みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
真冬とはいえ沖縄では夏日で海水浴。石垣島は気温が26度を突破したというのですから、日本は広いものです。というよりも異常気象なのでしょうか。昨年の夏、日本は前例をみないほどの酷暑でした。気温40度を突破する地域も続出。
考えてみれば、猛暑であろうが、酷暑であろうが、また冬の極寒であろうが、競走馬は洋服も着ないで走っているのですから、本当に敬服ものです。ただ、昨夏、小倉、新潟で大活躍した馬たちが、その後、劣勢を強いられているのは、気温と何か関連があるのかもしれません。
さて、日曜日は京都競馬場で「シンザン記念」が行われますが、ここでは中山の「ガーネットS」を取り上げます。それにしても、ダートのオープンクラスは競走馬のシルバー世代がズラリ。ノボトゥルーは12歳。6歳馬が若く感じるほどです。昨年このレース2着のリミットレスビッドは8歳馬。3年前に2着したエンゲルグレーセも8歳馬でした。それゆえ年齢にはこだわらないほうがいいかもしれません。
で、この一番は船橋から満を持して登場したベルモントサンダーに期待。
一時中央に移って体調を崩しましたが、船橋の出川克厩舎に戻り、再調整。見違えるほどの状態に回復し、東京盃でリミットレスビッドの3着。当時6着だったのがトウショウギア。さらにアフター5スター賞では、JBCスプリントでプリサイスマシーンやアグネスジェダイなどJRAの強豪を破ったフジノウェーブを一蹴しています。大きく出遅れたJBCスプリントを参考外とすれば、リスタート後のダ1200mは3戦2勝、2着1回。大井では自己ベストの時計を記録。中山ダ1200mに良績もあり、何よりハンデが55kgが魅力。鞍上は船橋の若き獅子、石崎駿。JRAの競馬学校を中退し、父と同じ船橋でデビュー。夢にまでみたJRAの初重賞制覇へ今、栄光のゴールへ執念のステッキが響きます。
相手は昨年このレース3着の中山巧者ニシノコンサフォスと、叩いたスリーアベニュー。