真壁&矢野は4日の東京ドーム大会で米TNAのチーム3Dに黒星を喫したものの、その後のIWGPヘビー級タッグ選手権に介入。王者チームにいきなり殴りかかったTNAのジェフ・ジャレット社長を制止させ、見事な“アシスト”を決めた。
大事なタイトルマッチで王者チームを救出したこともあり、結果的にまんまと次期挑戦権を獲得。タイトル戦が正式決定したこの日は2人ともかなり上機嫌で、矢野が「ヤツらはオレらのおかげで防衛できた」とすれば、真壁は「パツイチ(一発)で獲ってやるのさ。パツイチでよ」とタッグ王座初戴冠を予告した。
照準はタッグベルトだけではない。真壁は「タッグを獲ったら、その後はカートアングルと中邑の勝者とシングルだ」と2冠奪取の腹積もり。矢野に至っては「あのタコ焼きみたいな頭してるヤツらを片付けたら、今年は本隊とかレジェンドとか調子こいてるヤツを片っぱしから暴行行脚だ」と地獄絵図を展開する考えだ。
タッグタイトル初戴冠のチャンスが到来した荒くれコンビ。2007年のベストタッグはIWGPタッグを足掛かりに2008年の新日プロを牛耳る。