過去にドラマで共演したことのある中村倫也からは「映画で市原くんに胸ぐらを掴まれるシーンがあり、普通は擬音で表したら『ガッ』とか『グイ』なのに、僕の胸を拳で『ドォ〜ン』からの『グウィ〜ン』とされ、一瞬呼吸が止まりました。とても痛かったです」とのタレコミが。これを聞いた出演者の坂上忍は「ちなみにどれくらいの強さでやったんですか?」と市原に尋ねると、彼は「キャッチボールと一緒で、相手の立っている場所に届くだけじゃ、伝わらないじゃないですか。ちゃんと(相手の)奥まで、気持ちも感情も届かせないと、芝居は届かないと思うので」と力説。その後、中村に対してどれほどの強さで掴みかかったのかを浜田雅功で再現することになった。
最初はその提案に「いやいや、できないです」と断っていた市原だったが、周囲に促されると突然スイッチが入り、浜田の胸ぐらを掴んで強烈な力で床に押し倒した。そのあまりの迫力に、同席していた山崎夕貴アナの「イヤーーーー!!」という悲鳴が店内に響き渡るも、一向に押さえつけるのをやめようとしない市原に、焦った坂上が本気で止めに入る事態に。そして、しばらく茫然自失となっていた浜田が、ようやく起き上がると衣装の胸元はビリビリに破れており「びっくりするよ。メチャクチャや!」と苦笑い。坂上も「俺、マジでちょっと焦りましたもん。“えっ、何やってんの?”って」と、1度演技のスイッチが入ると周りが見えなくなる市原に共演者は驚愕することとなった。
今回はあくまで演技上での激怒だったが、9月20日に発売された「女性セブン」(小学館)では、市原のプライベートで起こったマジギレ現場を報じている。記事によると9月上旬、市原は松田翔太と秋元梢の結婚式に出席し、その後、都内のクラブを貸し切って行われた2次会に出席。そこには俳優の菅田将暉と野村周平も同席しており、2人は先輩である市原に挨拶に行ったとのこと。だがその際、市原は菅田の顔を見て、「お前は知ってる。いい役者だな」と声をかけた一方で、初対面の野村には「お前は知らない」と突き放したという。だが、それでも野村は「すっと憧れてました」と気持ちを伝えたそうだが、酒に酔っていた市原は「お前のことなんか知らねぇんだよ!」とブチギレ、一触即発の空気になったそう。
そんな市原といえば、硬派なイメージを持つ俳優として知られている。その一方で野村は、SNSで度々、共演女優との親密ショットをアップしてファンを挑発したり、10月19日発売の「フライデー」(講談社)では、次々と女性が寄ってくる入れ食い状態であると派手な私生活を報じられるなど、まさに市原とは真逆の俳優だと言える。それだけに2人の間には、相容れないものがあるのかもしれない。