☆ホウオウサミット
2021年1月31日(日)東京第6R芝1800m戦に出走予定のホウオウサミット。馬名の由来は「冠名+頂上」。牡、鹿毛、2018年2月9日生。美浦・大竹正博厩舎。父ロードカナロア、母エイグレット、母父サンデーサイレンス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は小笹芳央氏。2018年セレクトセール当歳市場において1億1340万円(税込)で落札された。半兄には7歳で15年金鯱賞(GII)を勝ったミトラ(父シンボリクリスエス)がいる。本馬はゴムまりのような弾力のある上質な筋肉が豊富についており、流石ミリオンホースと言える好馬体の持ち主。それでもまだ幼いシルエットをしており、メリハリのある馬体になるのは古馬になってからといった印象。追い切りの動きを見ると、体幹がしっかりとしているため上下動が少なく、バランスの良いフォームが目に付く。ゴーサインが出されるとスッと加速して、あっという間に併せた相手を突き離す瞬発力を見せた。マイルから2000mあたりの距離で、切れを武器に活躍しそうだ。なお、鞍上は横山武史騎手。
☆エクランドール
2021年1月31日(日)東京第6R芝1800m戦に出走予定のエクランドール。馬名の由来は「金の宝石箱(仏)」。牝、鹿毛、2018年4月15日生。美浦・手塚貴久厩舎。父ディープインパクト、母リュヌドール、母父Green Tune。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額7000万円。全兄には18年菊花賞(GI)を制し、19年、20年の天皇賞(春)(GI)を連覇したフィエールマンがいる。本馬は小柄で兄同様本格化するのは夏を過ぎてからといった印象だが、追い切りの動き見るとストライドが大きく弾むような走りをしており、本馬の非凡なバネを感じさせる。素質が高いのは確かで、兄に負けず劣らずの活躍を期待したい。なお、鞍上はC・ルメール騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。