「馬の気に任せてのレースになったけど、脚をためる競馬ができたのは収穫だった。今後がさらに楽しみになった」と寺崎厩務員は安定感の出てきた走りに自信を深める。
今回はハンデも据え置きの56kg。あとは初の新潟がポイントとなるが、「500kgを超える大型馬なので広いコースはむしろ合う。中間も好調を維持しているので、いい勝負を期待している」。いよいよ初重賞制覇のチャンス到来だ。
【最終追いVTR】DWコースで単走。前半から鞍上を引っ張っていくほどの好気合。直線でムチが3、4発叩き込まれると、その叱咤に力強い伸びで応えた。使い詰めだが、デキ落ちはまったく感じられない。