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レジャー 2009年02月06日 15時00分
白富士S(オープン、東京芝2000メートル、7日) 本紙・橋本は東京4勝のシンゲンを信頼
<4002>と抜群のコース実績を誇るシンゲンで軸は堅い。 脚部不安でここまで随分と遠回りしたが、ポテンシャルは間違いなくGレベル。重賞初挑戦の中日新聞杯で0秒2差6着と健闘したことがその証明。しかも、道中で馬込みで包まれ、脚を余して負けただけに悔やまれる一戦だった。 6歳になったが、キャリアは11戦と4歳馬並み。その分、まだ底が割れていないし、プラスアルファは計り知れない。オープン特別でメンバーも手薄。チャンスは大きく広がった。 強敵はフサイチアソート。前走は道中でごちゃついて位置取りが悪くなったが、0秒4差なら悲観することはない。重賞勝ちのある東京で巻き返しは必至だ。
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芸能 2009年02月06日 15時00分
民放「冬ドラマ」のお寒い視聴率
今年の「冬ドラマ」が出そろった。NHK大河「天地人」、人気シリーズ「相棒」(テレビ朝日)は別として、初回視聴率で20%を超えた作品は皆無。10%台がやっとの状況で、ドラマの低調は続いているようだ。 今クールも漫画が原作で、イケメンをそろえるというパターンは健在。水嶋ヒロ、榮倉奈々主演の「メイちゃんの執事」(フジ)がそれだ。全寮制のセレブな女学生の全員に執事がついていて、いろいろと確執があったりする内容。 「『花より男子』に似た感じで、女子中高生がターゲット。『花男』は映画版も大ヒットしたが、さすがに、そこまでいかないでしょう」(テレビ誌記者) とはいえ、数字的には、14.9、14.8、14.4、12.0%と悪くはない。 坂口憲二主演の「本日も晴れ。異状なし」(TBS)は初回から12.4、10.0、8.3%。新宿の警官が南の離島に交番のお巡りさんとして赴任して、徐々に島民に親しまれていく内容。どこかフジでヒットした「Dr.コトー」を思わせるが、3回目でついにヒトケタに落ち込んでしまった。 江口洋介、稲垣吾郎、広末涼子の刑事モノ「トライアングル」(フジ)は、出演陣が豪華な割にはイマイチ。14.7、11.1、11.9、11.5、11.6%という流れ。 「かつて同局でやったキムタク主演の『眠れる森』のような雰囲気がある。ミステリー仕立てのストーリーで、ハマる人はハマるんですが」(同) 玉木宏、香里奈の「ラブシャッフル」(TBS)はバブル時代にヒットした同局の「男女8人物語」を連想させる。脚本が野島伸司だけにヒットが期待されたが、結果は10.0、10.7、8.2%。2回目が上がり、3回目が注目されたが、ヒトケタ台に転落。 大人の観賞に堪えるドラマとして本命視されていた山田太一脚本の「ありふれた奇跡」(フジ)も振るわない。12.5、10.9、10.1、11.4%という結果だ。 「4回目で盛り返しているだけに、今後上向きになる可能性はある」(芸能ライター) 当初、好調だった瑛太主演の「ヴォイス」(フジ)も、17.7、17.4、15.0、12.3%と、ここにきて急落。むしろ菅野美穂主演の「キイナ 不可能犯罪捜査官」(日テレ)が16.5、15.5%が安定している。 また、人気シリーズの「相棒」(テレ朝)も20.5、18.8、20.2%と根強い。 内容、視聴率とも評判なのは妻夫木聡の大河ドラマ「天地人」。24.7、23.5、24.7、26.0、24.2%と、今のところ、前回の「篤姫」を上回るペース。 このところ、制作費削減など不況にあえいでいる民放。ドラマの制作能力がダウンしたのか、それとも視聴者の嗜好(しこう)が変わってしまったのだろうか。
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芸能 2009年02月06日 15時00分
人物クローズアップ 福島三郎監督
今春、東京で1本の映画が公開された。「泣きたいときのクスリ」という、ラジオドラマが原作の珍しい作品。演劇の世界から映画界に飛び込んできた福島三郎(30)の初監督作である。そこで、芝居と映画の違いなどについて話を聞いた。 原作は2007年の秋にJFN系FM局でオンエアされたラジオドラマ。1回5分の帯番組で全36話。これを脚本家が1本のストーリーにまとめて映画化したものだ。 福島監督は三谷幸喜率いる東京サンシャインボーイズで演出補を務めていた。94年に同劇団が充電期間に突入したため、翌95年に自身が主宰する劇団「泪目銀座」を旗揚げ。これまで全11作品を上演してきた。 「芝居って幕が開いたら、ある程度まで役者任せなんです。そのぶんリハーサルに時間をかけることでルールを確立できる。でも映画は芝居に比べて、リハーサルにかける時間が少なかったかなぁと。見せ方や絵作りなど演技的なことについては基本的に舞台と同じです。むしろ映画では演技指導より、メンタルな部分のケアに気を使いました」 助監督、カメラマン、照明など、撮影スタッフとは全員初顔合わせ。しかも年配の人たちばかりで、緊張のあまり恐怖感すら覚えたという。 「最初は不安でしたけど、それは向こうも同じだったみたい。事前に何度もミーティングして、お酒を飲んで打ち解けてから撮影に入りました。芝居でもそうですが、裏方も含めて全員が楽しんで作った作品は、それが観客にも伝わります。やっぱり人に尽きると思うんです。そういういい人たちに恵まれれば、モノづくりの現場って芝居も映画もあまり変わりません」 撮影は10日間の予定を7日ほどで終了し、とても順調だったとか。 「ゲリラ豪雨が頻発してたので心配だったんですが、撮影を断念するような悪天候はまったくなかったですね。早朝に東京を出発するときは豪雨でも、ロケ地に着くと晴れてたりとか。年配のスタッフの方にも“監督、ついてるよ”って言われたほどです」 福島監督は芝居のみならず「やっぱり猫が好き」などテレビドラマの演出も手がけた経験がある。だが映画とテレビとでは充実感がまったく違うそうだ。 「キツいことはキツかったですよ。役者さんのスケジュールもあるし、余裕が持てなかった。20日もあれば楽だったんでしょうけど。クランクインからズーッと撮り続けて、気が付いたら終わってたって感じでしたね。でも、最後に“カット!”って叫んだときは気持ちよかったなぁ」 ベテランのスタッフに支えられたからこそ、新米監督ながらも撮影はスムーズに進んだと話す。 「皆さんは個々のポジションごとに先々のことを、例えば“雨が降ったらどうしよう”とかダメになったときのことを考えているんです。だから僕がダメだと思っても、すべてうまくいった。皆さんのおかげです」 この映画は電車の中で泣いている男を中心に、5人(犬1匹を含む)の乗客たちが物語を紡(つむ)いでいく。 「いい男たちの泣きっぷりと泣かない女たちの凛々(りり)しさを楽しむというか。泣くのが目的の映画ではなく、いつでも泣けるので泣かなずにニッコリしてもらう、そんな映画です」 今後もメーンの仕事は舞台演出だが、チャンスがあれば映画もどんどん撮っていきたいという。 「芝居は一瞬で消えますが映画は後世に残ります。一昨年子供が生まれたんですが、僕が演出している芝居を今は見ることができない。けど映画なら大きくなったら見せることができますから」<プロフィール>ふくしま さぶろう1969年1月13日生まれ、岡山県出身。95年まで東京サンシャインボーイズに所属。同年、演劇ユニット「泪目銀座(なみだめぎんざ)」を旗揚げし、これまで全11作品を上演。また、テレビドラマ「ショムニ2」「世にも奇妙な物語」などの脚本を担当。○映画「泣きたいときのクスリ」 ある日の夕方、電車の中で号泣している中年男性(中村まこと)がいた。それを見つめる5人の乗客たち。ある理由から「泣き薬師駅」で下車した龍一(大東俊介)、仕事中のエリカ(戸田菜穂)、駅員の竹野(袴田吉彦)、学校帰りの綾(佐津川愛美)、仕事帰りの洋介(遠藤憲一)。中年男の姿に違和感を抱く彼らだったが、やがて泣きたくなるような事件が迫る。
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芸能 2009年02月05日 15時00分
グラドル直撃インタビュー 青島あきな
宮崎弁丸出しでバラエティー界に旋風を巻き起こしている青島あきな(21)の新作DVD「みえちょいよ!〜全てのチラリズムファンへ〜」(リバプール)が発売中だ。日々「どげんかせんといかん」と宮崎県のPRに余念のない彼女を直撃! いろいろ聞いてみたぞ! −−タイトルはどういう意味なの? 「宮崎弁で『見えてますよ』って意味…そのまんまですね(笑)。すべてのチラリズムファンに捧げますって感じで。ここまでチラつかせるか?ぐらいの勢いで、結構チラリズムを極めました」 −−例えば? 「学校で隣に座ってる女の子が、落っことした消しゴムを拾おうとするのに、なぜか必要以上に足を広げたりとか(笑)。黒板を消すのにもムダに屈んだり背伸びしたり。無意味に体勢を入れ替えて、わざとチラリと見せてます」 −−セーラー服で? 「いえ、普通のブラウスに短いスカート。まだまだ女子高生でイケる気分です(笑)。去年までは自前の高校時代の制服を着て、友達と一緒にアキバへ行って、道行く人に写真を撮らせてましたから。でも、さすがに今年は無理かも…」 −−ほかにどんなコスプレを? 「教師姿とメイド姿の両方を合成して“共演”してます」 −−一人二役? 「教師の私がメイドの私に『絶対領域』について説明するんです」 −−絶対領域? 「スカートとソックスの間のことだそうです。コスプレマニアの専門用語ですね。メイドは最初タイツをはいてるんですが、教師から『あなた、それ違うわよ!』って怒られて。タイツを脱いでソックスに履き替え、絶対領域を出して萌え萌えになるという。まあ、どっちも私なんですが(笑)」 −−コスプレはぜんぶ若い系なの? 「いえいえ、白いセーターにヒザ丈のスカートという姿で、たらいに洗濯板で洗濯するというシーンもあります。人妻のイメージでソソるってことですね」 −−オススメのシーンは? 「シーンじゃないんですが、副音声に吹き込んだオーディオコメンタリーです。若いときの甘い恋の話をしちゃいました。高校時代の初恋について語ってます。相手が最低な人でメッチャ最悪だったんで、実名出しちゃいました(笑)」 −−じ、実名…! 「結構珍しい名前なので、地元の人は聞いたらすぐ分かるかも(笑)」 −−イベントやります。 「2月7日(土)の午後5時から、秋葉原の石丸電気ソフト2で。歌を歌っちゃいます。でも、CDデビューするわけじゃないですよ、盛り上げるため。私の歌が聴けるのはイベントだけ。ぜひ来てくださいね」 −−ところで“宮崎県PR大使”の任務は順調ですか? 「はい。そういえばタイトルの『みえちょいよ』って、正確には都城弁。宮崎弁だと『みえちょってー』になるんです。そうそう、東国原知事の『どげんかせんといかん』も正確には都城弁なんですよ」 −−初耳です。 「宮崎弁だと『どんげかせんといかん』になります。知事と同郷の私から指摘しておきましょう(笑)」 −−これから、何かチャレンジしたいことは? 「個人的な夢ですが、レコードを出したいなって。でも歌手デビューっていうんじゃなく、名前を出さずに一人のインディーズシンガーとして活動したいなと」 −−最後に一言。 「今年の私は『赤ちゃん』をめざします。今でも『お前、小学生だな』ってよく言われるんですが、成長するんじゃなく、さらに戻っていきたいなと」 −−赤ちゃんって!? 「いやいや、赤ちゃんのようなピュアな心を持った、癒やし系のアイドルになりたいって意味ですよ、あくまでも(笑)」<プロフィール> あおしま あきな 1987年3月4日生まれ。宮崎県都城市出身。T160、B87W58H86。AB型。ニックネームは、よゐこの有野晋哉に付けられた「ナマドル」(訛りのあるアイドル)。趣味=“長渕剛”イズム、サイクリング、歯磨き、歌うこと。特技=日本舞踊。秘書検定3級の資格あり
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芸能 2009年02月04日 15時00分
赤い下着も効果なし!? 燃えなくなった陣内智則
このところ、人気お笑い芸人と女性タレントカップルの離婚が目につくようになってきた。そこで気になるのが、陣内智則(34)・藤原紀香(37)夫妻。特に離婚危機説は聞こえてこないようだが…。 「おばあちゃんの原宿」といわれている東京・巣鴨界隈の洋品店では、よく赤い下着が売れるという。 「赤は人を若返らせ元気にするところから、お年寄りに好まれているのです。いわゆるババシャツ、パンツなどが売れ筋。今なら季節柄、毛糸のパンツでしょうか。もちろん“勝負パンツ”にしているわけではありません」(週刊誌記者) そんなおばあちゃんたちを尻目に、トーク番組で「ここ一発は赤」と告白したのが紀香。 「運気アップのためによく友人へ赤いパンツをプレゼントトするという紀香。ここ一発とは具体的にいつのことを指すのかと、さらに突っ込まれると『ミュージカルの初日とか』と言って照れていました」(芸能ライター) 実は紀香、夫の陣内智則にも赤いパンツをはかせているという。 「自宅には、夫婦ともに黒系の下着は1枚もないそうです。紀香は何かの記念日ごとに、陣内に赤いパンツをプレゼントしているそうです」(芸能リポーター) しかし公私にわたって、このところの陣内はちっとも燃えてこないという。 「紀香夫妻をよく知る島田紳助によれば、“陣内より紀香の方が惚れている”という分析ですが、陣内は紀香と結婚して“すべてのツキを使い果たしてしまった”という声の方が圧倒的に多い」(芸能ライター) 入浴後、紀香がしばらくの間、バスローブ1枚だけの“全裸状態”でいることは芸能界でも有名だが、それが赤い下着状態になっても陣内は少しも燃え上がってこないそうだ。 「陣内の先輩で、女優(大竹しのぶ)を妻にした経験者である明石家さんまは会うといろいろなアドバイスをしているそうです。さらに“(紀香が)風呂に入っている音だけでも聞かせて”とお願いしているとか。陣内にこれだけの元気があれば様相も変わってくるのですが」(同) 「ココリコ」遠藤章造と千秋、木村祐一と辺見えみり、「スピードワゴン」井戸田潤と安達祐実と、このところお笑い芸人と女優カップルの離婚が続いているだけに気になるところだ。赤い布を見ると突進する闘牛のようなどう猛さが陣内にあれば、いいのだが。
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その他 2009年02月04日 15時00分
ケイリン徒然草 やはりモノが違う95期在校1位&卒業王者の上原龍
1月からデビューした95期生。A3のチャレンジシリーズとはいえ、94期らが目の色を変えて戦ってくるから、なかなか優勝できないが、卒業記念のチャンピオンで在校成績1位の上原龍(長野)はさすがにモノが違った。デビュー戦の小田原、2戦目の宇都宮も3連勝して9日からの前橋で特昇を狙う。 小田原戦では師匠の市村和昭を2着に連れ込んで恩返しをしたが、スケート出身のダッシュは95期ではやはりケタ違いだ。このままいけば5月のレインボーカップファイナルで決勝に乗ってS級入りも考えられる。 小原太樹(神奈川)はデビュー戦のいわき平では緊張したのか、(7)(3)(1)と失敗したが、2戦目の小田原では同期の芦沢辰弘(茨城)とのまくり合戦に勝って優勝している。在校中は5勝しかできなかったが、川崎バンクの先輩たちにもまれて力をつけつつある。 中部勢は相変わらず良い新人がいる。坂口晃輔(三重)は地元松阪で(1)(2)(1)。まくり、差しで勝っているのはもの足りないが、結果的に自在戦になったのだろう。浅井康太(90期)柴崎俊光、淳兄弟(ともに91期)とは「北勢クラブ」の練習仲間で、これからの練習量は文句なく増える。 山崎晃(石川)はデビュー戦の一宮は(1)(1)(2)と準優勝も、2戦目の大垣では3連勝して次回からの豊橋、四日市の中部地区斡旋だ。地元中部のレースだけに気楽に実力を発揮して特昇もありそう。師匠の坂上樹大と共に小嶋敬二の「小嶋道場」でもまれれば、S級入りも案外早そうだ。 山崎司(福島)は山崎芳仁の弟子。デビュー戦のいわき平は(5)(1)(1)。優勝は追い込みだ。25歳で二人の子持ち選手。生活がかかっているだけに、師匠のような先行にこだわらずに「なんでもやって上位を目指す」と気迫十分だ。
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その他 2009年02月04日 15時00分
桜庭彩&鈴木千里ちゃん大特集予告
内外タイムス2月6日号(2月5日発売)に桜庭彩&鈴木千里ちゃんの大特集をカラーで掲載します。 桜庭彩(=写真左) <プロフィール>12月2日 広島生まれ血液型:O型スタイル:T157 B83 W58 H85デビュー:2009年2月1日「新宿ニューアート」において趣味:寝ること初エッチ:16歳性感帯:耳と首と乳首とクリです!所属:ロック座 <スケジュール>10日まで「新宿ニューアート」 鈴木千里(=写真右) <プロフィール>8月2日 宮城県生まれ血液型:A型スタイル:T157 B83 W59 H84デビュー:2009年2月1日「新宿ニューアート」において趣味:バイク、ダーツ、お菓子作り初エッチ:15歳性感帯:首筋と胸とクリ!所属:ロック座 <スケジュール>10日まで「新宿ニューアート」 みなさん応援よろしく!
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芸能 2009年02月03日 15時00分
次原かな&加藤沙耶香がMCのアイドル番組
世界で唯一の女の子専門チャンネル「エンタ!371」(スカパー!371ch)の特番「アイドル事務所対抗!春の祭典SP09」の収録が2日、東京。お台場の「マッスルパーク」で行われた。 アイドルたちが、同チャンネルの番組枠を獲得するためにカラダを張ったゲームで戦うという内容。 MCを務めるのは人気グラドルの次原かな(24)とアイドリング!!!1号の加藤沙耶香(23)。初MCとなる加藤は「テンションだけは上げていきたい」。 中学時代にバスケ部の主将経験がある小田あさ美(20)は「文化系と見られがちですけど、スポーツ万能アイドルとしてうっているので楽勝」と語った。 同大会前半は21日、後半は3月1日に午後9時から放送される予定。(写真=会見に出席した(左から)清乃、花木衣世、次原かな、加藤沙耶香、小田あさ美、吉川このみ)
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トレンド 2009年02月03日 15時00分
覆面パン調査「ジャムパン」(銀座・木村屋總本店)
当調査で「あんバター」を取り上げた老舗・木村屋總本店には、もう一点食べておきたい商品がある。滑らかなこしあんと桜の塩漬けがうますぎる「酒種あんぱん」ではない。日本一のパン屋で看板商品になっている酒種あんぱんは、メジャーすぎて取り上げるのが憚られる。野球ファンがあらためて王貞治氏のすごさを語るような“いまさら感”がイヤなのだ。 さて、今回紹介するのは若いマニアがうっかり見逃しがちな「ジャムパン」である。 菓子パンのスタンダードといえば、あんぱん、ジャムパン、クリームパンの3本柱と決まっている。ところが昔からジャムパン人気は振るわず、万年3番手。たのきんトリオのヨッちゃん、シブがき隊のフッくん…のようなポジションに甘んじている。 実はこのジャムパン、同店が元祖。あんぱん開発から26年遅れた明治33年、3代目・木村儀四郎が新発売すると大評判になったという。丸いあんぱんと区別するため木の葉型。中身はイチゴジャムではなく、あんずジャムだった。 ご年配の方はご存じだろうが、発売当初はジャムパンといえばあんずジャムだった。 同店はいまも、店頭のジャムパンにはあんずを使用している。伝統の一品だけにジャムペーストは上品な味わい。あんずの果実感が楽しめ、甘すぎず、酸っぱすぎず。ジャムおじさんもびっくりの絶品である。税別180円。(覆面調査員・ヨン様)
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レジャー 2009年02月03日 15時00分
共同通信杯 トーセンジョーダン ダービーに向け、東京攻略なるか
父子制覇でダービーを狙い撃ちだ。素質馬が集まった「第43回共同通信杯」(GIII、芝1800メートル、8日)。ネオユニヴァースがロジユニヴァース、スペシャルウィークがリーチザクラウンと各世代のダービー馬がチャンピオン候補を輩出するなか、2000年にこのレースを制したジャングルポケットはトーセンジョーダンをスタンバイさせた。4戦3勝。昨年リーディングの池江寿厩舎が自信を持って送り出す逸材だ。 さすがに全国リーディングを取る厩舎だけあって、ち密な計算のもと、ローテーションは組まれている。ダービーを見据え、同じ府中の舞台に乗り込んでくるトーセンジョーダン。 「長くいい脚を使えて自在に立ち回れるタイプ。将来を考えても、ぜひとも東京コースを試してみたかった」と池江寿調教師は力強い口調で切り出した。連勝した前々走の葉牡丹賞、前走のホープフルSはともに中山の2000メートル。皐月賞の予行演習ではすでに満点回答を出している。これで府中を攻略すれば、春のクラシック対策はバッチリというわけだ。 ダービー馬はダービー馬からという格言は使い古されたものだが、今年はまさにその様相が濃い。ネオユニヴァースはロジユニヴァースとフサイチコンコルドの弟アンライバルドを輩出。スペシャルウィークにはリーチザクラウンがいる。そしてジャングルポケット産駒で最も期待されているのがこのジョーダンだ。 ホープフルSは強かった。2番手からあっさり抜け出し、2馬身1/2差の完勝。目下3連勝中と、スピードとパワーを兼備した強さは増すばかりだ。「一戦ごとに力をつけている。鞍上の指示に従順で堅実に走ってくれる」と吉村助手は高く評価している。 中間はじっくり調整された。「年末に詰めて使ったから自厩舎で体を緩めて一からつくり直した。順調だし、このあたりが日程的にもちょうどいい」とリーディングトレーナーの仕上げに抜かりはない。 1月29日の1週前追い切りは栗東CW。古馬オープンのフサイチアウステルと併せて6F81秒3、ラスト1F12秒0を馬なりでマークと、文句なしの動きだった。「ここでもいい結果を期待できる」とトレーナーは静かに自信を垣間見せた。 父ジャングルポケットは00年にこのレースを制した。その後もダービー、ジャパンCと制した無類の東京巧者だ。まずは共同通信杯の父子制覇で、ジョーダンがDNAの強さを見せつける。