-
スポーツ 2008年01月07日 15時00分
全日本プロレス 佐々木健介が小島破壊予告
全日本プロレス3冠王者の佐々木健介が6日、八王子市民会館大会でブードゥー・マーダーズ(VM)の小島聡とタッグマッチで激突。VMの執ようなまでの反則攻撃に大激怒の健介は、シリーズ最終戦(9日、静岡・キラメッセぬまづ)での小島撲殺を宣言した。 この日、真田聖也と組み、小島&近藤修司と対戦した健介は、逆水平や左右のラリアートなど、序盤からパワー全開でVMを攻め立てた。しかし、小島に急所蹴りを食らって場外に連れ出されたすきにパートナーの真田が3カウントを奪われ、試合を落とすと、試合後も小島からイス攻撃を食らってしまった。 VMの度重なる反則攻撃によって怒りの導火線に火が付いた健介は「急所攻撃とか、汚いことばっかりで何が言いてえんだ」と大激怒。とりわけ小島は昨年12月の世界最強タッグ決定リーグ戦最終戦でも試合をぶち壊されたあげく、フォールを奪われた因縁の相手とあって「1対1だろうと、5対5だろうと、オレだけにかかって来い! オレから目をそらすな」と全日プロ本隊vsVM全面戦争での直接対決を要求。さらには「オレの気が済むまでボコボコにしてやる」と小島の完全破壊を予告した。 「やるんだったら、もっと大人のやり方があるだろ!」。本気モードにシフトチェンジした健介。これまでの借りは最終戦で一気に清算するハラだ。
-
スポーツ 2008年01月07日 15時00分
ドラディション 藤波辰爾が長州力との再会マッチ要求
無我ワールド・プロレスリングあらため「ドラディション」の藤波辰爾が6日、新日本プロレスの伝説レスラーユニット「レジェンド」に継続参加する意向を表明。さらには長州との再会マッチも要求した。 この日、東京・明治神宮で初詣した藤波。昨年は無我の同志である西村修に裏切られたこともあってか、今年は旗揚げするドラディションの所属選手を引き連れ“一枚岩”で参拝し「今年は良いスタートが切れますように」と願掛け。旗揚げ戦について「2月か3月に東京・後楽園ホールでやりたい」と言明した。 4日の新日本プロレス東京ドーム大会ではレジェンドに助っ人としてスポット参戦。当初はドーム限定の参加としていたが、「うちとか新日本とか関係なく団体の枠を超えた動きができれば。この先レジェンドの方も続けてやっていきたい」と継続参加を表明した。 永遠のライバル長州力と黄金連携を見せたことについては「どうせ絡むんであれば、アクシデントが起こるとか、もっと違った展開でもよかったかもしれないね」と振り返り「彼とは次また違う形やりたいね」とほくそ笑んでいた。次回は長州との対戦もあるのか。
-
レジャー 2008年01月07日 15時00分
飽くなきチャレンジャー 山口竜一騎手に迫る
いぶし銀の存在感で人気を誇る“ヤマリュウ”が新たな夢を探している。 現在、南関東で期間限定騎乗中の山口竜一騎手(船橋・林正人厩舎)は、宇都宮競馬の廃止に伴い2005年にホッカイドウ競馬へ移籍。移籍2年目にインパーフェクトでラベンダー賞(JRA 芝1200m)を勝利し、「地方馬でJRAのレースに勝つ。JRAの芝戦で勝つ」という長年の夢をすべて実現した。 07年は「量より質の年。いい馬と出会い、いい経験ができた」。マサノミネルバやディラクエとのコンビでダートグレードを制し、成績を見れば文句のない一年だった。だが、「実は夢が全部かなった後はモチベーションが少し下がっている状態。今年は情熱探し」と明かした。 北海道では「人生で一番、一生分働いてる」というほど生活が激変。宇都宮ではトップクラスでも北海道では新参者だ。それでも、辛酸をなめる日々をファンが支えてくれた。 「道営のホームページに応援の書き込みがあったりして、その気持ちに応えたかった。宇都宮時代は自分だけ見ていたけど、騎手として改めて気づくことがいっぱいあった」 支えを糧に北の大地で躍動。3シーズンを全速力で駆け抜けてきただけに、次の夢が見つかるまでには少し時間がかかるかもしれないが、情熱探しのフットワークは軽い。 「南関東で騎乗したいとずっと思っていたのが実現したし、今年は北海道が終わった後、シンガポールに行きたいと思っている。JRA受験も考えているし、安藤勝騎手とか岩田康騎手とかと同等に乗れるようになりたいね」 限定騎乗終了翌日に44歳を迎える。「中年の夢」は無限の可能性を秘めている。
-
-
レジャー 2008年01月07日 15時00分
先週の新馬勝ち馬(京都)
今年の新馬勝ち一番乗りはローズカットダイヤ(牝、父フレンチデピュティ、母ダイヤモンドジェム=栗東・平田厩舎)。5日(土)のダ1400m戦(牝馬限定)で好位3番手から力強く先行抜け出して快勝した。勝ち時計は1分26秒0(良)。 「道中、砂を被り嫌がっていましたが、追い出すとしっかり伸びてくれました」と好感触の藤岡康騎手。平田師も「千葉のセリで買った馬だけにうれしいですね。調教の動きから期待はしていました。距離が延びても心配ないです」と先々の期待を口にしていた。 6日(日)の芝2000m戦は注目は良血馬が評判通りの強さを見せた。快速で鳴らしたメイショウボーラーの半弟メイショウテッペイ(牡、父ダンスインザダーク、母ナイスレイズ=栗東・白井厩舎)がそれだ。好スタートからハナを奪うと危なげなく逃げ切った。勝ち時計は2分6秒3(良)。 「仕上がりも良く、ハナを切るつもりで行きました。うまくペースを落とし、ゴール前も余裕がありました」と福永騎手。兄弟ともに手掛けることになった白井師も「父がダンスインザダークにかわったので距離の心配はない。これからが楽しみ」と早くもクラシックを意識していた。
-
レジャー 2008年01月07日 15時00分
先週の新馬勝ち馬(中山)
6日(日)の芝1800m戦は、単勝3番人気に支持されたスペシャルディナー(父スペシャルウィーク、母ソフトパイン=美浦・伊藤伸厩舎)がクビ差で差し切り勝ちを収めた。勝ち時計は1分52秒4(良)。 中団から直線追い出されると鋭く伸びて、粘るオリエンタルヨークを鮮やかに差し切った。今年の初勝利となった鞍上・柴田善騎手は「今日初めて乗ったけど、返し馬からいいリズムで道中もすごく落ち着いていた。上手に走っていたから、追えば伸びると思っていた。加速したときにいい感じだったので、これなら届くと思った」と満面笑み。今後についても「最後の切れ味が良かった。うまく大事に育てていけば、いい武器を持っているので楽しみ」と将来を嘱望していた。 5日(土)のダ1200m戦は428kgの小兵バーニングブライト(牡、父サクラローレル、母バーニングウッド=美浦・菊川厩舎)が、直線鮮やかな追い込み勝ちを決めた。勝ちタイムは1分14秒1(良)。 4角で勝利を確信したという安藤光騎手は「千二では足らないと思ったが、前崩れの展開に恵まれた。ただ、逃げて勝ったのではないし、内容は良かった。次につながると思う」と収穫を口にした。「芝?馬が硬いので何ともいえない」芝への適性は微妙だが、この日のレースぶりから距離については、1600mまでは問題ないだろう。
-
-
芸能 2008年01月07日 15時00分
華原朋美 5度目の復帰はあるのか?
現在、4度目の休業を余儀なくされている歌手の華原朋美(33)が、大みそか、東京・渋谷のレンタルビデオ店で目撃されたという。一部ではヘアヌード写真集出版のウワサも出た彼女だが、5度目の復帰はあるのか!? 「午後9時ごろ、ヒョウ柄のワンピースにハンチング帽といういでたちで、横には同世代と思われるイケメン男がピッタリとくっついていたそうです。新作DVDやゲームソフトなどをイチャイチャしながら選んでいたといいますから、新しい彼氏なのかもしれません」(芸能ライター) 昨年6月28日付で所属事務所から契約解除された華原。 「その10日ほど前、華原はレギュラー番組の収録やコンサートのリハーサルをドタキャンし、事務所幹部を怒らせてしまったんです。実は、そのころ彼女は泥酔状態で路上で倒れ、病院へ搬送されていたのです。復帰したと思っても、平常心が保てず、必ず自爆してしまうのが、彼女のいつものパターンです」(同) 睡眠薬や精神安定剤を常用していたという華原は、酒を飲んだうえ、まるでクスリをおやつのようにかじっていたという。 「お母さんは契約解除後、今度こそ娘を芸能界から遠ざけようと、都心から離れた関東近県の病院に入れて、治療に専念させようとしました」(同) 健康食品の会社を興して大成功を収めている母親は、いずれ華原を後継者にとまで考えていたという。 「ところが、親の心、子知らずで、彼女は病院を脱走してしまった。お母さんが八方手を尽くした結果、数日後見つかりましたが、彼女はまだまだ歌いたいという気持ちが強いようです」(同) そして、9月20日には自身のブログを立ち上げ、「朝、昼、晩、食事をきちんとして運動は外出してプールに行ったり、ジョギングしたりしています。歌もレッスンしてます」などと近況を説明していたものの、わずか9日間で閉鎖。その後は再び消息不明となっていた。 「大みそかの夜、渋谷に現れたというのがミソ。彼女はまた『紅白』のステージに立って歌いたいと思っているのでは。そのためには“男断ち”することも必要なんでしょうけど」(同) 華原の復帰はあるか!?
-
社会 2008年01月05日 15時00分
韓国カジノで遊ぶ
韓国最大規模の外国人専用カジノ「セブンラック」がアツい。日本で合法化されていないカジノを気軽に楽しむには、羽田空港から飛行機で約2時間とアクセスのいい韓国ソウルがおすすめだ。セブンラックでは大人のギャンブルを満喫するだけでなく、冬のソウルでチェ・ジウ似の美女ディーラーと対決できる。 気温4度。金浦空港に降り立つとヨン様もびっくりの寒さだ。空港内にセブンラックカジノ受付があり、ツアーならば送迎バスに乗って1時間ほどでソウルに到着する。 セブンラックカジノは韓国国内に計3店を展開し、いずれも年中無休の24時間営業。店ごとに韓国、ラスベガス、ヨーロッパスタイルと様式分けされている。 ソウル市中心部にあたる江南区の「セブンラックソウル江南店」は韓国スタイルカジノだ。韓国の伝統文化を生かしたデザインで統一されており、王朝時代の貴族の帽子をイメージした屋根が覆うテーブルでは、欧米やアジア各国の観光客がバカラやブラックジャックに集中していた。高級ホテルに隣接するためアクセスがよく、観光の合間に気軽にプレイできる。 最近の為替相場は100ウォンが約12円。団体客に人気のルーレットはミニマム2500ウォン(約300円)から。カジノ体験ツアーの約1時間で100万ウォン(約12万円)獲得した人もいる。100ウォンから遊べるスロットマシーンは、日本国内で1枚20円貸し出しのパチスロより安価だから遊びやすい。VIP専用ルームはミニマム数十万円からの勝負。想像できない大勝負が繰り広げられている。 セブンラックカジノの魅力は韓国観光公社が100%出資する子会社グランド・コリア・レジャーが運営していること。透明性はもちろん、サービスが行き届き、初心者も安心して遊べる。日本語担当の案内役らが常時スタンバイしており、ゲームのやり方などで迷うことはない。3店の開店初年度の2006年には予想以上の49万7000人を集め、07年度も目標の75万人を突破する勢いという。 韓流ブームの仕掛け人といわれる同社のキム・ジュンムン専務は「うちはヨン様より素敵な社員や美人ディーラーが多いですよ。それが戦略です(笑)。大勢の日本人に韓国に来ていただくと同時に、セブンラックカジノで遊んでもらえればなお嬉しい」とユーモアたっぷりに話す。 単なるリップサービスでないことは写真をご覧の通り。フリードリンクのバーコーナーやディーラーは美女ぞろいで「まるでソウル中の美人を集めたみたいだ!」と驚く人も。 中区の「ミレニアムソウルヒルトン店」ではチェ・ジウ似の美女と遭遇した。日本語担当の案内役イ・ジンスクさん(22)は「私なんかよりもっとチェ・ジウ似の美人ディーラーがいますよ」と照れながら、「韓流ブームのおかげで日本人女性客が増えたんです。遠慮せずに何でも聞いてください。おいしい焼肉店だって教えますよ」とはにかんだ。 ハングル語や英語ができなくても、カジノ初体験でも問題ない。 カジノを楽しんだあとは観光名所を回ったり、街を歩いたり、焼き肉などの韓国料理に舌鼓を打つのが正解。もうけた金で遊べれば言うことなし…だけど、それは運と腕次第だろう。 男性でも女性でもソウルに毎週通いたくなってしまうこと間違いなし!のドキドキ体験だ。 ○セブンラック店舗紹介【ソウル江南店】…韓国スタイルは落ち着いたデザイン。漂う空気感がアジアンテイストなのでホッとする。06年1月オープンで総面積は2839平方メートル。周囲にはCOEX(コエックス)免税店をはじめ高級ホテルや百貨店が林立している。《テーブル》メインバカラ2、ミディバカラ7、ミニバカラ16、ブラックジャック16、ルーレット6、ポーカー3、タイサイ1、ビッグホイール1=計52台《マシン》計110台【ミレニアムソウルヒルトン店】…巨大スクリーンに米プロスポーツ映像を流すラスベガススタイル。06年5月オープンで総面積は2809平方メートル。若者の流行スポットである明洞や、卸売店が集まる賑やかで活気に満ちあふれた南大門市場へのアクセスもいい。《テーブル》メインバカラ2、ミディバカラ7、ミニバカラ16、ブラックジャック15、ルーレット11、ポーカー5、タイサイ2=計58台《マシン》計142台【釜山ロッテ店】…海中をイメージさせるヨーロピアンスタイル。モダンで洗練されたインテリアが格調高い。06年6月オープンで総面積は2181平方メートル。チョー・ヨンピル氏のヒット曲「釜山港へ帰れ」で知られる観光都市に立地する。《テーブル》メインバカラ1、ミディバカラ5、ミニバカラ8、ブラックジャック9、ルーレット6、ポーカー3、タイサイ1、ビッグホイール1=計34台《マシン》計70台○セブンラックカジノ セブンラックカジノ…勝利を象徴する「星」と幸運を表す「7」を組み合わせたロゴが目印。ホームページのアドレスはwww.7Luck.com○観光案内 ソウル市内の立ち寄りスポットでは龍山区の「国立中央博物館」が見ごたえたっぷりだ。05年に新しく建て替えた館内はゆったりしており、国宝級の古美術品などを日本語解説つきで見学できる。西遊記のワンシーンが彫られた敬天寺十層石塔は必見。 同じ龍山区にある骨董街・仁寺洞でおもしろカッコいいパフォーマンス飴店を見つけた。韓流美青年が日本語を交えてリズミカルに歌いながら、はちみつを極細の麺状に1万6384本までのばす。伝統宮中菓子で1パック5000ウォン(約600円)。 食べ物は日本人の口に合う。韓国でもごちそうという本場の焼き肉や、鶏肉にもち米や高麗人参を詰めて煮込んだ「サムゲタン」など、なじみがあってスタミナ満点の料理がそろっている。○ブラックジャックに挑戦 取材の合間を縫って約1時間、ソウル江南店のブラックジャックで勝負した。基本ルールはトランプカードの合計が「21」に近いほうが勝ち、22以上になったら即負け。美女ディーラー&案内役らに視線を泳がせながら、ミニマム5000ウォン(約600円)のテーブルにつく。ドキッとするセクシーディーラーと互角に渡り合い、最終的に3万ウォン(約3600円)稼いだ。異常に嬉しいんだな、コレが。
-
スポーツ 2008年01月05日 15時00分
新日本プロレス 第48代新王者の中邑真輔と3代目ベルト保持者カート・アングルのIWGP統一戦が2・17両国国技館大会で実現!
新日本プロレス「レッスルキングダムII」が4日、東京ドームで開催された。3代目ベルト争奪戦はカート・アングルが永田裕志を撃破。IWGPヘビー級選手権ではチャンピオン棚橋弘至に挑戦した中邑真輔が新王者となった。ドーム決戦で2大IWGP戦を勝ち抜いた2人。ついにIWGP王者の中邑と3代目ベルト保持者アングルが2・17両国大会でIWGP統一戦を行うことになった。 IWGPに決着のときが来た。 2005年7月にブロック・レスナーが持ち逃げしたことで流出した3代目ベルト。この日のセミファイナルでは3代目ベルト争奪戦として現在ベルトを保持するアングルと“ミスターIWGP”永田が激突した。試合はナガタロックをアンクルロックで返すシーソーゲームとなったが、アングルに軍配。新日プロはベルト奪還に失敗した。 また、メーンで行われた正規のIWGPヘビー級選手権では中邑が王者の棚橋に競り勝ち、4年ぶり2度目の王座戴冠。第48代王者となり、試合後は3代目ベルト保持者のアングルとリング上でにらみ合い「IWGPの3代目のベルトはオレが取り返す。統一戦やってやる」とケンカ状をたたき付けた。 3代目ベルト問題の解決に乗り出した新王者・中邑にアングルはあくまで「オレの持っているベルトがチャンピオンのもので、中邑のは2番目のベルト」と主張。さらには「オレが本当のチャンピオンなのだから、ナカムラはペーパーチャンピオンだ」と断。統一戦についても「会社に一任する」とだけ述べ、明言を避けた。 一方、新日プロの菅林直樹社長は「われわれとしてはアングル選手がチャンピオンの中邑選手に挑戦することを要求しますが、彼が挑戦という言葉を拒むなら統一戦という名称でも構いません。とにかく2月の両国でタイトル戦をやってもらう」とピシャリ。2月17日の東京・両国国技館大会でIWGPヘビー級タイトル統一戦の開催を言明した。 ベルト問題決着のため、ついに行われる現王者の中邑と3代目ベルト保持者アングルのIWGP統一戦。新日プロにとっては負ければ再び至宝流出というリスクの高い一戦になるが、果たしてどんな結末が待っているのか、世紀の一戦から目が離せなくなってきた。
-
スポーツ 2008年01月05日 15時00分
新日本プロレス 挑戦者の中邑真輔がライバル棚橋弘至を破って新王者に
逆境をはねのけた。ゴング直後から負傷した左肩を集中砲火された中邑。左腕をつかまれるとドラゴンスクリューを放たれ、ストンピングを浴びせられるなど、非情攻撃のオンパレードで悲鳴を上げた。 それでも中邑は諦めない。棚橋のハイフライフローでフォールされるも肩を上げる。力の入らない左腕をかばいながら執念のリバースパワースラムを発射して形勢逆転。最後も23分8秒、インパクト十分の雪崩式ランドスライドを繰り出し、大逆転劇をやってのけた。 2003年にIWGP史上最年少王者となって以来、4年ぶり2度目の戴冠。試合後はケガを乗り越えての王座奪還に感無量で涙をぬぐい「プロレスをどうしていいものか分からない時期もあったけど、信じてやってきて良かった」と喜びを噛みしめた。一方、敗れた棚橋は「オレとベルトは相思相愛だから、すぐオレの下に帰ってくる」と語っていた。
-
-
スポーツ 2008年01月05日 15時00分
新日本プロレス 永田裕志はカート・アングルの牙城を崩せず、無念の敗北
ミスターIWGPでもアングルの牙城を崩すことはできなかった。序盤から左足に強烈なタックルを食らい、足四の字固めで絞め上げられ、苦戦を強いられた永田。執ような足攻めに苦悶しかけたが、白目をむいて渾身のアームロックで反撃の狼煙(のろし)。 エクスプロイダー、雪崩式フロントスープレックスで畳みかけたものの、アングルの息の根を止めることはできない。間髪入れず伝家の宝刀ナガタロックで勝負に出たが、逆にアンクルロックで切り返されピンチ到来。なんとかこの局面を回避したものの、最後もミドルキックをキャッチされ、アンクルロックで万事休す。18分29秒、無念のギブアップ負けを喫した。 試合後は「やれることはやった。悔しい気持ちは残ってるけど完全燃焼」とポツリつぶやいていた。