昨年の大みそか、若槻はNHKの紅白歌合戦に応援ゲストとして出演したが、出演直後にブログを更新。ブログの終了を報告し、「離れることを決めた」、「引退ではありません。芸能界という場所には居ます」、「(芸能界は)表に出ている人間だけの仕事ではない」と意味深な書き込みで“表舞台”からの引退を宣言した。
「若槻が売れたのは、所属事務所そのものではなく、大手プロのバックアップによって。その大手プロを怒らせてしまったので、芸能界復帰は絶望的とみられています」(芸能プロ関係者)
今年でデビュー6周年を迎えるはずだった若槻だが、ここ数年はトラブルの連続だった。
「04年の秋、当時のマネージャーとの恋愛関係のもつれで体調を崩し、かなりダメージを受けたんです。所属事務所は熱中症と急性胃腸炎による発熱で緊急入院と発表していましたけど」(テレビ関係者)
その後、CMやバラエティーに引っ張りダコとなり、ブログも人気に。しかし、06年11月に約1カ月休業。所属事務所はその理由を「過労による体調不良」としたが、実際は、ギャラで大揉めしたのだという。
「若槻の親も口を挟んで『なんでこんなにギャラが安いんだ!』と大揉め、なんとか話し合って約1カ月で復帰したんですが、それ以降、若槻は自分のしたい仕事しかしなくなるなど、事務所も手がつけられなくなり、日に日に溝が深まったんです」(同)
昨年11月には一部で若槻の引退が報じられたが、若槻が即座にブログで否定。
ところが、翌12月、所属事務所が若槻のコメント付きで「年明けから海外修行」と各スポーツ紙が報じたが、またもや若槻は否定。結局、大みそかでブログが終了した。
「若槻は歯に衣着せぬ物言いで人気になった。若いのになかなか頭の回転が速く、貴重なキャラクターでまだまだ芸能界でやれます。ところが、若槻をバックアップしてきた大手プロが目を光らせているため、ほかの事務所に移籍して、活動するわけにもいかない。現在は、契約が切れるまで“飼い殺し”の状態です」(別の芸能プロ関係者)
とはいえ、若槻自身も芸能界には執着していないようで、「このまま芸能界には復帰せず、“第2の人生”を歩むのでは」(同)という見方も出ている。