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レジャー 2009年02月28日 15時00分
中山記念(GII、中山芝1800メートル、3月1日) 本紙・橋本 総合力で一歩リード エアシェイディ中心
連覇を目指すカンパニーは久々のハンデを抱えており、昨年の勢いはない。また、中山金杯2連覇を飾ったアドマイヤフジも、千八は3着3回と勝ち星がなく、二千ほど信頼は置けない。 そこで、エアシェイディに注目。距離、コース実績など総合力はメンバー最右翼。3、4歳の成長期に2度骨折。合計1年8カ月の休養を余儀なくされたため、8歳といっても心身ともに若い。 「昨秋から好調ゾーンに入り、8歳の今が充実期」と強調する伊藤正調教師。その言葉は昨年の天皇賞・秋5着、有馬記念3着と符合する。前走のAJCCも、後続を意識しすぎてスパートが遅れた結果の2着だから評価できる。今度は確実にチャンスをつかむ。
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レジャー 2009年02月28日 15時00分
阪急杯(GIII、阪神芝1400メートル、3月1日) 本紙・谷口 ドラゴンファングがスプリント界に風穴
日ごろはベラメエ調で、栗東では一、二を争う舌ぽうの鋭さを持つ矢作調教師が、珍しく慎重に構えている。「ここはあくまでもチャレンジャー精神で挑むよ。調教師として冷静にね」。デビュー9戦目にして、初めて重賞の舞台に立つドラゴンファングについてだ。 今回は試金石の意味合いが強いが、現在の短距離戦線を引っ張る面々は、一戦ごとに勝ち馬が変わる戦国の様相を呈している。加えて昨年のスプリンターズSの覇者で、高松宮記念の最有力と見られるスリープレスナイトはジンマシンの影響で、間に合ってもぶっつけ本番。また、ディフェンディングチャンピオンのファイングレインも昨年の勢いがない。 となれば、昨春の福島・未勝利戦で経験馬を相手に初勝利を挙げてから、わずか10カ月…一気にオープン入りを果たしたファングにも、一気にスターダムにのし上がるチャンスは十分にある。 「時計の比較だけなら、前走は前日のオープン特別より速かった。ただ、ここまで戦ってきたメンバーを考えると、そうは簡単にいかないよ」 最初は努めて冷静に振る舞っていたトレーナーも、矢継ぎ早に景気のいい話を振りまくった記者に、「ここまでは、しゃべりたくなかったんだけどな。マスコミにとっては絶好のネタだから」と、ついに本心を明かしてくれた。 「デビューして1年も経っていないのに、ここまでこれたのはセンス、能力の高さの証し。昨春に勝ち切れないレースが続いたのは骨リュウやソエがあったし、中1週で東京3連チャンと無理をさせた分、体調が本物じゃなかっただけ。今は馬体重こそ同じでも、馬の良さが全然違うよ」 そして、徐々にボルテージが上がってきた矢作師はこう続けた。 「体形的にはどちらかといえばマイラーだけど、ダッシュ力が抜群でスタートは、メチャうまいからね。千二でも十分対応できると思っているんだ。馬主さんも名古屋の方だし、ここを決めて宮記念に行ければ最高だね」 歴史に残るデッドヒートで4歳馬がワンツーフィニッシュを決め、世代交代を強く印象付けた先週のフェブラリーS。今週は閉塞感に満ちたスプリント路線に、新風が吹き込むに違いない。
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スポーツ 2009年02月28日 15時00分
元川悦子のサッカー魔法陣(10)
2008〜09欧州チャンピオンズリーグ(CL)が再開。24、25日に決勝トーナメント1回戦第1レグが行われたが、今季もイングランド勢の強さが際立った。 昨季王者のマンチェスター・ユナイテッドが敵地でインテルに引き分けたのを皮切りに、同準優勝のチェルシーがユベントスをホームで撃破。リバプールも敵地でレアル・マドリードを突き放し、アーセナルも順当に勝った。4強の抜けた力が示された。 知将モウリーニョ監督率いるインテルとマンUの対戦は、今節屈指の好カード。アウェーのマンUが序盤から一方的に攻め立てた。C・ロナウドも再三、決定機を迎えたが、インテルのGKセザールが好セーブを連発。この守護神がいなければ前半から勝負は決まっていただろう。後半になってインテルも応戦したが、やはり攻撃の分厚さ、力強さが違う。ベルバトフ、C・ロナウドらを前線に並べ、ルーニー、テベスをベンチに置ける相手の贅沢な陣容に、モウリーニョ監督もドローが精一杯だった。 もう1つのビッグマッチ、チェルシー対ユーべ戦も、就任直後のヒディング監督率いるチェルシーが競り勝った。スコラーリ前監督にはベンチからも外されたドログバをアネルカと併用する新指揮官の大胆策が的中。ドログバが値千金の決勝点をたたき出した。02年W杯では韓国、06年W杯では豪州、08年欧州選手権ではロシアを躍進させた名将の手腕は、チームを確実に再生させつつある。 02〜03シーズンにはACミラン、インテル、ユーベと3チームが4強入りしたイタリア勢だが、その後は地盤沈下が著しい。魅力あるタレントと指揮官は、金の集まる母国に結集。一昨季、昨季は4強にイングランド勢3チームが入った。 その流れは今季も変わりそうにない。優勝争いの一角に食い込めそうなのは、今節大勝したバイエルン、リヨンに苦戦しながら敵地でドローに持ち込んだバルセロナくらいか。3月10、11日の第2レグにサプライズを期待したい。
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スポーツ 2009年02月28日 15時00分
ZERO1 敗れた永田が大谷にエール
ZERO1の世界ヘビー級タイトルマッチが27日、東京・後楽園ホールで行われ、チャンピオンの新日本プロレス永田裕志が4度目の防衛に失敗。同期でZERO1社長の大谷晋二郎=写真=に敗れ、王座から陥落した。 雪崩式エクスプロイダーやバックドロップで圧倒したが、大谷から故橋本真也さん譲りの袈裟斬りチョップを食らい、形勢逆転を許した。最後はドラゴンスープレックスで3カウントを献上した。 リング上で「俺が価値を上げたそのベルト、お前がゼロワンの柱になって守っていけ」と、永田は檄(げき)を飛ばした。試合後も同期同門でしのぎを削ったかつての盟友に「ちょっと頭はハゲているけど、アイツが柱にならなきゃゼロワンは生き延びられない」とエールを送った。 一方、至宝を奪還し新日プロとの対抗戦に区切りをつけた大谷は「報道でゼロワンが3カ月活動休止とかあったけど、ゼロワンに休止はありえない。僕が約束する!」と誓った。
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スポーツ 2009年02月28日 15時00分
ノア 秋山GHCヘビー級王座奪還誓う
プロレスリング・ノアの秋山準が27日、テレビの地上波放送最後の3・1日本武道館大会でベルト奪還を誓った。佐々木健介に流出したGHCヘビー級王座奪還に並々ならぬ決意だ。 地上波で放映される最後の武道館大会となる。それだけに秋山は「最後のテレビに映るチャンピオンとして、何としてもベルトを獲る。コンテンツとして認められるよう、もう1度盛り返す」と奮起した。 すでに勝利の方程式は完成している。「僕のフィニッシュホールドは首周りの(ダメージを与える)技が多い。勝利の最短コースはそこを狙う」。エクスプロイダー、フロントネックロックなどで健介の首に集中砲火を浴びせる作戦だ。 この日は、都内のTOKYO FMで放送された「よんぱち 48Hours」に出演。リスナーにベルト奪取を宣言した。
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芸能 2009年02月28日 15時00分
「おくりびと」ヒロイン広末涼子 ハリウッド進出には消極的
「第81回アカデミー賞」の発表・授賞式が23日(現地時間22日)に行われ、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれた。1956年に同賞が独立した賞になって以来、日本作品として初受賞の快挙。ヒロイン役の広末涼子(28)はすでにハリウッド関係者から注目を浴びている。しかし、リスクが高いハリウッド進出よりも日本映画界の看板女優を目指すようだ。 日本からは滝田監督、広末のほか主演の本木雅弘らが大挙して現地入り。プレゼンターから受賞作として、海外版タイトル「Departures」と読み上げられると、滝田監督、本木、広末は登壇し、来場したハリウッドスターたちから惜しみない拍手喝さいを浴びた。 「同賞にノミネートされたほかの4作品はシリアスな世界的有名作。『おくりびと』は死をテーマにしながらコミカルな部分もあり、そこが評価されたのでは。受賞は意外だった」(映画ライター) 国内でも“アカデミー効果”は絶大。 「最初は興行収入10億円程度を見込んでいたが、すでに30億円を突破。配給元の松竹の株価は一時、100円近く高騰し、受賞を受けて再上映も続々と決まり、興収は40億円まで伸びると予想されます」(同) そんな中、映画関係者の中で、ハリウッドから最も注目を浴びているのが主人公の納棺師(本木)の妻を演じた広末だという。 「スラリとした細身のスタイルで色白。最近のハリウッドにはいないタイプなので、本気でオーディションを受けたり、必死に売り込めばハリウッド進出も可能。ただ、広末はそれほど英語が話せるわけではないので、英会話の克服がネックになる」(映画プロデューサー) 広末といえば、バツイチ子持ちながら、先日、写真誌で俳優の永井大との密会デートを報じられた。そのタイミングでハリウッド進出のチャンスも訪れ、公私共に順調のようだが、ハリウッド進出には消極的だという。 「母親のサポートを多大に受けているとはいえ、彼女はかなり子育てに熱心。さすがにハリウッド進出となれば、長期間子どもの世話を母親に任せなければいけないので難しい。あと、今は永井に夢中なので長期間会えないのは耐え切れないはず」(芸能ライター) また以前、同じ事務所に所属していた女優の小雪の先例も、広末の考えに影響を与えているようだ。 「小雪は『ラストサムライ』の好演でハリウッド進出の可能性が開け、必死に目指したが結局、成功しなかった。揚げ句の果てに事務所と揉めて移籍した。広末は堅実に日本映画界の看板女優を目指すようだ」(同) 現在、女優の活動は映画よりもドラマが主流で、いまだに吉永小百合が映画界を引っ張っているのが現状。広末には吉永の良き後継者となってほしいものだ。
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その他 2009年02月28日 15時00分
森下理音ちゃん大特集予告
内外タイムス3月3日号(3月2日発売)に森下理音ちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>4月26日 宮崎生まれ血液型:A型スタイル:T163 B93 W59 H95デビュー:2004年1月16日「新宿ニューアート」において趣味:ショッピング、映画、お酒初エッチ:13歳性感帯:乳首所属:ロック座 <スケジュール>3月16日〜30日「浜劇」5月1日〜15日「新宿ニューアート」 みなさん応援よろしく!
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スポーツ 2009年02月27日 15時00分
ボクシング タイから帰国した亀田史郎社長を成田空港で独占直撃
亀田興毅のWBA世界フライ級王座挑戦をめぐり、陣営がついに動いた。五十嵐紀行会長と亀田プロモーションの亀田史郎社長が6月のタイトルマッチ実現に向け、同級王者のデンカオーセン・シンワンチャー陣営と接触。二重契約問題の収束を試みた。だが、事態は依然として平行線のまま。興毅の2階級制覇はどうなるのか。帰国直後の史郎社長を独占直撃した。 −−今回、タイを訪問した目的は、6月の世界戦の交渉なのか? 「(デンカオーセン陣営の)話を聞きに行った。その結果、(マネージャーの二重契約問題が)どういう状況になっているか分かった。6月の世界戦どうこうという交渉まではしていない。俺の意見を(主張しに)言っただけだ」 −−デンカオーセンは? 「(亀田戦に否定的な)ニワットに従うと言っている。俺が握手して『興毅とファイト、ファイト』と言ったら、ノー(と拒否した)」 −−王者はニワット氏側についている? 「法律でデンカオーセンは(亀田陣営と契約を交わしたナリスとも)ちゃんとした(マネジメント)契約を結んでいるようだ。紙(契約書)も見せてもらった。(契約では日本で試合をする場合に)ナリスの承諾もいる。ナリスが許可しなければリングに上がれない。指名試合の期間は決まっている。(デンカオーセンは9月までに指名試合をしなければ)王座はく奪の可能性もある。試合をしたかったら誰かが歩み寄るしかない」 −−マネージャーの二重契約問題がネックか? 「ニワット氏とナリス氏が、デンカオーセンのファイトマネーの取り合いをしている。2人で分ければいいのに、『俺にこそ権利がある』と言い合っている。今回の訪問で(挑戦決定の)結論は出なかった。このままでは興毅の試合(6月のタイトル戦)はなくなってしまう」 −−デンカオーセンへのタイトル挑戦が白紙になる? 「(デンカオーセンとの6月のタイトル戦が)なくなってもWBAに打診してるから大丈夫。こじれたら『WBAなりの決断をしてくれ』と伝えてある。王者が試合をできない以上、(デンカオーセンのマネージャー同士の)話し合いで決着がつくまで、暫定王者を作らなければならない」 −−興毅は最新のランキングで1位。暫定王者の資格はある。 「まずは暫定王者決定戦に勝って、それから暫定と正規(王者デンカオーセン)で、対決をすればいいわけや。焦ることはない。(暫定王者決定戦が行われなくても)デンカオーセンは9月までに(ランキング1位の興毅との)指名試合が義務付けられている。(こっちから)仕掛ける必要ない。WBAの判断を待つだけや。遅かれ早かれ、年内に世界戦は実現できる」 −−そのためにも3月4日の試合は大事だ。 「デンカオーセン戦を見据えてハードパンチャーを選んだ。パンチ力のある選手をどうさばくかが、課題やな」 −−最後にニワット、ナリス両氏に言いたいことは? 「(マネージャーがもめることで)一番かわいそうなのは選手や。リングに上げてビックマッチをさせてあげないといけない。それがマネージャーやプロモーターの仕事や」
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社会 2009年02月27日 15時00分
小向美奈子被告“アキバメイド”転身のススメ
東京・六本木のクラブで覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた元タレント小向美奈子被告(23)は26日、東京地裁(江見健一裁判官)の初公判で起訴事実を認め、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を受けた。報道陣に「同世代の女の子と同じようにアルバイトをしたり普通の生活をしたい」と話した小向被告に対し、アキバ系からは“メイド転職”のラブコールが飛び出した。 「ファンを裏切り謝罪の言葉もない。子どもっぽいところがあるので大人として再スタートしたい。芸能界に復帰することもおかしいし、難しいと思います」と小向。今後はアルバイトで生計を立てる決意を示した。 小向被告の“普通の女の子に戻りたい”宣言が本音だとして、アルバイト先を見つけるのはそうたやすくない。ファストフード店などでこれだけ顔の売れた元タレントを雇った場合、野次馬や男性客が押し寄せるなど“営業妨害”を誘う危険性があるからだ。 そんな中、アキバ系男性から「メイドさんに転職したらいい」との声が飛び出した。 週1回ペースで秋葉原に通う男性は「ちゃんと反省しているわけだし、社会は彼女を受け入れるべき。メイドカフェでアルバイトすれば、本来のタレント性を生かせるし、かなり人気が集まると思う。あのかわいさは反則!」と熱烈エールを送る。 ショップ店員は「性格がキツそうだから、メイドさんならツンデレ系で決まり。店は繁盛するでしょうね」と話した。 なるほど、たしかに小向被告にとって“ツンデレメイド”は適職かもしれない。ツンデレメイドは、客に対してツンツンした態度で横柄に接する半面、帰り際になると急にデレデレするギャップが受けている。しかし、多くの場合“やらせ”っぽさがにじみ、本物志向の真性マゾ男性には物足りなさが残るという。そもそもメイドさんという職業自体、接客業とタレントがミックスされたようなものだ。 この日の法廷にダークグレーのパンツスーツで現れた小向被告は、整った顔立ちに美しい長髪をなびかせ、タレント然としていた。90センチバストのナイスバディーは隠しようもなかった。事務所は昨年9月に解雇されている。 判決によると、小向被告は今年1月20日ごろ、東京都港区六本木のクラブで外国人女性に勧められ覚せい剤若干量を吸引。知人宅での覚せい剤所持容疑で1月22日に逮捕されたが、東京地検は「所持量がきわめて少ない」として同容疑では起訴猶予処分にした。江見裁判官は「薬物の害悪は著しく使用は許されないが、反省して更生の意欲も感じられるため執行猶予を付けるのが相当だ」と述べた。
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スポーツ 2009年02月27日 15時00分
ボクシング 前王者が新王者天海にリマッチ要求
WBA女子世界スーパーフライ級タイトルマッチが26日、東京・後楽園ホールで行われ、天海(てんかい)ツナミが2-1の判定で勝利し、新王者に輝いた。試合後、前王者からレフェリー陣に“物言い”がつけられリマッチの可能性が高くなった。 同級王者・張喜燕に序盤から手数で圧倒されたが、左右のフック、狙い通りのボディーで反撃。5Rにはコーナーに押し込み猛ラッシュを仕掛けるなど、フルラウンドの打ち合いとなった。 10Rを戦い抜き判定は2-1。初挑戦で初戴冠を果たした。日本女子史上初のWBA王者となった天海だが、試合後前王者からケチがついた。 「(判定で)92-98と6点の差がついたのはどうしてかわからない。正直言って不満です」とクレームがつく。さらに「チャンスがあれば戦いたい。もう1回、戦うときは公平を期すために日本でも中国でもないところでやってほしい」と要望した。 早速の再戦要求に、天海の所属する山木敏弘会長は「(再戦は)第3者が決めること」と前置きしたうえで「彼女がリマッチをやりたいなら、いつでもどこでも受けて立つ」と応じた。新王者が勝利の余韻に浸っている暇はない。