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レジャー 2008年01月04日 15時00分
中山金杯(GIII 中山芝2000m 5日) 本紙・橋本 サイレントプライドが重賞初V
遅れてきた大物、サイレントプライドが2連勝で初タイトルを奪取する。 前走のディセンバーSはまさに真骨頂。休み明けで「まだ六、七分のデキだった」(佐藤助手)にもかかわらず、0秒6差突き放す圧勝劇だ。もともと、潜在能力は有馬記念を優勝した「マツリダゴッホとそん色ない」厩舎の期待馬。2度の骨折で遠回りを余儀なくされたが、前走を勝って完全に機は熟した。 陣営は「おつりを残して勝ってもらわないと困る」と自信は揺るぎない。普通に走ってくれば、九分九厘勝てる。 強敵は関西馬アドマイヤフジ。鳴尾記念3着は休み明けのうえに、道中で不利が重なり、不完全燃焼に終わったもの。それで0秒1差だから、力はある。今度は好勝負。 エアシェイディも先行策が決まれば怖い。
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レジャー 2008年01月04日 15時00分
中山金杯(GIII 中山芝2000m 5日) 藤川京子 ヒラボクロイヤルでビッグなお年玉ゲットよ
明けましておめでとうございます。中央競馬は1週お休みでしたが、その間の年末年始は地方競馬を楽しんでいた藤川です。今年も内外タイムスともどもよろしくお願いいたします! さて、お正月競馬の第1弾は中山金杯です。比較的荒れる傾向にありますから、人気に惑わされないようにしたいものです。ここは4歳になった◎ヒラボクロイヤルの復活劇に期待します。 前走のジャパンCは16着。直線で前がふさがる不利があり、馬の気を損ねてしまった感じです。それでも、気を抜くところがある馬が道中はスムーズな走り。初ブリンカーの効果は現われていました。 まともなら青葉賞を勝った馬ですから、力はこんなものではないでしょう。今回は相手も一枚落ちますしね。中間は立て直しが図られて馬も元気。速いところもしっかりやっていますから、仕上がりは問題ありません。 中山は初コースになりますが、小倉で勝っているように小回りも心配ないし、かなり面白い存在になると思います。集中した走りで、再びスポットを浴びます。
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レジャー 2008年01月04日 15時00分
京都金杯(GIII 京都芝1600m 5日) 本紙・谷口 大器晩成エイシンデピュティに勝機到来
新年明けましておめでとうございます。“偽”という漢字一文字で世間が斬られた昨年を我が予想に置き換えれば、読者の皆様を前にどこか肩身が狭くて自責の念にかられる記者。ド派手なガッツポーズでゴール板を駆け抜けた蛯名ジョッキー自身が「アッと驚かされた」という昨年のKYグランプリの結果が如実に物語るように、勝負は時の運だというものの、今年こそ一年間を通して耳を澄まし、目を凝らし、足を棒にして広大な栗東トレセンを東奔西走。結果はどうであれ、“真”を尽くして胸の張れるこん身の◎を打つ覚悟。今年もどうぞよろしくお願い致します。 さて、京都金杯。まさしく“心技体”充実で新年恒例の重賞を迎えるのがエイシンデピュティだ。 ツメの弱さや精神面の不安定さで出世が遅れたが、「昨年の春あたりから、心身ともに成長がうかがえだした」という担当の甲斐助手の証言通り、3歳4月のデビューから19戦目のエプソムCで待望の重賞初制覇を飾ったのは記憶に新しいところ。大志を抱いた昨秋の毎日王冠、天皇賞は馬インフルエンザの移動制限の余波が微妙に影響して、降着など、不本意な成績に終わったが、叩き3戦目の前走・鳴尾記念でハナ差2着と完全復調を印象づけた。 「もう少し2番手の馬が我慢してくれていたら勝っていたと鞍上も悔しがっていた」とは甲斐助手。「2歳に入厩した時から抜けた素質の持ち主だと思っていたが、やっと本物になったね。来年が本当に楽しみになってきた」と笑顔を見せる。 中間もここを目標に乗り込まれ、仕上がりは万全。「大型馬らしく使って良くなっているし、馬は心身ともに昨年よりさらにたくましくなっている。ここを勝っていいお正月にしたいよね。春の最大目標は安田記念」と改めて同馬の素質に惚れ直す野元師の言葉に、業界にはびこる“偽”などはない。 まずは大器晩成を地でいくこの馬で新年のご挨拶。
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スポーツ 2008年01月04日 15時00分
全日本プロレス 新春早々に春の嵐が吹き荒れた! VMは分裂で裏切り者の諏訪魔に報復宣言!!
3日の全日本プロレス後楽園ホール大会で世界タッグ選手権が行われ、ジョー・ドーリング&武藤敬司の挑戦者組がTARU&小島聡の王者組を破ってベルトを奪取。さらに諏訪魔がブードゥー・マーダーズ(VM)を裏切って本隊に復帰を果たした。その一方で、崖っぷちのVMは早くも諏訪魔への報復を宣言。VMは本隊からの引き抜き工作まで示唆するなど、全日プロの勢力図が大きく動き出そうとしている。 王道マットに新年早々から政変の大きな嵐が吹き荒れた。 まず最初の嵐は世界タッグ選手権試合で巻き起こった。昨年暮れの「世界最強タッグ」を制した武藤&ジョー組は、TARU&小島の王者組に挑み、武藤が低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、閃光魔術弾などで試合序盤で王者組を一気に追い詰めた。 途中レフェリーの失神でリング上が無法地帯と化すと、イス、鉄パイプ攻撃など凶器を持ち出したVMに苦しめられたが、武藤組も負けじと応戦。ジョーが鉄パイプを奪って真っ二つにすると、武藤が閃光魔術弾でアシスト。最後は武藤が小島を足4の字固めで捕獲したすきに、ジョーがTARUにスパイラルボムを決めて3カウントを奪取。最凶軍団がベルトを持ったことで、黒く染まっていたリングを武藤組が正常化してみせた。 第2の嵐は試合後。ベルト奪還の余韻に浸る間もなく武藤組はVMから暴行を受けたが、そこに現れたのはVMの一員であるはずの諏訪魔。諏訪魔はVMを蹴散らすと、武藤とガッチリ握手を交わし、本隊への復帰の態度を示した。「より良い諏訪魔をコッチも期待してる。本隊の新たなる構築だな」と武藤も王座奪還に加え、本隊の勢力拡大と二重の喜びで喜色満面だった。 一方、世界タッグベルト流出、諏訪魔の造反と、まさに泣きっ面に蜂状態のVM勢も黙ってはいない。とりわけ謀反を企てた諏訪魔には怒り心頭で「オレらを怒らしたらどうなるか自分がよく知ってるだろ!?」(近藤修司)「後でどうなるか分かっててやったんやろ!?」(“brother”YASSHI)。小島も「(出ていくなら)それ相応の覚悟が必要。たたき潰してやる」と制裁を宣告した。さらにVMのリーダーTARUは「一番愛情を注いだのに、許されることじゃないで」とし「ブードゥーのやり方で教えたる。楽しみが増えたってこっちゃ」。VMは諏訪魔もろとも本隊を壊滅すべく、血の大雨を降らせようと目論む。 さらにTARUは不気味な予告もぶっ放す。「寄生したる。本隊に入って会社に不満のあるヤツ引き抜いたる」と諏訪魔にかわる新戦力のヘッドハンティングも辞さない構えだ。 2008年早々の王道マットを襲った嵐はまだまだ収束の気配なし。嵐の後には大きな地殻変動が巻き起こりそうだ。
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スポーツ 2008年01月04日 15時00分
大みそか 日本格闘界の大連立の今後は?
「大連立」の旗印の下、東西で熱戦が繰り広げられた昨年大みそかの格闘技イベント。果たして今後の行方は。 「Dynamite!!」の最大の注目カードとなった桜庭和志VS船木誠勝は、桜庭がアームロックで一本勝ち。7年ぶりの現役復帰となった船木を桜庭が返り打ちにした。 一方、旧PRIDEスタッフによって行われた「やれんのか!大晦日!2007」では大連立の象徴とも言うべき、2大注目カードが行われた。 エメリヤーエンコ・ヒョードルVSチェ・ホンマンは、ヒョードルが体格差をものもせず、1Rにガードポジションから腕ひしぎ逆十字を極めて貫禄勝ちを収めた。 また、PRIDEウエルター級GP覇者の三崎和雄vsHERO'Sライトヘビー級トーナメント覇者の秋山成勲による王者対決は、三崎が1Rに左フックをたたき込んでダウンを奪うと、起き上がり際の秋山の顔面に蹴りをぶち込んでKO。秋山を鼻骨骨折で病院送りにした。三崎は「今年もこのリングで大暴れしたいと思う」と熱い思いのたけをぶちまけた。 「けじめのイベント」として開催された「やれんのか!」だったが、イベント終了時のオーロラビジョンと、新年のカウントダウンで割られたくす玉からは「桜の咲くころ、夢の続きを…」「今年もやれんのか!」の文字。早くも次開催を予感させた。実際、スタッフの一人はオフィシャルサイトのブログ上で「再び、桜の花の咲く頃にお会いできるよう、頑張ります」とコメント。次開催に向けた動きは確実にある。 「やれんのか!」をサポートした、ヒョードル擁するM-1グローバルは5月にも日本で旗揚げと言われており、旧PRIDE勢との“合体”がウワサされる。また、3月旗揚げの「戦極」との絡みも目が離せない。昨年大みそかの大連立を契機に動き出した日本格闘技界。「桜の咲くころ」には大きな波が押し寄せることになりそうだ。
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スポーツ 2008年01月04日 15時00分
新日本プロレス TNA勢が大激怒。
いよいよきょうゴングが鳴る新日本プロレス1・4東京ドーム大会の前日会見が3日、都内のホテルで行われた。新日プロ勢と全面対抗戦に臨むTNAがズラリ勢ぞろい。新日プロサイドの足並みがそろわなかったことに怒りを露わにした。 17回目を迎える年明けドーム決戦。今年は「レッスルキングダムII」として米新興団体のTNAとの対抗戦が開催される。この日はTNA勢がガン首をそろえて登場。冒頭こそ好意的なコメントを発したものの、新日プロサイドの対応には怒りをぶちまけた。 口火を切ったのはドーム決戦でドヒール軍団GBHの真壁刀義&矢野通組と戦うチーム3D。対戦相手が会見場に姿を現さなかったことに腹を立て「今とても機嫌が悪いんダヨッ!」と、不機嫌モード全開。間髪入れずに「明日は必ずアイツらをテーブルにたたきつけてやるよ。コラァ!」と威かく。得意のテーブル葬のえじきにすることを予告した。 さらに中西学と戦うアビスもご機嫌ナナメだった。会見に来なかった中西に怒り心頭。終始イライラモードで「ミーはノースピーク!」とコメントを拒否する始末だ。 新日プロサイドの出足がそろわなかったことに激怒したTNA勢。怒りの炎に火が着いたことで対抗戦がどんな戦いになるのか、目が離せない状況となった。
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芸能 2008年01月04日 15時00分
2008年は人気女子アナ独立ラッシュの年になる!?
女子アナ人気は依然として高いが、今年は人気女子アナの独立ラッシュになるかもしれないと、注目されている。 「今年は各局の人気女子アナの“独立ラッシュ”になると思います」(テレビ誌ライター) まず、暮れのテレビ朝日「ロンドンハーツ」の“芸人203名が選んだ付き合いたい女子アナランキング”で堂々の1位に輝いたテレビ東京の大橋未歩アナ。 「芸人だけではありません。一般向けのアンケートをやっても、彼女はいつも1位か2位にランキングされます。今、最も好感度の高い女子アナです」(芸能ライター) 大橋アナは07年元日に入籍している“人妻アナ”だが、独立する理由は家庭の経済事情にあるという。 「夫でヤクルトの城石憲之選手の成績がパッとしないからです。硬いものから軟らかいものまでこなせる大橋アナがフリーになれば、引っ張りダコになるのは明らか。CMのオファーも殺到するだろうし、フジからフリーになった内田恭子アナ以上に稼げます。年収2〜3億円は堅いでしょう。大橋夫妻は仲がいいですが、“子作り”をしなかったのは、独立を視野に入れていたからとみられています」(同) フジテレビでは、アヤパンこと高島彩アナの“寿退社→フリー”が取沙汰されている。 「暮れに、アヤパンが局の幹部に寿退社を申し入れて了承されたという情報が流れました。相手はもちろん人気デュオ『ゆず』の北川悠仁。3月に退社してフリーになるという内容です」(同) さらに、ここにもうひとつ仰天情報が加わっている。 「昨年12月、テレビ朝日・大木優紀アナと『ゆず』の岩沢厚治との交際が発覚しましたが、なんと大木アナも寿退社してフリーとなり、アヤパンと事務所を設立するというのです。さすがにこれは少しできすぎた話ですが…」(同) また、フジテレビ夜の報道番組「LIVE2007ニュースJAPAN」の滝川クリステルアナにも独立のウワサが絶えない。 「滝クリは、実はフジの系列子会社の社員で、同年代のフジの社員より給料が低いことにずっと不満があるのです。TBSの小林麻耶アナは、このところ、妹の麻央が所属する事務所関係者と会って独立を模索しているともいわれています」(同) ともあれ、今年も人気女子アナの動向から目が離せないのは間違いなさそうだ。
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その他 2008年01月04日 15時00分
映画「テラビシアにかける橋」試写会に5組10名様をご招待
児童文学界のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞など数々の賞を受賞しているキャサリン・パターソンの原作を、「ナルニア国物語」のウォルデン・メディアが映画化。全米ではディズニーが配給し、2月公開作としてボックスオフィスを塗り替える大ヒットを記録した映画「テラビシアにかける橋」(東北新社配給、1月26日公開)の試写会(1月21日、九段会館、18時半開場/19時開演)に5組10名様をご招待します。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
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レジャー 2007年12月28日 15時00分
大井東京大賞典大特集 東京大賞典(JpnI 大井2000m 29日) 本紙・古谷は東京ダービー馬アンパサンドを指名
2006年の北海道2歳優駿でトップサバトンに4馬身突き放されたアンパサンド。川崎に移籍し、全日本2歳優駿の取材をしていた時、池田孝師の言葉が強く印象に残った。「馬体を見ていて、今後の成長力を考えれば、サバトンを逆転できる」 サバトンとアンパをじっくりと見比べ、そう感じた師。羽田盃でこそ悔しい敗戦を喫したが、東京ダービーではその雪辱を果たした。もちろん、3強と称されるもう一頭のフリオーソも、羽田盃で先着、東京ダービーでは完封している。 JDD後、はく離骨折で休養していたが、「11月に帰厩後は歩様も良くなったし、精神面での成長もうかがえる。1週前の段階ではまだピリッとしなかったが、その後は気合乗りが変わってきた」と、師は日を追うごとの良化に目を細める。 「久しぶりに3強がそろうし、この対戦はファンとすればたまらないよね。まして、中央の強豪もくるし。この3強が今後の南関東を引っ張っていく存在になっていくように頑張っていきたい」 その主役はアンパサンドであり続けたい。最後の大一番は、東京ダービー馬に夢を託す。
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レジャー 2007年12月28日 15時00分
大井東京大賞典大特集 東京大賞典 高橋華代子の注目馬はベルモントストーム
いよいよ暮れの大一番が迫ってきた。羽田盃馬トップサバトン、東京ダービー馬アンパサンド、JDDの勝ち馬フリオーソの3強がそろって出走することは、南関東に携わる者としても非常に誇らしい。また、常に脚元と相談して仕上げられてきたルースリンドは、久しぶりに併せ馬でビッシリ追われ、状態の良さをうかがわせている。 馬券的な妙味で面白そうなのはベルモントストーム。かつては無敗で京浜盃馬になり、東京ダービーではアジュディミツオーを抑えて1番人気の支持を集めたこともある。 9年前に東京大賞典を制して、一世を風靡(ふうび)したあのアブクマポーロにかかわってきた者たちが手掛けていることでも知られる。陣営は絶対能力にほれこみ続けてきた。しかし、体質的に非常に弱く、素質を開花させてあげられない苦しみが続く。それでも焦らず、アブクマポーロが教えてくれた「無理をさせずに待ってあげる」ことが光明を見いだす。 前走のアフター5スター賞は3度目の長期休養明け。11番人気の中、3着に突っ込んできたのだが、この馬の能力を考えればまったく不思議でない結果。体に痛い部分がなくなったことで思い通りに仕上げられるようになった。歩様が改善され、体全体を使ったフォームに変わってきたのだ。 「距離は一気に延長するけれど、短距離を使ったことで気合乗りが良くなっていいと思う。折り合いはつく馬だからね」と手綱を取るのは父の石崎隆之騎手から託された駿騎手。 真骨頂を発揮できるか非常に興味深い。全国レベルであることは、この馬にかかわる誰しもが感じてきたことだから。