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レジャー 2008年02月18日 15時00分
きさらぎ賞 芝も大丈夫 レインボーペガサスがクラシックへ名乗り
レースごとに勝ち馬が変わる混とんとした3歳クラシック戦線。「第48回きさらぎ賞」(JpnIII 京都芝1800m 17日)で新たに名乗りを挙げたのはペリエ騎乗の伏兵レインボーペガサスだった。 札幌でのデビュー当時が芝で惜敗続き。ダートに路線を変更した途端に2連勝し、交流重賞・全日本2歳優駿で3着に激走…スピード競馬への適性を疑問視されていたのは支持率(8番人気)にも如実に反映されていた。 が、「調教で乗ってそんな感じはなかった」とペリエ騎手は愛馬の眠れる素質を信じて疑わなかった。好スタートから中団に構えると、実に1着から9着までが0秒5差内にひしめき合う直線の大混戦を制した。勝ち時計の1分48秒8(良)も今開催の悪い馬場を考えれば水準以上といえる。 ただ、会心の勝利にも「行きすぎる面があるので距離に関しては徐々に延ばしていくことが必要でしょう」とも付け加えたペリエ。確たる中心馬がいないクラシック戦線に新たに踊りだしたレインボーペガサスは、次走として有力な「弥生賞」(JpnII 中山芝2000m 3月9日)か、「スプリングS」(JpnII 中山芝1800m 3月23日)で真価が問われることになる。
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レジャー 2008年02月18日 15時00分
フジノウェーブとのコンビでフェブラリーSに挑戦! 御神本訓史騎手の素顔に迫る
24日に東京競馬場で行われる「第25回フェブラリーS」(GI ダ1600m)に、御神本訓史騎手(大井・三坂盛厩舎)とフジノウェーブのコンビが出走する。 「共同通信杯(2007年インパーフェクト)のときも独特の雰囲気を感じたけど、今回はGIだし緊張しますよ。結構、小心者だし(笑)。でも、ワクワクしますね。ウェーブの力が見劣りするとは思ってないので、全力を引き出せるようリズムを合わせて乗りたいです」 JRAは06年に初参戦以来87戦したが、GI騎乗は初めて。大舞台を前に緊張と期待が徐々に高まっていく。 御神本騎手といえば騎乗センスの高さから「天才」と評されることも多い。騎乗姿勢は人馬一体のリズムが聞こえてくるようにきれいだ。ただ、本人は「センスがないとは思わないけど、僕くらいの騎手は沢山いる。天才とは思っていない」と謙虚。「騎手学校時代から人一倍努力してきたと思うし、今もレースビデオを見たり勉強しているからね」 「天才」のひと言で片付けられたくない。そんな思いも見え隠れする。益田競馬から大井へ移籍して波に乗りかけたときに落馬で大ケガを負い、引退の文字が頭をよぎったことさえあった。復帰のための苦しいリハビリは才能だけではとうてい超えられない壁でもだった。 07年はリフレッシュ休養を取ったように騎手として、さまざまな思いに揺れ、もがいた年でもあった。そんな中、地方馬によるJBC初制覇という歴史に残る偉業をやってのける勝負強さ。「JBCの時のように攻めの気持ちで乗りたい」という力強い言葉に、再び大きなことをやってくれるのではという期待を抱かせる。 等身大の悩みを抱える青年だったり、強烈な輝きを放つ名手だったり。予測不能な魅力からいつの間にか目が離せなくなった。
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社会 2008年02月18日 15時00分
東京マラソン
マラソン美女撮ったどー!!第2回東京マラソンが17日、東京都内で開催され、3万2426人が健脚を競った。女性の参加者は、全体のおよそ2割だったが、本紙の取材で、美女率はかなり高い、という嬉しい事実が明らかになった。 都庁前、午前9時10分号砲。青く晴れ渡った冬の空に、白い紙吹雪が舞った。一斉に飛び出したランナーたち。沿道の声援に笑顔で応えながら、さっそうと駆け抜けていった。 個性的ないでたちをしたランナーが多く見受けられた。多数派は、ウサギやカエルなどの動物人形やカラフルなアフロのかぶり物系。中には、メイド服やチュチュ、黒ずくめの忍者や、アニメ「ヤッターマン」のヒロイン、アイちゃんの格好をしたコスプレーヤーの姿もあった。 ひときわ目を引いたのは、日テレ女子アナ軍団。お色気ショットの盗撮や、熱狂的ファンの思い余っての襲撃を警戒してか、複数の伴走者を盾にしての厳戒態勢だった。沿道からは「もっと見せろ!」コールは上がらなかったものの、ちょっぴり残念な感じが漂っていた。 女子アナとともに過酷なレースに華を添えてくれたのが、一般参加の女性ランナーたちだ。レース終盤に差し掛かると、歯をくいしばり、ストイックに自分のギリギリに挑戦しながらも、その姿は可憐で美しいのだ。苦痛に耐える姿が痛ましく、つい手を差し伸べたくなる。“マラソン萌え”なる現象もそこかしこで起きていたに違いない。 レース後の彼女たちを直撃した。 ゴール近くで“体育座り”し、おいしそうにバナナを食べていた島崎綾子さん。「28〜38km地点が、もう死にそうでした。ホントによく頑張ったなと思います。来年も絶対に出ます」とニッコリ。ゴール直後、息を弾ませながら答えてくれた毛利仁美さんは、「昨年は抽選もれしちゃったので、今年参加できて、しかも完走できたのが本当に嬉しい!」。 疲労がピークに達している中、快く取材に応じてくれたほとんどの女性が、早くも次回の出場を誓っていた。美しさをさらに輝かせる、まぶしい笑顔が印象的だった。 東京マラソンの見どころは、招待選手やタレントの活躍だけじゃない。来年からは、女性ランナーに特に注目だ! スポ根ドラマとは別の困った盛り上がりがあった。コース沿道ではダンスや歌などのランナー応援イベントが大会に華を添え、38km地点の豊洲では女子美術大チアダンス部の演技を大勢の素人カメラマンが取り囲んだ。地面すれすれのローアングルに笑顔がくもった。 先に演技を終えた女子高生チームが「萌え〜っ!」とコールするほどキレのあるアクション。ちょうど宮崎県の東国原英夫知事が通過したが、群衆はそっちのけでシャッターを切った。同部リーダーの小林さやかさん(23)は「正直言ってカメラが気になった。文化祭などでは規制してもらうんですが…」と話した。 タレントなど著名人では、猫ひろし、勝俣州和、にしおかすみこ、竹山隆範、川田広樹、鈴木宗男衆院議員らが完走した。日テレ美女アナ軍団は葉山エレーヌ(25)が体調不良で出走取り消し。制限時間約25分前にフィニッシュした夏目三久(23)は感極まって涙ぐみ「みなさんに感謝の気持ちでいっぱい」と足をひきずりながら引き揚げた。 大会会長の石原慎太郎都知事(75)は制限時間ぎりぎりの最終ランナーらを出迎えた。額に「男」と書いた男性ランナーとメイド服で仮装した女性ランナーのカップルも笑顔で迎え入れ、記者団に「きょうは東京がひとつになった感じがつくづくした」と満足げだった。
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芸能 2008年02月18日 15時00分
タカアンドトシのタカ体型の欧米化(!?)が止まらない
タカ(鈴木崇大=31)のボケに対しトシ(三浦敏和=31)の「欧米か?」のツッコミで一躍、大ブレークしたお笑いコンビ“タカアンドトシ”。テレビ・ラジオなど多数のレギュラー番組を抱え、テレビでこの2人を見ない日はないと言われているほどの超売れっ子だ。まさに向かうところ敵なしと言った感の“タカトシ”だが、コンビの人気を牽引するタカが最近、落ち込んでいるという。 「体重がどんどん増加して止まらない。何でもこの3年間で30kgも太ってしまった。しかもバストも92cmあり、先輩芸人によく胸を揉まれている。このまま行けば間違いなく100kgを越えると本人は宣言していた」(放送関係者) 現在、タカの体重は91kg。01年に出身地の北海道札幌市から上京した時はわずか60kgしかなかったそうだ。 「赤ちゃんのころはすごい肥満児だったそうです。その後、みるみるやせていき、24、25歳のころに絶食ダイエットをして、その当時は頬がこけていたといいます」(芸能ライター) “タカトシ”は吉本興業札幌事務所開設時のオーディションを経て、1994年に1期生としてデビューし、やがて札幌吉本を担う主力芸人となった。02年に活動拠点を東京に移し、06年前後から「欧米か!」のツッコミで、全国区でブレークした。 「札幌時代は後輩に先に東京進出され、自暴自棄になったこともあったそうです」(同) ところで、タカの様子がおかしくなったのは、周りからダイエットを薦められてからだという。 「実はタカの体重が増加すればするだけ売れっ子になって来たのが“タカトシ”。やせたらレギュラーを失ってしまうかもしれないという変なジンクスをタカは持っている。タカにとって『痩せろ』=『消えろ』。正直、体重を落としたいが、ジンクスがあるため簡単に体重を落とせない。そんな状況下で親しい人にダイエットを薦められ人間不信になってしまった」(同) 現在、タカはいっそのことどこまで太れるのか試してみるつもりだという。どうやらタカの体も“欧米化”してしまったようだ。
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レジャー 2008年02月16日 15時00分
ダイヤモンドS アベコーの気になる本命は!?
冬の東京競馬、第3週のメーンは「第58回ダイヤモンドS」(JpnIII 芝3400m 17日)。春の天皇賞にはつながらない長距離重賞としてポツンと孤立した感がある一方、層の薄いメンバー構成が例年、波乱を呼ぶ穴党にとっては垂涎のレースだ。さて、今週は穴予想家としての腕の見せどころ、先週の共同通信杯を見事にゲットし、勢いに乗るアベコーこと阿部幸太郎が本命に推したのは!? みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 今年は本当に雪が多い日が続きます。新潟は連日のように雪マーク。競馬開催も今週こそは大丈夫だろうと思ったら、なんと今度は京都が降雪予報。日曜のメーンはクラシックの登竜門「きさらぎ賞」。仮に雪か雨が降ったら、またまた馬場が悪化。道悪はほとんどの馬が未経験。そうでなくとも、経験が乏しい3歳馬。人気のブラックシェルに、2戦2勝のアルカザンは大丈夫でしょうか。朝日杯FS2着のレッツゴーキリシマは…。大波乱の予感がします。 さて、雪の心配がない東京は「ダイヤモンドS」です。ところで、このダイヤモンドSには、面白いデータがあります。過去7年間で上位3着まで入った馬は、4、5、6歳馬。3400mに距離が変更されたのは4年前からですが、7歳以上の馬は上位3着までに入っていないのです。しかも、ハンデ頭の馬は、昨年のアドマイヤフジが57.5kgで13着。一昨年のファストタテヤマがやはり57.5kgで5着と大苦戦です。 と考えると今年の人気の中心のアドマイヤモナークは57.5kgのハンデ頭。加えて年齢が7歳。きさらぎ賞のブラックシェルや稲荷特別のキャプテンベガといった強力有力馬を京都に残して、アドマイヤモナークに騎乗してきた安藤勝騎手の意気込みは買えても過信は禁物です。 本命はコンラッド。3年前のラジオたんぱ賞を勝って以来、不振のトンネル入り。前走の迎春Sは実に約2年半ぶりの勝ち星となりました。しかも、2000m超のレースでラスト3F34秒台を計時したのは、3年近く前の春の東京戦でのこと。その迎春Sは前半の流れが遅く、後方で展開したコンラッドには厳しい展開でしたが、それを難なく克服。当時、主導権を取ったマンハッタンスカイが3着。このマンハッタンを物差しにすると、2走前の万葉Sで、優勝したトウカイトリック(昨年ダイヤモンドS1着)と0秒3差、3着のアドマイヤモナークとわずか0秒1差の大接戦。ということは、マンハッタンを一蹴したコンラッド。比較上ここもチャンスは十分。今週のポリトラックコースの調教も最高。単!
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レジャー 2008年02月16日 15時00分
ダイヤモンドS(JpnIII 東京芝3400m 17日) 藤川京子 アドマイヤモナークが直線一気よ!
日曜日は東京競馬場のゴール前特設ステージで、レース展望&回顧のイベントを行います。よかったら遊びにきて下さいね!さて、見応えタップリの長距離戦・ダイヤモンドSは◎アドマイヤモナークが差し切りVを決めます。 中距離から長丁場の重賞では、上位常連のイメージが強いモナークですが、ついに前走の日経新春杯で重賞初制覇。後方追走から直線でスパートをかけると楽に抜け出し、0秒2差の完勝でした。そして、何より光ったのがモナークを知り尽くした安藤勝騎手の完ぺきな騎乗です。道中は折り合いに専念。多少、上がりのかかる流れ、雨降りの力を要す馬場も計算済みといっていいほど狂いのないスパートで勝利に導きました。また、最後は「1頭になってもソラを使わなかった」とジョッキーが言っていたように、モナーク自身も競馬を教わりながら成長しています。 得意分野は長丁場で、スタミナは豊富。近走はステイヤーズSで0秒3差3着、万葉Sで0秒1差3着と毎回、確実に脚を伸ばしています。中間も乗り込んでいて、好調キープ。トップハンデは過酷ですが、今はそれを上回る充実度と底力でカバーします。輝きを増した大ベテランが、スタミナと切れ味を武器に重賞V2達成です。
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レジャー 2008年02月16日 15時00分
ダイヤモンドS(JpnIII 東京芝3400m 17日) 本紙・橋本はエフティイカロス
53kgと裸同然のハンデに恵まれたエフティイカロスに白羽の矢を立てた。 迎春Sは目に見えない疲れが残っていたため、小差2着と2連勝のチャンスを逸しているが、状態はその時と雲泥の差。「獣医が太鼓判を押してくれた」と川口調教厩務員は胸を張った。 もちろん、実力の裏づけもある。昨年のダービーTR・青葉賞は返し馬で放馬。コースを1周半走り、スタミナを消耗したにもかかわらず、5着と健闘したのがその証拠。このエピソードは無尽蔵のスタミナを証明して余りある。条件馬と侮ってはいけない。調子、距離、ハンデと三拍子がそろったここで、“金星”を奪取する。
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レジャー 2008年02月16日 15時00分
きさらぎ賞(JpnIII 京都芝1800m 17日) 本紙・谷口はブラックシェル中心
単勝1.5倍という断トツの1番人気に推されたサダムイダテンがまさかの5着に沈んだ共同通信杯。ディープインパクト級の勝ちっぷりを期待していた中村師の落胆ぶりは、はた目にも痛々しすぎたが、偉大なる種牡馬サンデーサイレンスが没したのが平成14年の夏。栄光の蹄跡を常に刻んできたSS産駒がクラシックロードから消えて早3年が経った。牝馬のウオッカが史上64年ぶりにダービーの頂点を極めた昨年のように、今年のクラシック戦線も混とんとしている。 もっとも、そんな玉石混こうの中にあっても、今週のきさらぎ賞だけは別。「ウチの厩舎の方針として、精神的に余裕を持たせて競馬を教えつつ、完成させてクラシックに向かいたい。この馬もゲートから気持ちが入ってくるようになれば、NHKマイルC、ダービーを狙いにいくよ」NHKマイルC、日本ダービーを制覇した偉大なる先輩キングカメハメハを引き合いに出し、名将・松田国師が大いなる野望を抱くブラックシェルを前にしては、戦国ムードの空気はみじんもない。 「前走でも4コーナーでは前2頭の完全な勝ちパターンの競馬だったが、直線あと1Fだけで届くあたりはキンカメに似ているし、胸前が狭くて手脚が長い体形もそっくり」と振り返る“衝撃”の福寿草特別から1カ月チョイ。 「今まではあまり攻め駆けせず、相手に合わせてもらっていた追い切りだったが、今では併せ馬でも自分で動いて走るようになった。クロフネ産駒らしく太くて長い筋肉がみるみる盛り上がってきたし、血統というのはすごいもの。大きいところを狙える馬は、いろんな刺激で馬が変わることが絶対条件。前走はほんの始まりにすぎない。さらに良くなった姿をお見せしたい」 スペシャルウィーク、ネオユニヴァースがくぐったきさらぎ賞の登竜門を大手を振ってブラックシェルが通る。
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スポーツ 2008年02月16日 15時00分
2年目松坂が抱える不安材料
メジャーデビューした昨年、15勝12敗と勝率はイマイチで、前評判ほどの高い評価を得られなかったボストン・レッドソックスの松坂大輔。16日からはいよいよフロリダ州フォートマイヤーズでキャンプがスタートするが、2年目の松坂に関し、ある不安がささやかれている。 松坂は9日にキャンプ地入りし、早速10日から練習開始。14日にも52球の投球練習を行った。 「大半が右打者の内角に曲がっていくシュート系の球種。ゴロを打たせたいときに使うボールの練習だったようだ」(スポーツライター) 新しい球種に取り組むのも2年目の余裕ということだろうが、ここで一つ気になるのが、オフで日本にいたときに報じられた“ぎっくり腰”だ。 「キャンプに備え、渡米する前にライオンズの旧友たちの自主トレに参加したとき、ピッチングをしたのですが、腰をかばうような仕草が目に付きましたね。投げ終わった後、平然としていましたけど、不安そうな表情が印象的でした」(松坂番記者) その仕草が“ぎっくり腰”だったことが西武関係者の言動で分かった。 異例の100球を超えるピッチングの後、松坂は「これだけ投げられれば大丈夫でしょう」と笑顔を見せてその場を取り繕い、ぎっくり腰は順調に治っていることをアピールした。 「このピッチングは重要な意味を持っています。レッドソックスのキャンプに参加してから、腰を痛めていることが発覚した場合、契約違反になりますから。オフの間に故障したとなると、自己管理の欠如となり、年俸のダウンにもなるし、最悪の場合は契約解除、つまりクビもありますからね。だから松坂は投げられることだけを確認したかったのです」(大リーグ通) かつてヤンキースのレギュラー三塁手として契約した選手がオフのトレーニングで、バスケットボールをやって故障した。それが発覚すると、即「契約解除」を通告された。球団と選手の契約のなかで「トレーニングでバスケットボールをやってはならない」という一項があり、それに反したということなのである。 聞くところによると「腰痛と聞いて、松坂の代理人は真っ青になったそうです」(松坂番記者)。 「日本の場合、球団は主力選手がオフに故障しても、球団の費用で治療させる。だから選手は責任感もないし、契約の意味が分かっていない。松坂もおそらくそんな感覚なんだろう。大リーグはそういう点では厳しいですから」(評論家) つい最近、松坂の同僚である大エース、カート・シリングが故障を理由に解雇されそうだという情報が流れた。前年まで何勝したかは関係ない。代理人がびっくりするのは当然なのである。 レッドソックスによる松坂への信頼度は決して高くない。 「勝ったり負けたり。これではエースとはいえない。松坂が先発するときはブルペンがいつも緊張状態になる。5回を過ぎると崩れやすいし、早いときは2、3回あたりからリリーフ陣が準備することが多い。日本での評価とはかなり落差があります」(米在住のジャーナリスト) いうまでもなくレッドソックスは大金を払って松坂を獲得している。松坂と西武に60億円ずつ。計120億円を費やした。 「ボストンでは今や松坂より岡島の方が評価は高い。金額に見合う働きをしたというところから判断されています。だから松坂に対して、“ダイスケに60億円の価値はあったか”と優勝、世界一の喜びとは別にファンは厳しい目を向けている。そのためゼネラルマネージャーがピンチに立たされていますから」(大リーグ通) 幸い、キャンプ前の練習でも好調ぶりがうかがえ、腰痛はないようだが、「フロリダは暖かいが、本拠地ボストンに戻ればかなり気温は低くなる。今は完治したようにみえる腰の痛みが、再発しないとも限らない」(前出・スポーツライター) まさか腰痛再発で松坂がクビになるなんてことはないだろうが、開幕までの動向から目が離せない。
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スポーツ 2008年02月16日 15時00分
THE OUTSIDER 前田日明が仕掛ける“最恐MMA団体”の衝撃の中身とは
日本マット界で類を見ない“最恐MMA団体”が誕生する。DREAM旗揚げによるHERO'S消滅で、今後の動向が注目されていた前田日明が15日、都内ホテルで会見。プロデューサーとして3月30日にディファ有明で「THE OUTSIDER」なるアマチュア専門の総合団体発足を明らかにしたが、その新イベントたるやDREAMや戦極をしのぐインパクト。そのかなり斬新な中身とは。 前田新団体は衝撃の内容だった。 K-1とHERO'Sを主催するFEGと旧PRIDEスタッフによるDREAM旗揚げに伴うHERO'S消滅のあおりを受け、一方的にお役御免となった前田スーパーバイザー。その発言に注目されていた。 しかし、ふたを開けてみれば、想像以上の驚きが待っていた。まずは今後もFEGとは協力関係を維持しながら、アマチュア専門の新イベント「THE OUTSIDER HERE COMES TROUBLE」をプロデュースすることを発表。その上で「いまの総合はプロよりアマチュアが重要。アマチュアで誰が一番強いのかを決する現代版の天下一武道会をやることにしました」と説明した。 その中身は過激だった。前田プロデューサーによれば「まあ、言ったらアマチュアがHERO'Sルールの下、街のケンカみたいな試合を繰り広げるリング」。参加するのは「暴走族、チーマー、ギャングのリーダーとか。すでに在日の黒人ギャングも出たいって言ってきてる」という。 ある意味DREAMや戦極を絶するリングになりそうな気配がプンプン。その一方で“とっぽい”素人が集まれば、いさかいが起きる不安はぬぐえない。それこそリング外でサブタイトル通り「HERE COMES TROUBLE」なんてことになりかねないが、前田プロデューサーは「警備もしっかりやるから大丈夫。当日は入場口に金属探知機とかでチェックしようとも考えているんで」とピシャリ。また、同イベントで活躍した選手はDREAMに送り込む予定だという。 “DREAM”に満ち溢れた新イベント「THE OUTSIDER」。どんな大会になるのか未知数なだけに、MMAファンなら否が応でも注目せざるを得ないイベントとなりそうだ。 前田日明プロデューサーが「あしたのジョーを見つけたい。良い選手がいれば自分で育てます。丹下段平になりますよ」と息巻く新イベント「THE OUTSIDER HERE COMES TROUBLE」は出場エントリーを募集中。詳細はRINGSオフィシャルサイトhttp://www.rings.co.jp/を要チェックだ!