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「おくりびと」ヒロイン広末涼子 ハリウッド進出には消極的

 「第81回アカデミー賞」の発表・授賞式が23日(現地時間22日)に行われ、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれた。1956年に同賞が独立した賞になって以来、日本作品として初受賞の快挙。ヒロイン役の広末涼子(28)はすでにハリウッド関係者から注目を浴びている。しかし、リスクが高いハリウッド進出よりも日本映画界の看板女優を目指すようだ。

 日本からは滝田監督、広末のほか主演の本木雅弘らが大挙して現地入り。プレゼンターから受賞作として、海外版タイトル「Departures」と読み上げられると、滝田監督、本木、広末は登壇し、来場したハリウッドスターたちから惜しみない拍手喝さいを浴びた。
 「同賞にノミネートされたほかの4作品はシリアスな世界的有名作。『おくりびと』は死をテーマにしながらコミカルな部分もあり、そこが評価されたのでは。受賞は意外だった」(映画ライター)
 国内でも“アカデミー効果”は絶大。
 「最初は興行収入10億円程度を見込んでいたが、すでに30億円を突破。配給元の松竹の株価は一時、100円近く高騰し、受賞を受けて再上映も続々と決まり、興収は40億円まで伸びると予想されます」(同)

 そんな中、映画関係者の中で、ハリウッドから最も注目を浴びているのが主人公の納棺師(本木)の妻を演じた広末だという。
 「スラリとした細身のスタイルで色白。最近のハリウッドにはいないタイプなので、本気でオーディションを受けたり、必死に売り込めばハリウッド進出も可能。ただ、広末はそれほど英語が話せるわけではないので、英会話の克服がネックになる」(映画プロデューサー)
 広末といえば、バツイチ子持ちながら、先日、写真誌で俳優の永井大との密会デートを報じられた。そのタイミングでハリウッド進出のチャンスも訪れ、公私共に順調のようだが、ハリウッド進出には消極的だという。
 「母親のサポートを多大に受けているとはいえ、彼女はかなり子育てに熱心。さすがにハリウッド進出となれば、長期間子どもの世話を母親に任せなければいけないので難しい。あと、今は永井に夢中なので長期間会えないのは耐え切れないはず」(芸能ライター)
 また以前、同じ事務所に所属していた女優の小雪の先例も、広末の考えに影響を与えているようだ。
 「小雪は『ラストサムライ』の好演でハリウッド進出の可能性が開け、必死に目指したが結局、成功しなかった。揚げ句の果てに事務所と揉めて移籍した。広末は堅実に日本映画界の看板女優を目指すようだ」(同)
 現在、女優の活動は映画よりもドラマが主流で、いまだに吉永小百合が映画界を引っ張っているのが現状。広末には吉永の良き後継者となってほしいものだ。

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