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レジャー 2008年01月12日 15時00分
ガーネットS 気になるアベコーの注目馬は!?
13日(日)の中山メーンは「第12回ガーネットS」(GIII ダ1200m)。東西、そして地方競馬から砂のスピード自慢が集結。2・24フェブラリーSへ向けた戦いがいよいよ始まる。アベコーこと阿部幸太郎が注目したのは船橋から殴り込みをかけてきたベルモントサンダー。前走のアフター5スター賞ではJBCスプリント馬を完封。その勢いに乗じてここも一気に突破する。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 真冬とはいえ沖縄では夏日で海水浴。石垣島は気温が26度を突破したというのですから、日本は広いものです。というよりも異常気象なのでしょうか。昨年の夏、日本は前例をみないほどの酷暑でした。気温40度を突破する地域も続出。 考えてみれば、猛暑であろうが、酷暑であろうが、また冬の極寒であろうが、競走馬は洋服も着ないで走っているのですから、本当に敬服ものです。ただ、昨夏、小倉、新潟で大活躍した馬たちが、その後、劣勢を強いられているのは、気温と何か関連があるのかもしれません。 さて、日曜日は京都競馬場で「シンザン記念」が行われますが、ここでは中山の「ガーネットS」を取り上げます。それにしても、ダートのオープンクラスは競走馬のシルバー世代がズラリ。ノボトゥルーは12歳。6歳馬が若く感じるほどです。昨年このレース2着のリミットレスビッドは8歳馬。3年前に2着したエンゲルグレーセも8歳馬でした。それゆえ年齢にはこだわらないほうがいいかもしれません。 で、この一番は船橋から満を持して登場したベルモントサンダーに期待。 一時中央に移って体調を崩しましたが、船橋の出川克厩舎に戻り、再調整。見違えるほどの状態に回復し、東京盃でリミットレスビッドの3着。当時6着だったのがトウショウギア。さらにアフター5スター賞では、JBCスプリントでプリサイスマシーンやアグネスジェダイなどJRAの強豪を破ったフジノウェーブを一蹴しています。大きく出遅れたJBCスプリントを参考外とすれば、リスタート後のダ1200mは3戦2勝、2着1回。大井では自己ベストの時計を記録。中山ダ1200mに良績もあり、何よりハンデが55kgが魅力。鞍上は船橋の若き獅子、石崎駿。JRAの競馬学校を中退し、父と同じ船橋でデビュー。夢にまでみたJRAの初重賞制覇へ今、栄光のゴールへ執念のステッキが響きます。 相手は昨年このレース3着の中山巧者ニシノコンサフォスと、叩いたスリーアベニュー。
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レジャー 2008年01月12日 15時00分
ガーネットS(GIII 中山ダ1200m 13日) 藤川京子 スリーアベニューが連覇達成よ
ガーネットSは◎スリーアベニューが連覇を達成します。 前走のギャラクシーSは久々の実戦でしたが、4着と好走。中団の内を追走し、直線で外に出してからは上々の伸び。休養明けで馬体が成長していたことを加味しても12kg増と太めでしたし、次走に期待がもてる内容でした。また、ベストは1200mですから1F長い舞台で見せ場をつくったことも評価できます。 昨年のこのレースは後方でじっくり脚をため、4角では12番手。この位置からではちょっと届かないと思われましたが、直線では馬群を割り、まとめて一気に前を捕らえました。54kgの軽ハンデとはいえ、なかなかできる芸当ではありません。3歳時には条件戦ながら、上がり3F34秒8の究極の末脚を駆使して差し切り勝ち。この強烈な決め手は天賦の才ともいえるでしょう。 今回は56kgですが、57kgでも勝ち星がありますし、大型馬で十分に力をつけているのでハンデに神経質になることはないでしょう。 ここまで16戦6勝、2着5回で掲示板を外したのはわずか2回。その2回は初の1400mだった昇級戦と芝のGI・高松宮記念だけです。中山は2戦2勝と得意のコース。使われて馬体も締まってきたし、動きも軽快。極上の切れ味で一気に決めます!
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レジャー 2008年01月12日 15時00分
ガーネットS(GIII 中山ダ1200m 13日) 本紙・橋本はスリーアベニュー中心
ディフェンディング・チャンピオンのスリーアベニューが2連覇を達成する。 休み明けのギャラクシーSを使った効果は絶大で、上積みは大きい。結果は4着に終わっているが、14kg増と太め残りのうえに実績のない1400m、しかも、直線外に出すのにもたつくロスも響いた。それで、0秒6負けただけだから、決して悲観することはない。 ダ1200mでは<6510>と抜群の強さを誇る。そのうち、中山はガーネットSを含め2戦2勝。注目のハンデも56kg(昨年54kg)ならまったく問題ないし、ちょっと死角が見当たらない。 豪快な追い込みを決めた昨年の再現だ。 相手は古豪プリサイスマシーンだが、台風の目はヤマノルドルフ。目下2連勝と奥手の血が開花しただけに怖い。
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レジャー 2008年01月12日 15時00分
シンザン記念(JpnIII 京都芝1600m 13日) 本紙・谷口はドリームシグナル
昨暮のJpnII・名古屋GPを看板馬フィールドルージュで締め、新年を気持ちよく迎えた西園師。「今年の目標は?」の記者の質問にも間髪入れずに、「今年こそGIのタイトルを獲ってみせるよ」と何とも力強く頼もしい。 そんな師がフィールドルージュ、エーシンフォワードとともに今年の厩舎の3本柱として名指しするのが正月恒例・シンザン記念に出走するドリームシグナルだ。 デビューから3戦目の未勝利勝ちと、決して華やかな歩みではなかったが、「初対面はまだ雪が残る明和牧場。そこで岡田繁幸さんに当歳の一覧表を見せられて『この馬を選ばなきゃ、どの馬を選ぶの。馬は本来、野生動物。猛獣の外敵から逃れられる術を持っているが、この馬は放牧が終わって人間が捕らえようと思っても捕らえられない俊敏さ、身のこなしの良さを持っているからね』といわれたんだ」と西園師。 「日本一の相馬眼を持つ人物」にイチオシされた同馬は、「目先にぶら下がる1勝をあえて選ばず放牧に出した」という師の英断とともにひと夏を越して急成長した。「内で詰まらなかったらもっと際どかった」(同師)という負けて強しの京王杯2歳S2着、「前残りの競馬の中、ただ一頭、終い差し込んできた」JpnI・朝日杯FS4着。思いのほか手薄なメンバーのここは、初重賞Vに絶好の舞台となったといえる。 先週の京都金杯を見事制し、今年こそ打倒・武豊を果たしそうな予感を漂わせる鞍上・岩田もやる気満々。先週に続いて、今週の追い切りにも「乗らせてください」と志願。自ら感触を確かめて「素晴らしい反応の良さ」と絶賛だった。 「デビュー前から肩の出が悪かったが、ホント、夏の放牧ですべての面でたくましく成長。あれだけのジョッキーも岡田さんが言う通り『俊敏で敏感』とベタぼれしてくれた。今年はこの馬でクラシックにいきたいと思っているし、ここで初笑いといきたいね」と揺るぎない自信を西園師が得たのも納得。戦国クラシック戦線にまたまたツワモノが誕生する。
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レジャー 2008年01月11日 15時00分
ジャニュアリーS(1600万下 中山ダ1200m 12日) アベコー 脚抜きのいいダートならタイキシルバー
12日(土)の中山メーンは激戦区の準オープンによる「ジャニュアリーS」(ダ1200m)。帯に短しタスキに長しの顔触れがそろった上に、週末は雨にたたられそうな気配。一筋縄ではいかなムードのなか、アベコーこと阿部幸太郎が熟考の末、中心にピックアップしたのはタイキシルバーだ。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 今年の運試し、先週の金杯はいかがでしたか。中山金杯で私の◎シルクネクサスは、なにか脚を余した感じで写真判定の惜しい4着。意表をついて逃げたメイショウレガーロを、早くつぶしておくべきでした。対して京都金杯の◎エイシンデピュティは見事に優勝。○アドマイヤオーラ△カネトシツヨシオーで3連単をゲット。まずまずの出だしとなりました。今年も皆様の変わらぬ暖かいご支援を、どうぞよろしくお願い致します。 さて、あすの中山のメーンは「ジャニュアリーS」です。ダ1200m。天気予報によれば土曜日は雨。ダートは時計の速い競馬になりそうな気配。そのことを踏まえて狙ったのが、スバリ!タイキシルバーです。 注目すべきは3走前の神無月S。久しぶりのダートにもかかわらず、しぶとく脚を伸ばして4着。優勝したアドマイヤスバルとわずか0秒3差。しかも、重馬場でいわゆる高速決着。ダ1400m1分22秒8と自己の時計を大きく更新。加えて4カ月ぶりの実戦だったということを考えると出色の内容です。 2走前の奥多摩Sは芝にかわり、一転した先行策。結果3着だったものの、神無月Sより馬体が6kg増。絞れるどころかやや急仕上げの印象でした。今回は入念に乗り込んで再調整。前3走より明らかに仕上がりはいいはず。降雨で湿ったダートの適性も神無月Sで実証済み。そのスピードから初めてのダ1200mも、何ら問題にはならないでしょう。十分押し切れるとみています。 強敵はアポインテッドボブ。ダートで6戦3勝。まだ底を見せていない魅力に加え、目下2連勝と勢いがあります。さらに、もう一頭がピクシーダスト。ダートの短距離戦に強く、なかでも中山のダ1200mは3戦2勝、3着1回。この馬も未知の魅力が十分です。 ほかではリーサムウェポンが休養明けをひと叩きして変わり身が期待できます。
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レジャー 2008年01月11日 15時00分
ジャニュアリーS 藤川京子 素質開花したパープルストックのV2よ
ジャニュアリーSは4歳になった◎パープルストックの素質が開花します。 前走は約6カ月ぶりの実戦で快勝。4角では内を走っていた2着馬が外へ持ち出したため、接触するシーンもありましたが、自分より70kgも重い500kgを超す牡馬相手にも屈することなく、直線に向くと必死に脚を伸ばしました。 目つきが一変していたようにも見えましたから、もしかしたらハートに火をつけてしまったのかもしれませんね。見た目は父似でも、気の強さは母父フジキセキの特色をしっかりと受け継いでいるように思えます。 昨年のこの時季から素質は垣間見せていましたが、まだどこか走りにぎこちなさがあったりと不安要素もありました。しかし、ここにきて心身ともに成長。前走は古馬相手にあの強さですから、昇級しても通用する器ですよ。 中間のケイコの動きも良く、引き続き絶好調といえるデキ。課題の芝スタートも克服できるようになりましたし、ここもうまく流れに乗りたいですね。ノッてる牝馬は怖いですよ。
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レジャー 2008年01月11日 15時00分
ジャニュアリーS 本紙・橋本は充実著しいパープルストックを狙い撃ち
絶好調のパープルストックに白羽の矢。 昇級戦のハンデを抱えているが、前走の強い内容を見る限り、クラスの壁はないと確信する。休み明けで古馬混合の厳しい条件をものともせず、1馬身1/4突き放した芸当は力がなければできない。休養を挟んで眠っていた素質が一気に開花した証拠だ。追ってから味があり、終いの破壊力はまさに男勝りの表現がピッタリ当てはまる。 <3005>とまだ底を見せていない明け4歳馬で、プラスアルファも大きい。「デキはすごくいい」。高橋厩務員は笑顔で勝利のVサインだ。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。 相手は休み明け2戦目で走りごろのリーサムウェポン。力はここでは互角以上の評価が与えられるだけに、今度は好勝負に持ち込みそう。 ここにきて2連勝と本格化著しいアポインテッドボブが逆転候補。グランプリオーロラはじめ、△勢の食い込みも。
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レジャー 2008年01月11日 15時00分
寿S(1600万下 京都芝2000m 12日) 本紙・谷口は折り合いに進境見せるイースターを指名
ソリッドプラチナム、ニルヴァーナの有力どころが除外され、帯に短しタスキに長しの超難解な一戦。この二千は若干長くとも、近走は折り合いに進境をうかがわせるイースターに望みを賭ける。 母系のSSの血からくるかん性のきつさで出世が遅れたが、折り合った時の切れ味はまさしくオープン馬のそれ。苦手な長距離輸送にもかかわらず、馬体を減らすどころか、プラス体重で出走した前走の冬至S2着からも本格化は時間の問題。ましてや、鞍上は武豊とあれば、折り合い面の課題も杞憂に終わるに違いない。 末脚鋭いアグネストレジャー、マイネルポライトが当面の相手。
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スポーツ 2008年01月11日 15時00分
ゼロワンMAX 新社長に就任した大谷晋二郎がアチチな野望を吐露。新日本プロレスを挑発
ゼロワンMAXの大谷晋二郎が10日、東京・中央区の内外タイムス本社を訪問。23日付でファーストオンステージ(FOS)新社長に就任するアチチな男は「継続&破壊。そして前進」を目標に掲げた。中村祥之前社長からバトンを受け、大谷体制でどんな活動を展開するのか。日本一熱き野望を胸に秘めていた。 昨年12月24日の後楽園ホール大会で、新社長就任を発表した大谷。新体制で掲げるのは「継続かつ破壊。そして前進」だ。 2007年は「イジメ撲滅」をテーマにシンポジウムを開催、小・中学生を無料招待し、交流を持つなど活動。「来年も、再来年も継続していきます」と力強く誓った。 さらに、社長として迎える08年は「地球温暖化防止」を推進する。地球温暖化の一因とされる温室効果ガスを抑制するため、日本政府が主導するプロジェクト「チームマイナス6%」に賛同。その一環として会場でのゴミの細分化を目指す。興行でもレスラーに徹底させているという大谷は「ゴミの分別の方法を、缶はアルミ、スチールで分別するなどより細かくしていく。ゴミ袋を6〜8種類にする」と具体的なプランを口にした。この計画は25日の千葉大会から実施し、エコロジー対策を実践していく予定だ。 イジメ撲滅、地球温暖化防止と社長業に勤しむ決意を表明した大谷だが、リング上の本業ももちろん忘れてはいない。 昨年末からゼロワンは、新日本プロレスと緊張状態。「(対抗戦を)やる気があるならドンドン送り込みますよ」とすでに全面対抗戦への出撃準備は整えている。さらには「プロレス熱は負けてない。(所属)人数以外はすべて上だと思っている。これを聞いて(新日プロには)怒ってほしいよね。対抗戦をやるにしても期待外れに終わらせたくない」と挑発的に訴えた。もちろん大谷自身いつでも矢面に立っていく腹積もり。「トコトンやるんだったら、若い奴を押しのけてでもやる」と大谷は血気盛んだ。 そればかりか、互いにデビュー15周年記念興行として交流した永田裕志に対しては「高見の見物であれば、それはそれでいいよ。けれども(こちらは)『お前を敵と見るしかねえよ』と投げ掛けてみたい」とニヤリ。盟友に対しても果たし状を付きつける覚悟でいる。 新社長となってリング内外で話題を振りまいていきそうな大谷。ことし36歳の年男がプロレス界にアチチな火花を振りまくキーマンとなりそうだ。
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スポーツ 2008年01月11日 15時00分
新日本プロレス 真壁刀義&矢野通がIWGPタッグ王座獲り宣言
新日本プロレスの次期IWGPヘビー級タッグ選手権が17日、都内の同事務所で発表された。GBHの真壁刀義&矢野通が2・17両国大会で王者ジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコに挑戦することが決定。思惑通り挑戦権を手にした荒くれコンビは初のタッグ王座奪取を宣言した。 真壁&矢野は4日の東京ドーム大会で米TNAのチーム3Dに黒星を喫したものの、その後のIWGPヘビー級タッグ選手権に介入。王者チームにいきなり殴りかかったTNAのジェフ・ジャレット社長を制止させ、見事な“アシスト”を決めた。 大事なタイトルマッチで王者チームを救出したこともあり、結果的にまんまと次期挑戦権を獲得。タイトル戦が正式決定したこの日は2人ともかなり上機嫌で、矢野が「ヤツらはオレらのおかげで防衛できた」とすれば、真壁は「パツイチ(一発)で獲ってやるのさ。パツイチでよ」とタッグ王座初戴冠を予告した。 照準はタッグベルトだけではない。真壁は「タッグを獲ったら、その後はカートアングルと中邑の勝者とシングルだ」と2冠奪取の腹積もり。矢野に至っては「あのタコ焼きみたいな頭してるヤツらを片付けたら、今年は本隊とかレジェンドとか調子こいてるヤツを片っぱしから暴行行脚だ」と地獄絵図を展開する考えだ。 タッグタイトル初戴冠のチャンスが到来した荒くれコンビ。2007年のベストタッグはIWGPタッグを足掛かりに2008年の新日プロを牛耳る。