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K-1MAX 武田 有終飾れず

 “ラストサムライ”武田幸三は引退試合で、MAX初代王者のアルバート・クラウスにTKO負け。真っ向勝負で壮絶に散った。

 これまでのMAX歴代チャンピオンの中で唯一対戦がなかったクラウスを“最後の介錯人”に指名した武田。長渕剛さんが魂を込めて再収録した「STAY DREAM」で入場した。
 序盤から得意の左右のローキックで攻めたてるも、クラウスも負けじとローを返してくる。さらに左フックやワンツーを被弾すると、右のローでダウンを喫してしまう。

 会場からの大「タケダ」コールの声援を受け、不屈の闘志で立ち向かっていくが、ドクターのチェックが入り2分19秒、TKO負け。
 最後まで真っ向勝負にこだわったサムライは「長い間、ありがとうございました。生きて、家族のもとへ帰れることになりました」と語り、リングを去った。

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