-
レジャー 2008年02月21日 15時00分
今週の有力新馬(京都)
最終日(日)のダ1200m戦(牝馬限定)で確勝級なのがアクアリング(父Anabaa、母シーリング=栗東・藤原英厩舎)だ。 仕上がり面はもちろん、攻め馬の動きが光っていて、今週のCWコースでの併せ馬では古馬オープンのドラゴンウェルズを相手に堂々のクビ差先着を果たした。 「スピードに乗ってからフォームがいい。追ってからの反応も抜群だし、ゲートの出も上々。攻め馬通りなら初戦から勝ち負けだろう」と藤原助手。ルメール騎手とのコンビでデビュー予定だ。 7日目(土)の芝1400m戦ではマッキーエヴァ(牝、父タニノギムレット、母マッキーヴォーグ=栗東・野元厩舎)が初戦突破を狙う。 こちらも攻め馬の動きが抜群で、20日のCWコースでは古馬500万馬を1秒近くぶっちぎった。「じっくり乗り込んできて仕上がりはすごくいい。ケイコでも上々の動きを見せているので初戦からの気持ちだね」と野元師。手綱は野元騎手が取る予定。
-
レジャー 2008年02月20日 15時00分
フェブラリーS 砂の絶対王者ヴァーミリアンが勝って世界へ
絶対王者が力の違いを見せつける。「第25回フェブラリーS」(GI 東京ダ1600m 24日)の最終調整が21日、行われ、ヴァーミリアンが絶好の仕上がりを披露した。ドバイワールドCへの壮行戦だった川崎記念を脚部不安で回避したが、大事には至らず、その後は順調に乗り込まれてきた。昨秋のダートGI3連戦で“グランドスラム”を達成した砂の中距離王が、マイルでも頂点に君臨する。 最強馬はどこまでも前向きだ。大きな誤算も、ヴァーミリアンはプラス材料にかえてしまう。 「この後、予定しているドバイワールドCはパワーだけでなく、スピードも要求される。二千といっても、チンタラ走っていては勝てないレースだからね。前哨戦で忙しいマイル戦を走るのはむしろプラスじゃないかな」 久保助手はそう自信満々にうなずいた。 本来なら2000mの川崎記念を叩き台にドバイ遠征に向かう予定だったが、その川崎記念を飛節炎のため取り消した。当初のローテーションが狂ったのは間違いない事実だが、影響が最小限だっため陣営は強気でいられる。 「取り消したといっても症状は軽く、すぐに運動が再開できたほど。影響はまったくない」と言い切った。 その言葉通り、調教は順調に進んでいる。1週前追い切りは栗東坂路で800mを52秒5→13秒3をマークした。時計自体はそれほど目立つものではないが、攻め駆けしない馬だけに十分及第点だろう。 今回は一昨年のフェブラリーS以来のマイル戦だが、「昨年、ドバイを使ったあたりから馬がガラリと変わってきた。上がりの脚がしっかりしてきたし、今ならマイルでも中団あたりにつけられるはず」とうなずいた。 追い比べなら負けない。自信を確信に変えて、ヴァーミリアンは砂の国へと旅立つ。 【最終追いVTR】攻め駆けしないタイプだけに、坂路で800m52秒1ならこの馬としては合格点。追ってからの反応も上々で、ゴール前は力強く伸びた。取消後だが、馬体の張りも良く、影響は皆無といっていいだろう。
-
レジャー 2008年02月20日 15時00分
フェブラリーS ダイワスカーレット回避
「フェブラリーS」(GI 東京ダ1600m 24日)がドバイに向けての壮行レースとなるはずだったダイワスカーレット(牝4歳、栗東・松田国厩舎)だが、右目創傷性角膜炎のため19日、正式に回避することが決まった。 松田国師は「17日の坂路調整後に目をショボショボさせていた。とくに泥をかぶったようなことはなかったんだが…。今後は海外遠征というスケールの大きい夢があったので、申し訳ない気持ち」と話した。 注目を集めた初ダート戦が消滅しただけでなく、これでドバイ遠征自体も白紙となった。
-
-
レジャー 2008年02月20日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(11)
「日本レースクラブ五十年史」を見ると、「1888年は記念すべき年である」と記されている。「日本の競馬にパリミューチェルが初めて紹介されたからである」と…。 1888(明治21)年、秋季の根岸競馬で我が国初めてのパリミューチェル方式による馬券が1枚1ドルで売り出されたのだ。パリミューチェル方式とは、賭け金から一定率の手数料を差し引いた残額を、的中者に比例分配するやり方で、現在、一般的に「勝馬投票」といえばこの方式を指す。フランスで1891年に法律上認められてから、米国、英国でも合法化され、日本でも1923(大正12)年に法制化され、今日に至っている。 根岸競馬で日本レースクラブが、初めてこの方式で馬券を発売するについては、長い間、理事たちが考え悩んだ末だと「五十年史」では記しているが、このおかげでクラブ財政は大変潤ったようだ。 クラブはその資金で馬場、スタンドなど、根岸競馬場の整備を進めていく。1905(明治38)年には、環状の馬場に囲まれたおわん状の土地を公園や、運動場として独自で買収している。そして翌年にはゴルフ場がオープンする。このゴルフ場は、神戸の六甲(1901=明治34=年オープン)、横尾(1904=明治37=年オープン)に次ぐ日本で3番目にできたコースで、日本レースクラブ・ゴルフィング・アソシエーションがクラブ名であった。 これと合わせ、日本レーシングクラブは1906(明治39)年1月、社団法人レース倶楽部となっている。治外法権的な運営を脱し、日本の法則に従った団体に衣がえしたものであった。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
-
スポーツ 2008年02月20日 15時00分
苦境に追い込まれている松井秀喜
ニューヨーク・ヤンキースのゴジラ松井(秀喜)が大ピンチに立たされている。故障のためレギュラーどころか放出、あるいはクビの可能性も。本人は「コンディションはいい」と強気なのだが…。 「切羽詰まっていますよ、完全に」。松井秀番記者はそう語る。 「これまでレギュラーが約束されていたから、ケガや故障しても他人事のように受け答えしていたが、今年はまるで違う。口調は真剣そのものだし、言葉の端々に悲壮感が出ている。キャンプインする前に、コンディションがいい、だなんて言ったことは一度もない男だったのに、あえて口にしているところに不安な胸のうちがうかがえる」 体は故障だらけである。昨年11月に手術した右ヒザは依然として完治に疑問符が付く。さらに一昨年の試合中の左手首骨折の後遺症がある。現在、タンパで練習を積んでいるが、ようやくスパイクを履いてフリー打撃を行ったところ。調整遅れは否めない。 「彼はどちらの場合も無理に早く練習を再開したようだ。大リーガーの常識からは考えられないね」(ヤンキース担当記者) どういうことなのか。「大リーガーというのは自分に不利なこと、不安になることは絶対に避ける。ケガや故障で手術したら完全に治るまで再開しない。大リーグでは復活したときは手術される前と同じ状態という意味だ。それなのに松井秀はプレーしながら完治を目指すという日本式をやっている。だから大リーガーたちは複数年契約を結んで保障をつけている。松井はその辺の意味が分かっていないのかな」(大リーグ通) 実はこんな情報がある。「ヤンキースは松井をトレード要員にして投手を取ろうとしたのだが不調に終わった」(米在住ジャーナリスト)というのだ。理由は、相手球団が「故障持ちの松井秀ならいらない」。 二度の手術の結果を疑っているのだ。さらに松井にとってショックな情報もある。 「ヤンキース監督時代に松井秀をかわいがって使い続けたトーリ監督のドジャースからも断られたというんです。トーリは、松井はもうレギュラーでは使えないと読んでいたようです」(大リーグ通) 松井秀喜のバッティングは悪くないが、走塁と守備は「三流」というのが大リーグの本当の評価。これまではチームが強かったから弱点が目立たなかっただけということなのだろう。 今後、予想されるのは3つのケース。トレード、ファーム行き、解雇である。 ヤンキースで代打要員になったら出番は激減する。ア・リーグは指名打者制度で投手が打席に立たないから代打出場はほとんどない。シーズンに入って打力不振のチームに売りつけることがもっとも考えられる。ファーム行きは松井本人が望んだ場合で、来年に向けて調整を行う。 悲惨なのは解雇、つまり“クビ”だ。これは売りに出しても買い手が付かないケース。完全な孤独状態に置かれる。 「何度も解雇を経験した野茂とコンタクトをとっている、というウワサもある」(松井番)とか。ヒザを手術したらランクが大きくガタンと下がるのが大リーグである。 いずれにしても、今季の松井秀喜は苦しい立場に置かれそうだ。
-
-
芸能 2008年02月20日 15時00分
みのもんたがリストラされる!?
テレビ界の常識である“栄枯盛衰の理”は、この男にとっても例外ではなかったようだ…。つい最近まで“視聴率の帝王”とテレビ関係者からもてはやされていたみのもんた(63)がリストラ候補に上がっているという。 みのが司会を務めていた「午後は○○おもいッきりテレビ」(日テレ)が若年層を取り込むために「おもいッきりイイ!テレビ」として生まれ変わったのが昨年10月のこと。前評判もよく、番組視聴率も期待されていたが、いざフタを開けてみれば結果は大惨敗。 「以前は視聴率争いをしていた『ワイドスクランブル』(テレ朝)にも勝てない。『笑っていいとも』(フジ)なんて夢のまた夢。遠いところまで行ってしまった」(日テレ関係者) 「おもいッきりイイ!テレビ」の半年間(昨年10月15日〜今年2月)の番組平均視聴率は6.2%。リニューアル前の番組平均視聴率は7〜8%近くあったという。 「これまでのみのなら『昨日はいくつだった』と番組スタッフに尋ねるのがあいさつだった。ところが最近は、視聴率のことなど絶対に口にしない。番組スタッフもみのを腫れ物に触るように気づかっている。惨敗の原因は、若手視聴者を取りに行ったために以前の30代後半〜60代の視聴者が逃げてしまったことが原因」(同) ちなみに他番組の平均視聴率(半年平均)だが、「『笑っていいとも』は8.4%、『ワイドスクランブル』は7.3%。『おもいっきりイイ!テレビ』が視聴率で勝ったことは一度もない。これらの視聴率は、みのが『おもいっきりイイ!テレビ』の司会である必要性がないことを証明している」(同) この結果を重く見た日テレ上層部は来るべき“Xデー”について慎重に議論を重ねているという。 「今年4月まで待ってから番組の平均視聴率を加味してみのの降板を決断する。とはいっても、降板が決定しているわけではない。あくまでも視聴率が上向かないときの最終手段」(同) みのの後任だが、同番組の毎週水曜日に出ている小泉孝太郎(29)が有力視されている。もっとも一部の関係者からは、こんな声も聞こえてくる。 「低視聴率は、みのを降板させる単なるこじつけ。本音は1カ月、3000万円近いみののギャラを支払いたくない番組の経済的事情だ」(放送作家) 人気が出る→ギャラが上がる→費用がかかるから使いたくない。絶頂を迎えたタレントが落ちていくきっかけは、だいたいこのパターン。みのも例外ではない、ということか。
-
トレンド 2008年02月20日 15時00分
「私、テレビの味方です」古瀬絵理の完熟スイカップ大安売りバンザイ!
2003年、モンテディオ山形の柱谷幸一監督(当時)との不倫疑惑が取りざたされ、一躍時の人となったスイカップこと古瀬絵理アナ(30)。NHK山形と契約し、地元の番組「きらり!やまがた」に出演するや、持ち前の巨乳を武器にじわじわと噂になり、例の不倫騒動で人気が爆発したスイカップ。その翌年、同局との契約が切れるとオフィストゥーワンと契約。数々の番組から声がかかり、さらなるブレイクを果たした。 ところが、いつのまにやらすっかり過去の人となっていたスイカップ。スイカがしぼんだわけではないが、賞味期限が切れてしまったようだ。というのも、騒がれた当時から指摘されていたことだったが、彼女のセールスポイントであるスイカップについて触れられると、彼女はあからさまに不機嫌になるのが常だったからだ。「私はバストだけの女じゃない!」。そんな悲痛な叫びが胸の奥から聞こえてきたものだった。 しかし、国民が期待したのは彼女のスイカップだった。そのスイカを食べさせてくれないなんて、なんて奴だ。そんな経緯で彼女は“出荷”が見送られ、倉庫に長いこと放置されることになった。 そんな彼女の存在さえ完全に忘れていた先日、久々に表舞台で彼女の姿を拝むことになった。今月8日(金)放送の日本テレビ系『ラジかるッ』である。同番組で新お天気お姉さんとして迎えられたスイカップ、その直後、「触っていいですか?」というアシスタント(女子)に「ちょっとだけなら」と答えるや、なんと10秒にわたってモミモミされまくったのだ! 朝っぱらから衝撃映像! ついでに、巨乳を維持するための“スイカップ体操”なるポージングまで披露する有様で、かつてバストを売りにすることをあれほど拒んだ人と同一人物とはとても思えなかった。 もし彼女の中で「スイカップを売りにしてもいい」という革命が密かに起きているとしたら、今年彼女は再浮上するかもしれない。吹っ切れた巨乳は強い。 それに、すでに突入している大画面テレビ時代に巨乳はフィットするのである。考えてもみてほしい。50インチの大画面でド迫力スイカップを見ようものなら、貧乳派でも卒倒必至!個人的には、これから巨乳の素晴らしさが見直されるのではないかと予想している。 というわけで、ヨドバシカメラで大画面テレビを買ってきまーす!
-
その他 2008年02月20日 15時00分
「アキバ探検隊」ホワイトデーにメイドさんをメロメロにする厳選珍品
ホワイトデーのお返し作戦には早めに取り組みたい。当日に慌ててありふれた菓子類を買うようじゃダメ。メイドさんに貰ったのが一粒のチョコであっても、気の利いたお返しをして、ライバルに差をつけよう。 3月に開業1周年を迎える「東京アニメセンター」(千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX4階)のオフィシャルショップには、プラモデルや雑貨小物などアニメキャラクターグッズが並ぶ。キャラ特性をうまく使ったオモシロ菓子類も充実しており、手渡したときにメイドさんとの会話が弾むこと間違いなしだ。 本紙イチオシは“爆弾入りキャンデー”各種。好きそうなアニメキャラで勝負したい。ハニーミルク味の「キューティーハニーキャンディー」はハート型のかわいいデザインながら、中に1粒だけ超酸っぱい飴が入っている。バカボンパパの顔をかたどったイチゴ味の「バカ田アメ」は激辛飴を混ぜたタイプ。ほかにハクション大魔王の飴もあり、いずれも294円とリーズナブルだ。 ほかにも「鉄腕アトム原子玉」(450円)は金太郎飴で、首都圏ではここでしか手に入らない珍品。ゲゲゲの鬼太郎の「お椀クッキー」(682円)は、目玉おやじのオリジナルお椀つき。甘いものが苦手な彼女には1枚だけ激辛が入った「バカ田せんべい」(472円)がいいだろう。 同ショップの及部奈津美副店長は「ヨソではあまり扱わない商品が多いので、ホワイトデーのお返しでちょっとしたサプライズにはいいと思う。マグカップやミニタオルを組み合わせてもかわいい。本命っぽくないかもしれないけど、話題にはなりますよ」と勧める。 ホワイトデー作戦の成功を祈る!
-
スポーツ 2008年02月20日 15時00分
ハッスル タイガー・ジェット・シンがモンスター・ボノに失禁凌辱刑を予告
高田総統からモンスター・ボノ更生を要請された“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シンが19日、千葉・成田空港で来日会見。いよいよあす21日の「ハッスル・ハウスvol.33」(東京・後楽園ホール)で一騎討ちを行うボノを散々こき下ろした揚げ句、“粗チン横綱”扱い。そればかりか失禁凌辱刑を宣告するなど、早くもマット界のレジェンドが先制パンチとばかりにオトナの洗礼を浴びせた。 「これでも履いてろ!」。サーベル男は不敵に笑った。 あす21日の「ハッスル・ハウスvol.33」のメーンでボノとシングルマッチに臨むシン。母のインリン様に「くそババア」の暴言を浴びせ、高田総統を「バカ田総統」呼ばわりし、高田モンスター(M)軍を裏切ったボノをお仕置きすべく、この日は「ボノという小僧のしつけ役を任命されたが、オレは相手が女だろうと子供だろうと関係ない。たたき潰してやるっ!ガッハッハ」とやや狂乱気味に高笑いだ。 開口一番ドSぶりを露わにしたが、ボノ更生へのモチベーションはハンパではないようで「このサーベルで高田総統がOKを出すまで痛め続ける。そしてリングをボノの血の海に染めてやる」。例えボノがタップしようとも、総統の判断で試合終了が告げられるまでノンストップでいたぶり続けようというのだ。 問答無用の流血葬を宣告したが、制裁はそれだけにとどまらない。おもむろに紙おむつを取り出すと、「ボノが恐怖のあまり小便を漏らしたら困る。試合ではこれをつけておいた方が良い。これでも履いてろ」とニヤリ。あえて失禁用アイテムをプレゼントするふてぶてしさだ。 暗に失禁凌辱刑を通告したわけだが、シンのしたたかさはそれだけではなかった。「あれじゃあボノちゃんのモノは入りませんよ。まさか男のプライドに触れてくるとは…」(ハッスル関係者)。つまり、215kgの巨漢には明らかに小さすぎるサイズのおむつを渡した背景には、それとなくボノの男の勲章である“お宝”が小さいという嫌味なメッセージも込められてたというのだから、さすがレジェンドというほかない。 意気揚々と失禁凌辱刑を予告したシン。すでにインドの狂虎は何をしでかすかわからない危険な香りをプンプン漂わせている。果たしてボノはこの窮地を乗り越えられるのだろうか。
-
-
スポーツ 2008年02月20日 15時00分
全日本プロレス 2年ぶりにジュニア・タッグリーグ戦の開催決定! カズ・ハヤシが東京愚連隊の3月解体を宣告
全日本プロレスは19日、都内の同事務所で会見を開き、2006年以来2年ぶりとなる「2008ジュニア・タッグリーグ戦」(3月12日、後楽園ホール大会で開幕〜23日、新潟大会で最終戦)の開催を発表。エル・サムライと組み、出場が決定したカズ・ハヤシは、東京愚連隊(MAZADA&NOSAWA論外)の3月解体を宣告した。 「あの2人を潰してからじゃないと次に進めない」。カズは闘志をむき出しに息巻く。 2月シリーズ開幕戦(17日、東京・後楽園ホール)でブードゥー・マーダーズ(VM)の近藤修司との一騎打ちに臨んだカズ。ところが、愚連隊に乱入され、試合をブチ壊された挙げ句「タッグで挑戦して来い」と挑発され、黙っていられなかった。 カズは「サムライさんと組んで、優勝を狙いたい」と必勝宣言。さらに、パートナーのサムライについて「プロレスの試合を汚すような人間に対してキレることがある」と“キラー・サムライ”の降臨をほのめかし「僕にも同じ感情がありますけどね」と、ダブルキラー化までチラつかせた。 「やられた借りはすべて返す。(リーグ戦で)終わらせます」と愚連隊せん滅を誓ったカズ。一騎討ちに水を差した2人にリーグ戦で鉄槌を下すハラだ。 一方のエル・サムライは、今後の王道マット継続参戦を念頭に置き、ジュニアの至宝獲りに意欲を見せた。 17日の後楽園大会で愚連隊のテロ行為からカズを救出したサムライ。今年1月いっぱいで新日本プロレスを退団し、フリーとなったが「ここが面白いと思って来てみた」と参戦理由を説明した。 全日プロはもちろん、ジュニアタッグリーグ初参戦。「実際にやってみないとどうなるか分からない。でも、出るからには優勝。2位、3位じゃ意味がありません」とサムライは優勝宣言だ。 さらに全日プロ定着をにらみ「次はジュニアのシングル(世界ジュニアヘビー級王座)。とにかく優勝して次にステップアップしたい」とベルト獲りも見据える。新日ジュニアを極めた男が、今度は王道ジュニア戦線で大暴れする。