同社によれば永田はこの日、都内の病院で頚椎の精密検査を受けたが、脳に異常はなかったという。しかし、症状が特定されていないため、今後も検査を継続して行う。菅林直樹社長も「本人の強い意向からひとまずNJCにはエントリーしていますが、正式には今後の精密検査とドクターのOKが出てから」と、NJC出場も経過次第という方針を示した。
脳梗塞の疑いはまだ消えていないが、現在の病状はどうなのか。そんな渦中の永田が本紙にメッセージを寄せた。
「両国大会に来てくれたファンのみなさん、ならびにコラム『セカンドバック』(隔週火曜日掲載)を楽しみにしてくれたファンのみなさん、ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。検査を続けております。ですが、まだ結果が出ておらず、めまいみたいなものがある状態ですので、いまは最善を尽くして一刻も早く復帰できるよう頑張ります。そしてこの際、人間ドックで体を全部調べたいとも思っていますので、リングに立つときは完璧なコンディションのもと、みなさんにアツい試合をおみせしたいと思っております」(原文のまま)
精密検査漬けの日々にも、復活への闘志をメラメラとたぎらせている永田。1日も早い“ミスターIWGP”の完全復帰が待たれる。