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レジャー 2008年02月15日 15時00分
すばるS(オープン 京都ダ1400m 16日) 本紙・谷口は堅実なドンクールを中心視
相変わらず除外の嵐。有力どころの多くが出走すらできなく、帯に短しタスキに長しの面々となったが、ここなら地力上位のドンクールの堅実性を支持して◎印。 前走の平安Sでは8着に沈んだものの、勝ち馬クワイエットデイから遅れることわずかコンマ4秒。むしろ、ハナを奪わんかの積極果敢なレースぶりでの奮闘は評価に値する。この千四では昨年のプロキオンSで3着の好走。ここなら器用貧乏の弱点もステディなレース運びとしてセールスポイントとして輝く。 相手は超難解。当日の馬場状態、枠順等のファクターで大きく着順が変わるだけに、手広くカバーするのが賢明。
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スポーツ 2008年02月15日 15時00分
新日本プロレス 中邑真輔がカート・アングルとの大一番を前に苦悩
新日本プロレスIWGPヘビー級王者の中邑真輔が王座統一戦を前に苦悩している。14日の茨城大会では、3代目ベルト保持者カート・アングルと激突するIWGPヘビー級王座統一戦(17日、両国国技館)前の最終テストマッチに臨み、レジェンドを相手に、必殺ランドスライドで逆転勝ち。またもアングル爆殺デモで快勝した神の子だが、実は決してその胸中は穏やかではなかった。 「大きなプレッシャーで眠れない」。王座統一に完全な準備が整っても、どこか煮え切らなかった。17日に東京・両国国技館大会で行われるカート・アングルとのIWGPヘビー級王座統一戦まであと2日。中邑はこの日、最終テストマッチとなる茨城・ひたちなか大会に臨んだ。 イケメンユニットRISEを率いてAKIRA&獣神サンダー・ライガー&蝶野正洋&長州力らレジェンド4人衆との8人タッグ戦。ライガーの掌打、長州のリキラリアート、蝶野のシャイニングケンカキックを立て続けに被弾しても、チャンピオンは微動だにしなかった。 その直後にリバースパワースラムで反撃ののろしをあげると最後は12分9秒、すでに息絶えたAKIRAをあえてカバーせずに、ランドスライド葬で決着をつけた。「アングル戦前の最後の試合だったので、出しきらなきゃもったいない」。アングル撃破の予行演習とばかりに伝家の宝刀で3カウントを奪ってみせた。 大一番を前にアピール十分のアングル爆殺デモまで飛び出す快勝劇。不安要素などひとつも見当たらないが、中邑の中ではどこかスッキリしていなかった。このシリーズではランドスライドだけではなく、ダブルアーム式パイルドライバーなど新たなフィニッシュを試し切りしてきたが、実はいまだに「対策だったり、イメージトレーニングをやっても(フィニッシュが)見えてこないんですよ」という。 「僕のプロレス人生の中でこれほど大きなプレッシャーや眠れないことはない」。それだけに中邑は焦燥感にかられている。「あと残り2日間を有意義に使って当日に臨むしかない」。決戦までアングルのTNA最新ビデオをチェックするなどし、できる限りの盤石シフトで臨む気でいる。 いよいよゴングが鳴る王座統一戦。果たして中邑は3代目ベルト奪還の闘いに結論を出せるのか、世紀の大一番に注目だ。
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スポーツ 2008年02月15日 15時00分
IGF ブッカーTが意欲のベルト獲り宣言。その背景には大人の事情が
IGF有明大会(16日、有明コロシアム)に参戦するブッカーTが14日、来日し、ハッスルで活躍するTAJIRIとの対戦が決定。IGF初参戦だが、早くも継続参戦を表明し、アントニオ猪木代表がブチ上げた10億円ベルト獲りに名乗りを上げた。しかし、この意気込みの裏には大人の事情があるようで…。 昨年の12・20有明大会にも参戦予定だったブッカーTだが、書類の不備により来日不可能に。この日も、犯罪歴がネックになったのか、日本の地に足を踏み入れたのは到着から90分後だった。 1996年新日本プロレスに参戦して以来、12年ぶりの来日となるブッカーT。対戦相手には欠場の代役を務めたケンドー・カシンが浮上していたが、IGFサイドからTAJIRIと告げられた。「自分が主役を奪い取る。オレがカート(・アングル)とやってたら勝ってた。カシンでも同じことだ」と強気のコメントに終始した。 そればかりか、猪木の掲げる新タイトル設立構想に「オレのキャリアに穴があるとしたら、アメリカ以外でベルトを巻いたことがないこと。ぜひオレの名前を刻みたい」と興味を示し「今後もIGFで活躍したい」と早くも継続参戦を熱望した。 ブッカーTが鼻息を荒くするのも当然。猪木代表は「選手は余っている。新しい選手はたくさんいる」と常々“テコ入れ”をチラつかせている。元WWE王者のブッカーTといえども、1度きりで“リストラ”されてしまう可能性もあるのだ。 継続参戦のためにも負けられないブッカーT。“査定マッチ”でアピールすることができるか。
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スポーツ 2008年02月15日 15時00分
スマックガール 藤井恵が辻結花との頂上決戦に向けて好発進
14日のスマックガール後楽園ホール大会で「ワールドリミックストーナメント」が開幕し、藤井恵が一本勝ちでライト級1回戦を突破。準決勝に進出した藤井は、同級王者の辻結花との頂上決戦へ一歩前進した。 シンディ・ヘイルスの長いリーチとトリッキーなリズムに1Rは間合いをつかみきれなかった藤井だったが、2R開始早々に飛びつき腕ひしぎ十字を極めて勝利。試合後は「きょうは30点かな」と反省しきり。「ジョシュ(バーネット)と練習したステップインが思いのほかうまくいかなかった」と課題を口にした。 4・25後楽園ホール大会で行なわれる準決勝の相手は強打が売りのハム・ソヒに決定。「打撃戦はむしろ望むところ」と真っ向勝負を宣言する藤井は再度、米国合宿で打撃強化に臨む。 トーナメント制覇を手土産に辻との頂上決戦を狙う藤井。難敵を退けて好発進を決めた。 また、その他のライト級1回戦ではアンナ・ミッシェル・タバレス、ハム、リサ・ワードが勝ち上がり、藤井以外の日本人は敗退。メーン終了後にはリング上で準決勝の組み合わせ抽選会が行なわれ、藤井VSハム、タバレスVSワードが決定した。
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芸能 2008年02月15日 15時00分
100均にハマった宇多田ヒカル
昨年3月、映像作家の紀里谷和明氏と4年半の結婚生活にピリオドを打ち、晴れて(?)“バツイチ”となった宇多田ヒカル(25)。母親・藤圭子とは違って、かなり質素な生活を楽しんでいるという。 「ハッキリ言って、年齢も10歳以上離れていたし、お互い裕福(紀里谷氏の実家は大変な資産家)で多忙。スレ違いがほとんどで、夫婦でいる意義はどこにもありませんでした。彼女は離婚後、都心のマンションでひとり暮らしをしています」(芸能ライター) 紀里谷氏と別れ、プロデューサーで父親の照實氏、母親の藤圭子からも離れ、文字通り“ひとり身”となった現在、独身生活を満喫している。 「両親の監視から“自立”し、ひとり暮らしを経験してみて、初めてこれまでまったく料理らしい料理を作ったことがなかったことに気がついたとか。今ではカレーとハンバーグが得意料理となっているようです。食器があっても鍋や調味料がなかったりで買い物に出かける機会も増え、行動範囲も広がった様子です」(芸能リポーター) そんな宇多田が今ハマっているのが“100円ショップ”ショッピングだという。 「離婚直後、初めて100円均一のショップに行ってハマってしまったそうです。品物の数の多さと安さにとにかく驚いたそうです」(芸能ライター) いつも人の少ない午前中を選んでいっているようだが、だれひとり宇多田に気づく者はいないという。買い物の楽しさを知った宇多田は大好きな時代劇チョンマゲのカツラと十手まで買い込んだそうだ。 「“億万長者”と言われている宇多田らしからぬ買い物です。これまでただ忙しくて仕事ばかりしてきた宇多田らしい、ささやかな楽しみです。ボストンバッグの中に無造作に現金を詰め込んでギャンブル三昧の日々を過ごす母・藤圭子とは大違いです」(同) また、去年夏ごろには人生初めての合コンも経験したという。 「麻布のカラオケ店で夜の8時ごろから明け方5時ごろまで盛り上がったそうです」(同) 25歳にして大金持ち。そして”青春”を謳歌しているとは、なんともうらやましい限りだ。
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スポーツ 2008年02月14日 15時00分
ダルビッシュ 中田翔のスター扱いに不満!?
日本ハムのダルビッシュ有(21)が不機嫌である。その原因はルーキー中田翔(18)の存在。マスコミの関心を奪われ、ふくれっ面の毎日なのだ。表面上は別にして、チームメートもハレものに触るようなピリピリした雰囲気が漂っている。 「ダルビッシュの中田翔を見る目は普通じゃありませんよ。ギラギラした感じで、中田翔のナの字も口に出せない雰囲気ですよ。何とか“怪物君”を売り出そうとしている球団関係者もピリピリしていますね」(担当記者) こんなシーンがあった。初めての紅白戦があった7日のことだ。プロ入り初の実戦となった中田が「4番、三塁手」で先発出場した。 ダルビッシュは中田翔が打席に立つと、笑いながら「三振するよ」と、ベンチにまで届くような声で言い放った。 「あの言葉を聞いてゾッとしましたね。われわれが想像している以上に、ダルビッシュは中田を嫌っているな、と感じましたね」(テレビ局記者) 中田は2三振というぶざまな姿をさらけ出した。本人は「技術はまだまだです」としょんぼりしていたが、ダルビッシュが言うまでもなく、周囲の目も厳しい。 「10日の阪神との練習試合では130mの場外弾を打ち、パワーのあることは示したが、即戦力にはほど遠いレベルですよ。変化球には全く手が出ないし、外角が打てない」(評論家) 笑ってしまうのはテレビの解説者たち。ほかの3打席は凡退しているのに「大器の片鱗を見た」と高校生ルーキーにヨイショしている有様で、関係者の多くは「情けない」。 言うまでもなくダルビッシュは昨年のMVP。「球界を代表する投手」と北京五輪チームの星野仙一監督が絶賛している。本人も自信満々でキャンプに臨んでいるし、報道陣に対しても、オレが主役、という素振りだった。ところが実際は「中田、中田、中田…」。 「ダルビッシュがアタマにきているのは球団の姿勢。中田をスターに育てようとやっきになっている。ダルビッシュにしてみれば、力もない選手を持ち上げていることにガマンがならないんですよ」(担当記者) さらに「梨田監督のやり方も気に食わないようです」(担当記者)。大物評論家は「いきなり4番、三塁手はないでしょ。打撃は口ほどにもないし、守備はお粗末に尽きる。三塁を守らせてスターにしたいのだろうけど、内野手のセンスはゼロ。梨田方式にダルビッシュが怒り、あきれるのも当然ですよ。日本ハムは今やリーグナンバーワンのチーム。マスコミにこびを売る必要はないですからね」 怒りを感じているのはファンも同じ。ダルビッシュを取り巻くファンと中田翔の追っかけが一触即発だというのである。 「ファンはすごいですからね。チームメートのファン同士がケンカとなったら大変ですよ。チームのイメージが悪くなる。球団はその辺に神経を使わないとエラい目に遭いますよ」(テレビ局ディレクター) ダルビッシュがふて腐れたら日本ハムは戦えなくなる。他球団は、こんな梨田・日ハムの醜態に「モメろ、モメろ」と喜んでいるのではないだろうか。
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スポーツ 2008年02月14日 15時00分
DREAM 高田延彦統括本部長、前田日明スーパーバイザーにリストラ宣告! DREAM発足で始まる危険な場外バトル
日本格闘技界に新格闘技イベント「DREAM」が産声をあげた。旧PRIDEのやれんのか!勢とK-1やHERO'Sを主催するFEGは13日、都内ホテルで同旗揚げ戦(3月15日、さいたまスーパーアリーナ)を正式発表。ミルコ・クロコップや桜庭和志など総勢22人の豪華参戦メンバーが顔をそろえ、華々しい船出となった。だが、その舞台裏にはいまにも爆発しかねない地雷がゴロゴロ。DREAM発足で始まる危険な場外バトルとは。 旧PRIDE勢とK-1やHERO'Sを主催するFEGの歴史的和解により開催された昨年大みそか「やれんのか!大晦日!2007」から1カ月半。格闘技界の大連立をうたって手を結んだ2大勢力がこの日、集結した熱心なファン約500人の前で、ついに新イベント「DREAM」の旗揚げを明らかにした。 公開記者会見には旧PRIDEスタッフでDREAMイベントプロデューサーに就任した笹原圭一氏をはじめ参戦予定選手22人がズラリ出席。桜庭和志や山本“KID”徳郁、桜井“マッハ”速人ら日本人トップ戦士のほか、大物外国人として登場したミルコ・クロコップ。さらにはVTRでファンにメッセージを送ったエメリヤーエンコ・ヒョードルなどそうそうたるメンバーが参戦決意を示した。 この日はこけら落としとなる「DREAM1」3・15さいたまスーパーアリーナ大会でライト級GP(70kg以下)の開催に加え、今後は同イベントをTBSで地上波放送していくことも併せて発表された。また、DREAM旗揚げに伴い、HERO'Sは事実上消滅する形となった。 昨年末に大連立を掲げ、ついにDREAMとして新たなスタートを切ったが、決して順風満帆な船出とは言い難い。 まずは3・5旗揚げの戦極との兼ね合いだ。年明けにはやれんのか!スタッフが戦極と協力するウワサが浮上。その後も三崎和雄VS秋山成勲の裁定問題が噴出した際に、FEGの谷川貞治代表がやれんのか!スタッフと戦極サイドに契約およびモラル違反をブチまけて波紋を呼んだ。 一連の問題に笹原EPはこの日「三崎選手と食い違いがあったのは事実ですが、誤解は解けています」「お手伝いすることはありません」などと釈明。戦極とは「別にケンカしてるわけじゃありませんから」とあくまで関係良好をアピールしたものの、選手の貸し借りについては明言を避けているだけに、この先は問題が再燃しかねない。 しかし、火薬庫はそれだけではない。「谷川さんがDREAMにはプロデューサーとして参加しないことや笹原さんがトップでやることは問題ないでしょうけど、やっかいなのは前田(日明)さんの処遇と、高田(延彦)さんとどう付き合うか。礎を築いてきた重鎮2人をおざなりにはできない。それらを谷川、笹原の両氏が解決できますかね。下手したら2人はまた冷戦状態になりかねない」(TBS関係者) そのキーマン2人には谷川代表がこの日、「前田さんにはスーパーバイザー、高田さんには統括本部長という肩書きがありますが、なくなります。別にケンカしているわけではありません」といきなり非情な“リストラ”を宣告している。だが、この発言については「安易すぎる」(前出関係者)との声もあり、今後予断を許さない状況。谷川代表によれば、前田SVは近日中に会見を行う予定というから、何らかの動きがあるとみられる。 なお、この日の公開会見では秋山と桜庭がヌルヌル騒動以後、初めて顔を合わせた。両者とも一べつくれることもなく、ただのニアミスに終わったが、会場に駆け付けたファンの20代男性は「あわよくば2人が乱闘でもしてくんないかって、そんなドリーム抱いちゃいました」とやや興奮気味に語っていた。 様々な火種を抱えながらスタートするDREAM。果たしてファンに夢を与えることができるのか、まだまだ予断を許さない状況といえそうだ。
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スポーツ 2008年02月14日 15時00分
戦極 五味隆典がエース襲名宣言。危険な相手との対戦を選択
3月5日に旗揚げする「戦極-SENGOKU-」(東京・国立代々木第一体育館)を主催するワールドビクトリーロード(WVR)は13日、都内の同事務所で会見し、追加3カードを発表。ドゥエイン・ラドウィックとの対戦が決まった五味隆典は、70kg級エース襲名を宣言した。 五味の相手となるラドウィックは2003年に初代UFC世界ライト級王者のジェンス・パルヴァーをKOで沈め、須藤元気にも勝利している実力者。07年4月以降、実戦から遠ざかっている五味にとっては油断ならない難敵となるが「吉田(秀彦)選手はじめ、みんなキツイ相手とやるので自分も」。五味はあえてイバラの道を選択した。 その胸には覚悟がある。「この階級(70kg級)の先駆者になって盛り上げたい」。1度はPRIDEライト級の舞台で頂点を極めた男が、新たな舞台で再び一から頂を目指す。「今は自分のためだけに練習している。以前の練習スタイルに戻して追い込みをかけてる」と木口式トレーニングなどを取り入れ、練習方法も原点回帰している。 旗揚げ戦は全7試合が予定されているが、軽量級の日本人選手は五味だけとあって、その双肩にかかる期待は大きい。五味自身も「相手は世界のトップクラスの位置にいる選手。トップのポジションにいられるかの戦いになる」と新たなに闘志を燃やしている。 「KOを狙う」と予告した五味。エース襲名に向けて負けられない戦いに挑む。
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スポーツ 2008年02月14日 15時00分
WAVE 春日萌花が専属契約。WAVEがアイドルレスラーの宝庫になる!?
新木場1stRINGを拠点に活動する女子プロレス団体WAVEが13日、同所で記者会見。同団体の法人化ならびに、アイドルレスラーの春日萌花=写真中央=と専属契約を結ぶと発表した。さらに、次なる人材獲得に向け、春日を利用した策略がチラつき始めた。 この日行われた新木場大会で、竹石辰也代表は「株式会社WAVEプロジェクトとして法人化を進めております」と発表。WAVEの専属選手となった我闘姑娘の春日は「1年間のブランクもあるけど、1年前の自分を超えられるように頑張ります」と所信表明した。 新メンバーが加わったWAVEだが、早くも2匹目のドジョウ探しに躍起だ。桜花由美は「どんどんメディアに進出して、こんなにかわいい娘がいるとアピールしたい。そしてどんどん大きくしていきたい」。アイドルレスラーを広告塔に起用し、人材発掘しようという戦略を打ち出した。 アイドル軍団結成を目論むWAVE。低迷する女子プロ界の起爆剤となるか、今度に注目だ。
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スポーツ 2008年02月14日 15時00分
スマックガール 藤井恵ピンチ!? 対戦相手は超ヤバイ奴だ!
きょう14日のスマックガール東京・後楽園ホール大会で開幕する「ワールドリミックストーナメント」のライト級1回戦で藤井恵と対戦するシンディ・ヘイルス=写真=が13日、都内で会見し、オリジナルの三角絞めでの勝利を宣言。優勝候補の藤井に1回戦で最大の試練が訪れそうだ。 日本のエースとして優勝候補筆頭と目される藤井。1回戦は難なく突破したいところだが、その相手はかなりヤバイ。ヘイルスは昨年のADCC世界大会で藤井が敗れたフェリシア・オーにグラップリングのトーナメントで一本勝ちを収めていることもあってか、「藤井をサブミッションで極める」と豪語している。 世界最大の柔術ジム、グレイシーバッハ所属のヘイルスは「女子の黒帯は私を含めて世界に数人しかいない」と自慢げに言い放つと「マウントからの三角締めは私のオリジナル。メグミを気持ちよく眠らせてあげる」と不敵な笑み。「シンディトライアングルスリーパー」と名付けられた秘技を携え、日本のグラップリング女王からの一本勝ちに自信満々だ。 「メグミには枕を用意してあげなきゃね」。不敵に笑うヘイルスは、藤井にとってトーナメント制覇への最大の障壁となりそうだ。