5回目を迎える今年の沖縄国際映画祭は、3月23日から30日まで開催。沖縄県内の各所を会場とし、コンペティションは、同映画祭のメインとなる「Laugh部門・Peace部門」、次世代を担う人材を発掘する「クリエイターズ・ファクトリー」(新設)、「Pachinko Movie Award 2013」、結婚式の余興映像作品が出展される「にーびち映画祭」の4部門。ほか、プレイベントを含め、会期中、宜野湾トロピカルビーチに設置した世界最大という移動式野外スクリーン(幅約27メートル、高さ約15メートル)での話題の3Dアドベンチャー大作『ジャックと天空の巨人』(特別招待作品)の上映や、トップモデルたちが春夏物新作でランウェイを歩くファッションステージや、THE BOOMやNMB48が登場するビーチでのライブステージなど、様々なイベントが開催される。また、今年は、沖縄県民がより参加できる映画祭をめざし、地域発信型プロジェクトや県民参加ステージなどへ更に注力する。
会見には、毎年の映画祭を盛り上げているお笑い芸人や、アイドルたちが登場した。「ガレッジセール」のゴリは、初回から3回目くらいまでは、沖縄の人たちが、「今年も(映画祭が)あるんだって」などと話していたエピソードを紹介。しかし、昨年の4回目は、3月になれば同映画祭が開催されると人々が思い始めていたと振り返った。相方の川田も、「(沖縄では)僕らは、ラフアンドピースって呼ばれています。『ラフアンドピースのあの人』って。うれしいです」と、同映画祭が、沖縄の3月の「風物詩」として定着していると、手応えを感じている様子。
NMB48のメンバーは、音楽ステージ以外にも、Laugh部門に出展される映画「げいにん! THE MOVIE」に出演。山本は、「この作品で、ゴールデンシーサー賞を取りたい」と出来栄えに自信を覗かせ、ビーチステージでは、「昨年以上のことができたらいいな」と意気込みを語った。渡辺は、撮影の際に、アドリブのパートで「すべった」エピソードを披露し、「かわいく、すべりたいなと思います」とにっこり。女優にも興味があるといい、「初めての映画撮影で難しかったのですが、これからも学んでいけたらいいなと思います」と夢を膨らませた。(竹内みちまろ)