ちゃん
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芸能 2008年12月25日 15時00分
これぞ真“清純派”松山メアリ
もはや死語となった“清純派”がピッタリとくる女のコ、松山メアリ(T158、B80W56H80、17歳)のDVD「妹・日和」(リバプール)が好評発売中だ。 離れ離れになる兄妹の切ない気持ちを表現した甘酸っぱい作品。田舎で過ごすお兄ちゃんを見送る妹の気持ちは…。メアリちゃんの神秘的なかわいさが見る者をとりこにすること間違いなし。(写真=新体操で全国大会出場経験が2回あるという松山メアリ)
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レジャー 2008年12月24日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日)最終追い切り マツリダゴッホ 連覇へ向け、万全の仕上がり
ディフェンディングチャンピオンの名にもかけて負けられない! 「第53回有馬記念」(GI、中山芝2500メートル、28日)まで、あと4日と迫ったクリスマスイヴの早朝、美浦トレセンでマツリダゴッホが躍動感あふれるフットワークを披露した。前走のジャパンCでは、鬼門とされる左回りの東京で小差4着に激走。自分の庭、中山に戻るここは昨年以上のパフォーマンスを見せつけてくれそうだ。 昨年のグランプリ馬マツリダゴッホが、連覇へいよいよカウントダウンに入った。 首尾よく歴史的偉業を達成した暁には、スピードシンボリ(1969、70年)、シンボリルドルフ(84、85年)、グラスワンダー(98、99年)、シンボリクリスエス(2002、03年)といった歴代の名馬に肩を並べる。 陣営はいたってリラックスムードに包まれている。これが王者の風格と、余裕なのか。「状態に関して不安な点は何ひとつない」と万全の仕上がりを強調する国枝調教師。「どっしり落ち着いていて、ヤル気がないのかなって。毎日、一喜一憂しているよ」と笑いを誘った。 宿命のライバル、ダイワスカーレット対策は?と水を向けても柳に風。「マサヨシ(蛯名騎手)におんぶにだっこ。すべて任せているよ」と煙に巻いた。 当の蛯名騎手も「アンカツ(安藤勝騎手)さんに知られたら困るから(作戦は)明かせない」と口にチャックをして、周囲を笑わせた。ピリピリした緊張感はかけらも感じられない。 昨年はその他大勢の一頭(9番人気)にすぎず、言葉は悪いが棚からボタ餅を手に入れた格好だった。が、今年は押しも押されぬ真打ちに成長を遂げた。 蛯名騎手は「(前々走の)オールカマーで差す競馬を身につけ、脚質に幅が出た。ようやく本格化したね」と自信を見せる。続くジャパンCがその証し。鬼門の左回りで0秒2差4着ならもう本物だろう。まして、<7111>、重賞5勝とメンバー屈指の実績を誇る中山コースなら怖いものはない。人事を尽くして天命を待つのみだ。 【最終追いVTR】蛯名騎手を背に、坂路を1本上がった後、ポリトラックで単走。テンはゆったりと入ったが、5F標過ぎから徐々に加速。抜群の手応えのまま直線を迎えると、クビを上手に使ったフットワークで糸を引くように伸びてきた。究極の仕上がりだ。
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その他 2008年12月24日 15時00分
ケイリン徒然草 前代未聞の9選手失格に思う事
14日のいわき平レインボーカップA級準決で1着の矢端誠二(群馬)は内線突破で失格、残りの8選手も追走義務違反で失格してしまった。宮路智裕(熊本)竹山陵太(宮城)中畑正彦(和歌山)篠塚光一(兵庫)磯野永悟(滋賀)川上真一郎(新潟)白川裕也(青森)丸本孝人(広島)である。 このレースは3着までに入れば、1年間S級2班に上がれるレースだけに、けん制があっても不思議はないのだが、それにしても過度のけん制だった。 最近はGIII戦でもFI戦でもスタートのけん制が多くなっているが、前につくとジャンで抑えられ、引けばまくりの展開になるケースが多く、またはジャンで突っ張って1周半先行をしなくてはならないつらさが先行選手にあるだけに、前につきたがらない。 「なんとか3着まで」と計算すれば、うしろから攻めるほうが有利と考える先行が多い。このケースでは普通6番車がスタートを切って誘導員を追い、一応の隊列が出来上がるのだが、若手の竹山にしても白川にしても前には行きたくないし、追い込み型は前に行けば混戦のレースでは番手キープに紛れてしまうこともある。 いずれも相手の動きを見すぎたのだろう。9選手の気持ちは分からないでもない。A級とS級では賞金が違う。 優勝劣敗の原則からいえば当然だが、S級にいればGIIIやGIIに参加できるチャンスもある。 この失格で疋田敏(愛知)島田裕二(群馬)小野大介(福島)は得をしたことになるが、不成立になった10レースのメンバーの矢端、宮路、竹山、中畑、磯野、川上、白川、丸本の8人が1月からS2にランクされていただけに、惜しいミスでもある。 スタートのけん制は、先行選手の力がA級では特に接近しているからでもあるが、異常なレースは変な疑惑をもたれかねないから、9選手のだれか侠気のある選手が出て欲しかった。 共に「魔がさした」としかいえない。
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その他 2008年12月24日 15時00分
「歩け!ヲタク記者」萌え系霊感アイドル高瀬有紗
新しいタイプの“萌え系霊感アイドル”が誕生した。19日に発売されたDVD「妖怪大世紀」で妖怪役を演じている高瀬有紗(22、T157、78・56・80)。私生活でもガイコツに出くわしたり、家族ぐるみでしょっちゅう霊を見ているという。 有紗は父母、兄、妹の5人家族。妹以外はみな霊感が強いそうだ。しかし、いつ、どこで、どのような霊を見るのか。 「以前住んでいたマンションの踊り場にガイコツが立っていたことがあって、あれは驚きましたね。ガイコツの前を通るとくっついて来ちゃうんですよ。でも、敷地外か室内に入ると消えるんです。霊感は徐々に薄れてきましたけど、本物を知っているから幽霊や妖怪役には興味ありますね」 「妖怪大世紀」では濡れ女を好演。伊豆半島の海に早朝3〜4時からつかるロケもこなした。 「ロケ当日、運悪く嵐が来ちゃったんです。大雨に打たれながら腰まで海に入って、濡れた感じを出すため常にローションをかけ続けての撮影でした。実は、私の演じた濡れ女って実際に鎌倉にある話なんですよ。心霊スポット巡りが好きなお兄ちゃんは、真冬の午前2時に白いノースリーブで裸足の女の子が海につかって砂いじりしているところを目撃したことがあります。写真を撮ったらフラッシュに気付いて、ものすごい勢いで追いかけてきたんですって!」 妖怪役は初めてではない。哀川翔主演の映画「東京ゾンビ」でヒロインの女子高生を追い詰める緑色のゾンビを演じた。 友達と池袋・乙女ロードに通ったり、男装喫茶に行く“腐女子”でもある。「かっこいい人は苦手」なんだって!
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トレンド 2008年12月24日 15時00分
書評「恋愛は投資である」フェルディナント・ヤマグチ著、扶桑社
半導体・電子部品のマーケットアナリストをするかたわら、さまざまな銘柄(美女)に分散投資(二股、三股)をし、うらやましすぎる配当(情事)を手にしている著者。 そんな恋愛の勝ち組の著者は、サブプライムローン問題に端を発する現在の“恋愛投資市場”は深刻な状態だと分析する。「失業中で職探しに走り回る女性が、デートの誘いを喜々として受け入れるだろうか? 景気が悪化すると恋愛投資市場は縮小するのだ」。 しかし一方で変化はチャンスであるともいう。「いけ好かない野郎共が一夜にして恋愛投資戦線から脱落し、彼女イナイ歴10年の素人童貞君が一気に注目銘柄として取り上げられるような事態が各地で発生している」。 見た目やお金じゃない戦略的恋愛術が身につく。(税別1300円)
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その他 2008年12月24日 15時00分
可愛ラムちゃん大特集予告
内外タイムス12月26日号(12月25日発売)に可愛ラムちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>10月30日 神奈川県生まれ血液型:O型スタイル:T158 B85 W57 H85デビュー:2008年12月11日「新宿ニューアート」において趣味:ゴルフ(100ちょっとで回ります!)、ゲーム初エッチ:15歳性感帯:背中所属:浅草ロック座 <スケジュール>1月16日〜31日「浜劇」 みなさん応援よろしく!
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芸能 2008年12月22日 15時00分
テレビ不況で存在感増す!? 久本雅美
「家電芸人」など毎回ユニークなテーマで話題のテレビ朝日系のバラエティー番組「アメトーーク!!」。18日は久本雅美と親交のある芸人を集めた「マチャミ・ファミリー」が放送されたが、久本といえば、創価学会員としてあまりにも有名。そのため、久本を前面に押し出した理由についていろんな憶測が飛んでいる。その背景には“テレビ不況”が透けて見える。 「マチャミ・ファミリー」として出演したのは久本のほか、松村邦洋、モンキッキー、原口あきまさ、「ポカスカジャン」のタマ伸也、「ロバート」の馬場裕之。 「モンキッキーと原口は久本に勧誘され学会員となったとされている。ほかの芸人もおそらくそのつながりだと思う。松村らは久本のことを『ねーさん』と呼んで持ち上げ、久本の歴史を振り返ったり、リアクション芸を要求したり、まるで“マチャミ祭り”だった。番組冒頭では企画意図として、今年で開局50周年のテレ朝と今年で50歳の久本をかけた、とされていたが、ほかにも理由があるはずです」(テレビ朝日関係者) 久本が学会員であるのは周知の事実で、「芸能人の広告塔の代表的な存在で、芸術部副部長の要職に就き、選挙では公明党の候補の応援演説に飛び回る」(週刊誌記者)という。 ここで連想されるのが、なかば都市伝説化している“内P事件”。 「以前、原口とモンキッキーがウッチャンナンチャンの内村光良がMCをつとめていたテレ朝『内村プロデュース』の準レギュラーだった際、スタッフや他の出演者を手当たり次第学会に勧誘。見かねた内村が注意したところ、それが久本の耳に入り、いつの間にか『内P』は打ち切られ、内村が各局であまり起用されなくなったという話です」(芸能ライター) そんな久本に看板バラエティーを預けたテレ朝。その狙いは透けて見えるという。 「このところ、テレビ各局の広告収入が激減。そこで、フジテレビと日テレは広告の割引がほとんどない宗教関連団体に目をつけ、創価学会と関係が非常に深い創価大学のCMを流し始めた。ところが、自民党に批判的なテレ朝では、公明党と自民党が連立与党を結成している関係で創価大のCMが流しにくい。そこで、久本メーンの番組を流すことで、デカイ広告収入を獲得できるのでは、という狙いがあると推測されている」(先の週刊誌記者) “テレビ不況”といわっる昨今、各局は広告を取るのに四苦八苦。パチンコ、消費者金融のCMがやたら目につくようになった。そんな状況だけに、テレビ界における久本の存在感はこれからますます大きくなるかもしれない。
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スポーツ 2008年12月22日 15時00分
大リーグ10大ニュース 1位は松坂大輔の年間18勝
2008年も日本人選手が米大リーグで活躍。一方、ユニフォームを脱いだ選手もいた。メジャーの1年を振り返る。 1位は、レッドソックス・松坂大輔投手の年間日本人最多記録更新。 今季は日米を通じて自己最高となる18勝を挙げ、野茂英雄が1996、2002、03年にマークした16勝の日本人年間最多記録を塗り替えた。デビュー10年目の節目で記録を達成となった。 開幕から無傷の8連勝を達成したが、5月に右肩回旋筋腱板の張りを訴え故障者リスト入り。だが、6月21日に戦列に復帰後も勝ち星を積み重ねた。レッドソックス移籍に際し、6年5200万ドル(約61億円)といわれる契約金を獲得したが、値段に見合う働きをメジャー2年目で示した。 2位は、マリナーズ・イチロー外野手の8年連続200本安打達成。 シーズンを終えての安打は両リーグトップタイの213本。メジャータイ記録となる3年連続最多安打(史上7人目)、史上初となる3年連続両リーグ最多安打を記録した。200本安打以外にも打率3割、100得点、30盗塁、オールスター選出、ゴールドグラブ賞も8年連続。張本勲の日本最多3085安打記録まであと2本に迫った。 3位は、野茂英雄投手の引退。 95年にドジャースとマイナー契約。その年の5月には村上雅則以来31年ぶり2人目のメジャーリーガーとなり、新人賞も獲得。日米で新人賞を獲得したのは、野茂1人だけ。96、01年と2度のノーヒットノーランを達成。トルネード旋風を吹かせ、05年に日米通算200勝を達成したが、その後は思うような成績を残せず。今年4月、ロイヤルズから戦力外通告を受け引退。 4位は、ヤンキース松井秀喜外野手の結婚。 3月26日、25歳、富山出身の日本人女性と米ニューヨーク市内で挙式したことが判明。翌日には似顔絵を手に記者会見し、結婚を報告した。充実した私生活とは対照的に、今季の成績は振るわなかった。古傷の左ひざを悪化させ、9月22日には左膝の内視鏡手術に踏み切った。WBCは辞退の意向を示している。 5位は、フィリーズのワールドシリーズ制覇。28年ぶり2度目の頂点。田口壮外野手は、ドジャースとのリーグチャンピオンシップ1試合のみの出場だった。翌日には戦力外通告を受けた。 桑田真澄投手は、07年パイレーツと契約を結んだが戦力外通告を受けた。08年1月には再びパレーツとマイナー契約を結んだが、3月26日、引退する意思を明らかにした。 次点は田沢純一投手のメジャー契約。プロ野球のドラフトを拒否し、メジャー挑戦を表明し、レッドソックスと契約した。
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スポーツ 2008年12月20日 15時00分
2008プロ野球10大ニュース 原巨人「メークレジェンド」リーグV
西武が12球団最年少の渡辺久信監督の下で4年ぶりの日本一に輝き、アジアのナンバーワンの座も手にして幕を閉じた2008年のプロ野球。歴史的な逆転劇、偉大な記録を築く者、現役を退く者…。記憶に残るプレーが多かった今年1年間を振り返る。 08年のプロ野球最大のニュースは、巨人のセ・リーグ2連覇だ。 リーグ史上最大の13ゲーム差をひっくり返しての大逆転は、若手選手たちの予想を超えた成長が大きかった。 シーズンの滑り出しは最悪だった。開幕のヤクルト3連戦3連敗を含めて5連敗でスタート。ベテラン勢が出遅れ、けが人も重なったことで春先は苦しんだ。 いきなりの試練により、指揮官の起用方針は変更を余儀なくされた。「名前ではなく、コンディション重視で先発メンバーを決める」。実績に左右されることなく、状態のいい選手を積極的に使った。このチャンスを若手が見事にものにした。 投手陣では越智、山口、西村健らが中継ぎに定着。野手では19歳の坂本が遊撃の定位置を奪い、結果的には全試合に先発出場を果たした。外野手では亀井、鈴木尚が一皮むけ、二岡や高橋由の不在を感じさせない活躍ぶりだった。クルーン、グライシンガー、ラミレスと新加入の外国人選手も期待通りの数字を残し、巻き返しに貢献した。 交流戦では優勝争いを繰り広げ、不振にあえいでいた上原や李承●(●は火へんに華)も北京五輪を境に復調した。対照的に首位を独走していた阪神は北京五輪後に失速した。9月下旬には32年ぶりの12連勝(1分け挟む)も記録するなど、夏場以降の猛烈な追い上げで、ついに143試合目の10月10日、2連覇を達成した。劇的な大逆転優勝は「メークレジェンド」と称された。 日本シリーズでは西武に一歩及ばなかったが、数年来の課題である「育てながら、勝つ」を実践した今季の戦いぶりは、今後に期待を抱かせるものとなった。原監督は「意義ある素晴らしいシーズンだった」と総括した。 来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に巨人の原辰徳監督が決まった。サムライジャパンの愛称で連覇を目指す。 10月28日、加藤良三コミッショナーから就任要請を受けた原監督は、無数のフラッシュを浴びながら「日本代表は誇りであり、あこがれ。強いチームをつくる力になりたい」と、はっきりした口調で話した。 当初、北京五輪の日本代表監督を務めた星野仙一氏がWBCでも指揮を執る予定だった。北京五輪でメダルなしの惨敗に終わったが、あくまでその方針は変わっていなかった。 五輪閉幕直後に巨人の渡辺恒雄球団会長が「星野君のほかにいるか」と発言。星野氏自身もテレビ番組などで開き直りとも取れる発言を繰り返したことで、世間の批判が集中した。 2カ月近く難航した監督選考。米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が発したひと言が流れを変えた。「本気で最強のチームをつくろうとしているとは思えない」 加藤コミッショナーも「野球界においても世代交代は必要」と話し、既定路線だった星野氏は候補から消え、セ・リーグ連覇を果たした原監督の名前が急浮上した。 大会2連覇の期待と重圧を一身に集める原監督は「全身全霊をもって務める」と決意表明した。 オリックスの清原和博が波瀾万丈の23年間にわたる現役生活にピリオドを打った。 1軍の舞台に戻ってきた時、清原は今季限りでユニホームを脱ぐことを決めていた。遠征先では顔を合わせた球界関係者に、自らの決断を伝えて歩いた。41歳の誕生日だった8月18日の西武戦。敵地で古巣との試合後、正式に引退の意思を表明した。 西武と巨人で8度の日本一に貢献した清原も、最後は代打専門だった。一流の投手が全力で投げ込む球にはどうしても振り遅れてしまった。限られたチャンスで好結果を残そうと必死だった。一方で「その球なら大丈夫だ」と投手にアドバイスも送り、野手にもロッカールームで、打席に立つ時の心構えを伝えた。自らが培った技術を惜しみなく伝授することが清原流の恩返しでもあった。 現役最後の試合となった10月1日、京セラドームでのソフトバンク戦。各界の著名人が駆けつけ、異様な雰囲気が球場を包む中で「4番・指名打者」で出場した。最後まで直球勝負を挑んできた杉内に豪快なフルスイングで応じ、プロ野球人生に終止符を打った。 「一番三振して、一番死球に当たり、一番サヨナラ本塁打も打った。もちろんタイトルは取りたかったけれど、これ以上求めたら罰が当たる」 清原の目に、少しの悔いも見られなかった。 4位は、渡辺久信監督率いる西武の日本一。 昨年は26年ぶりとなるBクラス。和田、カブレラと両主砲が抜けた。チームを率いるのは、12球団最年少の新監督とあって、開幕前の評価は高くなかった。だが、若き指揮官は「低評価を見返そう」を合言葉にチームをガラリと変ぼうさせた。 「試合中のミスは責めない」というベンチの大方針と、名物となった早出特打などの豊富な練習量で、長打力と機動力を併せ持つ圧倒的な打線を生み出した。片岡、栗山の1、2番コンビが俊足でかき回し、中島やG・G・佐藤、中村が長打でランナーを帰す。故障や北京五輪で主力を欠いても、サブの後藤やボカチカらが穴を埋め、4月から1度も首位を譲ることなくリーグを制した。「汗と涙の結晶が形になった。忘れられない優勝」と男泣きした若き指揮官の姿が印象的だった。 西武は勢いに乗り、ポストシーズン、日本シリーズも制して日本一に。さらにはアジアシリーズも制してアジア一の座にまで上り詰めた。低評価を覆し続けた1年が終わり、来季は追われる立場。渡辺監督は「黄金期を復活させたい」と腕を撫す。 5位は、ソフトバンクの王貞治監督の辞任。 9月23日、突然の退任発表だった。球団首脳が水面下で慰留に努めたものの、決意は固かった。孫正義オーナーには午前中に電話で報告。実兄の鉄城さんにも事前の相談はなかったという。24日は本拠地ヤフードームで今季最終戦。ファンに自らの言葉で別れを告げるため退任の意向を公にした。「プロ野球に入って50年。本当にいい人生を歩ませてもらった。心をときめかせてやらせてもらったのは、幸せだったと思う」と最後は晴れやかな表情だった。 北京五輪では日本野球の威信が失墜した。星野仙一監督が「金メダルしかいらない」と豪語して臨んだ星野ジャパンは、1次リーグ4勝3敗の4位で進んだ準決勝で韓国に、3位決定戦でも米国に敗れメダル獲得はならず。 楽天・岩隈久志投手は、チームが5位と低迷しながら、21勝4敗、防御率1.87、勝率8割4分で投手部門3冠を獲得。沢村賞にも輝いた。 巨人が歴史的大逆転で優勝を遂げたのとは対照的に、首位独走から13ゲームをひっくり返されリーグ優勝を逃した阪神岡田彰布監督は責任を取って辞任。後任には真弓明信氏が就任した。 08年は大記録も生まれた。阪神の金本知憲は、4月12日の横浜戦で通算2000本安打、5月には40歳1カ月で通算400本塁打を達成した。中日の山本昌広は、通算200勝。42歳11カ月での到達は史上最年長だった。 横浜の内川聖一は、8月に4割4分9厘の高打率を残した。シーズンを終えての最終打率は3割7分8厘。ローズが99年に記録した右打者の最高打率を塗り替え、首位打者、最多安打、最高出塁率のタイトルを獲得した。 次点には、巨人の上原浩治、中日の川上憲信の両投手の米大リーグ挑戦表明。FA宣言した2人。近年、高額の契約金で話題となる日本人選手のメジャー挑戦だが、今季は世界的な金融危機の影響が懸念されている。
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その他 2008年12月20日 15時00分
さいとう真央ちゃん大特集予告
内外タイムス12月23日号(12月22日発売)にさいとう真央ちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>3月3日 愛知県生まれ血液型:O型スタイル:T157 B86 W57 H86デビュー:2006年5月1日「新宿ニューアート」において趣味:お花、カラオケ初エッチ:18歳性感帯:胸所属:浅草ロック座 <スケジュール>30日まで「新宿ニューアート」 みなさん応援よろしく!