☆中京8R 4歳以上2勝クラス(ダート1900m)
ここは連勝を期待するヴァーダイト。芝では切れず苦戦していたため、前走ダートへ矛先が向けられると、3番手から直線抜け出して優勝。2着馬との着差は1馬身半であったが、残り100mあたりでは、一旦詰められた差を広げており、着差以上に力差を感じる内容だった。その2着馬は次走で2着馬に0秒6差を付けて勝利しており、より本馬の力が抜けていたことを印象付けた。兄にはクリソライトやクリソベリルがいてダートで活躍をしており、本馬のダートでの伸びしろはかなりのものがあるだろう。
◎ヴァーダイト
〇キスラー
▲フローリン
△₁グレートバローズ
△₂タマモサンシーロ
買い目
【馬単】2点
◎⇔〇
【3連複2頭軸流し】3点
◎〇-▲△₁△₂
【3連単フォーメーション】6点
◎〇→◎〇→▲△₁△₂
☆中山11R AJCC(GII)(芝2200m)
中山巧者のサトノフラッグ。これまで中山は4戦して2勝2着1回5着1回と掲示板を外したことがなく、それも1勝クラス、弥生賞ディープインパクト記念(GII)で2勝を挙げ、2着はセントライト記念(GII)、5着に敗れたのは皐月賞(GI)と、重賞でこれだけの好成績を残しているのだから中山巧者は間違いない。前走の菊花賞(GI)は、決して得意の距離とは言えない中、後方でじっくりと脚を溜め直線勝負に賭けて3着。勝負どころでは大外を回りながら勝ち馬コントレイルと同じ2位タイの上がりを使っており、力のあるところを見せた。今回最大のライバルになりそうなのは、菊花賞でサトノフラッグに3馬身半差を付けて2着に入ったアリストテレスだが、得意の舞台、距離になれば十分逆転可能と見る。追い切りの動きを見てもしっかりと動けており、好勝負必至だろう。相手本線はアリストテレス。昨年前半はなかなか勝ち切れない競馬が続いたが、夏の新潟からグッと馬が成長し、初の重賞挑戦となった菊花賞で無敗の3冠がかかるコントレイルをヒヤリとさせる走りでクビ差の2着。ガチっとしたタイプのサトノフラッグと比べ、しなやかな筋肉と広い可動域を持つアリストテレスとではタイプが異なるが、力は甲乙つけがたいものがあり2頭の勝負となっても驚かない。割って入る可能性があるとすればヴェルトライゼンデ。以下、ステイフーリッシュ、ウインマリリン、ラストドラフトまで。
◎(1)サトノフラッグ
〇(9)アリストテレス
▲(4)ヴェルトライゼンデ
△(12)ステイフーリッシュ
△(15)ウインマリリン
△(8)ラストドラフト
買い目
【馬単】3点
(1)→(4)(9)
(9)→(1)
【3連複2頭軸流し】4点
(1)(9)-(4)(8)(12)(15)
【3連単フォーメーション】12点
(1)→(4)(9)→(4)(8)(9)(12)(15)
(9)→(1)→(4)(8)(12)(15)
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。