前走は約6カ月ぶりの実戦で快勝。4角では内を走っていた2着馬が外へ持ち出したため、接触するシーンもありましたが、自分より70kgも重い500kgを超す牡馬相手にも屈することなく、直線に向くと必死に脚を伸ばしました。
目つきが一変していたようにも見えましたから、もしかしたらハートに火をつけてしまったのかもしれませんね。見た目は父似でも、気の強さは母父フジキセキの特色をしっかりと受け継いでいるように思えます。
昨年のこの時季から素質は垣間見せていましたが、まだどこか走りにぎこちなさがあったりと不安要素もありました。しかし、ここにきて心身ともに成長。前走は古馬相手にあの強さですから、昇級しても通用する器ですよ。
中間のケイコの動きも良く、引き続き絶好調といえるデキ。課題の芝スタートも克服できるようになりましたし、ここもうまく流れに乗りたいですね。ノッてる牝馬は怖いですよ。