ちゃん
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レジャー 2009年02月03日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年シルクロードS ここ一番に強かったマイネルラヴ
1999年の「第4回シルクロードS」は、関東から遠征したマイネルラヴが優勝を飾った。 重賞はシルクロードSを含め3勝を挙げているが、1998年のスプリンターズSは今もオールドファンに語り継がれる。このレースは“短距離界のドン”タイキシャトルの引退レースで、引退セレモニーも用意されていた。マイネルラヴのケイコ役だった関野助手(現調教厩務員)は、ひと昔前の記憶の糸を手繰り寄せ、次のように話した。 「戦前からタイキシャトル一色だったけど、何くそと思ったよ。内心、チャンスは十分あると思っていたからね(笑)」 ゴール前は、タイキシャトル(3着)、シーキングザパール(2着)に挟まれ、火の出るような叩き合いを展開。アタマ抜け出したところが栄光のゴールだった。王者のプライドを木っ端みじんに打ち砕いた見事なヒールぶりに、関野助手の鼻は天狗(てんぐ)のように高くなった。 もともと、ドラマチックな馬だった。実は3歳の秋、電撃的なトレードで稲葉厩舎に転厩してきたのだが、「ウワサが流れた時、『すごい馬がくるらしいぞ』って、厩舎はその話で持ちきりだったよ」と関野助手。「実際、またがってみて鳥肌が立ったね。背中が全然違ったもの」と感慨深げに振り返る。 そして、転厩初戦のセントウルS優勝によって、関野助手の自信は確信に変わっていった。話は前後したが、スプリンターズSの後、ガーネットS11着、阪急杯5着と連敗を重ね、燃え尽き症候群に陥ったかに見えた。 その矢先、シルクロードSを優勝し、鮮やかに復権を果たしたのだった。しかも、松永幹騎手(現調教師)はたった一度のコンビで、ワンチャンスをものにしたのだからドラマチックではないか。 結局、これが最後の勝ち星となり、2連覇を目指した翌年は4着に終わっている。そして、2000年のCBC賞(12着)を最後に引退→種牡馬入りした。通算勝ち星は5勝。産駒の中から中央では、コスモヴァレンチ(04年小倉2歳S)、マイネルハーティ(05年NZT)、コスモフォーチュン(06年北九州記念)、ゲットフルマークス(09年京王杯2歳S)の4頭が重賞タイトルを獲得している。
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トレンド 2009年02月02日 15時00分
どきどきワクワク!バレンタイン川柳傑作選
今年も勝負の日がやって来る。2月14日。愛の告白の日、聖バレンタインデーだ。微妙な関係にある男女のワビ、サビ、機微がいやおうなくドラマを生み出す。そんな訳アリの一日を詠んだ川柳の数々がこのほど発表された。メリーチョコレートカムパニー主催の「バレンタインどきどき、ワクワク川柳傑作選」だ。応募総数2万8000通余りの中から選ばれた作品は全部で50作。悲喜こもごもの感情が込められた句を読んで、きたるべき決戦の日に備えるもよし、他人の幸福に唾棄するもよし、そこは自由だ! (1)「希望の灯 消さずアラフォー チョコを撒き」(詠み人・25歳、OL) 昨年の流行語大賞ともなったアラフォー。アラウンド40といえば、リッチシングルを謳歌するのはあくまで表の顔で、その実、人生を賭した最後の婚活に気合が入っていそう。ましてバレンタインは正真正銘の決戦の日。少しでも芽のありそうな向こう三軒両隣に義理チョコを装った“ちょびっとだけ本気チョコ”を配り歩く。そして相手の反応を上目遣いでシビアにうかがっている。そんな情景をコミカルに詠んだ句かと思いきや、よく見れば詠み人は25歳のOL。…とすると、なりふり構わない40女を嘲笑しているか、あるいは意中の男性にちょっかいを出す年増女に恨みを込めて詠んだものともとれる。いきなりディープな句じゃないですか。 んで、本物のアラフォー女性が詠んだ句はこれ。 「ほうびチョコ 彼用みたいな 顔で買う」(40歳、自由業女性) なんでもここ数年、バレンタインにあえて自分用のチョコを購入する女性が増えているという。チョコ業界ではこの現象を「マイセルフチョコ」と言うそうな。「バレンタインに合わせて有名ショップは新製品や限定品を投入するから、あげるのもったいなくなっちゃう〜」とは32歳OLの弁。詠み人にカレシやダンナがいるのか知ったことではないが、句を読んでうら寂しい気持ちになるのは男性心理か? そして次もアラフォーによる句。 (2)「メタボには 空箱だけの エアチョコ」(42歳 無職女性) …この妙な字足らずが詠み人のすべてを表している気がしてならない。なぜに終わりに「だ」とか「を」を付けないのか? 一読すると、メタボのダンナに「あなたにはエアチョコよっテヘッ♪」的な冗談をかます主婦像を喚起させるが、実は詠み人もマイセルフチョコ派なのではないか? そう仮定すればメタボのおのれに罰を与えるアラフォーの姿が浮かび上がる。いやいや、最後に「だ」を付けるのすら面倒くさがる作風からは、決してアラフォーなんて格好いいシロモノではなく、「オバちゃん」な詠み人の姿が伺える。字足らずの結果、目立っているのは事実で、そこがまたオバちゃんぽいのだ。 女性編もさらに歳を重ねると…。 (3)「ガソリンも チョコもセルフの 味気なさ」(56歳、主婦) 悲しくなってきました。ガソリンもセルフ、チョコもセルフ、自分を慰めるのもセルフ、今は何でもセルフの時代。セルフチョコの包装を開いて、丁寧にたたんでいるときのむなしさが良く描けている。ガソリンはセルフでも良いけれど、やっぱりチョコは気になるあの娘からいただくべきものだ、と再認識。 一方、男性の句は…。 「言葉より 上手に口説いて くれるチョコ」(62歳、自営業男性) サラッときれいごとを詠みあげるところはジェントルマンか。しかし、「確かにチョコに口説かれたよ。相手もその気なんだなと。手作りチョコだもんね、いいんだよね、オレが本命ってことで。それでコクったら見事玉砕。本命彼氏は別にいるって? じぁあ手作りチョコなんて渡すんじゃねーよ! あんたのは100均チョコを溶かして型入れしただけだって? 知るかっ、そんなの見比べなけりゃわかんねーっての。見事上手に口説かれちまったオレの気持ちはどこにぶつければいいんだよ〜ン」…な〜んてシーンも思い浮かぶ。 次はお父さんの句。 「チョコレート パパに『も』あげる 『も』が不満」(53歳、会社員男性) 「も」は確かに不満だろう。たとえ本命彼氏の練習台であったとしても、娘からチョコをもらいたい。家ではまともに話もしてくれなくて、洗濯だって別々。これで今年はチョコなしなんてことになったら…。最後の手段は妻に根回しして、パパに「も」チョコをあげてもらうように言ってもらうことか。お父さんの悲哀を一字に込めた秀作。 主催のメリルチョコレートカムパニー広報担当によると「応募者は小学生から80歳代までで、男女比も半々くらい」とのこと。老いも若きも恋に惑う。結局、そんな自分が生涯好きなんです!? 他の入選作は同社HP http://www.info-ginza.com/mary/を参照。
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社会 2009年02月02日 15時00分
オバマ米大統領が狙う北朝鮮地下資源
バラク・オバマ米大統領(47)が北朝鮮の地下資源を狙う!? 未曽有の経済危機をどのように乗り越えるかオバマ氏の手腕に世界が注目する中、その北朝鮮政策にも熱いまなざしが向けられている。今後の米朝関係のキーワードに北朝鮮の「地下資源」が浮上。取り組みいかんでは日本の北朝鮮外交は大きく左右される。正義か金か、損得勘定で「チェンジ」されてはたまったものではない。 華々しく誕生したオバマ政権。当面の課題は米国発金融危機に端を発した不況への対応で、待ったなしの状況にある。 一方、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は昨年12月に閉幕したまま、次回日程も決まっていない。オバマ氏は日米韓タッグを堅持する方針を示しているが、“地下資源狙い”が絡むようならば雲行きが変わることも予想される。 一般に“北朝鮮=資源が乏しく貧しい国”といったイメージがある。しかし、そうした見方は近年変わりつつある。 韓国の大韓鉱業振興公社は2007年、北朝鮮の鉱物資源などの潜在価値を3719兆ウォン(約370兆円)と推計した。日本の国家予算の4倍を超える地下資源が眠っている計算だ。 かつては、米国が北朝鮮への軍事行動に出ない背景を原油資源が豊富なイラクと比較し、「何もない国を攻めてもメリットがない」と裏読みする声もあった。もはやそんな見方は古臭い。 地下資源で最も注目されているのは「レアメタル」。その名のとおりレア(希少)な金属のことで、主要産業製品の製造には欠かせない。世界的な枯渇が懸念されている(※別項参照)。 米国の調査では、北朝鮮に豊富なレアメタルが埋蔵していることが明らかになっている。ある北朝鮮ウオッチャーは「米国が北朝鮮との融和に傾いた一因に、資源があるとされている」と話す。 米国は昨年、日本の反対を押し切る形で北朝鮮に対するテロ支援国家指定と敵国通商法を解除した。米国と北朝鮮との交易に事実上の“足かせ”はなくなった。ここに早めに資源を獲得しようという、したたかな米国の戦略が透けて見える。 狙っているのはレアメタルだけではない。「米国はとくにウランに注目している。米国はウラン燃料の確保でロシアに大きく遅れをとり、危機感を持っている。ウランの世界的な推定埋蔵量が400万トンとされる中、実は北朝鮮だけで400万トンの埋蔵量があるとの推計がある」(前出・ウオッチャー)。当然、オバマ氏の耳にも北朝鮮地下資源の情報が入っている。 資源争奪戦はすでに始まっている。北朝鮮と関係が深い中国はもちろんのこと、EU諸国も動き出した。イギリスは06年には金融監督庁が北朝鮮向けの開発投資ファンドに許可を与え、鉱山開発に乗り出している。 地下資源以外でも近年、外国企業の北朝鮮進出は顕著だ。エジプトの通信大手「オラスコム・テレコム」はさきごろ、平壌での第3世代携帯電話通信サービスを開始すると発表したばかり。 昨年訪朝したジャーナリストによれば「(以前と比べ)平壌のホテルでは外国人の姿をとにかくよく見かける」という。抜け目のない各国は、北朝鮮市場を新たなビジネスチャンスととらえ、将来を見据えた“地盤固め”に躍起だ。 迎え入れる北朝鮮側はどうか。北朝鮮事情に詳しい評論家の河信基氏は「北朝鮮は『2012年に強盛大国の大門を開く』としている。それまでに経済再建のメドをつけなければならない。そのためには外資と技術の導入が必要だ」と指摘する。 日本は指をくわえているしかないのか?○別項1・レアメタル レアメタルとは、何らかの理由で希少な金属のこと。チタン、ニッケル、白金(プラチナ)などを指す。液晶テレビやパソコン、携帯電話、自動車などの製造に不可欠な材料で「産業のビタミン」とも呼ばれている。 しかし、枯渇を心配する声があり、確保が困難な状態になるとされている。産出国が偏っていて、レアメタルの多くで中国が輸出量の世界1、2位を争っている。○別項2・北朝鮮の地下資源 もともと、北朝鮮の地下資源に最初に目を付けたのは日本だといわれている。1910年に日本は朝鮮半島に「朝鮮総督府」を置いたが、各地で調査を行い、豊富な資源が眠っていることをつかんだ。 現在も旧財閥系の企業が資料を保管していると考えられている。
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スポーツ 2009年01月31日 15時00分
大相撲 朝青龍の品格問題吹っ飛んだ
復活優勝のガッツポーズ問題などで横綱の品格を問われている朝青龍を、再度の大麻汚染が助ける形になった? 千秋楽で見せたガッツポーズが問題視されていたことはつゆ知らず、朝青龍はこの日モンゴルから再来日。空港では報道陣からガッツポーズ問題について問われ、当然のように「知らない」と話した。その後は自身のしこ名を貸すちゃんこ店「ワールドちゃんこ朝青龍」(東京・両国国技館前)のオープニングパーティーに顔を出すはずだったが、結局姿を見せなかった。 この日は大麻問題がぼっ発したことから、朝青龍のガッツポーズ問題はひとまず小休止となった格好だ。
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スポーツ 2009年01月31日 15時00分
新日本プロレス 永田が2・15両国での後藤戦要求
新日本プロレスのシリーズ開幕戦が30日、東京・後楽園ホールで行われた。世界ヘビー級王者の永田裕志が、タッグ戦で後藤洋央紀にまさかのピンフォール負け。2・15両国国技館大会でのリベンジマッチを要求した。 IWGPヘビー級王者の棚橋弘至との“チャンピオンタッグ”で、中邑真輔&後藤のイケメンユニットRISEと激突した。 1度は必殺バックドロップホールドで後藤をブン投げたが、その直後に中邑のランドスライド、後藤の昇天・改を食らってマットに沈んだ。 まさかの3カウント献上に永田は「両国でやってやる」と再戦要求。昨年2月の両国大会では試合前に脳の異常を発症し実現しなかった後藤戦を熱望する格好となった。 一方、タッグパートナーの棚橋は、2・15両国国技館で保持するIWGPヘビー級をかけて激突するチャレンジャー中邑との前哨戦となったが、勝敗には絡まずに終わった。1・4東京ドームで新王者となって初めての試合を白星で飾ることはできなかった。
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スポーツ 2009年01月31日 15時00分
サッカー 岡田監督空回り
サッカーW杯アジア最終予選のオーストラリア戦に挑む岡田武史監督は30日、都内のJFAハウスでメンバー発表した。日本時間29日の敵地バーレーンでの敗戦ショックが尾を引いているのか、岡ちゃんはひとり空回りした。 冴えない口ぶりだった。この日、2月4日のキリンチャレンジカップ(フィンランド戦)と11日のW杯アジア最終予選(オーストラリア戦)のメンバー25人を発表。会見では格下バーレーンに完封負けした悲劇を「タイミングが悪いのか、私になってバーレーンには3回のうち2回負けてる。すごい確率…」と相性が悪かっただけと言わんばかりに振り返った。 敗戦ショックにも開き直ったが、人選もパッとしない。12月に右ひざを手術した闘莉王の代表復帰と、中村俊輔をはじめ海外組5人を招集するなどお馴染みのメンバー。今年1月になって初めて呼び寄せた海外組の本田圭介は選ばなかった。 会見終了後はフィンランド戦のチケットの売れ行きが悪いことに自ら言及。日本サッカー協会広報担当者の「チケットが若干残っています」というアナウンスにも、わざわざ「(残りのチケットは)若干じゃないので、よろしくお願いします」(岡田監督)と割って入る一幕も。自らの代表チームの不人気ぶりを恥じもせずにPRした。
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その他 2009年01月31日 15時00分
森下理音ちゃん大特集予告
内外タイムス2月3日号(2月2日発売)に森下理音ちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>4月26日 宮崎生まれ血液型:A型スタイル:T163 B93 W59 H95デビュー:2004年1月16日「新宿ニューアート」において趣味:ショッピング、お酒初エッチ:13歳性感帯:チクビ所属:浅草ロック座 <スケジュール>2月1日〜10日「仙台ロック」 みなさん応援よろしく!
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レジャー 2009年01月30日 15時00分
東京新聞杯 藤川京子 マルカシェンクが末脚一閃よ!
◎マルカシェンクの鬼脚が府中で爆発します。 前走の京都金杯は懸念されていたゲートで出負け。後方に置かれる形となってしまいましたが、4角11番手から内ラチ沿いをスルスルと伸び、勝ち馬から0秒3差の2着を確保。57キロの勝ち馬が好位でスムーズな競馬をしていたことを思うと、ハンデ57.5キロを背負ってこの内容は立派です。 長期休養から復帰後はニューイヤーSと関屋記念を優勝。そして、前々走のマイルCSでは、4角17番手から大外を回り、メンバー最速の上がり3F33秒9の脚を駆使して0秒4差6着。GIでも互角の勝負ができるまで立ち直ってきました。 東京はダービーと毎日王冠で4着があり、相性はバッチリ。器用さに欠ける分、どうしても後方からの競馬になってしまいますが、直線が長く広いコースでは、しっかりと持ち前の末脚を発揮してくれます。3走前の富士S13着は、前に有利な流れでしたし、包まれ通しで動くに動けなかった一戦。度外視していいでしょう。 減っていた体も戻り、完全復調した今、別定のGIIIでは一歩リード。チャンスです。
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芸能 2009年01月30日 15時00分
桂歌蔵の芸人バカ一代 丸山おさむ編
今回、登場するのはモノマネの丸山おさむ。3オクターブの声域、知的でウィットに富んだ笑いをモノマネに取り入れ、文化人、評論家にファンが多い。1997年には「歌まねでつづる戦後歌謡史」で文化庁芸術祭優秀賞を受賞。そんな丸山に語ってもらった。 −−丸山さんが芸人になったきっかけは? 「最初は高校を卒業して家電メーカーに就職してたんだ。独身寮でね、2人相部屋だったんだけど、先輩が意地の悪い人だった」 −−それが何で芸人になるきっかけに?(笑) 「その寮を出たかったんだね。そのころ、20歳前後で、それまでおれは中学高校時代、人前で芸を披露したことなかったんだよね」 −−それで、いきなり芸人に!? 「そう。当時、テレビで『ぎんざナウ』とか『ヤングOH!OH!』とか素人が参加する番組を食堂のテレビで見てたんだ。相部屋のテレビは先輩で見れなかったから(笑)。で、同期のやつと番組を見ながら話をしてたら、そいつが勝手におれの名前で応募したんだ。そいつが言うにはお前が出れば公開放送を生で見に行けるってね(笑)。おれも負けず嫌いだから番組でどんな芸をやろうか、いろいろ考えた。芸能人の野球大会とかね。ピッチャー、キャッチャー、解説者は誰々、とね」 −−そのモノマネでコンテストを勝ち抜いたんですよね? 「『ぎんざナウ』は4週勝ち抜いて、『ヤングOH!OH!』はチャンピオンになった。前年度のチャンピオンはオール阪神巨人」 −−それでプロになる自信がついた? 「いやいや、もう工場での仕事はやめて寮を出てたけど、まだまだだったね。当時、公開番組の前説をやらせてもらえることになったんだけど、1回のギャラが源泉引かれて4500円。月に1万8000円の収入だけ(笑)」 −−確かにそれじゃ食えないですね(笑)。 「けど10年間、そのテレビ番組の前説仕事をやらせてもらったけど、現場で鍛えられたね。当時は歌番組はフルバンドでね。歌手もマネージャーもリハーサルに来ないで本番ギリギリにスタジオ入りするから、こっちがバンドに合わせてリハをやんなきゃいけなかった。しかも、その歌手のキーで曲を歌わなくちゃいけない」 −−その仕事が、丸山さんの基礎を作った下積み時代だったんですね。 「そうだね。それにいろんな歌手を身近に見られて勉強になったね。美空ひばりさんがすごかった。プロデューサー的な人だった」 −−というと? 「自分のバンドを連れてくるでしょ。で、番組にはレギュラーのハコバンもいるわけだし、合同でバックを務めるわけだから」 −−そりゃ周りは緊張しますよね。 「軽いダメ出しにも緊張するよね。そうなると照明もカメラも気合いが入ってくるわけだし、ひばりさんはスタッフの士気を上げる力があった。そのころ、寄席にも行ったしキャバレーやナイトクラブのフロアーショーを見に行ってた。今の綾小路きみまろさんも出てた。客やホステスをいじっててね、うまいいじり方をするんだ、これが」 −−前説以外の仕事は始めてました? 「昔はパッケージショーと言って、1人の歌手が司会や漫才、マジシャンと何人も連れてショーをやってたころでね。そのメンバーに入れてもらってた。当時のカラオケは、歌手が歌ってたレコードのオケをそのまま使ってたんだ。だから、そのころマネしていたトシちゃんやマッチのマネージャーに頼んでカラオケをもらったりした。これは今のものまねの若手に言いたいんだけど、歌手と同じキーじゃないと絶対似ないんだよね。今は安易にキーを変えてモノマネをしたりしてるけど、それはモノマネとは言えないと思うよ」 −−さまざまな体験や研究が実って、丸山さんは何年か前に芸術祭賞を獲りましたね。 「11年前かな。『戦後歌謡史』、あれは寄席で作ったネタだよね。アカペラで歌っていくスタイルでね。けど、今でもどんどん内容は変えていってるよ」 −−ノスタルジックなネタですけど、時事ネタを取り入れて進化させているわけですね。丸山さんの芸風と芸に対する考えは独特ですもんね。 「“真似の真似でないこそ本当の真似”。これサイン求められた時に書く言葉なんだけど(笑)。確かに僕の芸は落語の話術の要素もパントマイムも歌も入っている。総合的な笑いを目指している。けど結局は面白くないとダメなんだけどね」
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芸能 2009年01月29日 15時00分
グラドル直撃インタビュー “パイピンク”助川まりえ&“パイグリーン”鈴木じゅん
巨乳グラドル5人が組んだ空前絶後のセクシー戦隊ヒロイン「爆乳戦隊パイレンジャー」。発売中のDVD(リバプール)に続き、今月末にはCD(ジョリー・ロジャー)もリリース。そこで“パイピンク”助川まりえちゃんと“パイグリーン”鈴木じゅんちゃんに話を聞いたゾ! パイレンジャーのお仕事って何ですか? 助川 「パイエナジーで地球の平和を守ることです。いつもは普通の格好でパトロールしてるんですよ」 鈴木 「でも、何か事件が起きると変身して、5人で力を合わせて解決するという」 パイエナジーっていうのは? 助川 「女の子なら誰でも持ってるエネルギーです」 鈴木 「オッパイの形や大きさ、柔らかさで変わってくるんです」 見どころはどこ? 助川 「パイの揺れです。コスチュームは最初もっと胸ぐりが浅かったんですよ」 鈴木 「これじゃパイレンジャーじゃないって、大きく広げてもらって。やるからには徹底的にならないと」 助川 「ただ、アクションシーンでオッパイが揺れると、すごく痛いんです! この痛みに耐えながら地球の平和を守っていること、みんな知ってるの? だから、もっと世間も私たちのことを分かって!って(笑)」 鈴木 「あと、戦隊モノなんでアクションですね。足を高く上げてキックしたり」 助川 「コスチュームは胸を強調してますけど、お尻はアクションしていると食い込んできて、Tバックになっちゃって大変でした」 鈴木 「ハデにキックすると思いっきり見えちゃうんで、加減してやってました。飛んだり跳ねたりすると、みんな出ちゃう(笑)」 助川 「そのときは『パイエナジー出てるよ』って注意してました(笑)」 撮影での苦労は? 助川 「夏の炎天下でロケしたので日焼けがキツかったです。もう、パイ焼け(笑)」 DVDは発売中です。 助川 「こないだ2人でTSUTAYAに行ったら、たなの上のほうにあって。これじゃダメだと」 鈴木 「カウンターの前だったのに、台に登って目立つ場所へ並べかえました(笑)」 助川 「こうして隊員自らが毎日パトロールに励んでいるんですよ(笑)」 鈴木 「次の日に行ったら、また元の場所に戻されてたけど(笑)」 DVDだけじゃなく、CDも出しますね。 助川 「今まで生きてきた中で一番『パイ』って言いました(笑)。もう、パイ好きにはたまりません」 鈴木 「戦隊モノなのにパラパラ系。一度聞いたら耳から離れません」 今後、続編もアリかな? 助川 「それはまだ分かりません。でも、深夜にテレビで放送すれば絶対に見るよって、何人も友達から言われました」 鈴木 「日曜の朝が普通の戦隊モノなら、土曜深夜はセクシー戦隊ものがあってもいいのでは(笑)。本物の戦隊マニアの方にも、ぜひ温かい目で見てもらえたらと」 イベントやります。 助川 「2月14日の土曜日、石丸電気ソフト2で午後2時と4時の2回です」 鈴木 「最初だからこそ売れたいし、このイベントを通じて皆さんになじんでほしい。子供たちにも広まるといいなって思います」 では、メッセージを。 助川 「パイレンジャーは男性にオッパイを見られることでエナジーが高まります。いつも5人の胸を見ていてくださいね」 鈴木 「パイは地球を救う…以上です!(笑)」 最後に隊員じゃなく、タレントとして一言。 助川 「1月31日、秋元康さんプロデュースのアイドル選手権『プッシュ★ワン』に出場します。ネットからも投票できるので、応援してください」 鈴木 「2月6〜8日、銀座みゆき館劇場で舞台『PUNCH LINE! Vol.04〜笑いと音楽のショー』に出演します。ぜひ見に来て下さいね」<プロフィール> すけがわ まりえ(=写真左) 1986年10月13日生まれ。茨城県出身。T160、B90W59H85。O型。特技=声楽、ものまね、口笛のスタッカート。 すずき じゅん(=写真右) 1986年7月6日生まれ。兵庫県出身。T152、B90W59H88、AB型。趣味=水泳、ピアノ。