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社会 2018年06月11日 15時00分
トランプきつねvs金正恩たぬき「非核」化かし合い最後の一手
歩み寄っているように見える両国のコンセンサスは依然として不透明なままだ。米国は「完全かつ検証可能で不可逆的な核廃棄=CVI“D”」を北朝鮮に要求し、片や北側は米国に「完全かつ検証可能で不可逆的な体制保障=CVI“G”」を求めている。 トランプ米大統領はロイター通信のインタビューで、米朝首脳会談が「複数回となる確率が高い」と述べた。つまり、この“D”と“G”のせめぎ合いは、6月12日の世紀の会談以降も続くということだ。 北朝鮮の核放棄への現実的なシナリオは、現在の流れでいけば「当面の非核化」以外にない。また“D”と“G”のせめぎ合いについては、その前提として(1)米国は北への軍事介入、体制崩壊を模索しない、(2)米国は北の体制保障に関する何らかの外交文書をまとめること。以上について、ポンペオ長官と金英哲党副委員長との情報機関元トップ同士が攻防を繰り広げている。 ちなみに北朝鮮側が言う「体制の保障」とは、米軍特殊部隊による金正恩党委員長“斬首作戦”の中止を意味するだけでなく、朝鮮半島全体の非核化、在韓米軍の縮小および撤退だ。 トランプ大統領は北の核放棄を迫る一方で「最大限の圧力という言葉はもう使いたくない。北朝鮮への経済支援は韓国がするだろうし、中国も日本も支援するだろう。米国が支出する必要はない」とツイートしたように、カネは出さないが“D”と“G”をリンクさせるような姿勢を見せている。この真意はどこにあるのか。 「金ファミリーの“執事”といわれる金昌善国務委員会部長がシンガポール入りし、会談会場などの細かい警備態勢の確認作業を進めるなど、正恩委員長サイドは相当神経質になっている。正恩委員長の留守中、ナンバー2である金与正が身重であることから『6・12クーデター』が起きるのではと、国外に出ることにビビりまくっているフシがあるのです。これまで先代2人の外国訪問が発表されたのは帰国後でした。それが金三代の危機管理のノウハウだったのですが、今回は12日に正恩委員長が留守になることは国内外に知れ渡っています。イラン-北朝鮮ラインを嫌う某国の諜報機関は、シンガポールに拠点がありますからね。トランプ大統領は、北が勝手に自壊することを期待しているのではないか」(北朝鮮ウオッチャー) 韓国紙朝鮮日報は5月30日の記事で《会談がシンガポールで行われるため、正恩体制に不満を持つ勢力が何らかの行動を起こす時間を確保できる》との消息筋の話を紹介しているし、同月22日の米紙ワシントン・ポストの記事は《北朝鮮側が米国当局に対し、シンガポール滞在中の正恩委員長の身の安全を保障するよう求めている》と、さらに踏み込んだ見方を示しているほどだ。 「正恩委員長がクーデター勃発を恐れるのは当然でしょう。複数回も会談を行えば、それだけ国内蜂起のチャンスも増えますからね」(国際ジャーナリスト) 北朝鮮が核実験場の廃棄時に肝心要の国際監視団の立ち会いを認めなかったことや、軍の複数のトップを対米強硬派から穏健派に人事移行していることについて、トランプ政権は非核化への意欲を「カムフラージュしているのではないか」との警戒心を隠していない。 ところが、そのトランプ大統領の方も似たり寄ったりで、本音がどこにあるのか測りかねる発言が相次いでいる。 「昨年9月の国連演説では、北の非人道的行為を列挙し『日本人の13歳の少女(横田めぐみさん)を拉致した』ことや正恩委員長の異母兄・金正男氏の暗殺にも触れ、北朝鮮を『ならず者政権』と批判しただけでなく、同年11月の韓国国会演説では、『北は個人崇拝の徹底したカルト国家だ』と非難し、独裁体制下で進む人権侵害の実態を訴えるのに、約35分間の演説のうち10分近くを割くなど、北の人権問題を徹底的に非難しています。米国は歴史上、かつての日本帝国主義や独裁国家の体制保障を一度たりとも約束したことはありません。このような猛烈な北朝鮮の体制批判を繰り広げた張本人が、前言を覆し、北の体制を保障するとは一体どういうことなのでしょう」(同) 北朝鮮側が求める具体的な体制保障は、虫のよすぎるものばかりだ。 「北朝鮮の金桂寛第1外務次官は5月16日、自国の非核化の先決条件として(1)米国の核戦略兵器の韓国からの撤退、(2)米韓合同軍事演習における核戦略兵器展開の中止、(3)通常兵器および核兵器で攻撃しないという保障、(4)停戦協定の平和協定への転換、(5)米朝の国交正常化の5つを挙げています。身勝手にも程がありますが、一方のトランプ政権側は、まず北の核兵器放棄、次に米国が北の体制保障を実施、最後に制裁解除です。問題は体制保障で、北が核放棄に応じたとして、トランプ大統領はこれまで、『TPP離脱』『パリ協定離脱』『イラン核合意離脱』などの合意を何の躊躇もなく破り、その理由を『前任者(オバマ前大統領)がやったこと』で片付けています。これでは、たとえトランプ大統領との間でディール(取引)が成立したとしても、正恩委員長側は『トランプ大統領は再選さえ果たしてしまえば、合意を反故にするのではないか』という疑念を抱くでしょうね」(元大手紙ソウル特派員) そうは言っても“商売人”の2人だ。正恩委員長は米国に対し核放棄をできるだけ「高く売りつけたい」と考えているだろうし、さらには体制の維持をどの国の誰が“引き継いで”保障してくれるのか、経済支援はどれだけ受けられるのかなど、核放棄と引き替えに手前勝手な条件を繰り出してくるだろう。 一方、トランプ大統領の頭の中は、いかに身銭を切らずにノーベル平和賞を取るかの算段でいっぱいなのかもしれない。 「カネはこいつが出す」 名指しを受ける日本は、このキツネとタヌキの化かし合いを、ただ見ているだけでは済まない。
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アイドル 2018年06月11日 12時30分
少年隊・東山にコメントさせたNEWS・小山と加藤 ジャニーズ“出世コース”外れた?
少年隊の東山紀之が10日、メインキャスターを務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」に生出演。未成年女性との飲酒が報じられて活動自粛となった、ジャニーズ事務所の後輩にあたるNEWSの小山慶一郎と、厳重注意処分を受けた加藤シゲアキについて言及した。 番組では、小山と加藤についてのニュースを紹介。すると、東山は神妙な面持ちで「この度は本当に、NEWSの小山と加藤がたくさんの方々にご迷惑をおかけして、先輩の僕も大変申し訳ないと思っています」と謝罪した。 続けて、「彼たちも1個1個、今まで自分たちが積み上げてきたものを誠心誠意対処していましたけど、それが1回崩れたわけですから、またここで再び、ちゃんとそういうものを積み上げて、自覚を持って二度と皆さんを裏切ることのないように人間的な成長をさらに望むということですね」と反省を促した。 「小山については早期復帰説も流れ始めているが、さすがに、そこまでテレビ局も甘くはないだろう。猛省していることをアピールするため、8月に予定されているNEWSの15周年公演に小山のみ出演しない可能性も十分にあり得る」(芸能記者) ジャニーズといえば、4月に元TOKIOの山口達也が女子高生に対する強制わいせつで書類送検(その後起訴猶予)され、その際にも東山は同番組でコメント。度重なる後輩たちの不祥事に呆れ返っているに違いないが…。 「小山はキャスターを務め、加藤は小説家としても活動。ジャニーズ内では比較的“出世コース”に乗っていたという。ところが、ジャニーズの中で自身の問題や不祥事で先輩たちにコメントさせるのは大失点。ましてや、それが近藤真彦や東山だったら取り返しのつかない事態で、小山と加藤が“出世コース”から外れてしまったことは確実視されている」(芸能プロ関係者) ほかのジャニーズ・タレントたちも、“鉄の掟”を肝に銘じた方が良さそうだ。
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芸能 2018年06月11日 12時10分
親目線のコメントに視聴者も涙 松本人志、5歳女児虐待事件に「温かい家庭に生まれ変わってくることを願う」
ダウンタウン・松本人志が、6月10日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。東京・目黒区で、船戸結愛ちゃん(5)に十分な食事を与えず放置し死亡させたとして、父親の船戸雄大容疑者(33)と優里容疑者(25)が逮捕された事件についてのコメントが、インターネット上で話題となった。 さまざまなニュースが取り上げられる中で、同事件の概要がVTRで流れると松本は落ち込んだように下を向く。ゲストコメンテーターのヒロミが「これはニュースを観ていて本当にムカついた」と述べ、虐待事件が繰り返されることについて法律改正を訴えるコメントをするなど、出演者がそれぞれの意見を話していても松本は厳しい表情を崩さない。 MCの東野幸治から話を振られると、「ニュースのチョイスは番組に任せている」としたうえで、「今週出来たら“このニュースを扱いたくない”と思っていた」と本音を吐露。自宅でテレビを観ていても「このニュースが流れるとチャンネル替えるんですよ。事件の大枠を知っているだけに観たくない」と言い、「女の子はね、すぐに温かい家庭(のもと)に生まれ変わってくることを願います」と語った。 また、雄大容疑者らが香川県に住んでいた頃、結愛ちゃんに対する傷害容疑で2度書類送検されていることについて、「もしかしたらその理由で(東京へ)引っ越しているかもわかんないですよね」と怒りをにじませていた。 自身も2009年に第1子長女が生まれ、親としての顔を持つ松本のコメントに、ネットでは「松ちゃんの気持ちがよくわかる」、「同意見」などがある中、「松本さんの話に涙が出た」というつぶやきも多数あった。 同番組でレギュラーコメンテーターとして出演している松本の意見は、独特な切り口での主張が多く、賛否両論が巻き起こることが多い。しかし、今回の事件については、視聴者と変わりない親目線のコメントが含まれていることから、賛同の声が集まったようだ。
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芸能ネタ 2018年06月10日 20時00分
ブルゾンもかつては五反田に…芸人オーナーの飲食店は芸人修行の場?
ブルゾンちえみも、かつては東京・五反田のその店でアルバイトをしていた−−。 お笑い芸人や役者は下積み時代、生きるための生命線となるのはバイトだ。その時代の経験を元にして、あるいは糧やネタにしてのし上がるのが、芸能という生業に就いた者の宿命だ。現在大人気のブルゾンもしかり。彼女が売れる前、わずかな期間ながらも働いていたのは「せんBar」だ。所属するワタナベエンターテインメントの先輩、クールポコ。・せんちゃんがオーナーを務める雰囲気抜群のカラオケバーである。 同店には、せんちゃんの相方・小野まじめも不定期で出勤。コンビで既婚者のため、テレビという表舞台から姿を消した今は食うことに必死なのだ。この店にはブルゾン同様、ナベプロの食えない芸人が入れ代わり立ち代わりで、バーカウンターに立つ。アンガールズ・田中卓志をマネて、ものまね特番の常連となりつつあるデルピエロ・山口治樹も、そんなひとりだ。 ここ数年におけるナベプロの急伸はめざましく、コンスタントに一発屋予備軍といえる“旬芸人”を輩出している。先のブルゾンをはじめ、サンシャイン池崎、平野ノラ、「あったかぁいんだから〜」のクマムシ、にゃんこスター、完熟フレッシュ。バラエエィ番組を彩った錚々たるキーマンが、こんなにいるのだ。そんなナベプロ芸人のトップにいるのは、ネプチューン。名倉潤は、東京・中目黒で「ステーキなぐら」をプロデュースしている。 「経営しているのは、お兄さんである良知さん。比較的お安めでステーキコースを楽しめるとあって、評判は悪くないです。とはいえ、激戦区でおしゃれスポットの“なかめ”で生き残るのは至難の業。オリジナルプリンやドレッシング、ロールケーキの通販などにも力を入れています。やはり、これまでに多くのナベプロ芸人がバイトをしてきました」(芸能系雑誌のライタ―)。 よしもと芸人でも、たむらけんじの焼肉屋、千原せいじの居酒屋に行けば必ず芸人に会えたほど、バイト率は高かった。 先輩は食えない後輩のために、芸事以外で学べる場を与え、バイトでも自活を促す。この温情は、今も昔も変わらないのだ。
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レジャー 2018年06月09日 15時43分
3回東京競馬4日目(6月10日・日曜日)予想・橋本 千春
東京11R「エプソムカップ」芝1800㍍★益々快調のダイワキャグニー、破竹の2連勝で重賞初制覇だ★◎10ダイワキャグニー○16サトノアーサー▲5グリュイエール△2ベルキャニオン、8サーブルオール 今の世の中、右を向いても左を見ても暗いニュースが多すぎる。 「競馬に参加して、暗い気持を吹き飛ばしたい。ダイワキャグニーは今が円熟期。悲願の初重賞制覇の可能性は高い」 前走のメイSは着差以上に強かった。東京1800㍍はこれで3勝目。 「全5勝を東京コースで挙げている。まさに、自分の庭同然。道悪馬場は未知数だが、馬場さえ克服すれば大願を成就する」東京10R「多摩川ステークス」芝1600㍍★安定感抜群のプロディガルサンに雨も味方、チャンスをつかむ★◎プロディガルサン○ワンダープチュック▲レッドオルガ△ショウナンアンセム、バティスティーニ 今度とお化けは、出たためしがない。 「プロディガルサンは、まさに象徴的。今度こそと言われて、②②③③②③着。重賞2着2回、3着1回、実力は自他ともに認めるところ」 勝ち味に遅いが、雨が勝利を呼び込む可能性は高くなった。 「なるほど、雨馬場で決め手不足をカバーできるなら、今度こそ地力の違いを見せつける」東京9R「小金井特別」ダ1400㍍★勝って同条件はいかにも有利の、アンティノウス。2連勝濃厚★◎アンティノウス○ハルクンノテソーロ▲ビックリシタナモー△カフェライジング、ダブルコーク 勝って同条件で闘える、アンティノウスはいかにも有利。 「その前走も楽勝だった。先々はオープン入りが確実視されている素質馬。飛ぶ鳥を落とす今の勢いをもってすれば、ここはあくまで通過点に過ぎない」阪神11R「マーメイドS」芝2000㍍★着実に力を蓄えてきたワンブレスアウェイ、ついに初重賞制覇を達成する★◎1ワンブレスアウェイ○6キンショーユキヒメ▲14トーセンビクトリー△2ルネイション、4ミリッサ 重賞挑戦を続けて6戦目のワンブレスアウェイが不気味。 「前走の福島牝馬S(6着)を含め、5戦とも着差は0秒7以内。着実に地力を蓄えてきた」 わずか1㌔とはいえ、ハンデ(53㌔)が軽くなったのも魅力。千載一遇のチャンスが到来した。 「ゲートに課題が残るが、互角に出れば辛抱の木に花を咲かせるシーンは十分考えられる」
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スポーツ 2018年06月09日 06時40分
「信用していない」発言で金本阪神は不穏ムード
タダの負け試合ではなかった。金本知憲監督(50)と選手の関係が崩壊した瞬間でもあったようだ。「関西ダービー」とも称されたオリックスの交流戦の第一ラウンドは、阪神の拙攻で得点チャンスをものにできず、ゲームセットとなってしまった。その試合後、金本監督の怒りは頂点に達していた。「雨? 僅かにあったね!」 1点を追う5回、金本監督は一死三塁の好機に失点しつつも粘投を続けていた先発メッセンジャーを諦め、「代打・北條」を告げた。その北條がセーフティスクイズをしくじったのだ。「失敗の原因は雨で滑ったからでは?」という、記者団の北條を思いやった問いに対し、金本監督は目をつり上げてそう返した。 記録上投ゴロエラーで出塁した北條のあと、一死一、三塁の場面で、続く植田にもセーフティスクイズのサインを続けて出した。「前打者が失敗して同じ作戦」というのは珍しい。オリックスバッテリーは完全に意表を付かれたが、植田も失敗…。この連続ミスに金本監督が爆発した。「あの2人(北條、植田)が決められないで、普段何をしているんだ!? とくに植田は自分がどういうタイプなのか、どういう仕事を与えられているのか、分かっているのか? 打撃を信用して起用しているんじゃない!」 俊足攻守の植田はここしばらく1番バッターを任されてきた。たしかに「守備の人」のイメージも強いが、この監督インタビューに、阪神関係者、選手たちが衝撃を受けたという。「選手を信用していないなんて、マスコミの前で言うか!?」 今季の不振について、さまざまな検証もされている。昨季までは投手力の再整備が最優先事項だったが、今年は「投高打低」となり、スタメンに1割打者が何人も並ぶ異常事態にまで陥った。その打撃不振の原因は4番を予定して獲得したロサリオの不振、金本監督が期待していた若手が壁にぶちあたったことなどが挙げられたが、「阪神の育成そのものに原因があるのではないか?」 との指摘もされている。 頭角を現した若手野手が2年続けて活躍できないからだ。その伸び悩みだが、「金本監督の圧に萎縮させられている」との声も出始めた。「試合中、阪神ナインは金本監督の顔色ばかり気にしています。植田は守備でミスをしたときも容赦なく途中交代させられています。藤浪も復帰登板をモノにできず、登板翌日には二軍落ち。中堅、若手が萎縮してしまうのも当然です」(プロ野球解説者) 金本監督流の「喝の入れ方」かもしれないが、今の阪神ベンチは雰囲気が良くない。ファンも今回の「信用していない発言」には批判的だという。「7日の同カードでチームを勝利に導いたのは、鳥谷のバットでした。このまま負けたら、ズルズルと最下位まで落ちてしまうとの危機意識があったようです」(在阪記者) その鳥谷はスタメン出場だったが、ポジションは三塁。今春キャンプ途中から二塁にコンバートされ、実戦で三塁を守ったのは同日が初めてだった。ベテランの経験値でうろたえなかったが、他選手だったらどうなっていたか…。この1勝で不穏ムードの全てが解消されたわけではない。中盤戦以降が気がかりである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年06月09日 06時20分
キミは棚橋弘至の肉体を見たか?6.9大阪城でライガー&ミステリオと夢のトリオ結成!
4日の新日本プロレス後楽園ホール大会で選手のコメントを聞き終え、会場に向かう階段に足を運ぶと、入念にストレッチをしている棚橋弘至の姿があった。 アームサポーターを白に新調したことも相まって、先月のオカダ戦で見たときよりも、棚橋の上半身はさらにパンプアップされていた。先シリーズはジュニアヘビー級の大会が多く、イギリス遠征もあり、棚橋はシリーズ最終戦のみの出場だった。ただ5.4福岡国際センター大会で、最強王者と言っても過言ではないオカダをあと一歩まで追いつめていた。肉体のケアに充てた2月と比べてグングン状態を上げているのは、あの肉体を見れば明らかだった。 トーア・ヘナーレとタッグを組んだこの日の試合では高橋裕二郎&マーティー・スカルのバレットクラブを相手に敗れてしまったが、本来のキレが戻ってきていると思う。コンディションはここ数年でベストなのではないだろうか。ただ、IWGPヘビー級王座奪還に失敗した後に新たなテーマを見つけるのは、棚橋クラスの選手になると至難の業だ。6.9大阪城ホール大会ではどんなカードが用意されているのか、予想がつかなかった。 しかし、この日の試合後、その不安は杞憂に終わった。裕二郎とスカルはヘナーレにストンピングを連発し、棚橋がエルボーで裕二郎を食い止めるが、スカルは棚橋にカサ攻撃を仕掛けた。そしてチキンウィングフェイスロックで棚橋を絞め上げると、放送席の獣神サンダー・ライガーが乱入。これを見たスカルと裕二郎は慌ててリングから退散した。 会場から大きな「ライガーコール」が注がれる中、棚橋を救ったライガーはマイクを握ると「この『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』、試合がなくてイライラしてんだよ!レイ・ミステリオJr.、連れてこい?連れてきてやろうじゃねえか!なんなら棚橋選手、俺、ミステリオ、3人。オマエも誰でも連れてこいや!」と衝撃発言。『怒りの獣神』が大音量で鳴り響いた。 共闘することに合意したライガーと棚橋は筋肉ポーズを見せ、バレットクラブを挑発しながらアピールした。ライガーは棚橋の腕を上げ、ライガーは実況席に、棚橋は控室にそれぞれ戻った。 「どうやら、新しい闘いの腕に身を任せられた。イギリス遠征を経て、久しぶりに新日本プロレスのリングに戻ってきたけど、まだ何も見せられてないから。次だね。大阪、見てろよ」 棚橋は意気揚々としていた。棚橋、ライガー、レイ・ミステリオJr.のトリオには、夢と華がある。翌日、新日本プロレスはCody&ハングマン・ペイジ&スカルのバレットクラブCody派を対戦相手とすることを発表した。ミステリオとCodyのWWE的な絡みや、棚橋とCodyの絡みにも注目したい。 おそらくこのカードを一番喜んでいるのはライガーだろう。棚橋にとってもいい機会だろう。昨年の大阪城大会では内藤哲也をテキサス・クローバー・ホールドで葬り、IWGPインターコンチネンタル王座を奪還しており、相性もいい。次のチャンスである『G1クライマックス』に向けて、レジェンドたちに埋もれることなく、しっかりとアピールしておきたいところ。 復帰直後に見られた不安が払拭されつつある。棚橋弘至は負けても負けても諦めず、進化を続けている。大阪城では明るく、楽しく、華のある試合を見せてもらいたい。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.12】写真 / 舩橋諄
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芸能ネタ 2018年06月08日 23時20分
【有名人マジギレ事件簿】元・ほっしゃん、遅刻しても謝罪せず宮川大輔と殴り合い
元「ほっしゃん。」こと、お笑い芸人の星田英利が、6月から吉本の俳優部に移籍したと発表した。今後は、芸人としての活動を継続しながら、俳優業にも比重を置いていくという。 星田は99年まで、宮川大輔と結成した「チュパチャップス」として活動。解散後はピン芸人として活動し、05年に「R−1ぐらんぷり」で優勝。12年にはNHKの朝ドラ「カーネーション」に俳優として出演し注目を集めた。 そんな彼は変わり者として知られており、数々の異様な言動が、元相方・宮川によって暴露されている。 コンビ時代、2人が星田の家でネタ合わせをしていた時のこと。一区切りついたため、星田は風呂に入り、宮川はタバコを吸いながらテレビを見ていたという。すると、風呂から上がって早々、星田は「おまえぇぇぇ! オラァァァ!!」と突然、宮川に殴りかかってきたそうだ。これに宮川は「なんやねん!?」と反撃しながら尋ねると、相手は「おまえの吸うてるタバコ、おじいちゃんのラス1じゃ!」と激怒。なんと宮川が口にしたタバコは、星田の祖父が亡くなった際、病室にあった最後の1本だったそうだ。しかし、あまりに普通に置いてあったことで、吸ってしまった宮川は「知るかーー!」と言い返し、喧嘩になったとのこと。 星田の自宅といえば、過去、宮川があるロケで訪れた際、室内から亀のミイラや、4年放置したおでんが出てきたり、腐った卵には「上、下、下…」と、ファミコンの必殺技が書かれているなど、異様な部屋の状況が明かされ話題に。それほど無造作に物が置かれていれば、宮川が遺品であるタバコを吸ってしまったのも無理はないかもしれない。 またその後、2人が再び、殴り合いの喧嘩をする事件が起こる。 ある日、テレビ番組のロケが予定されていたそうだが、星田は集合時間から2時間も遅れて現場にやってきたという。だが、彼は一切謝罪をせず、鞄を机に叩きつけながら「で、どうするの!?」と高圧的な態度をとった。これに宮川は「で、どうするのやあらへんがな、ほっしゃん。やっぱ先、謝らな」と、優しく話しかけたとのこと。しかし、星田は、宮川の言葉に耳を傾けず、「で、どうすんの?」という言葉を連呼し続けた。さすがの宮川も頭に血が上り「表、出ろ!」と言うと、星田は「なんやオラァァァァーー!! アァァァァァァアア!!」と、突然の絶叫。 急に大声で叫び出したため、宮川は急いで外の方に連れて行き、「ほっしゃん、どうした? どうした? おかしいよ」と宥めようとした瞬間、またしても、星田は「ウワァァァァァ!」と声を荒げ、顔面にパンチをしてきたという。それから宮川は2発ほど殴られるのを我慢したとのことだが、その後は殴り合いに発展。結局、アナウンサーに止められるまで、喧嘩は続いたようだ。 近年は、ツイッター上での一般人とのバトルが注目を浴びる星田。今後、ドラマや映画の現場で、揉めるような事態に発展しなければいいのだが。
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芸能ネタ 2018年06月08日 22時40分
ダレノガレ、愛猫家から大きな期待と尊敬受ける 保護猫のためのインスタアカウント新設
モデルでタレントのダレノガレ明美が自身のインスタグラムを更新し、保護猫を譲り合うためのインスタグラムアカウントを作ったことを報告した。 愛猫家として知られるダレノガレ。昨年3月にも保護した妊娠中の野良猫を自ら動物病院に連れて行き、産まれた子猫を含めて自身で里親を探すとツイッターで宣言。「私が発信することで1人でも多くの方が猫ちゃんを助けたり、避妊手術をしたりしてもらえたら良いかと思った」とつづり、猫好き、動物好きから賞賛された。 結局、保護した猫からは6匹の子猫が生まれた。そのうち生き残れたのは1匹だけだったが、ダレノガレは子猫を引き取り「ダイソン(現在はダイトン)」と命名。先住の猫とともにかわいがっている。 そんなダレノガレだが、6日に自身のインスタグラムを更新し、「施設にいる猫ちゃんを少しずつ載せていき、里親さんをみつける為のアカウント」を新設することを発表。「たくさんの里親さんを見つけて、1匹でも多くの猫ちゃんが幸せになってもらいたいです!」と、多くの猫を救いたいと思いを込めた。 以前には実家で飼っていた猫が何者かに尻尾を切られ、数日後に死ぬという悲しいエピソードを告白し、動物虐待への怒りをあらわにしていたダレノガレ。今回も「動物虐待が法律でしっかりとした罪になることを願います!」と動物虐待をやめるよう訴えていた。 実は昨年、クラウドファンディングサービス「GirlsYell」を通じて神奈川県にある猫の保護施設「たんぽぽの里」の支援プロジェクトを立ち上げていたダレノガレ。子猫のワクチン接種のために支援を募り、目標金額125万円を上回る金額を集めてプロジェクトは成功した。その後も施設の中をきれいにしたり、猫が住みやすい環境になるよう協力してきたというダレノガレだが、今回立ち上げたアカウントもその施設と協力し合って運営すると明かし、「これからも定期的に足をもちろん運びます!」と宣言していた。 ダレノガレのこの活動にネットからは、「一匹でも多くの猫が望まれてもらわれていくといいな。頑張ってほしい」「一般人では無理なことも有名人なら動かせることがある。寄付などでも応援したい」「表に出てる人のメディアの正しい使い方。言うだけでなく行動で示していく姿はすばらしい!」などと、行動力を絶賛する声が多く集まっている。 その後、ダレノガレは7日にアカウントを新設。「1匹でも多くの猫ちゃんをステキな家族に出会ってもらいたい 沢山の方に見てもらえたら嬉しいです」と呼びかけていた。記事内の引用についてダレノガレ明美公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/darenogare.akemi/
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芸能ネタ 2018年06月08日 21時30分
絶滅危惧種の“ド派手ギャル”? ゆきぽよの革新的な芸能界進出ルートとは
Amazonプライム・ビデオで配信中の恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン シーズン1』に登場したカリスマ動画クイーンの“ゆきぽよ”こと木村有希が、そのド派手なギャルスタイルとおバカっぷりで話題となっている。同番組で見せた、「意外と料理ができる」「思いやりがある」といった見た目とのギャップに、視聴者は好感を持ったのだろう。 シーズン1配信開始後、“ゆきぽよ”には民放バラエティ番組からの出演オファーが増えているようだ。また今年2月には、同番組の本家である『The Bachelor Winter Games(バチェラー・ウィンターゲームス)』に参加し全米からも注目を集めた。 しかし日本のネット上では「話し方がわざとっぽい」「キャバ嬢みたいな格好して…」などと批判する声も。また、ギャル雑誌『egg』の元読者モデルという経歴を持つためか「みちょぱとキャラがかぶっている」など、読モ出身のギャルタレントとして活躍するみちょぱ(池田美優)との比較合戦が起きている。 そもそも芸能界におけるギャルタレント枠は少ない。「みちょぱの席を狙っているのでは」という声が上がるのも当然だろう。しかし“ゆきぽよ”の場合、TVに出始める前にカリスマ動画クイーンとして活動しており、自分自身で人気を勝ち取ってきた経緯がある。 読モ出身の人気ユーチューバーでも登録者数が5万人に達することはまれだが、“ゆきぽよ”は“ゆまち”(高橋由真)と共同で運営するYouTubeチャンネル『ちっぽよTV!』で独自コンテンツを公開し、登録者数は11万人を超える。さらに過去には動画配信サービスVineで再生回数6000万回を記録したことも。つまり、これまでのギャルタレントにありがちな読モからの芸能界進出ルートとは異なり、独自路線を開拓してきたと言えるだろう。 2010年代、ギャル雑誌は相次いで休刊・廃刊し、一部では「ギャル文化は消えた」とまで言われたが、今年3月にギャル雑誌の代表格『egg』がウェブで復活。こうした時代の流れもまた“ゆきぽよ”にとっては追い風になるかもしれない。 ただ民放のバラエティ番組においては、言いたいことをズバズバ言うだけのギャルタレントはすぐに飽きられてしまう。今後、彼女がどんな独自性を出してくるのか注目したい。
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柳都S(1600万下 新潟ダ1800m 23日) 本紙・橋本はマイネルアワグラス◎
2008年08月22日 15時00分
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芸能
DAIGO 声優初挑戦
2008年08月22日 15時00分
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スポーツ
ハッスル ゼウスがボブ・サップと一触即発
2008年08月22日 15時00分
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スポーツ
ノア 川畑輝鎮が抱く「黒」挑戦の野望
2008年08月22日 15時00分
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スポーツ
バレーボール女子柳本ジャパン F乳スパイカー木村沙織にファンがビーチバレー転向熱望
2008年08月21日 15時00分