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ガーネットS 気になるアベコーの注目馬は!?

 13日(日)の中山メーンは「第12回ガーネットS」(GIII ダ1200m)。東西、そして地方競馬から砂のスピード自慢が集結。2・24フェブラリーSへ向けた戦いがいよいよ始まる。アベコーこと阿部幸太郎が注目したのは船橋から殴り込みをかけてきたベルモントサンダー。前走のアフター5スター賞ではJBCスプリント馬を完封。その勢いに乗じてここも一気に突破する。
 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 真冬とはいえ沖縄では夏日で海水浴。石垣島は気温が26度を突破したというのですから、日本は広いものです。というよりも異常気象なのでしょうか。昨年の夏、日本は前例をみないほどの酷暑でした。気温40度を突破する地域も続出。
 考えてみれば、猛暑であろうが、酷暑であろうが、また冬の極寒であろうが、競走馬は洋服も着ないで走っているのですから、本当に敬服ものです。ただ、昨夏、小倉、新潟で大活躍した馬たちが、その後、劣勢を強いられているのは、気温と何か関連があるのかもしれません。
 さて、日曜日は京都競馬場で「シンザン記念」が行われますが、ここでは中山の「ガーネットS」を取り上げます。それにしても、ダートのオープンクラスは競走馬のシルバー世代がズラリ。ノボトゥルーは12歳。6歳馬が若く感じるほどです。昨年このレース2着のリミットレスビッドは8歳馬。3年前に2着したエンゲルグレーセも8歳馬でした。それゆえ年齢にはこだわらないほうがいいかもしれません。

 で、この一番は船橋から満を持して登場したベルモントサンダーに期待。
 一時中央に移って体調を崩しましたが、船橋の出川克厩舎に戻り、再調整。見違えるほどの状態に回復し、東京盃でリミットレスビッドの3着。当時6着だったのがトウショウギア。さらにアフター5スター賞では、JBCスプリントでプリサイスマシーンやアグネスジェダイなどJRAの強豪を破ったフジノウェーブを一蹴しています。大きく出遅れたJBCスプリントを参考外とすれば、リスタート後のダ1200mは3戦2勝、2着1回。大井では自己ベストの時計を記録。中山ダ1200mに良績もあり、何よりハンデが55kgが魅力。鞍上は船橋の若き獅子、石崎駿。JRAの競馬学校を中退し、父と同じ船橋でデビュー。夢にまでみたJRAの初重賞制覇へ今、栄光のゴールへ執念のステッキが響きます。
 相手は昨年このレース3着の中山巧者ニシノコンサフォスと、叩いたスリーアベニュー。

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