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レジャー 2008年01月10日 15時00分
古賀正俊の当たり馬券直行便 新春競馬の馬場状態を把握する
明けましておめでとうございます。例年通り、5日から正月競馬がはじまりましたが、みなさん、結果はいかがでしたか?さて、新年の第1回は5、6日の開催を見て中山の馬場について気づいたことを書いてみます。 芝は昨年暮れのAコースから6m外側に仮柵が移動されたCコースで開催されています。コンディションは良好で、コース形態からも逃げ、先行馬が有利なのは間違いありませんが、仮柵が移動したことにより、コーナーがゆったりし、展開ひとつで差し、追い込みも利く馬場でしょう。 ただし、連続開催の影響で芝がハゲたところもあちらこちらにあるので、ひと雨くると、悪い馬場にかわる状態に見えます。また、JRAが週中に行う芝の手入れで、砂を入れたり、ローラー掛けをすることで、馬場は変化します。この季節の開催は馬場の内、中、外、どのコースがいいのか、1週ごとの見極めが必要です。 ダートの砂厚は8cmですが、この開催から凍結防止のため、不凍液をまいたとのこと。1週目はまだその影響は出ていないようでしたが、寒さが増す今後は凍結対策で砂と不凍液がなじむようにツメの深いハローをかけるので、重たいダートにかわっていくと思います。毎年、1月の中山開催のダートは時計のかかる力を要する馬場状態です。 話は変わりますが、馬体重についても気を配りたいですね。昨年の12月28日から半休、全休が続き、馬体調整が難しい時期です。馬券を買う際には調教不足による大幅な馬体増や精神面のストレスからくる馬体減、また寒い日の発汗に注意してください。
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レジャー 2008年01月10日 15時00分
今週の有力新馬(中山)
3日目(土)のダ1200m戦はシルクフェイマスの叔母にあたる良血馬ピーカブー(牝、父サクラバクシンオー、母マラブー=美浦・大江原厩舎)が注目株だ。 430kg前後の均整の取れた馬体の持ち主で、中間もダイナミックな動きを見せている。昨9日の坂路追いでは終い重点ながら800m54秒7→39秒1→11秒9をマーク。「追ってから味のあるタイプで、ゲートも速い。体もできあがっているし、ダートも問題ないから楽しみだよ」と大江原師の期待も大きい。 4日目(日)の芝1600m戦はハチノヨウニサス(牝、父War Chant、母Bridey O.=美浦・手塚厩舎)がスタンバイ。 父は日本でもなじみ深いダンチヒの産駒で、BCマイル(米GI)を制した快速馬。「血統はいいし、スピードもあるので距離はマイルぐらいがベスト。体も十分にできているから初戦から期待できるよ。ただ、“権利持ち”の馬がいっぱいいるから、出走できればいいんだけどね」と手塚師は“敵は抽選だけ”といわんばかりだった。
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レジャー 2008年01月10日 15時00分
今週の有力新馬(京都)
4日目(日)のダ1400m戦はリーガルスキーム(牡、父サクラバクシンオー、母ミントエンジェル=栗東・中尾秀厩舎)の仕上がりの良さが目立つ。 直前の坂路追いでは800m51秒5の好時計をマーク。11月上旬から約2カ月近くみっちり乗り込まれてきて仕上がりは文句なしだ。「スピードがあって、追ってからの反応もいい。ケイコ通りなら初戦から勝ち負けになるだろう」と中尾秀師。和田騎手を背にデビュー予定だ。 同日の芝1600m戦はドリームボート(牡、父シンボリクリスエス、母ブルーハワイ=栗東・安田隆厩舎)が初戦突破を狙う。 半兄には同じ厩舎に所属したケヴァルト(通算4勝マーク)などがいて、クズの出ない血統として有名だ。ケイコの動きも良く、昨9日の坂路追いでは800m51秒9の好時計をマークしている。「速いケイコをやるようになっていい時計が出るようになった。血統的にも期待している一頭なので楽しみ」と安田景助手。鞍上には福永騎手を予定している。
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レジャー 2008年01月10日 15時00分
衝撃第2章 ディープインパクトの初産駒が誕生
ディープインパクト産駒がとうとう誕生した! 北海道新ひだか町三石・鳥井牧場で産声を上げた待望の1番子は牝馬で、母はロングディライト(母の父ミルジョージ)。半兄にはナリタプレリュード(牡6歳、栗東・沖厩舎)などがおり、2年後のデビューが待たれる。
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スポーツ 2008年01月09日 15時00分
大相撲 朝青龍がけいこ総見で白鵬とガチンコ7番勝負。初場所を前に怨念の先制攻撃
大相撲初場所(13日開幕、東京・両国国技館)を前に横綱審議委員によるけいこ総見が8日、都内同所で行われ、不仲がウワサされる東西両横綱がそろい踏み。わんぱく横綱の朝青龍(高砂部屋)が、ライバル白鵬(宮城野部屋)との“ガチンコ7番勝負”に5勝2敗で圧勝した。あくまでけいこにもかかわらず、白鵬のカラダを紅潮させるほど痛めつけたドルジ。だが、この“先制攻撃”にはある怨念がこもっていたという。 「ごっつぁんデシタ!」。ドルジはほくそ笑んでいた。 2003年9月(朝青龍、武蔵丸)以来となる東西両横綱そろい踏みでのけいこ総見に臨んだ朝青龍と白鵬。かねてから不仲が取り沙汰されている両雄は、けいこ場に現れたときから一定の距離を保ったまま、一切目を合わさなかった。 賜杯を争うライバルであり、何かと比べられる目の敵とあって、緊張ムードが解けることはない。とはいえ、明らかに表情の強張った白鵬とは対照的に、幾多の修羅場を潜り抜けてきた朝青龍は、そんな緊迫感もへっちゃら。強烈なブチかましからの押し出しで1勝目を挙げると、あれよあれよと3連勝だ。 その後、はたき込みなどで2敗したもの、左足首の負傷を感じさせない力強い動きで実力をいかんなく発揮。最後も「フォィッ!」との掛け声で白鵬をゴロンとすっ転ばせてあっさり5勝目。すると自ら「ごっつぁんデシタ!」と強制終了を言い渡し、いわゆる勝ち逃げで総見を終えた。 朝青龍は終了後「よかった。相手もよかったんじゃない」とわざわざ相手を褒めたたえるなど、ご満悦のコメント。一方の白鵬は「思ったより(強くて)ビックリした」と誤算だったようだ。とはいえ、白鵬が驚いたように、この日の朝青龍は決して“ダメ男”ではなかった。 かつて朝青龍を「わたしの中では引退した人」呼ばわりし、遺恨うごめく内館牧子委員はこの日もあえて名前を言わず「荒っぽい方」と皮肉たっぷりに言い放ったが、「白鵬の相手の方は絶対に勝たなきゃという思いが出ていた」と分析。確かにけいこ総見の朝青龍はやる気満々でかなり勝利にどん欲だった。 だが、このどん欲な姿勢には理由があるという。ある相撲関係者が言う。「白鵬が朝青龍に激しく攻められて真っ赤になってたけど、あれを見る限り朝青龍は相当ムキになってたよね。やっぱり年末にやった在日モンゴル人の忘年会に白鵬だけ呼ばれて、朝青龍はKY(空気が読めない)だからお呼びがかからなかったことを知って嫉妬しているのかな」 あくまでけい古にもかかわらず、白鵬のカラダを紅潮させるほどダメージを与え、ハッスルした朝青龍。ライバルに闘争心をむき出しにしたのか、はたまた嫉妬心を爆発させたのか定かではないが、かなり大マジだったのは確か。注目の初場所まであとわずか、本場所での闘いまで“待ったなし”だ。○海老沢委員長は評価 朝青龍の元気なけいこぶりに、横審の海老沢勝二委員長は「張り切りすぎだけど、気迫をもってやっている。見ている方が力の入るけいこ内容だった」と評価した。 前委員長の石橋義夫委員は「両横綱がけいこをしたのは良かった」と満足げ。ただ、朝青龍が昨年末に帰国を希望したことには納得がいかないようで「精神を入れ替えてほしい。心の部分は今後も横審が見守る」と苦言を呈した。
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スポーツ 2008年01月09日 15時00分
IGF アントニオ猪木が小川直也に愛のバッシング
IGFを主宰する“燃える闘魂”アントニオ猪木が8日、滞在先の米ニューヨークより帰国。昨年20日の有明大会で仲たがいした“暴走王”小川直也に猛バッシングを展開。さらにはプロレス、格闘技界のボーダーレス化の必要性を説いた。 極寒のニューヨークで正月を過ごし、体調を崩してしまったという猪木。若干顔色は悪かったが、2・16有明コロシアム大会に向けて「IGFは(プロレス界の)起爆剤であって、新しいファンを獲得していかないと」と新年の目標を掲げた。 しかし、12・20有明コロシアム大会で謀反を企てた小川の話になると態度は一変し「半端なことやってんなよ。IGFを乗っ取ってしまえよ」と一喝。さらに「先輩、いわゆる縦の関係、小川にしてもそういうものがダメにした。天下獲ってみろって」とまくし立てた。猪木の愛のムチは、期待の現れでもある。だからこそ「ぶっ潰してやる。手の合わないヤツの方が面白い」と小川にはあえて試練を課すハラだ。 また、昨今のプロレス、格闘技界の大連立の流れを「衰退してった時じゃなく、前にやらないと」と指摘した上で「UFCにしろ、世の中契約でカチカチに固まっている。選手が自由にできた方が面白い。緩やかでやれる交流もある」と団体の枠組撤廃を訴えた。 猪木は2008年、どんな「一瞬先はハプニング」を仕掛けていくのか。
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芸能 2008年01月09日 15時00分
若槻千夏やっぱり引退!?
昨年末に引退騒動が浮上し、大みそかに人気のブログ終了を発表したタレントの若槻千夏(23)。今朝発売の一部スポーツ紙では、来週渡米し、3週間ほど全米各地を一人旅すると報じられたが、業界内では、このまま芸能界から引退するとの見方も出ている。 昨年の大みそか、若槻はNHKの紅白歌合戦に応援ゲストとして出演したが、出演直後にブログを更新。ブログの終了を報告し、「離れることを決めた」、「引退ではありません。芸能界という場所には居ます」、「(芸能界は)表に出ている人間だけの仕事ではない」と意味深な書き込みで“表舞台”からの引退を宣言した。 「若槻が売れたのは、所属事務所そのものではなく、大手プロのバックアップによって。その大手プロを怒らせてしまったので、芸能界復帰は絶望的とみられています」(芸能プロ関係者) 今年でデビュー6周年を迎えるはずだった若槻だが、ここ数年はトラブルの連続だった。 「04年の秋、当時のマネージャーとの恋愛関係のもつれで体調を崩し、かなりダメージを受けたんです。所属事務所は熱中症と急性胃腸炎による発熱で緊急入院と発表していましたけど」(テレビ関係者) その後、CMやバラエティーに引っ張りダコとなり、ブログも人気に。しかし、06年11月に約1カ月休業。所属事務所はその理由を「過労による体調不良」としたが、実際は、ギャラで大揉めしたのだという。 「若槻の親も口を挟んで『なんでこんなにギャラが安いんだ!』と大揉め、なんとか話し合って約1カ月で復帰したんですが、それ以降、若槻は自分のしたい仕事しかしなくなるなど、事務所も手がつけられなくなり、日に日に溝が深まったんです」(同) 昨年11月には一部で若槻の引退が報じられたが、若槻が即座にブログで否定。 ところが、翌12月、所属事務所が若槻のコメント付きで「年明けから海外修行」と各スポーツ紙が報じたが、またもや若槻は否定。結局、大みそかでブログが終了した。 「若槻は歯に衣着せぬ物言いで人気になった。若いのになかなか頭の回転が速く、貴重なキャラクターでまだまだ芸能界でやれます。ところが、若槻をバックアップしてきた大手プロが目を光らせているため、ほかの事務所に移籍して、活動するわけにもいかない。現在は、契約が切れるまで“飼い殺し”の状態です」(別の芸能プロ関係者) とはいえ、若槻自身も芸能界には執着していないようで、「このまま芸能界には復帰せず、“第2の人生”を歩むのでは」(同)という見方も出ている。
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社会 2008年01月09日 15時00分
福岡3幼児死亡事故判決で認定されたのは「ナンパ目的飲酒運転」以上「危険運転」未満だった
飲酒運転による3幼児死亡事故の福岡地裁判決に専門家筋などから“生ぬるい”とシュプレヒコールが上がっている。判決は、福岡市職員の今村大被告(23)がナンパ目的で相当量の飲酒をしていたと認めながら、酩酊運転ではなく脇見運転だったと認定。しかし、飲酒ナンパ男が時速100kmで十数秒間も景色をみながら脇見運転していたとは考えにくい。 8日の判決は今村被告に危険運転致死傷罪の適用を見送り、脇見による業務上過失致死傷罪と認定、求刑懲役25年の3分の1以下にすぎない懲役7年6月を言い渡した。 飲酒運転によるひき逃げで、幼い3人の命が奪われたことだけを考えても量刑が軽すぎるという印象は否めない。 全国紙の司法記者は「事故後の被告は友人に身代わり出頭を頼んだり、水を飲んで血中アルコール濃度を下げようとするなどかなり悪質。しかもナンパ目的で大酒をかっくらっている。時速100kmで走行中に車外の景色に見とれて十数秒も脇見運転するだろうかという疑問もある。飲酒運転に厳しい世論の中、判決は波紋を広げるだろう」と話した。 福岡地裁は判決理由で「女性をナンパする目的で相当量の飲酒をしていた」と事実認定。不純な動機による飲酒運転と認めながら、酩酊するほど酔っていたとはいえないとした。
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トレンド 2008年01月09日 15時00分
「私、テレビの味方です」夏川純 期待の漢字発表で、まさかの高等テク披露!?
年末年始に相も変わらずテレビばかり見ていたのは当然だが、どうにもこうにも書くべきネタが豊富に詰まった番組は致命的に少なかった。そんな中、夏川純(27)がまたまたやってくれた。 昨年の今頃は「今年は年女でーす!」とか自己紹介していたような気もする彼女、わずか1年で4歳も年をとるという離れ業を演じてみせたことは今さら説明の必要もなかろうが、またまたやらかしていたので新春一発目にご紹介しておこう。 その発言の舞台となったのは12月29日(土)朝の「知っとこ!」(TBS)。オセロ司会の番組なのだが、ゲストに夏川が来るというので、誰からも頼まれたわけではないのに勝手に番記者を自認している私が見ない手はない。EPG(電子番組表)によると、「混迷&激動の今年を振り返る(1)偽装だらけ(2)大注目アノ人に直撃」とある。これはどう考えても、年齢偽装問題で大揺れに揺れた夏川姉さんに真相を再直撃するということだ。それ以外には考えられない。 番組冒頭、2007年を表す漢字「偽」なんてのも紹介されて、ますます夏川への期待が高まってくる。そこで、ゲスト陣が一年を振り返ってみて漢字一文字で表現するとどうなる?という出題がされた。これはもう夏川も「偽」と書いて、「いや〜、偽装ブームの一年でしたけど、私が元祖ですから!」とか堂々とネタにしてくるに違いない。07年最後に改めて懺悔をすることで、翌年からは一切サバ読みネタを封印する。こういう流れなんじゃないかと予想していた。 ところが、だ。夏川が書いた文字は「飲」。…?はて、その心は?彼女の言葉に耳を傾けてみよう。 「ジャジャン!飲酒の飲。今年一年いっぱい飲んだなーと思って」 なんじゃ、そりゃ!どう考えても、そこは「偽」だろ!オセロもゲストの中尾彬もツッコめよ!なんでスルーしてんだよ。 そうか、わかった。これは夏川の“ツッコミ待ち”なんじゃないだろうか?あえてバッシングされるような発言をすることで、視聴者からのツッコミを待つという高等テクニックなのではないか?なんかそんな気がしてきた。バラエティーで芸人と絡むことも多い夏川だけに、そういったボケを習得していてもなんら不思議はない。 聞くところによると、夏川サイドは「あの話はしないでくれ」とか「絶対に活字にしないでください」とか関係者に対して念を押しているという(大物司会者の場合は例外)。そんなことしたって反発されるだけだし、今こうして活字になっているんだし、いい加減に開き直ってほしいものだが、まあ、これからも勝手に番記者として彼女の動向をチェックしていくつもりである。
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その他 2008年01月09日 15時00分
「アキバ探検隊」08年ミリタリーコレクションの流行を読む
アキバでミリタリーグッズ専門店が増加中だ。米独仏など世界各国の軍隊ファッションや自衛隊PX品などを扱う専門店「エスアンドグラフ」(千代田区外神田6-5-11-2F)を訪ね、2008年ミリタリーコレクションの流行を予測してもらった。 大阪に本社を持つ同店は、約5年前に東京に進出。メーンストリートからはずれているにもかかわらず、マニア好みの品揃えで週末には80〜100人が来店する。 松本健店長は「ここ最近、アキバ周辺にミリタリーショップが集中し、マニアの認知度が高まってきました。ファッション業界が注目してくれたことで、一般の方も迷彩パンツや軍用小物を取り入れるようになり客数が増えています」と解説する。 店内には米独軍グッズを中心に、イギリス、ハンガリー、イタリア、ポルトガルなどのマニアックな軍用品が揃う。直接買い付けで価格を抑えているという。レプリカよりも放出品が目立ち、自衛隊基地で売られる「PX(売店)品」の品数も多い。現役&予備自衛官には対象グッズを割引販売するほか、埼玉県警に特殊装備品を納入するなどプロ御用達ショップの顔も持っている。 「警察モノより軍モノが売れ筋。人気は目のピントが合わず視覚で捉えにくいデジタル迷彩柄のグッズですね。コンバースやオークリーなど有名ブランドが軍に納入するようになり、ミリタリーグッズ全体がスタイリッシュになりました。今年きそうなのは『マルチカム(フラージュ)』。米民間企業製で、イラクに派遣された米民間警備会社の要員が『全域に迷彩効果がある』と評価してマニアの注目を集めています」(松本店長) 意外なのはコスプレイヤーもしばしば来店すること。「ビジュアル系バンドやコスプレの人には、なぜかナチスのグッズが人気なんです」(同)。ミリタリーマニアの裾野は広がっている。