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スポーツ 2008年02月19日 15時00分
新日本プロレス 永田裕志がファンに緊急メッセージ
脳梗塞の疑いのため17日の両国大会を緊急欠場した新日本プロレス永田裕志について同社は18日、精密検査で脳に異常はなかったものの、症状改善がみられないため、引き続き経過観察していく方針を発表。いまだ本人からの公のコメントがないことから容体が心配されるが、そんな状況にもかかわらず、本紙に渦中の永田からメッセージが届いた。 同社によれば永田はこの日、都内の病院で頚椎の精密検査を受けたが、脳に異常はなかったという。しかし、症状が特定されていないため、今後も検査を継続して行う。菅林直樹社長も「本人の強い意向からひとまずNJCにはエントリーしていますが、正式には今後の精密検査とドクターのOKが出てから」と、NJC出場も経過次第という方針を示した。 脳梗塞の疑いはまだ消えていないが、現在の病状はどうなのか。そんな渦中の永田が本紙にメッセージを寄せた。 「両国大会に来てくれたファンのみなさん、ならびにコラム『セカンドバック』(隔週火曜日掲載)を楽しみにしてくれたファンのみなさん、ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。検査を続けております。ですが、まだ結果が出ておらず、めまいみたいなものがある状態ですので、いまは最善を尽くして一刻も早く復帰できるよう頑張ります。そしてこの際、人間ドックで体を全部調べたいとも思っていますので、リングに立つときは完璧なコンディションのもと、みなさんにアツい試合をおみせしたいと思っております」(原文のまま) 精密検査漬けの日々にも、復活への闘志をメラメラとたぎらせている永田。1日も早い“ミスターIWGP”の完全復帰が待たれる。
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スポーツ 2008年02月19日 15時00分
IGF ジョシュ・バーネットがIWGP獲りを宣言した裏事情
16日のIGF有明コロシアムで小川直也と対戦したジョシュ・バーネットが18日、成田空港で会見。17日の新日本プロレス両国国技館大会でカート・アングルを破り、統一王者となった中邑真輔との対戦を要求した。バーネットの発言を受けたIGF関係者は、IGFが所有する初代IWGPベルトと2&3代目ベルトの統一トーナメント開催をぶち上げたが、そこには苦しい台所事情があるようで…。 新日プロ両国大会を視察したバーネットは、中邑に「テクニックはあるが、弱点も多い」と強烈ダメ出し。その上で「いつでもやってやる」と対戦要求を突き付けた。 バーネットの発言を受け、IGF関係者は「新日本が初代も、と言うなら3本のベルトを統一するリーグ戦やトーナメントをやってもいい」と仰天プランを提示。IGF側からの参戦選手として小川、アングル、ブッカーTの名を挙げた。 突如として新日プロにちょっかいを出し始めたIGF。そこには苦しい現状が見え隠れする。IGFには現在、ベルトが存在せずIWGPと絡むことでタイトル問題を解決したいという内情があるのだ。果たして今後の展開に動きはあるのか。
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スポーツ 2008年02月19日 15時00分
ゼロワンMAX 新日本プロレスとの対抗戦を前に、ゼロワン内部でも生き残りを懸けたサバイバル
ゼロワンMAXを主宰するファーストオンステージ(FOS)の大谷晋二郎社長が18日、都内のSAC本部で会見。新日本プロレスとの対抗戦の全勝を義務付け、猛ゲキを飛ばした。団体存亡を懸けた対抗戦を前に、緊迫感漂う同団体。さらに、フロントが粛清をチラつかせたことで、内部でも生き残りを懸けた“ダブルサバイバル”の様相を呈してきた。 意気込みを語っていた浪口の下に大谷が乱入。イスを投げ付け、張り手を見舞い「やる気が感じられねえよ。お前(出るの)やめちまえ!」とゲキを飛ばす。さらに「全勝を義務付けていきたい」と早くもアチチな闘志を全開。大谷は新日プロ出身。古巣の脅威を熟知しているだけに、警笛を鳴らした格好だ。 また、中村祥之渉外担当も「これまでの対抗戦は50点」と悔しさを露わ。「やる気のない者は去っていけばいい」と“粛清”をチラつかせた。 対抗戦の開幕を前に内部で大ナタが振るわれる可能性が出てきたゼロワン。生き残りを懸けたサバイバルの行方は果たして。
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スポーツ 2008年02月19日 15時00分
K-1MAX 藤鬥嘩裟がまたまた驚がくの進化を遂げた!
「K-1ワールドMAX2008開幕戦」(4月9日、広島グリーンアリーナ)のカード発表が18日、都内のホテルで行われた。「ワールドユース」特別試合としてHIROYAVS藤鬥嘩裟(ふじ・つかさ)が決定。鬥嘩裟が驚がくの進化を遂げていることが判明した。 昨年大みそか「Dynamite!!」の「K-1甲子園U-18日本一決定トーナメント」一回戦で激突するはずだった両雄だが、当時中学生だった鬥嘩裟の年齢がネックになり、実現できなかった。しかし、今春には高校生となって職業選択の自由が与えられ、あらためて対戦が決定した。 鬥嘩裟は「決まったからは勝ちにいきます」と必勝宣言。さらに「会長の作戦に従うだけです。ファイトスタイルは気になりません」と揺るぎない自信をみなぎらせた。 藤ジム加藤重夫会長によれば「普通の選手が10年かかることを1年でやってのけた。毎日の走り込みで、ふくらはぎがコブシ大まで膨らんでいる」。自信の背景には自らの成長があるのだ。 またまた驚がくの進化を遂げている鬥嘩裟。HIROYA狩りに向け死角は見当たらない。
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芸能 2008年02月19日 15時00分
テレ朝が大コケドラマ「4姉妹探偵団」を打ち切れない理由
1月スタートのドラマも中盤を迎えたが、平均視聴率でダントツの最下位に低迷するのが女優・夏帆(16)主演のテレビ朝日系「4姉妹探偵団」。第4話では3.5%(ビデオリサーチ調べ)を記録し、テレ朝局内では打ち切りが検討され始めているというのだが、なかなかそうはいかない事情があるようで…。 同ドラマは赤川次郎さん原作の人気ミステリー小説シリーズ「三姉妹探偵団」をドラマ化。主演の夏帆は今年ブレークが期待される若手女優だけに、局内の期待は高かったというが、結果は大コケだった。 「夏帆は連ドラ初主演ですが、早すぎました。決して、演技力がないわけではなく、ある程度の人気もあるのですが、プライムタイムの主演ドラマで数字を取るだけの知名度がなかったんです」(テレ朝関係者) ドラマは初回が9.2%でいきなりひと桁。第2話で6.4%に急降下、第3話で8.1%に回復したが、第4話で3.5%に転落してしまった。 「第4話は裏番組で日本テレビが映画『デスノート』の続編を放送していたという不運もありましたが、最近、稀にみる低視聴率。うちは速水もこみち主演の『レガッタ』が4.3%まで下がったことがありますが、それを下回りました」(同) 「レガッタ」は当初の11話が9話で打ち切られ、以後、もこみちは“低視聴率男”のレッテルを貼られ、最近は仕事が減少。となると、「4姉妹探偵団」も同じ道をたどりそうだが…。 「テレ朝としては、1話でも早く打ち切りたいところなんですが、簡単にそうはできないお家事情があるんです」(芸能プロ関係者) 現在、民放各局のドラマは、「局側が強かった昔と違って、プロダクション主導。キャストに合わせてドラマが決まる」(同)という状況。「4姉妹探偵団」ももちろん事務所主導のキャスティング。夏帆の所属事務所といえば沢尻エリカ、柴咲コウ、中谷美紀、北川景子ら多数の人気女優を抱えているが、夏帆の主演起用の先にテレ朝の狙いがあるというのだ。 「夏帆の事務所の社長は天才的な感覚の持ち主で、ここ数年映画に投資して大もうけ。旧態依然の芸能界では革新的な発想の持ち主なんです。だから、ドラマよりも当たれば大きい映画に出資し続け、近い将来、配給会社を立ち上げるはずですが、このところパートナーとして選ぶテレビ局はフジテレビが多いんです。テレ朝は出資した織田裕二主演の『椿三十郎』が大コケするなど、最近、映画事業が不調。そこで、夏帆の事務所とのつながりを強化するための主演起用だったんです」(映画関係者) 今後の数字も厳しいのは確実で、打ち切りか継続か、テレ朝は苦しい決断を迫られそうだ。
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芸能 2008年02月19日 15時00分
南明奈が高校卒業メモリアルDVDリリース
今年も絶好調の人気アイドル・南明奈(18)が最新DVD「碧空(あおぞら)〜卒業式だアッキーナ!〜」(リバプール)を20日にリリースする。 今春、高校を卒業するアッキーナのメモリアル作品。水着はもちろん、最後(?)の制服姿も披露。明るく元気な少女から大人の女性に変わりゆく瞬間が収められている。 同作は1980円のスペシャルプライスで、全国のコンビニ限定販売。売り切れる前に急げ!
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トレンド 2008年02月19日 15時00分
現役最後の日に滝本駅でさよならセレモニー開催 御岳登山鉄道2代目ケーブルカー引退間近
低山ハイカーに人気の奥多摩・御岳山(みたけさん=標高929m)で、急勾配を40年駆け上がってきた現行ケーブルカーが3月に引退する。へばった登山者や行楽客らを運んでいる旧車体「青空号」「日出号」は残り約3週間で現役生活を終えて、新型車にあとを託す。 同ケーブルカーは高低差約423m、最大勾配25度10分を約6分で登りきるための斜めに構えたユニークなデザインで親しまれてきた。平均勾配22度は関東一という。段々に組んだ車窓からは最大乗員136人が四季折々の山のうつろいを楽しんでいるが、黙々と登山者らを運ぶその姿は力強く、重いザックを背負った登山者とよく似ている。「お疲れさま」と声をかけたくなるハイカーも多いに違いない。 御岳登山鉄道(本社・青梅市)は80年を超える歴史を持つ。1927年に設立され、34年に滝本駅〜御岳山駅が開業。終戦が迫った44年には不要不急線として休止されたことがある。72年に京王グループ傘下に入ってからは2代目にあたるこの2台がずっと踏ん張ってきた。 それだけに新車体導入を決めた同鉄道の思い入れは強く、3月11日まで旧車体さよならイベントを実施中。すでに両車体に特別ヘッドマークを掲出しているほか、3月1日からは旧車体写真展を開く。現役最後となる3月11日には、地上駅である滝本駅ホームで「さよならセレモニー」が開催される。
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その他 2008年02月19日 15時00分
22日開幕別府競輪GII東西王座戦 キャンペーンガールがナイガイ来訪
闘いの極みへ…。22日から24日まで別府競輪場で開催される「第7回東西王座戦(GII)」のPRのため、関係者とキャンペーンガール(ミス別府の一万田裕子さん(左)柏井まゆみさん)が18日、東京・中央区の本社を訪れた。 別府では16年振りの開催となるグレードレース。東王座戦には岡部芳幸、山崎芳仁、佐藤友和らお馴染の強豪が、西王座戦にも小嶋敬二をはじめ、山口幸二、小倉竜二らの実力派がそろった。 別府市競輪事業の後藤邦俊事業課長は「この東西王座戦がカンフル剤となり、今年の競輪界全体の売り上げを上げていくきっかけになることを願っています。目標額の110億円を超えられるよう、私たちも本場を盛り上げていきたい。また別府は有名な温泉地でもあり、アフター競輪も楽しめます。ぜひ一人でも多くの人に本場に足を運んでもらいたい」と熱く意欲を語った。 なお、全国44の競輪場のほか、53か所の専用場外(サテライトなど)で場外発売される。
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レジャー 2008年02月19日 15時00分
フェブラリーS ヴァーミリアンがGI4連勝でドバイへ弾み
今週は真冬の祭典「第25回フェブラリーS」(GI ダ1600m 24日)が東京競馬場で行われる。主役の期待を集めるのはいわずもがな…日の丸を背負ってこの春、ドバイワールドカップへ再挑戦するヴァーミリアンだ。中間にひと頓挫あったものの、1週前追い切りでは抜群の動きを見せ、復調急をアピール。世界へと羽ばたく熱い走りが見られそうだ。 いまや自他ともに認める国内最強ダートホースに成長したヴァーミリアン。ドバイ遠征を前に予定していた1月30日の川崎記念を右飛節炎のために取り消すアクシデントはあったが、幸い症状は軽く、中間は急ピッチに調整が進んでいる。 フェブラリーSへ目先を切りかえて初めて行われた14日の追い切りでは、坂路を力強い動きで800m52秒5…攻め駆けしないこの馬にとっては十分すぎる時計をマークした。 「本当に元気があるね。ヴァーミリアンとしては時計が速かった」と石坂師は笑顔で合格点を与えた。一方、担当する久保助手も「運動を休んだのは1日だけ。その後は順調に乗ってきている」と不安説を一蹴した。 国内最強馬として文句なしの仕上がり。ポイントは状態面よりもむしろ距離、一昨年のフェブラリーS(5着)以来となるマイル挑戦だ。「距離は半信半疑。ただし、一昨年より力をつけていることは間違いない」とトレーナーは現在の充実ぶりに期待を寄せる。 次のドバイワールドカップはスピードを必要とする高速馬場。世界一の座に向けても、ここは結果を出さなければならない一戦となる。 「ゲートで少し立ち遅れることがあって、それがマイルでは致命傷になることもある。うまく流れに乗り切れるかがカギだね」 久保助手は世界を見据えた壮行戦を前に抱負を語った。大目標に向けても、ここは国内最強馬としての実力をもう一度、見せつける。
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レジャー 2008年02月19日 15時00分
ベストの東京マイルでワイルドワンダーが逆転
関東から唯一の参戦になるワイルドワンダーだが、強力な関西勢をまとめて差し切る力は十分に持っている。 ダートGI(交流含む)4勝を誇る西の横綱ヴァーミリアンに対し、自身は盛岡の交流GI・南部杯2着が最高。さらに、昨年のJCダートでは1秒(5着)と決定的な差をつけられているが、陣営は大物食いに虎視たんたんだ。 というのも、今回の舞台は1600m。JCダートの通過順((11)(6)(4)(4)番手)が示すように、2000m以上では“緩ペース”に耐えられず、どうしても前半に脚を使ってしまうが、前走・根岸S(1着)は(11)(8)番手。ペースが速い1400〜1600mではギリギリまで脚をためられる。事実、ダ1700m以上は(5)(1)(8)(5)(6)(1)(1)(2)着とムラがあるのに対し、1400〜1600mに限れば、(1)(2)(2)(1)(1)(3)(1)(1)(1)着とほぼ完ぺきだ。 「GIの千六だったらもっと脚をためやすくなるから、今回が一番いい条件だね。前走でもあのひどい馬場で弾けてくれたんだから、この距離なら本当に安定して走れる」と、久保田師も“この条件なら”の気持は大きい。 前走後は角馬場での運動にとどめ、時計を出したのは先週の金曜日(15日)からだが、8kg減だった前走の時点でほぼ体は仕上がっている。直前の1本で態勢は十分整うだろう。 「ここにきて能力にようやく体力が追いついてきた感じ。これ以上はやる必要はない。週末に速いところをやるだけでOKでしょう」 ドラゴンファイヤー、シルクビッグタイムなどダートの新星を次々に送り込む久保田厩舎に、念願のGIタイトルがいよいよ加わりそうな勢いだ。