直前の坂路追いでは800m51秒5の好時計をマーク。11月上旬から約2カ月近くみっちり乗り込まれてきて仕上がりは文句なしだ。「スピードがあって、追ってからの反応もいい。ケイコ通りなら初戦から勝ち負けになるだろう」と中尾秀師。和田騎手を背にデビュー予定だ。
同日の芝1600m戦はドリームボート(牡、父シンボリクリスエス、母ブルーハワイ=栗東・安田隆厩舎)が初戦突破を狙う。
半兄には同じ厩舎に所属したケヴァルト(通算4勝マーク)などがいて、クズの出ない血統として有名だ。ケイコの動きも良く、昨9日の坂路追いでは800m51秒9の好時計をマークしている。「速いケイコをやるようになっていい時計が出るようになった。血統的にも期待している一頭なので楽しみ」と安田景助手。鞍上には福永騎手を予定している。