430kg前後の均整の取れた馬体の持ち主で、中間もダイナミックな動きを見せている。昨9日の坂路追いでは終い重点ながら800m54秒7→39秒1→11秒9をマーク。「追ってから味のあるタイプで、ゲートも速い。体もできあがっているし、ダートも問題ないから楽しみだよ」と大江原師の期待も大きい。
4日目(日)の芝1600m戦はハチノヨウニサス(牝、父War Chant、母Bridey O.=美浦・手塚厩舎)がスタンバイ。
父は日本でもなじみ深いダンチヒの産駒で、BCマイル(米GI)を制した快速馬。「血統はいいし、スピードもあるので距離はマイルぐらいがベスト。体も十分にできているから初戦から期待できるよ。ただ、“権利持ち”の馬がいっぱいいるから、出走できればいいんだけどね」と手塚師は“敵は抽選だけ”といわんばかりだった。