☆アスクヒーロー
2021年1月10日(日)中山第6R芝2000m戦に出走予定のアスクヒーロー。馬名の由来は「冠名+英雄」。牡、鹿毛、2018年5月1日生。美浦・田村康仁厩舎。父ルーラーシップ、母ウインミーティア、母父アグネスタキオン。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は廣崎利洋HD。2019年セレクトセール1歳市場において8424万円で落札された。伯父に芝で3勝を挙げたダノンフェニックス(父ネオユニヴァース)や、叔父には芝とダートで3勝を挙げたバシレウスライオン(父キンシャサノキセキ)がいる。本馬はルーラーシップ産駒らしい胴伸びの良さがあり、トモの筋肉量も豊富。繋ぎは長めで如何にも長い距離が合いそうなタイプ。追い切りの動きを見る限り、口向きに課題があるかもしれないが、体幹はしっかりとしており、ブレが少なく伸びのある走りをしている。完成は古馬になってからだろうが、ポテンシャルの高さで早い時期からの活躍が期待できる。なお、鞍上は戸崎圭太騎手。
☆インフォーマント
2021年1月10日(日)中京第4Rダート1800m戦に出走予定のインフォーマント。馬名の由来は「人類学や言語学のフィールド調査などで研究者にデータを提供する人」。牡、黒鹿毛、2018年3月6日生。美浦・加藤征弘厩舎。父ノヴェリスト、母ダンスインザムード、母父サンデーサイレンス。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は社台レースホース。愛馬会法人・社台サラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。半姉には11年フェアリーS(GIII)を勝ったダンスファンタジア(父ファルブラヴ)や、芝で5勝を挙げたカイザーバル(父エンパイアメーカー)がいる。本馬はバリバリのダート馬といったムキムキの馬体というわけではなく、シャープな体つき。それでも筋肉には力強さがあり、ストライドが伸びるタイプではなく、どちらかと言えばピッチ走法。距離はマイル前後が良さそうな印象で、先行して粘り込む競馬が向いていそうだ。なお、鞍上はC・ルメール騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。