昇級戦のハンデを抱えているが、前走の強い内容を見る限り、クラスの壁はないと確信する。休み明けで古馬混合の厳しい条件をものともせず、1馬身1/4突き放した芸当は力がなければできない。休養を挟んで眠っていた素質が一気に開花した証拠だ。追ってから味があり、終いの破壊力はまさに男勝りの表現がピッタリ当てはまる。
<3005>とまだ底を見せていない明け4歳馬で、プラスアルファも大きい。「デキはすごくいい」。高橋厩務員は笑顔で勝利のVサインだ。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
相手は休み明け2戦目で走りごろのリーサムウェポン。力はここでは互角以上の評価が与えられるだけに、今度は好勝負に持ち込みそう。
ここにきて2連勝と本格化著しいアポインテッドボブが逆転候補。グランプリオーロラはじめ、△勢の食い込みも。