中止する…ありそうなストーリーですよねえ」と読む。 事実、出版記念イベントを中止したことで、ワイドショーは即食いつき、朝刊スポーツ各紙もそれなりのスペースを割いて再びこの騒動を報じた。「ただの出版会見なら間違いなくベタ記事ですが、分かりやすいストーリーが添付されてますから!…載せやすいですよね」とは社会部デスク。 そもそも、この騒動自体の成り立ちに怪しい臭いがプンプン漂う。著者の吉川氏は、知事と25年以上もの交際歴を持つ親友で、現在も宮崎県内のマンションで同居生活を送っている。いわば知事の“恋女房”だから、「本気で訴えるわけがない」(前出・女性誌記者)というわけ。すべて予定調和だった、のかもしれない。 本を出版した双葉社によると、「今のところ知事からの正式な抗議はきていません」としながらも、当初「延期」としていた吉川氏の出版記念イベントは「中止になるかもしれません」と弱り声。しかし、別の出版関係者は「本の売れ行きは絶好調らしいですよ。編集担当者は知事のリアクションに『ちゃんと裏も取った内容なのに…』と困惑気味だったようですが、想定外だった40、50代の主婦層が買ってくれているようで、『政治色をなくしたのが勝因だ』と、今は笑いが止まらないようです」と証言する。 本が売れれば自身のPRになるのはもちろん、引いては宮崎県の広告マンとしての功績をまたひとつ増やせることにもなる。ここまでは知事にとっても万々歳の事態なわけだ。 ただ、ひとつだけヒガシ知事はミスを犯してしまったようだ。前出のブログで、吉川氏の著書を「ある意味、あの『がばいばぁちゃん』より法螺である」と、妙な言い回しでダメ出ししてしまったからさぁ大変。 「著者の島田洋七さんがカンカンらしいんですよ」(芸能事務所関係者)というのだ。 洋七氏といえば、ご存知「がばいばあちゃん」ブームを巻き起こした張本人。その関連収益をめぐって吉本興業と対立し、昨年12月をもって完全に契約解除、独立している。 それだけに「唯一莫大な稼ぎを生み出している『がばいばぁちゃん』にダメ出しをされてしまっては立つ瀬がないわけですよ」(前出・事務所関係者)。 同じお笑い芸人同士。さらにヒガシ知事の師匠であるビートたけし氏と洋七氏が親友同士ということもあり、2人の仲は良好だった。2人の対談集「絆 佐賀のがばいばあちゃんと宮崎のてげなかあちゃん」(徳間書店)では、ともに九州で貧乏な少年時代を送った過去を語り合い、互いの母の愛の深さについて“激しく同意”している。 「逆にだからこそ、洋七とすれば『なんで?』となっているらしい。それこそ『訴えてやる!』なんてことも言っているようですよ」(前出・芸能事務所関係者) 果たして、知事のブログの文言は、これも話題づくり、との読みからのものか、それとも単なる飛び火なのか。いずれにしても、自身の立場を「どげんかせんといかん」…なんて事態に陥らないことを祈るばかりだ。
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芸能 2008年07月02日 15時00分
桂歌蔵インタビュー
毎週木曜連載のコラム「今宵も歌蔵」や伝説のロックシンガーに話を聞く月イチ連載「ロッケン問答」でおなじみの落語家、桂歌蔵が前座時代の体験を基にした小説「前座修行」を刊行した。そこで、この本にまつわる話を聞いてみた。 本書は1991(平成3)年12月に桂歌丸門下に入門してから、1996(平成8)年2月に二ツ目へ昇進するまでの前座時代4年間を「起・承・転・結」の4章に分けて構成した小説だ。出版社からは「師匠から許可を得るの?」と問い合わせがあったという。 「もちろん師匠には事前に“こんな本を出します”と報告して許可はもらってました。でも原稿を見せてたら出版自体が不可能だったでしょう。なので、誰にも相談せず独断で出しました。ただ、うちの師匠も含めて今も現実にいらっしゃる方々ばかりなので、そのままドキュメンタリーみたいに書いちゃうと、いろいろ差し障りがある。そこで、小説という形のフィクションにしたんです」 “起”の章は落語家を志して歌丸師匠に入門を願い出、前座として修行を始めた時代の話。 「こんな世界があるんだ…と私が落語界に飛び込んだのは10数年前。師匠が自宅の近所に借りてくれたアパートに住み込みです。もちろん家賃は師匠持ち。そこから師匠宅に通って、掃除、洗濯、買い物まで家事をすべてやってました。1年間1日も休みナシで」 もちろん楽屋での修行もある。楽屋でネタ帳を付けたり、出囃子(はやし)の太鼓を叩いたりといったルーチンワークはもちろん、楽屋に控える師匠のみなさんの着替えを手伝ったりといった気を使う仕事もある。 「落語界というのは、とにかく年功序列。お茶を出す順番ひとつ間違えただけで楽屋じゃエラいことになりますから。師匠方全員の名前と顔を覚えるのは当前。一番気を使うのが序列が微妙な場合です。例えば楽屋に師匠が2人いて友達同士みたいに話していると、どちらが先輩か分からなかったりする。そこを見抜いてお茶を出さなきゃいけないわけですよ」 まだ1年目は見習いみたいなもの。師匠方も新弟子ということでようすを見ているところがある。本格的に厳しさを増すのは2年目から。ここを描いたのが“承”の章だ。 「2年目に入れば師匠も“もう大丈夫、逃げないだろう”と(笑)。だから毎日が小言の嵐。ジャブとストレート、たまにアッパー、みたいな(笑)。それもアゴが外れるようなね。うちの師匠は落語会でも一、二を争うほど躾(しつけ)が厳しいことで知られてますから、その門下に入った時点でこうなることは目に見えてたんですが(笑)」 前座は芸の修行ではなく人間修行の期間。それに2年目は毎日が夢中だったから、どんなに厳しい小言をもらっても当然だと思っていたそうだ。 「あくまでも私は“噺(はなし)家”になりたかったから。ずっと師匠は『笑点』に出てるけど、自分自身はテレビに出ようとは思わなかった。一生を寄席でまっとうする芸人を目指していたんです」 とはいえ、2年間も小言を毎日もらっていたら相当ストレスがたまる。3年目に入ると精神的にささくれ立ち、それを解消するため酒におぼれるという悪循環に陥っていた。ちょうどこのとき“転”機を迎える。 「そのころ、元世界ミニマム級チャンプだった大橋秀行さんが家の近所にボクシングジムを開いたんです。私と大橋さんは同じ年だし、なんか運命的なものを感じて(笑)通うようになりました。29歳でプロライセンスが取得できるギリギリだったんですが、幸いにもテストに合格して大橋ジムのプロ第一号になったんです」 ライセンスを取得したのだから、もちろん次はデビュー戦。だが、前座修行中の身には落語家をあきらめない限り無理な話である。 「もちろんデビュー戦への思いはありましたが、もし師匠に話せば“そっちで頑張んなさい”と破門されるのがオチ。自分のベースは落語かボクシングかを考えたら、それは落語です。自分が落語家だったからこそ大橋会長も全面的にバックアップしてくれたわけでね。話題になりますから。それでライセンスが取れたようなものです」 泣く泣くデビュー戦はあきらめたが、達成感はあったという。 「朝は師匠宅で家事、昼は楽屋仕事、夜はジムで1時間半トレーニング…相当キツかった。よくやれたなと思いますよ、他人事みたいですが。でも、前座修行とボクシングのトレーニングを両立させたという自信が、その後の落語家人生に役立ってます。ただ、スパーリングしてると顔がボコボコになるでしょう。すると楽屋でウワサになるわけですよ。アイツは夜な夜な街でケンカばかりしてるって。二ツ目の先輩から相当イジめられて、そっちのほうが大変でした」 入門してから3年半、二ツ目昇進の話が持ち上がり、ようやく前座修行“卒業”の目が出てくる。それが“結”の章だ。要は前座の厳しい修行に耐え、師匠方から“コイツは落語家としての基礎が身に付いた”と評価された者だけが二ツ目への道を許されるのだ。 「笑いの才能に自信のあるやつは落語界に来ませんよ。特に今はNSC(吉本興業の養成所)をはじめ大手芸能プロが続々と養成所を設立してますからね。簡単に芸人になれますから厳しい前座修行なんてやる必要はない。逆にお笑いに自信のないやつが落語家になるんでしょう。大師匠方にイチから仕込まれ、厳しい修行を乗り越えて一人前になるわけで。むしろ笑いの才能に自信を持っているやつほど潰されます。これから芸人を目指すみなさん、ご参考までに」
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GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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