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次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol20 どきどきキャンプ)

 『アメトーーク!』(テレビ朝日系列)でトイレ、散歩、掃除などを語ったかと思えば、放送作家としての顔も持つ佐藤満春。同じ事務所のオードリーの“もうひとつの脳みそ”だ。いっぽう、海外ドラマ『24 TWENTY FOUR』のジャック・バウアーのものまねで一世風靡した岸学は、『R-1ぐらんぷり』の常連。略称・どきキャン。じつは、ものすごい賢いのかも…。(伊藤雅奈子)

 −−まずは、『THE MANZAI2013』の認定漫才師50組に選ばれて、おめでとうございます。

 岸「いいのかなぁって」
 佐藤「それに尽きるね(笑)。ほかの芸人さんは、ここに向けてガッツリやってきたなかで、ちょっとふざけた僕らが出てきて、たまたまハマったんですかね」
 岸「本職はコントなんでね、ほんとは『キングオブコント』で残んなきゃいけなかったのに。まあ、腕があるっちゃあ、ありますから」
 佐藤「そういうの、活字になると怖いよ(笑)」

 −−岸さんは“ジャックものまね”もありましたが、『R-1』のファイナリストに3度もなっている。

 岸「あのころは、街歩いてても『ジャック・バウアーだ!』としか言われませんでしたね。ネタブームの時期だったんで、いつか消えるだろうなと思ってましたけど。『R-1』はね、今年はトップバッターになった時点で、もういいっかなぁって。前の日の晩は、普通にサウナ入って、酒飲んでました(笑)。3回も出てるとね、緊張とか、そういうんじゃなくなってくるんですよ」

 −−佐藤さんはオードリー・若林正恭さんの良き理解者であり、作家としてはブレーンでもあって。

 佐藤「仲はいいですけど、基本的には彼(若林)の脳みそから全部出ているものですよ。ふたりとも、友だちがいないんで(笑)。大勢でいるより、ひとりでいるほうがいいと思ってるし、趣味もないんでね。まあ、僕はトイレ(※)が唯一ピタリとハマった趣味かもしれないですけど」
 岸「趣味って、ないですね。基本的になんでも、すぐに飽きちゃうんで、ひとつのことを突き詰めることができない。ジャック・バウアーのときも、流行ったときには、飽きてましたから(笑)」
 佐藤「ネタにかんしては、飽きてもちゃんと次を書いてくるから、コンビとしてそこの弊害はないですよ。書くんで、期限を決めれば」
 岸「(期限が)ないと動かない。大御所ですよ。飽き性の大御所(笑)」

 −−スタンスとしては今後も、信じたコントを書き続け、やり続けることだと?

 佐藤「生活のためにコントをするんじゃなくて、結果、『キングオブコント』が獲れちゃいまいました…みたいなのは理想ですよね」
 岸「笑いで競いあうって考えが、あまりないコンビなんでね、俺らって」

(※)佐藤は日本トイレ協会会員で、2010年&11年に、日本トイレ協会からグッドトイレ選奨を連続授与された。ラジオ日本『佐藤満春in休憩室』のパーソナリティも務める。http://toiletroom.info/

【プロフィール】岸学(左) ‘78年11生まれ。佐藤満春‘78年2月生まれ、ともに東京都出身。ケイダッシュステージ所属。2001年デビュー。インターネットTV・動画「乙アプリ」(http://www.kamiapp.tv/)は、隔週木曜日21時〜22時。

佐藤のTwitterhttps://twitter.com/satomitsuharu
佐藤のブログ http://ameblo.jp/satomitsuharu/

(この連載は次回、10月最終週に更新)

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