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NHK大河ドラマ「八重の桜」は低調でも、綾瀬はるかの好感度ナンバー1は不動

 NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演)は、大河史上最低視聴率となった昨年度の「平清盛」(松山ケンイチ主演)ほど、ひどくはないが、第38話(9月22日放送)までの平均視聴率が15.0%と低調だ。それでも、主演の綾瀬の好感度は依然高いようである。

 調査会社のビデオリサーチ社が9月25日、8月度の「テレビタレントイメージ調査」の結果を発表した。同調査は年2回、2月と8月に統計を取っており、今回が82回目。7月27日〜8月4日にかけて、東京駅を中心とした半径30キロ圏内の満10歳〜69歳の男女個人1130人を対象に、訪問による質問紙留置法で調査。そのうち、565人から回答があった。

 女性タレント部門でトップになったのは綾瀬で、同調査で昨年8月度以来、3期連続の首位となった。綾瀬にとっては、好感度は高くても、「八重の桜」の視聴率がなかなか上がらないという、なんとも皮肉な調査結果となってしまった。

 上位は大きな変動はないが、2月度で23位だったローラが6位に一気に躍進。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」効果で、小泉今日子が21位から12位に上がった。小泉が同調査でトップ20入りしたのは、04年8月度以来、9年ぶり。

 男性タレント部門では、阿部寛が3期連続でトップを保っていたが、音楽のみならず、ドラマや映画での活躍が目立つ福山雅治が前回の4位から上昇して、初のトップに立った。
(坂本太郎)

<女性タレント人気度上位10>
(1)綾瀬はるか(前回1位)=人気度50.8%、(2)浅田真央(同2位)=同49.6%、(3)天海祐希(同3位)=同46.4%、(4)DREAMS COME TRUE(同7位)=同44.1%、(5)菅野美穂(同5位)=同42.7%、(6)ローラ(同23位)=同41.1%、(7)ベッキー(同4位)=同40.7%、(8)吉永小百合(同8位)=同40.2%、(9)いきものがかり(同14位)=40.0%、(10)上戸彩(同10位)=38.9%

<男性タレント人気度上位10>
(1)福山雅治(前回4位)=人気度54.3%、(2)阿部寛(同1位)=同54.2%、(3)明石家さんま(同2位)=同51.9%、(4)イチロー(同3位)=同51.3%、(5)桑田佳祐(同6位)=同49.7%、(6)所ジョージ(同10位)=同49.0%、(7)石塚英彦(同5位)=46.7%、(8)さまぁ〜ず(同15位)=同46.4%、(9)ゆず(同16位)=44.6%、(10)櫻井翔(同30位)=同44.4%、(10)渡辺謙(同9位)=44.4%

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