前走の京都金杯は懸念されていたゲートで出負け。後方に置かれる形となってしまいましたが、4角11番手から内ラチ沿いをスルスルと伸び、勝ち馬から0秒3差の2着を確保。57キロの勝ち馬が好位でスムーズな競馬をしていたことを思うと、ハンデ57.5キロを背負ってこの内容は立派です。
長期休養から復帰後はニューイヤーSと関屋記念を優勝。そして、前々走のマイルCSでは、4角17番手から大外を回り、メンバー最速の上がり3F33秒9の脚を駆使して0秒4差6着。GIでも互角の勝負ができるまで立ち直ってきました。
東京はダービーと毎日王冠で4着があり、相性はバッチリ。器用さに欠ける分、どうしても後方からの競馬になってしまいますが、直線が長く広いコースでは、しっかりと持ち前の末脚を発揮してくれます。3走前の富士S13着は、前に有利な流れでしたし、包まれ通しで動くに動けなかった一戦。度外視していいでしょう。
減っていた体も戻り、完全復調した今、別定のGIIIでは一歩リード。チャンスです。