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芸能 2018年12月17日 12時00分
張本氏、上原投手は「10球なら良い球」、菊池雄星投手メジャー移籍には露骨に不快感で批判殺到
16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が巨人を一度自由契約になり12月に再契約した上原浩治投手と、西武からポスティングシステムでMLB入りを目指す菊池雄星投手について、独自の理論に基づいたコメントを行い、物議を醸した。 番組では、関口宏が「こういうことになりました、巨人再契約」と自由契約となった巨人と再契約したことが伝えられる。すると、張本氏は「まだ10球くらいは大丈夫でしょう」と、コメント。10球では打者1人で終わってしまうこともあるだけに、関口は「10球?」と驚きの声を上げてしまう。 張本氏は「1イニングだから3人だから。だいたい10球くらいは良い球投げますからね。歳からいってもこの人の直球はまだ速いから、大丈夫だと思います」とコメント。微妙な根拠で「まだやれる」という見方を示す。 関口から「来週(後に2週間後に訂正)(上原が)来てくれるそうです」と伝えられると、張本氏は「あ、そうですか、俺けなそうと思ったんだけどよかった」と発言し、笑いを取った。 続けて、関口から菊池がポスティングシステムを利用し、複数球団と交渉中であることが紹介されると、張本氏は、 「どこ入ってもいいじゃないですか。アメリカのチームに入るんだから、どこに入ろうとあんまり関心ないですよ」といつもの通りメジャーリーグ関連の話を露骨に嫌悪した。 ただし、「活躍できるか」の問いには、「田中将大やダルビッシュ、マエケンくらいはやるでしょう」とコメント。力は評価しているようだった。 上原は「10球なら通用する」発言については、「10球じゃ1人で終わる」「実はけなしている?」「ワンポイントで使えってことか」などのツッコミが。また、「もうスピードは出ない」「今年のピッチング見たんかな?」など、評価に否定的な見方を示すネットユーザーも多かった。 そして、菊池への発言には「呆れた」「けなすならスルーしてほしい」など、批判が集まることになった。 「10球くらいなら良い球投げる」と揶揄された上原は、30日にゲスト出演するという。以前、張本氏のメジャー嫌いに「喝」を入れたことがある上原だけに、発言への反応が注目される。
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芸能 2018年12月17日 11時50分
松岡修造、年下サッカー選手より“綺麗な血管”? 「声を出して応援」が健康の秘訣
スポーツキャスターの松岡修造が14日、都内で行われた明治安田生命「みんなの健活プロジェクト」発表会に出席。イベントの一環で血管年齢診断を測定することになり、張り切って診断に応じたが、診断結果は100点満点中の52点。松岡は現在51歳だが、同年齢の男性ではいい方の結果だと説明を受けるも、「喜べない」と不満顔を見せ、「ショックです」と肩を落とした。 イベントには女優の広瀬アリス、川崎フロンターレの中村憲剛、松本山雅FCの橋内優也、FC琉球の富所悠も登壇。38歳の中村も血管年齢診断を受けたが、こちらは34点。51歳の松岡より低い数値にやはり落胆の表情で、「修造さんに負けたのがショック」とため息。シーズン終了後にパーティなどに呼ばれるケースが多いといい、不摂生が原因と自己分析した。 健康を維持するための「健活」が話題に挙がると、広瀬は「体をよく動かしています。ジムに通っていたり筋トレしたり。忙しい時こそ運動してリフレッシュすることが多いです」と自身の工夫を紹介。松岡の方は「応援すること」が自身の「健活」だといい、「応援することが生きがい。引退してからは応援しかない。自分のことより人のこと。だからこそ一生懸命になれる」と持論を展開。 「声だけでなく僕は動きも入りますから、サッカーの応援をしている人も同じ。すごく体力を使うでしょうし、それも『健活』に入ると思います」とにっこり。「最近一番声を出したこと」を問われると、「それは女子フィギュア(スケート)でしょうね」とさらに笑顔。「紀平(梨花)さんが世界一になった。素晴らしいこと」とフィギュアスケートのグランプリファイナルで、浅田真央以来日本勢13年ぶりに、シニア1年目Vの偉業を達成した紀平の健闘を称えていた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2018年12月17日 06時00分
「片づけが苦手」だと“発達障害”? 昨今よく耳にするようになった理由
最近、“発達障害”という言葉をよく見聞きしないだろうか。発達障害とは、脳機能の生まれついた発達の偏りによるもの。2000年に日本で発売されたアメリカのベストセラー『片づけられない女たち』ではADD(注意欠陥障害)が取り上げられ、ここから日本でも発達障害という言葉が広まっていった。この本では「片づけが苦手なことは性格の問題ではなく、障害の可能性がある」と主張している。 「ゴミ屋敷に近いほど家が散らかっている」となると、明らかに不健康のように感じられるが、片づけが苦手だという人自体は少なくない。部屋が汚い、仕事場のデスクの上がゴチャゴチャしている、ということは男女ともにありがちだ。片づけが苦手なことに悩んでいる人もいるが、それは発達障害のせいなのだろうか。27日発売の『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)などの著書があり、自身も発達障害の当時者であるフリーライター・姫野桂(ひめの・けい)さんに話をうかがった。 「片づけが苦手なことが発達障害であると断定はできませんが、その可能性はあります。ADHDの特性により優先順位をつけることが難しいため、必要なものとそうでないものの区別がつかない、というのが一番の要因として挙げられます。また、次から次へと興味が移ってしまう特性を持つ人は、片づけの途中で別のものに目が行ってしまい、よけいに散らかってしまうというケースも。また、ジェンダーの背景から、女性の場合は、男性と比べて『片づけができない=だらしない』とより思われてしまいやすい生きづらさがあります」 「片づけが苦手=発達障害」と簡単に断定することはできないが、可能性はあるという。そもそも、最近はNHKで特集が組まれるようにもなったが、かつて発達障害の人はいなかったのか。それとも世間で認識されていなかったのだろうか。その点も姫野さんに聞いた。「発達障害の特性を持つ人は昔からいましたが、よりコミュニケーション能力を求められる時代になり、可視化されてきただけだと思います。バブル期なら仕事ができない人も窓際族としてお給料をもらえていたけれど、不景気になって最初にクビを切られたのは、(発達障害の特性も含め)仕事ができない人たちだったと、取材した精神科医に聞きました。また、病気ではなく障害なので、治ることはありません」 それでは、冒頭の「片づけができない」ということ以外に発達障害の可能性がある特性には、何があるのだろうか。「『仕事で同じミスを何回も繰り返す』『昔から“空気が読めない”と言われる』『いくら注意しても遅刻や忘れ物をする』こういった特性を持つ人が、自分の悩みは発達障害ではないかと思い、専門外来に行くケースが急増しています。ただ、それでも発達障害だと診断されるとは限らないですし、特性はその人によって本当にさまざまですね」 自分が発達障害ではないかと思ったときには、自己判断で決めつけずに、専門外来に行き専門家の判断を仰ぐことが大切であることは間違いないだろう。コメント:姫野 桂(ひめの けい)著書『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)https://amzn.to/2L9Dl1o『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)https://amzn.to/2QGcqj5
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ミステリー 2018年12月16日 23時00分
日本に生息していた雪男?「異獣」
冬や雪山の妖怪と言えば雪女などが代表格だが、新潟県には雪男のような妖怪が出現したという記録が残されている。 江戸時代の書物『北越雪譜』では、新潟県の山中に「異獣」という妖怪が住んでいたと紹介されている。 サルに似た外見だが異質なところも多かったようだ。頭の毛は背中に垂れるほど長く、人間よりずっと背丈が高かったという。毛むくじゃらで、ぎょろりとした大きな目玉だけが見えるという。 文献には、こんな記述がある。問屋で働いていた男が大量の荷物を背負い山を越えようとしていた。ひと休みしようとしたところでこの怪物と出くわしたという。怪物は恐ろしい姿をしていたが大人しく、彼の食べている弁当を欲しがるようなしぐさを見せたため、分けてやるとうれしそうに食べ始めたという。 そして、改めて出発しようとすると妖怪は彼より先に荷物を背負い、山越えを手伝ってくれたという。山を越えると、怪物は風のように山の奥へと去っていったそうだ。近辺では同様の怪物が何度か目撃されており、人に食べ物をねだることもあったという。 どちらかと言うとこのような妖怪は、ヒマラヤ山中の雪男など、世界中で目撃されているように未確認生物に近い印象を与える。危害を加えることなく、ある程度の意思疎通も可能で人間に友好的なあたりは非常に親しみやすさがある。 この妖怪に似た特性を持つ妖怪として、お酒と引き換えに手伝いをしてくれる妖怪三吉鬼などがいる。また、1980年代には広島県で毛むくじゃらの大きな猿に似た「ヒバゴン」という未確認生物が目撃されている。サルの中には脳下垂体の異常で通常よりも大きく成長する個体も確認されている。新潟の異獣も、同様に成長異常が起きた個体だとみることもできる。 もしかすると、今も日本の山の中には未知の巨大類人猿が生息しているのかもしれない。(山口敏太郎)
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レジャー 2018年12月16日 22時30分
私が一番不幸じゃないと!一癖ありの“マウンティング女”
今は共働きで夫と生活しているUさんが、大学時代にサークルで知り合った女友達は、一癖ある“マウンティング女”だった。 「『どうせ私なんて…』がその女友達の口癖。いかに自分が苦労してきたか、不幸なのか、といったことを自慢してきていたんです。最初のうちは『大変だね』と聞いていたサークルの人間も、すぐに嫌がるようになりました。これも、今で言うところの“マウンティング女”の一種ですよね」 Uさんには、その女友達と疎遠になることができない、ある悲しい理由があった。 「私は親友を中学生時代に自死で亡くしているんです。親友は明るい子でしたが、自死の直前は暗い話ばかりしていました。まだ未熟だった当時の私は、突き放してしまって。親友を救えなかったという負い目なのか、その女友達のことを、放っておけなかったんです」 ところが、このUさんの気持ちが裏目に出てしまう。 「女友達と2人で飲んだときに、酔いが回って、つい親友のことを話したんです。そうしたら、女友達が『私だって、親戚のおばさんとか、ペットが死んだときはつらかったから!』と、まさかのマウンティングをしてきて。私は酔いも覚めて、『命のことは、比べるものじゃないと思うよ』と冷静に言いました」 それが女友達にとっては気に食わなかったのか、Uさんは女友達から手酷い仕打ちを受けた。 「その後のサークルの飲み会で、『優しい人の相談に乗っているフリをして、自分の不幸自慢をしてくる人間って、一番タチが悪くない?』と、私の悪口をほかの人に言っていたんです。それだけならまだよかったのですが、『親友が自殺したら悲劇のヒロインになれるなら、私もそんな経験がしたいな』とまで言い出して…。周りの人間は女友達に引いていましたが、頭に血が上った私はブチ切れて、女友達の顔面に飲み物をかけて帰りました。そのままサークルをやめて、女友達とも縁を切り、その後は大学生活を平穏に過ごしました。女友達は、今では本当に不幸になっていると共通の友達から聞きましたが、はっきり言ってどうでもいいですね」 自分は不幸だとマウンティングするのは勝手だが、それで人を傷つけ、実際に不幸になってしまうというのは「自業自得」としか言いようがないだろう。文/浅利 水奈
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芸能 2018年12月16日 21時30分
【有名人マジギレ事件簿】「酷い奴!」上沼恵美子が生放送中、明石家さんまに激怒!
とろサーモン・久保田かずのぶと、スーパーマラドーナ・武智による暴言問題について、自身の番組で「暴言だなんて言ってますけど、全然結構です」と、後輩の失言にも許しを与えたように見えた上沼恵美子。しかし、11日に公開された『女性自身』(光文社 )のインタビューでは、今後の共演について聞かれると、「いや〜、その気はまったくないです(笑)」と返答し、共演NGとなる可能性を示唆した。 そんな上沼は一部で、他人の仕草や態度を敏感に受け取る人間だと言われており、過去には、明石家さんまと生放送中に口論したこともあった。 それは2016年に放送されたトーク番組『さんまのまんま』(関西テレビ)にて、さんまと上沼がガチンコトークを繰り広げた時のこと。そこで上沼は、22年前にさんまと共演した思い出を語り始めた。その日、現場で上沼が待機していると、「なんで今日、こんなに収録早いねん!」と声を荒げるさんまの声が聞こえてきたという。そして、スタッフが「今日のゲストは上沼さんなんで、大阪に帰れるよう、早く収録しなければならないんです」と説明すると、さんまは「あ〜そうかいな〜! あ〜! おかげで寝不足や〜!」と嫌味を言われたと上沼が暴露。これにさんまは「絶対に言ってない!」「謝ってください! 先輩にそんな失礼なことを言うわけがない!」と完全否定するも、上沼は「足を踏んだ人は覚えてないねんて。踏まれた人は覚えてんねん!」と返した。 その後も、ひたすら言った言わないの応酬が続き、さんまが「そのプロデューサー呼んでこい!」と吠えると、上沼も負けじと「さんまさんのイメージを下げるようなこと言いたないと思うんやけど、私はかまへんと思う。なぜなら当時38歳、明石家さんま日本一、それから30年君臨する。この方はすごいよ。そんな嫌味なところも持ってないとあかんて!」と発言。 両者は一歩も引くことなく、終盤になってもまださんまが「謝ってください!」と連呼していると、上沼はついに「なんで謝らないかんの! だから私39歳から61歳まで、どっかの片隅に嫌なもん持ってたわけや! 謝るのはそっちですアホ! そっちや! 謝んのは!」とブチギレ。さらに、「カメラ回ってたら、さんまさんはそんなことおっしゃいませんよ。誰がゲストやねん、大阪に帰さなあかん、ややこしいゲスト呼ぶな、なんて言わへん。そやけど、カメラ回ってない時やから、そんなことおっしゃったの」とまくし立てた。 これに「酷い奴ですやんか、それ!(笑)」と、さんまが笑いにすると、上沼は「いや、酷い奴よ! あなたは38の時、酷い奴やったよ! ものすごい尖ってたもん! でもいい。もういいや! あなたは尖がってたって君臨して、ここまで来たんやから! あなたは一番偉いんやから! 日本一や!」と叫び、スタジオを後にしたのだった。 共演から22年経っても、さんまとの件を腹に据えかねていた上沼。M-1芸人とのことも、この先ずっと引きずることになるのかもしれない。
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アイドル 2018年12月16日 21時00分
衝撃の引退の裏に隠された事実? ももクロ・有安と他メンバーの不仲説<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>
ももいろクローバー(現:ももいろクローバーZ、以下ももクロ)の元メンバーで女優の早見あかりが婚姻届を提出したと10日、所属事務所を通じて発表した。 直筆の書面で新妻の喜びを明かした早見は、7月に婚約会見も開いている。共通の知人を通じて知り合った一般人男性と2014年から交際。合計4回のプロポーズを受け「このタイミングなら結婚できるかなと心が決まったときに『はい』と返事をさせていただいた」と結婚までの経緯を説明していた。 ももクロは2008年5月結成で、早見は同年11月に加入。サブリーダーを務めたのちの11年4月に卒業を発表。以降は女優へと転身し活躍の場を広げている。 今年1月には、同グループからメンバーの有安杏果が卒業と芸能界引退を発表し大きな話題になった。子役時代から22年間芸能界で活躍していた有安は、“普通の女の子”としての人生を歩みたいと志願。一度、芸能界から離れることを決意したという。 しかし、これまでに有安と他メンバーには“不仲説”があったのも事実。1月のライブをもって芸能界を引退した有安は、発表から引退までの期間はごくわずかであった。当然、ファンたちは混乱。悲しみの声が多く上がった。だが、一方で「やっぱりいじめが原因」「他のメンバーとなじめていないのが分かる」などとグループ内での不仲が脱退の原因ではないかと想像するコメントも相次いだ。 「有安は、グループが始動した後の2009年7月に加入。同じく途中加入した早見とは違い、すでに芸能界で活躍していた有安は、他のメンバーと比べると精神年齢は高め。グループの輪に入れず、孤立しているイメージが強かったという。さらには、デビュー前の苦労を知らない有安にメンバーが冷たく当たっていたという噂もあった。不穏な噂は尽きなかったようだ」(音楽関係者) 有安がももクロに加入した際、実際に“排除”の動きはあったという。「何で今さら(増員)?」と、握手会では有安だけ握手を拒否され、「ももクロは(有安以外の)5人だけだから」と面と向かって文句をつける古参ファンもいたそうだ。その後、早見の脱退を経てグループ名に『Z』が付いた時期にファン層が変化し、ようやく有安がメンバーとして受け入れられるようになったという。 さらに、メンバー間でも意識したのか、不仲が感じられる場面は減少。次第に不仲説は解消されていった。だが、有安の芸能界引退発表を受けて再びネット上では、不仲ネタが盛り上がった。 そんな中、1月に行われた卒業ライブにおいて、残されたメンバーから歌のサプライズプレゼントと、各々からのメッセージを伝えられた後、有安は「私も10周年は5人で迎えられると思ってました。でもこれは4人の、これからのために、こうするしかなかったから」と意味深な発言を放った。 この言葉が物議を醸した。ネット上では「この子がそれを言うのはリアル」「絶対、裏で何かあるだろ」と“疑惑”が浮上。さらには、引退発表直前まで「グループ内でハブられていた」などといった憶測も飛び交い、円満な引退ではないとの見方が強まった。 「結局、残ったのはオリジナルメンバー。ももクロはリーダー・百田夏菜子のために集結したグループという説もある。初期メンバー同士の結束が固いのだろう」(芸能ライター) グループへの違和感を抱き卒業した早見と、大きな謎を残したまま芸能界を去っていった有安。晴れて一般人になった有安は、現在も自身のSNSを更新している。芸能界への未練を残している可能性も高い。もう一度、有安の活躍する姿を見てみたいものだ。
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芸能 2018年12月16日 18時30分
又吉、矢部だけじゃない! 今年こんなに誕生した作家系本格派芸人
今年も才能あふれるお笑い芸人が、執筆の舞台で活躍した。今月5日に発表されたYahoo!検索大賞で、作家部門を受賞したのはカラテカ・矢部太郎だ。木造一軒家の2階を間借りして住む矢部と、1階に住む80代の大家さんとのほっこりとした日常生活を描いた漫画『大家さんと僕』(新潮社)が、多く検索されたからだ。同作は4月、手塚治虫文化賞を受賞。コミックエッセイとしては異例の70万部を超える売り上げで、この3つを現役の芸人が達成したのは史上初のことである。 ちなみに、大家さんは8月に逝去。矢部は思い出の地から、すでに引っ越している。 芸人史上初といえば、芥川賞受賞作家のピース・又吉直樹が思い出される。初の偉業から3年が経つが、“作家又吉”に多くの出版社は、今でもラブコールを送っている。相方の綾部祐二が単身渡米中のため、現在コンビ活動は休止中。それでも又吉は芸人として活動しており、来年3月には脚本を手掛け、出演もする主宰舞台『さよなら、絶景雑技団』が幕を開ける。 又吉を筆頭に、芸人の中ではこれまでにも爆笑問題・太田光や劇団ひとりほか、書いた書物が大ベストセラーになった例はある。今年は、その潮流にわずかな異変が生じた。多方面へのアプローチがさかんなのだ。 たとえば、「ルネッサ〜ンス!」のフレーズで一世風靡した髭男爵・山田ルイ53世。みずから手がけた『一発屋芸人列伝』(新潮社)は、雑誌ジャーナリズム賞を受賞。分析力も優れているため、最近はコメンテーターとしても活躍する。松本人志の『ワイドナショー』(フジテレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、しっかり爪痕を残している。所属するサンミュージックの芸人コメンテーターといえば、カンニング竹山。山田は今後、その片翼を担いそうだ。 “奇才”バカリズムは、空想小説の『架空OL日記』(小学館)が第36回 向田邦子賞を受賞。以前からドラマ原作、舞台の脚本ほか、執筆のオーダーが絶えないが、現在は、日テレ初の朝ドラ『生田家の朝』の台本を手がける。情報番組『ZIP!』の1コーナーだが、福山雅治がテーマ曲を書きおろし、ユースケ・サンタマリア、尾野真千子という豪華な布陣でスクラムを組んでいる。 ドラマ化で来年話題になりそうなのは、相席スタート・山崎ケイ。今年出したエッセイ本を原作にしたドラマ『ちょうどいいブスのススメ』(読売テレビ・日テレ系)が、19年1月10日にスタートする。主役は夏菜でブスと真逆だが、若手芸人が原案で映像化されるのは稀。しのぎを削る女性芸人の中で、ケイは今後、特殊な立ち位置となりそうだ。 不振にあえぐ出版界を救うニューカマーは19年、芸人の中から現れる……かもしれない。(伊藤雅奈子)
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芸能 2018年12月16日 18時20分
地上波バラエティ初出演、マキシマムザ亮君をケンコバとオザワが丸裸に?
最低なら1回きり、最高なら4回と、放映回数は限られている。それがテレビ朝日の月曜深夜帯の“キタイチ”枠だ。番組内容・キャストがガラリと変わるバラエティに特化した枠。キタイチは「来た!1(番の企画)」と「期待値」という意味だという。 同枠が立ち上がったおよそ3か月後にオンエアされた『イッテンモノ!』(17年7〜8月)は、同年10月期の番組改編で早々にレギュラー化(今年9月に終了)。ほかにも、ゴールデンタイムに進出したプログラムもあり、打率は悪くない。 今年の12月中旬は、ケンドーコバヤシとスピードワゴン・小沢一敬の同世代コンビがMCを務める『19の夜〜大人でも子供でもない夢前夜〜』だ。大人でも子どもでもない19歳だけの1年間に焦点を当てて、ゲストのエピソードを引き出す青春トークバラエティだ。ゲストは、やはり同じアラフォーのバカリズム。彼のトークを聞きながら、漫画家・やしろあずきが机に向かって漫画化。トークが終了するころには、バカリズムの19歳が漫画化されている。ナレーションを務めるのは、現在19歳の乃木坂46・鈴木絢音だ。 バカリズムの19歳はといえば、地元の福岡県から上京して、スーパーマーケット・丸正の野菜部でアルバイトをしていた。仕送り0円。家賃3万円の風呂なしアパートに住みながら、所属するマセキ芸能社のあこがれの先輩・ウッチャンナンチャンほか、出川哲朗、狩野英孝、古坂大魔王(ピコ太郎)、ニッチェなどを輩出した日本映画学校(現:日本映画大学)の俳優科に通っていた。 デビュー後、バカリズム(当時はコンビ)のネタはシュールすぎた。元相方を靴に見立てて、踏んで(履いて)走るネタや、椅子の上で死ぬ刑事「危篤刑事」に扮したり。笑いのビッグウェーブこそ起こらないものの、80年代のウンナンとダウンタウンの良きエッセンスを抽出した劣化度ゼロの内容だ。映画学校時代は、天性の才能と努力で講師にインパクトを残すほどの秀才だったという。 バカリズムといえば、現在は脚本家としても引っぱりダコだが、芸人としての単独ライブも欠かさないストイックさ。多数抱えるバラエティ・音楽番組ではもう、取り仕切る司会者側となったため、ケンコバと小沢を相手に自身のことを語り尽くしたのは貴重だ。 初回オンエアの翌週が最終回という、超ショートスパンの今回。17日深夜に登場するのは、ロックバンド・マキシマム ザ ホルモンの「マキシマムザ亮君」だ。亮君がソロで地上波バラエティに出演するのは初。担当ディレクターの熱烈オファーにより実現するアンソロジーに、ロック界に激震が走ること、間違いなしだ。 19歳というニッチな着眼点に、バカリズム、マキシマムという意表をついた人選。跳ねる可能性ふんだんなテレ朝コンテンツだ。(伊藤雅奈子)
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芸能 2018年12月16日 18時10分
民放キー局合格のノウハウは不安? 大手芸能プロのアナウンススクール開校
皆藤愛子、川田裕美ら人気フリーアナウンサーが多数所属する大手芸能プロ「セント・フォース」が、来年1月にアナウンススクール「cent.FORCE COLLEGE (セント・フォースカレッジ)」を開校するという。一部スポーツ紙によると、同社は所属アナがさまざまな番組で活躍していることから、「スクール部門を作ってほしい」との声が多数寄せられていたのだとか。 そこで、満を持してスクール開校となったというが、受講資格は、現役のアナウンサーを含め、大学生以上の女性。受講内容は、局アナの入社試験対策をはじめ、フリーアナウンサーとしての実戦にも役立つ発音や原稿読みのレッスン、カメラテストなど。 詳細は未定だというが、同社所属の現役アナによる直接指導で、1クラス最大8人のきめ細かな指導になる予定。テレビでおなじみの人気アナたちも、特別講師として教壇に立つという。 また、受講生は講座修了後、希望があればオーディションを行い、同社への所属や番組出演の可能性も。受講希望者は、書類審査を経て決定するそうで、応募の詳細は今後、事務所の公式サイトで発表されるというのだが…。 「おそらく、スクールに応募してくる女性の大半は民放キー局の女子アナを目指す女子大生になるかと思われる。ところが、同社に所属するフリーの女子アナの顔触れを見渡すと、民放キー局の番組に出たことはあっても、民放キー局の女子アナは見当たらない。それで、果たして民放キー局の合格者が出るのかが疑問」(テレビ局関係者) とはいえ、優秀な人材がいれば同社に所属してフリーアナとして活動できると思われることから、スクール開校にはいい意味での“青田買い”の狙いもあるようだ。
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