シンディ・ヘイルスの長いリーチとトリッキーなリズムに1Rは間合いをつかみきれなかった藤井だったが、2R開始早々に飛びつき腕ひしぎ十字を極めて勝利。試合後は「きょうは30点かな」と反省しきり。「ジョシュ(バーネット)と練習したステップインが思いのほかうまくいかなかった」と課題を口にした。
4・25後楽園ホール大会で行なわれる準決勝の相手は強打が売りのハム・ソヒに決定。「打撃戦はむしろ望むところ」と真っ向勝負を宣言する藤井は再度、米国合宿で打撃強化に臨む。
トーナメント制覇を手土産に辻との頂上決戦を狙う藤井。難敵を退けて好発進を決めた。
また、その他のライト級1回戦ではアンナ・ミッシェル・タバレス、ハム、リサ・ワードが勝ち上がり、藤井以外の日本人は敗退。メーン終了後にはリング上で準決勝の組み合わせ抽選会が行なわれ、藤井VSハム、タバレスVSワードが決定した。