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大リーグ10大ニュース 1位は松坂大輔の年間18勝

 2008年も日本人選手が米大リーグで活躍。一方、ユニフォームを脱いだ選手もいた。メジャーの1年を振り返る。

 1位は、レッドソックス・松坂大輔投手の年間日本人最多記録更新。
 今季は日米を通じて自己最高となる18勝を挙げ、野茂英雄が1996、2002、03年にマークした16勝の日本人年間最多記録を塗り替えた。デビュー10年目の節目で記録を達成となった。 
 開幕から無傷の8連勝を達成したが、5月に右肩回旋筋腱板の張りを訴え故障者リスト入り。だが、6月21日に戦列に復帰後も勝ち星を積み重ねた。レッドソックス移籍に際し、6年5200万ドル(約61億円)といわれる契約金を獲得したが、値段に見合う働きをメジャー2年目で示した。

 2位は、マリナーズ・イチロー外野手の8年連続200本安打達成。
 シーズンを終えての安打は両リーグトップタイの213本。メジャータイ記録となる3年連続最多安打(史上7人目)、史上初となる3年連続両リーグ最多安打を記録した。200本安打以外にも打率3割、100得点、30盗塁、オールスター選出、ゴールドグラブ賞も8年連続。張本勲の日本最多3085安打記録まであと2本に迫った。

 3位は、野茂英雄投手の引退。
 95年にドジャースとマイナー契約。その年の5月には村上雅則以来31年ぶり2人目のメジャーリーガーとなり、新人賞も獲得。日米で新人賞を獲得したのは、野茂1人だけ。96、01年と2度のノーヒットノーランを達成。トルネード旋風を吹かせ、05年に日米通算200勝を達成したが、その後は思うような成績を残せず。今年4月、ロイヤルズから戦力外通告を受け引退。

 4位は、ヤンキース松井秀喜外野手の結婚。
 3月26日、25歳、富山出身の日本人女性と米ニューヨーク市内で挙式したことが判明。翌日には似顔絵を手に記者会見し、結婚を報告した。充実した私生活とは対照的に、今季の成績は振るわなかった。古傷の左ひざを悪化させ、9月22日には左膝の内視鏡手術に踏み切った。WBCは辞退の意向を示している。

 5位は、フィリーズのワールドシリーズ制覇。28年ぶり2度目の頂点。田口壮外野手は、ドジャースとのリーグチャンピオンシップ1試合のみの出場だった。翌日には戦力外通告を受けた。
 桑田真澄投手は、07年パイレーツと契約を結んだが戦力外通告を受けた。08年1月には再びパレーツとマイナー契約を結んだが、3月26日、引退する意思を明らかにした。
 次点は田沢純一投手のメジャー契約。プロ野球のドラフトを拒否し、メジャー挑戦を表明し、レッドソックスと契約した。

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