小説「赤毛のアン」を翻訳した村岡花子の人生を描いた物語だが、吉高は「赤毛のアン」を読んだ感想を聞かれ、「正直、読んでません…。さっき、本を渡されて、けっこう分厚いな」と苦笑。「緊張で汗びっしょり。私に“朝の顔”が務まるのか不安」と冗談交じりに笑うなど相変わらずのマイペースぶりだったが、今やすっかり所属事務所「アミューズ」の看板女優となった。
「29日からは同じ事務所の先輩・福山雅治と共演した『ガリレオシリーズ』の映画『真夏の方程式』が公開されているが、舞台あいさつなどでも福山との息はピッタリ。『ガリレオシリーズ』は柴咲コウが出演していたが、いろいろあって福山との関係が悪化し、福山が吉高を“指名”したようだ。今週はサザンオールスターズの活動再開と吉高の朝ドラヒロイン起用が発表されたこともあって、今週で株価が200円近くアップした。今や、吉高は株価も左右する影響力を持つまでになった」(芸能記者)
サザン、福山という二大看板がドンと控えるアミューズだが、「上層部はここ数年、事務所の看板となる若手女優の育成を課題にしていた」(同)というが、そこで競わせたのが同世代の上野樹里、仲里依紗、そして吉高。
最初に大きなチャンスをつかんだのは上野で、11年にNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」に主演。ところが、撮影現場での悪評などが噴出し、大河後に仕事が激減してしまった。
上野の脱落で仲と吉高のマッチレースとなったが、奔放な性格の仲は昨年、バツイチの俳優・浅野忠信と交際し破局。その後、俳優の中尾慶明と交際し「ビッグラブ」でデキちゃった結婚。
そして残った吉高は確実にチャンスをものにし、今や事務所の看板女優となったが、男性スキャンダルには十分に気をつけた方が良さそうだ。