ちゃん
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社会 2013年10月01日 11時00分
インタビュー 河内家菊水丸 「河内音頭」を東北へ 甲状腺ガン克服で芽生えた震災復興への願い(1)
−−難病を克服し、今年は去年以上の櫓に上がられたとか? 「どれぐらい声が出るか聞いてやれ、というお客様もいて、お呼びは去年よりも多かったですね」 −−ガンとわかったのは? 「去年の10月、国立文楽劇場の独演会のフィナーレ近くで一番盛り上がった時に、喉の辺りに激痛が下から上に突き抜けたんです。僕は9歳の時から河内音頭を演ってますが、そんな経験は初めてやったので、歌いながらびっくりしましたよ。そして、喉の辺になんかこう、魚の骨が刺さったような違和感を感じるようになったんです。それで、かかりつけのドクターに診てもらったんですが、直前の人間ドックで異常もなかったんで、『大丈夫でしょう』と言われました」 −−それでも、違和感がなくならなかった。 「喉に何か詰まるというのとも違うんですね。まあ万が一ということもあるんで軽い気持ちで再検査してもらったら、甲状腺にガンが見つかったんです。その後、甲状腺の専門のドクターに診てもらったら悪性で、しかも転移も見られるって言うんですわ。こらえらいことになったなと」 −−ガン(甲状腺乳頭ガン)を宣告されたときの心境は。 「河内音頭一筋でやってきて、生涯現役のつもりでいたのに、俺も49(当時)で終わりかな、と。治療法を聞くと、『ガンが甲状腺を突き抜けて、気管に巻き付いている珍しいケースだとか。こうなると気管を切開して、ガンを取るしかない。その際、声帯を傷つけるので、もう声は出なくなります。(治療法は)100%これしかありません』とのことでした。 甲状腺ガンはね、自覚症状がほとんどないそうです。だから転移があっても自分ではわかりにくい。そのうえ放射線治療が難しい。ええことが一つもありません。ただ『進行は遅い。今すぐにも、ということはない』と言われたので、少し落ち着きました。それなら2013年の夏を一生懸命やって最後を飾り、その後に手術をしてスッパリ引退しよう…。そこまで考えたんです」 −−でも、引退せずにすみました。 「それからというもの、声帯を傷つけんとガンだけ取る、そんな治療ができるドクターを探しまわったんです。そしたらロシアのホームページで、そういう治療のできる先生を見つけたんです。あっちはチェルノブイリがあった関係で、放射線関連のデータがまとまっているんですね。しかも、そのドクターは日本人で、それも大阪にいてはることがわかった時にはビックリしました」 −−まさに灯台下暗しですね。 「それで、さっそく飛んで行きましたよ。行ってみてもうひとつびっくりしたのが、その先生がいる病院がね、僕の生まれた病院やったんです。まさか自分の生まれた病院にそんな名医がいてるとは…。しかもそこで僕は仮死状態で生まれ、この病院のおかげでなんとか命がつながった。その命の恩人の病院に、今度もまた命を預ける。命の縁とでも言うんでしょうか、不思議な感じがしましたね」 −−浪曲にでも出てきそうな話ですね。 「ホンマそうですよ。それでその先生が『声帯を傷めずに治せる可能性は1%。でも、奇跡が起こればその1%が100%になる』と言って下さいました。その言葉には勇気づけられました。普段は1%なんか気にもせん数字でしょ? でも、あの時だけは1%がすごく重いもんに感じて、ここは一つ奇跡に賭けてみようという気になったんです」 −−手術はどんな具合でしたか? 「去年の12月で、それがまた凄かった。気管に3周半ほど巻き付いて声帯を圧迫しているガンを削るようにして取っていくわけですが、メスを入れたら患部がパカッと割れて、ガンがきれいに離れたというんです。先生は『奇跡が起こりました』と仰ったんです。先生には、どこにメスを入れたらええのかが、ちゃんとわかってはったんでしょうな。でも、これは奇跡というよりも一つの芸。名人芸ですわ。その後、ちゃんと声が出たときは本当に嬉しかったですね。力を入れんでも高い声も低い声も無理なく出る。声が出ることのありがたさを、あの時ほど感じたことはありません。さっきも言いましたけど、諦めんでよかった…。この病気だけは、諦めたら終わりです。僕のように、1%の可能性が100%になることだってあるんですから」
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芸能 2013年09月30日 15時30分
今年30歳 さらに輝きをます屋良朝幸
ジャニーズ事務所の俳優部門で今年、遅咲きながらもブレイクしたのは、風間俊介。そんな風間と同年代で、90年代の“ジャニーズJr.黄金期”をともに支えたのは、屋良朝幸だ。12歳で入所した屋良も今年、ついに30歳になった。 同期は、滝沢秀明と今井翼。当時は、トリオでマイクを手にして歌う機会も多く、歌手デビューにもっとも近い中学生(当時)と目された。しかし、運命の歯車は徐々に狂いだし、滝沢と今井はコンビ活動が増加。2002年に、タッキー&翼として歌手デビューした。 屋良は、デビューのチャンスを逃したまま18歳を超えてしまった“ジャニーズSr.”(シニア)に振り分けられた。それは、18歳の屋良の心を深く傷つけ、「タキつばはスター側。俺はひねくれ側」と嫉妬した。後輩の嵐、関ジャニ∞が歌手デビューしたことも、拍車をかけた。 そんな屋良にチャンスを与えたのは、KinKi Kidsの堂本光一。ソロコンサートにむけて、23歳の屋良に振りつけを依頼したのだ。すでに、少年隊のシングルレコードを振りつけた実績はあったものの、ライブは生もの。しかし、前年から舞台役者として活動していたため、ステージで輝くこと、輝かせることの面白みを感じていった。 今では、KinKi、嵐、関ジャニ、タキつばなどの振りつけも担当。上演1,000回達成の記録を持っている光一の主演ミュージカル『Endless SHOCK』では、抜きんでた存在感を放っている。 昨年、苦節17年にして初の主演ミュージカル『道化の瞳』を成功させた。その実力が買われ、今年は『SONG WRITERS』で主演を務め、今週土曜日(5日)、いよいよ東京で初日をむかえる。 役者であり、ダンサーであり、振付師でもある屋良。不遇時代をバネに、ダンスを武器にして、ここから次代をこじ開ける。
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芸能 2013年09月30日 15時30分
【週刊テレビ時評】NHK朝ドラ「あまちゃん」は平均視聴率20%超えで有終の美! 注目される能年玲奈と橋本愛の出世争い
ドラマの舞台となった岩手県久慈市小袖地区の方言「じぇじぇじぇ」が流行語となり、ロケ地には観光客が殺到するなど、社会現象をも巻き起こしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(能年玲奈主演)が、9月28日に最終回(第156話)を迎え、視聴率は23.5%(数字は以下、すべて関東地区)だった。 最高視聴率は、台風18号が本州に上陸した9月16日(第145話)の27.0%で、全話の平均視聴率は20.6%。奇抜なストーリーで話題を振りまいた12年後期の「純と愛」(夏菜主演)は、全話平均で17.1%だった。 NHK朝ドラの平均視聴率が20%を超えたのは、12年前期の「梅ちゃん先生」(堀北真希主演)の平均20.7%以来。だが、それ以前は、03年前期の「こころ」(中越典子主演)の平均21.3%までさかのぼらなければ、平均20%を超えた朝ドラはなく、主演の能年が無名だったことを思えば、「あまちゃん」の大ヒットは大健闘といえる。 主役の能年(天野アキ役)の先輩で恋人役を務めた福士蒼汰(種市浩一役)は、7月期の連ドラ「スターマン〜この星の恋」(フジテレビ系/広末涼子主演)に出演。10月期の「海の上の診療所」(フジテレビ系/松田翔太主演)にも、キャスティングされている。映画では、4月公開の「図書館戦争」(岡田准一主演)に出演、8月公開の「江の島プリズム」で主役に抜てきされるなど、すでにブレイクした。 今後、「あまちゃん」で主役を張った能年と、準主役だった橋本愛(足立ユイ役)の出世争いが注目されるところ。 また、NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第39話(29日)は13.3%で、前週より1.4ポイント上げた。(坂本太郎)
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その他 2013年09月30日 15時30分
話題になったミリタリー系美少女アニメ
今月17日『艦隊これくしょん-艦これ-』(通称・艦これ)のアニメ化が発表された。この作品は角川ゲームスが開発、DMMが提供しているブラウザゲームが原作で、第二次大戦中に活躍した日本の軍艦を美少女キャラクター化した「艦娘(かんむす)」をコレクションし、強化しながら敵と戦闘し勝利を目指すという内容。4月の配信からじわじわ口コミで広がり、8月初旬には登録者数45万人を越える人気作品となっている。人気の理由がミリタリーと美少女キャラクターの融合したキャッチーなキャラクターが大きな要因といわれているのだが、このミリタリー要素と美少女キャラクターの融合、「艦これ」が初というわけではない。過去にこのジャンルでどんなアニメが人気なったのか、今回は紹介したい。●陸上防衛隊まおちゃん 02年7月から12月まで放送された本作は、このジャンルのはしりといってもいいアニメ。防衛隊幕僚長の孫である小学2年生「まおちゃん」こと鬼瓦まおが、学校生活の合間にドイツ軍のタイガー戦車っぽいメカ、みーくんと共に「かわいいエイリアン」と戦うという作品だ。ちなみにこの作品では大人たちはエイリアンがかわいいからという理由で戦意をくじかれ戦えないという設定になっている。ストーリーが進むと空の防衛を担当する築島みそら、海の防衛を担当する丸山シルヴィアが追加キャラとして登場する。ちなみに、某人気ロボットアニメを手がけた大御所監督が、「本来成立しないとんでもない組み合わせをやって、それを出資して作ってしまうことに狂が感じられる」とこの作品のありあえない設定に言及したことがあるとか。●ストライクウィッチーズ 08年8月から放送された深夜アニメで、第二次大戦中に活躍したエースパイロットをモチーフに萌えキャラ化し、実在の戦闘機をモデルにしたストライカーユニットという兵器を両足にはき、異形の敵ネウロイと戦うというストーリー。本作は放送直前までの低評価をくつがえし、確かな軍事考察と、魅力あるキャラクター、さらにパンツ(この世界ではズボン)丸出しで戦う姿が話題となり、異例のヒットを記録した。10年8月にはアニメの第2シーズンが放送、12年4月には劇場版が制作された。ネットでは「エンジンや機関銃の音が実物からなので本格的」、「これほど見る前と見た後で評価が大きく変わるアニメはそうそうない」などの意見がある。●うぽって 銃器が美少女キャラとして通う学園が舞台のアニメで、主役はベルギーFN社のアサルトライフル「FNC」を美少女キャラ化した「ふんこ」。ただの学園系のアニメではなく、所々銃火器に関する豆知識などが登場し、キャラを愛でながら、アサルトライフルの大まかな歴史とメカニズムがわかってしまう結構本格的な知識が聞けるアニメだった。日本以上に実際に銃火器の撃てる海外のオタクの間で話題となり、ネットではかなり専門的な話が交わされていた。●ガールズ&パンツァー 戦車道という架空の武道を創設し、戦車と美少女キャラクターという普通はかみ合わない要素を融合させたアニメ。12年10月の放送直後から、その奇抜な設定と真剣に戦車道に取り組む少女たちの姿が話題となりヒット。作品に登場した戦車の模型が飛ぶように売れ、作品の舞台となった茨城県の大洗には多数のアニオタが詰めかけるという状態となった。評価としては、「戦車の動きの描写で引きこまれた」、「キャラクターの関係がいい」など、戦車の動きの演出、キャラクターの設定、どちらとも好評だった。 これらの作品のなかでも特に『ガールズ&パンツァー』、『ストライクウィッチーズ』は、それぞれ陸と空を代表する美少女キャラ系のミリタリーアニメということから、ネットでは“陸のガールズ&パンツァー”“空のストライクウィッチーズ”などといわれている。海を題材にした作品は今までなかったが、今年の10月からは、『蒼き鋼のアルペジオ』という、戦艦と美少女キャラが融合したアニメが、「艦これ」より先に放送が予定されいる。『蒼き鋼のアルペジオ』か「艦これ」、どちらかが海軍系のミリタリーアニメとしてて語られることはあるだろうか? 注目したい。(斎藤雅道)
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芸能 2013年09月30日 11時45分
復帰前に事務所社長の結婚式で号泣していた小森純
昨年12月に芸能界を揺るがした“ペニーオークション騒動”のけじめとしてテレビ番組などへの出演を自粛していたタレントの小森純が28日、TBS「オールスター感謝祭」に生出演し約半年ぶりにテレビ復帰した。 小森は騒動の影響もあって、レギュラー出演していた日本テレビ系情報番組「ヒルナンデス!」を3月に卒業してから初めてのテレビ出演。番組全体が食事休憩になり、マツコ・デラックスと司会の島崎和歌子が特別ブースから副音声で実況し、そこに司会の今田耕司も加わったが、「本編だと(小森に)触りづらいでしょ。ここがチャンスだよ」とマツコが切り出すと、 今田は「ちょっと横の(小森と)違うチームに熊田曜子ちゃんもおるから、 同じチームじゃなくていいんかなと思ったり」とかなりきわどい発言。そして、ついにブースに呼ばれた小森は以前よりもすっかりやせ細り、「うち、きょうは悪目立ちしないように」と肩身が狭そうに恐縮し、「本当にいろいろすみませんでした」と頭を下げた。 その後、毎回、過激な発言などでスタジオを凍り尽かせているビートたけしが登場。今田が「生放送ですから、いらんこと言うたらダメですよ」とクギを刺したが、たけしはあっけらかんと「きょうはペニーオークションが…」と言い掛け場内は騒然。 小森の姿が一瞬カメラに抜かれると、島崎は「カメラさん、映しちゃダメ」と大慌て。今田は「半年ぶりのテレビですから」、島崎も「頑張ってますから」と場を収めた。 「せっかくの小森の復帰の場なので、みんなで盛り上げてやろうという雰囲気だったから小森も安心したのでは。相変わらず、テレビの仕事はなかなか入らないようだが、7月に都内に自身がプロデュースするレストランをオープンしたので、テレビの仕事が減った分を埋め合わせられているのでは」(芸能記者) そんな小森だが、先週発売の「週刊新潮」(新潮社)によると、先月行われた所属事務所社長の結婚式で祝辞を読んだにもかかわらず、例の騒動の際の社長とのやりとりを明かし号泣していたというだけに、それなりに反省しているようだが…。
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芸能 2013年09月29日 11時59分
芸能ポロリニュース PART83「壇蜜が今度は粋なサービス」
芸能イベントから小ネタを紹介するポロリニュース。今回は、2件。●壇蜜が今度は粋なサービス 21日、壇蜜主演映画『甘い鞭』の初日舞台あいさつが都内で開催された。壇蜜といえば、昨年11月に公開された初主演映画『私の奴隷になりなさい』の初日舞台あいさつで履いていたパンツを脱いで客席に投げ入れるというサービスを行ったが、2回目と成る今回の初日舞台あいさつでも、粋なサービスを披露したという。 壇蜜は、上映後のステージに登壇すると、『甘い鞭』を見終わったファンを見渡し、「3連休の初日の真っ昼間からこんな重いものを見て、もう!」と言葉の“ムチ”を一発お見舞い。しかし、その後、サプライズでファンのために、アメ玉を大量に買ってきていたことを明かし、ファンに“アメ”を配ったとか。 8月には、スクール水着姿での始球式で度肝を抜いた壇蜜だが、最近は、露出度をTPOに合わせ、トークでファンを魅了することもある。この日も、“アメ”と“ムチ”の粋なサービスを披露した後も、トークで会場を沸かせていたそうだ。 引き続き、壇蜜に注目だ。●古田新太がスターになる要素について語る 朝ドラ『あまちゃん』で太巻社長として天野アキ(能年玲奈)をプロデュースした俳優の古田新太が28日、ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(TPD)の初レギュラーとなるテレビ新番組のクランクイン会見に出席。番組の中で、古田は、TPDをプロデュースする芸能事務所社長役というが、会見では、古田に、スターになる要素や素質とは? との質問が飛んだという。 しかし、古田の回答は、「こればっかりはわからないです。30年この世界にいますけど、こいつは売れると思ってもダメだったり、売れないと思ったのが売れていったりしますので」というもの。 さすがの古田にも、芸能界で成功する秘訣は謎らしい?
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芸能 2013年09月28日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 9月22日から9月28日
(梨園の男は誰でもモテモテ?) 25日付けの一部スポーツ紙が元AKB48の前田敦子と歌舞伎俳優の尾上松也が真剣交際していることを報じた。若手歌舞伎俳優きってのイケメンである松也だが、梨園を代表するモテ男としての“先輩”にあたる市川海老蔵が自身のブログを更新し、「大丈夫かね 相手は国民的アイドルでしょ 大変だね まぁ若いうちは色々ね ありますね 人のこと言えない私」と自虐ネタをからめつつ祝福。 その一方で、「松也があっちゃんと付き合ってるの知らなかったよん ちなみにこないだ楽屋きた時は 僕の記憶が確かなら違う人ときたような…」といきなり“二股疑惑”を告白したが、この部分は現在は削除されてしまっているが、モテたのは海老蔵ばかりではない。 「中村獅童は女優・竹内結子と結婚・離婚したが、ほかにも多くの美女たちと浮き名を流してきた。現在、くまきりあさ美と交際中の片岡愛之助も以前、隠し子の存在が発覚。テレビで名前が売れている歌舞伎俳優ならずとも、梨園好きの女性がいくらでも寄ってくるので、歌舞伎俳優はモテる職業であることは間違いない」(演劇関係者) 前田は松也に遊ばれなければいいのだが…。(まだまだよからぬうわさが流れるチャゲアス・ASKA) 8月に「週刊文春」(文芸春秋)で深刻な覚せい剤中毒であることを報じられていた音楽デュオ「CHAGE&ASKA」のASKAだが、27日に公式サイトで一連の報道を否定するコメントを発表した。 ところが、まだ、一件落着とはいかない可能性がありそうだというのだ。 「ASKA覚せい剤を吸引している画像を押さえて脅迫していたとされていた中学の同級生の暴力団員について警察が関心を寄せているという。さらに、ASKAが覚せい剤を購入していた北海道にある“隠れ家”についても警察が関心を寄せているようだ」(事情通) 早くASKAは身の潔白を証明してファンを安心させてほしいものだ。
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芸能 2013年09月28日 17時59分
NHK大河ドラマ「八重の桜」は低調でも、綾瀬はるかの好感度ナンバー1は不動
NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演)は、大河史上最低視聴率となった昨年度の「平清盛」(松山ケンイチ主演)ほど、ひどくはないが、第38話(9月22日放送)までの平均視聴率が15.0%と低調だ。それでも、主演の綾瀬の好感度は依然高いようである。 調査会社のビデオリサーチ社が9月25日、8月度の「テレビタレントイメージ調査」の結果を発表した。同調査は年2回、2月と8月に統計を取っており、今回が82回目。7月27日〜8月4日にかけて、東京駅を中心とした半径30キロ圏内の満10歳〜69歳の男女個人1130人を対象に、訪問による質問紙留置法で調査。そのうち、565人から回答があった。 女性タレント部門でトップになったのは綾瀬で、同調査で昨年8月度以来、3期連続の首位となった。綾瀬にとっては、好感度は高くても、「八重の桜」の視聴率がなかなか上がらないという、なんとも皮肉な調査結果となってしまった。 上位は大きな変動はないが、2月度で23位だったローラが6位に一気に躍進。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」効果で、小泉今日子が21位から12位に上がった。小泉が同調査でトップ20入りしたのは、04年8月度以来、9年ぶり。 男性タレント部門では、阿部寛が3期連続でトップを保っていたが、音楽のみならず、ドラマや映画での活躍が目立つ福山雅治が前回の4位から上昇して、初のトップに立った。(坂本太郎)<女性タレント人気度上位10>(1)綾瀬はるか(前回1位)=人気度50.8%、(2)浅田真央(同2位)=同49.6%、(3)天海祐希(同3位)=同46.4%、(4)DREAMS COME TRUE(同7位)=同44.1%、(5)菅野美穂(同5位)=同42.7%、(6)ローラ(同23位)=同41.1%、(7)ベッキー(同4位)=同40.7%、(8)吉永小百合(同8位)=同40.2%、(9)いきものがかり(同14位)=40.0%、(10)上戸彩(同10位)=38.9%<男性タレント人気度上位10>(1)福山雅治(前回4位)=人気度54.3%、(2)阿部寛(同1位)=同54.2%、(3)明石家さんま(同2位)=同51.9%、(4)イチロー(同3位)=同51.3%、(5)桑田佳祐(同6位)=同49.7%、(6)所ジョージ(同10位)=同49.0%、(7)石塚英彦(同5位)=46.7%、(8)さまぁ〜ず(同15位)=同46.4%、(9)ゆず(同16位)=44.6%、(10)櫻井翔(同30位)=同44.4%、(10)渡辺謙(同9位)=44.4%
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トレンド 2013年09月28日 17時59分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol20 どきどきキャンプ)
『アメトーーク!』(テレビ朝日系列)でトイレ、散歩、掃除などを語ったかと思えば、放送作家としての顔も持つ佐藤満春。同じ事務所のオードリーの“もうひとつの脳みそ”だ。いっぽう、海外ドラマ『24 TWENTY FOUR』のジャック・バウアーのものまねで一世風靡した岸学は、『R-1ぐらんぷり』の常連。略称・どきキャン。じつは、ものすごい賢いのかも…。(伊藤雅奈子) −−まずは、『THE MANZAI2013』の認定漫才師50組に選ばれて、おめでとうございます。 岸「いいのかなぁって」 佐藤「それに尽きるね(笑)。ほかの芸人さんは、ここに向けてガッツリやってきたなかで、ちょっとふざけた僕らが出てきて、たまたまハマったんですかね」 岸「本職はコントなんでね、ほんとは『キングオブコント』で残んなきゃいけなかったのに。まあ、腕があるっちゃあ、ありますから」 佐藤「そういうの、活字になると怖いよ(笑)」 −−岸さんは“ジャックものまね”もありましたが、『R-1』のファイナリストに3度もなっている。 岸「あのころは、街歩いてても『ジャック・バウアーだ!』としか言われませんでしたね。ネタブームの時期だったんで、いつか消えるだろうなと思ってましたけど。『R-1』はね、今年はトップバッターになった時点で、もういいっかなぁって。前の日の晩は、普通にサウナ入って、酒飲んでました(笑)。3回も出てるとね、緊張とか、そういうんじゃなくなってくるんですよ」 −−佐藤さんはオードリー・若林正恭さんの良き理解者であり、作家としてはブレーンでもあって。 佐藤「仲はいいですけど、基本的には彼(若林)の脳みそから全部出ているものですよ。ふたりとも、友だちがいないんで(笑)。大勢でいるより、ひとりでいるほうがいいと思ってるし、趣味もないんでね。まあ、僕はトイレ(※)が唯一ピタリとハマった趣味かもしれないですけど」 岸「趣味って、ないですね。基本的になんでも、すぐに飽きちゃうんで、ひとつのことを突き詰めることができない。ジャック・バウアーのときも、流行ったときには、飽きてましたから(笑)」 佐藤「ネタにかんしては、飽きてもちゃんと次を書いてくるから、コンビとしてそこの弊害はないですよ。書くんで、期限を決めれば」 岸「(期限が)ないと動かない。大御所ですよ。飽き性の大御所(笑)」 −−スタンスとしては今後も、信じたコントを書き続け、やり続けることだと? 佐藤「生活のためにコントをするんじゃなくて、結果、『キングオブコント』が獲れちゃいまいました…みたいなのは理想ですよね」 岸「笑いで競いあうって考えが、あまりないコンビなんでね、俺らって」(※)佐藤は日本トイレ協会会員で、2010年&11年に、日本トイレ協会からグッドトイレ選奨を連続授与された。ラジオ日本『佐藤満春in休憩室』のパーソナリティも務める。http://toiletroom.info/【プロフィール】岸学(左) ‘78年11生まれ。佐藤満春‘78年2月生まれ、ともに東京都出身。ケイダッシュステージ所属。2001年デビュー。インターネットTV・動画「乙アプリ」(http://www.kamiapp.tv/)は、隔週木曜日21時〜22時。佐藤のTwitterhttps://twitter.com/satomitsuharu佐藤のブログ http://ameblo.jp/satomitsuharu/(この連載は次回、10月最終週に更新)
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レジャー 2013年09月28日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(9/29) スプリンターズS 他4鞍
第4回中山競馬最終日(9月29日日曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「スプリンターズS」(芝1200メートル) 春の高松宮記念(レコード)、安田記念の両GIを制した王者ロードカナロアがスプリンターズS2連覇(昨年はレコード)と、併せて短距離“3冠”の偉業を達成する。前哨戦のセントウルSはハクサンムーンの逃げ切りを許し、クビ差2着に終わっているが3着馬は3馬身1/2差突き放しており、内容は負けて強しだ。最後は安田記念以来、約3か月余のブランクが響いたもの。これでガス抜きができたのは間違いない。昨年も、休み明けのセントウルS2着(アタマ差)を叩いて本番は見事に大願を成就している。実績(GI4勝)、実力はもとより、どの角度から見ても死角は見当たらず普通に走ってくれば勝てると確信する。当面の相手は、快速馬のハクサンムーン。対ロードカナロアは1勝1敗(高松宮記念3着)と、五分。前哨戦とはいえ、前走は現実に勝っているように地力を増しているのは確かで好勝負必至。穴は、休み明け2戦目で走り頃のドリームバレンチノ。スプリンターズS3着、高松宮記念2着の内容から接戦に持込みそう。◎10ロードカナロア○7ハクサンムーン▲6ドリームバレンチノ△13サクラゴスペル、15マジンプロスパー☆中山10R「ながつきステークス」(ダ1800メートル) 素質高い3歳馬のガイヤーズヴェルトをイチ押し。毎日杯でキズナの2着、そして、NHKマイルCで0秒3差5着と健闘しているように実力は間違いなく重賞レベル。自己条件ならチャンスは十分ある。久々のダートも、新馬戦を1秒2差の圧勝劇が示す通り適性は高い。久々(約3か月休養)でも仕上げに抜かりはなく期待できる。◎10ガイヤーズヴェルト○8フレイムオブピース▲7ジェベルムーサ△13アントニオピサ、1エーシンリボルバー☆中山9R「勝浦特別」(芝1200メートル) 秋初戦を圧勝し勢いに乗る、コウヨウアレスでもう一丁。形の上では昇級戦だが、現級は3走前に小差2着しているように、実力は確か。メンバーと、ハンデ56キロも恵まれたし2連勝のチャンスは十分ある。◎2コウヨウアレス○14アポロオラクル▲9バラードソング△13スマートオリオン、1ヨシカワクン☆阪神11R「ポートアイランドS」(芝1600メートル) 休み明けの西宮Sを快勝し、益々快調の良血馬ヒストリカルの勢いは止まらない。ご存知、カンパニー(天皇賞・秋、マイルCS)の弟で素質はGI級。毎日杯1着、きさらぎ賞2着と実績も挙げており、昇級の壁は皆無に等しい。充実著しい今なら、ここは通過点に過ぎない。相手は、メンバー有数の距離巧者マックスドリーム。休み明け3戦目で走り頃だし、本領発揮しそう。マイル重賞・アーリントンCを勝っている3歳馬コパノリチャードも要注意だ。◎14ヒストリカル○9マックスドリーム▲8コパノリチャード△10エーシンミズーリ、1レッドアリオン☆阪神10R「道頓堀ステークス」(芝1200メートル) 休養明け以降、1着、1着、9着と地力強化の目覚ましいメイショウイザヨイに期待。9着も道悪馬場に殺されたもので敗因は歴然だ。全4勝を1200メートルで挙げているエキスパートで、うち阪神は2戦2勝だから特筆されていい。勝利のお膳立ては整っており、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。◎2メイショウイザヨイ○7ビキニブロンド▲5ニシノビークイック△15ペルレンケッテ、16リトルゲルダ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。