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社会 2013年03月25日 11時00分
値引き乱発、宅配サービス、60秒ルール 9年ぶり減収減益 日本マクドナルドが篏った“落とし穴”(2)
つい最近までの原田社長は、好調な業績をバックに“原田マジック”と賞賛されてきた。その源泉がフランチャイズ(FC)戦略だったことは意外に知られていない。 マックは現在、国内約3300店舗のうち66%をFCが占めている。'07年には28%にすぎなかったが、直営店のFC転換を本格化させた'08年以降、フランチャイズ化が急速に進んでいる。そこにどんな思惑があったのか。 「直営店からFCに転換すれば、店舗スタッフがFCに転籍するためマックは人件費負担を免れるし、店舗から毎月のように賃貸収入が入る。これにロイヤルティー収入を加えればマック本体は“左ウチワ”になって当然です。100円バーガーなど、マック店頭での稼ぎとは明らかに桁が違います」(証券アナリスト) 今年の末にはFC化比率を70%まで高め、これを限りなく100%に近づける計画だという。そうなれば当然、FC転換による利益成長の鈍化が避けられないが、むろん、そんな事態を見越した戦略も動き出している。ハンバーガーの宅配サービスがその一つだ。これを現在の11倍に当たる250店舗に拡大し、将来的には全店舗の半数近くまで広げるシナリオを描いている。本業回帰ともいうべきビッグマック拡販による挽回策も、その脈絡で捉えると極めて分かりやすい。しかし、原田社長の自信の裏づけでもあった成長力に大きな陰りが見えてきた今、「米マック本社が『ポスト原田』を意識しないわけがない」と、情報筋は打ち明ける。 「彼は、米アップル日本法人の社長からヘッドハンティングされた経歴の持ち主で、外食産業は全くの素人でした。当初は“Macからマックへ華麗なる転身”と話題にもなりましたが、米マック本社とすれば、さすがに『賞味期限切れ近し』と判断し、ひそかに後継者選びを始めたとしても不思議ではありません」 ナルホド、そう理解すれば「値引きはしない」と口にした原田社長が、V字回復に向けて再び堂々と“同じやり方”で活路を見出したのも納得がいく。いくらカリスマ経営者でも、親の顔色は気になるのだろう。 「そもそも外食市場が縮小する中で、客数増を前提にした戦略を立てること自体“邪道”ですよ」(前出・アナリスト) 確かにこんな初歩的な経営理論は、アップルのコンピューター“Mac”なら、一発解答してくれそうなものだが…。
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スポーツ 2013年03月25日 11時00分
春場所前からはしゃいだ貴乃花
まるで他に人無きが如しだ。春場所が3月10日から始まったが、去年に続いてこの総責任者をつとめる貴乃花担当部長(40、元横綱)の動きが場所前からやたら目立っていた。 「2月21日には大阪のお笑いの殿堂、なんばグランド花月を訪れ、観劇後のエンディングで舞台に上がり、観客の前でお笑い芸人のワッキーから持ちギャクに挑戦していました。また、28日には京都府庁まで足を延ばして山田啓二府知事に面会し、大阪と京都は隣同士、ぜひ観戦にお出でください、と盛んにPRしていました。担当部長自ら他の都道府県の知事を訪問するのは異例のことです」(担当記者) 同15日には大阪梅田の地下街で行われたPRイベントにも参加し、この日、大相撲界では千代の富士に次いで2人目の国民栄誉賞受賞が決まった故大鵬の納谷幸喜さんの思い出などを熱っぽく語っている。 それにしても、どうしてこんなに貴乃花親方の動きが際立っているのか。答えは簡単。この春場所はこれといった目玉が見当たらないからだ。 「番付をみても目新しさは皆無。唯一、目玉らしい目玉は新入幕の大岩戸と双大竜ですが、大岩戸は新十両から43場所もかかっての入幕。年齢も31歳9カ月で、これは史上8位の高齢新入幕です。双大竜も序ノ口から46場所かかっての入幕で、学生相撲出身者(農大卒)では史上4位のスロー昇進。これでは、とても観客動員には結びつけられません」(相撲関係者) さらに、こんな深読みをする協会関係者も。 「去年、貴乃花親方は初めて担当部長に就任し、9日間も館内を満員にして大きな評価を受けました。これを不動のものにし、将来の理事長候補としての存在感を示すには、この大入り記録を去年以上に伸ばすしかない。だから、今年のノルマは大入り10日、と公言し、その達成に必死なんですよ」 大目標に向かって足固めに余念のない貴乃花親方。いまや、その動きは台風の目だ。
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レジャー 2013年03月25日 10時11分
【マーチS】グランドシチーの追い込み決まる
競馬の「マーチステークス」(第20回GIII・ダ1800メートル、24日中山16頭)は、単勝2番人気のグランドシチー(津村明秀騎手)が3コーナー手前からスパートすると、最後の直線で鋭い伸び脚を発揮し、逃げ込みをはかるバーディバーディ(単勝6番人気、北村宏司騎手)をゴール寸前に捉えハナ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分52秒6。3着フレイムオブピース(単勝3番人気、蛯名正義騎手)。単勝1番人気を集めたジョヴァンニ(四位洋文騎手)は10着と惨敗に終わった。また、この日中京競馬場で行われた「第43回高松宮記念」(GI・芝1200メートル)は、断然人気を集めたロードカナロア(岩田康誠騎手)がレコードで優勝した。2着ドリームバレンチノ(単勝2番人気、松山弘平騎手)、3着ハクサンムーン(単勝10番人気、酒井学騎手)。 グランドシチーは父キングカメハメハ、母レディクラシックの牡6歳馬(鹿毛)。馬主は(株)友駿ホースクラブ。戦績=24戦8勝(うち地方1戦0勝)。主な勝ち鞍=重賞初勝利。津村騎手、相沢 郁調教師とも初勝利。「配当」単勝(15)410円複勝(15)170円(4)290円(1)230円ワイド(4)(15)710円(1)(15)570円(1)(4)1120円枠連(2)(8)500円馬連(4)(15)2000円馬単(15)(4)3460円3連複(1)(4)(15)4100円3連単(15)(4)(1)2万1280円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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社会 2013年03月24日 16時00分
詐欺グループ仲間割れ殺人裁判
'04年に架空請求詐欺グループの男4人が仲間にリンチを受け、茨城県内の山林で遺体で発見された事件に絡む。一審、二審ともに死刑判決を受けていた実行犯の伊藤玲雄被告(38)の上告審で2月28日、最高裁により上告が棄却された。 これにより、伊藤被告の死刑が確定することになる。また、この事件ではすでに、主犯格ら2人の死刑も確定しているほか、他の関係者にもそれぞれ無期刑、有期刑の刑が下されている。今回の上告棄却により、一連の事件が終結した。 そもそも、グループの仲間割れを発端とするこの事件。しかしその内容は、あまりにも子供じみたものだった。 一審から傍聴を続ける傍聴ライター・高橋ユキ氏はこう解説する。 「被害者のひとりが、詐欺の分け前が少ないことに不満を抱いたことがきっかけ。グループを抜ければよいものを被害者らはそうせず、なんと加害者らを襲撃する計画を立てていたというのです。複数の関係者は法廷で、その襲撃計画が『中国人マフィアによる殺害計画』だったと証言しており、事前にこの計画を察知した加害者らが激高し、逆に被害者らを拉致してしまったのです」 また、伊藤被告が進んで実行したかも、少々疑問だったという。 「これまでの判決や公判では、すでに死刑が確定している主犯格の凶暴性が際立っていたことについて言及されています。元暴力団員の主犯格は、監禁現場で被害者らに熱湯をかけたほか、事件後は伊藤をはじめとする実行犯らに『俺は主犯なんだから死刑か無期か』と語り、事件のことを話さないようにと口止めしたそうです」(同) “仲間”とはいえ、実行犯らの行動には、こういった背景も大きく影響していたようだ。
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芸能 2013年03月24日 14時00分
安めぐみ 夫がMAXしびれを切らす スローライフ&夜のベッド
タレントの安めぐみ(31)が都内で行われた映画『劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝さがし』(3月23日公開)のイベントに出席した。 「世界50カ国以上で愛されているウサギのキャラクター・ミッフィーが、誕生から57年にして初の映画化。安は8年ほど前から自宅で雄のウサギ『ミミ』を飼うなど、芸能界随一のウサギ好きということから参加してもらいました」(制作関係者) 一昨年12月に入籍した“東MAX”こと東貴博と「どちらが好き?」と聞かれ、 「どっちですかねえ。う〜ん、難しいですねえ。違う愛情ですから」と、苦笑い。「出産も考えてはいます。(東は)たくさん欲しいみたいだし、頑張らなきゃ」と、話した。 昨年7月には、盛大な披露宴も行った2人。 「基本的に夫婦仲はいいんだけど、彼女の意外な嫉妬深さと相変わらずの“スローライフ”に、東が辟易している部分もあるんです」(芸能記者) まず、安の焼きもち。 「東は面倒見がよくて、売れない後輩芸人を率いて飲みに出かけることが多いんだけど、途中で必ず安からチェックの電話が入る。“今どこ? 誰と一緒なの?”なんて感じ。“帰りに○○でアレ買って来て”も忘れません」(お笑い関係者) 自宅でも、そう。 「2人でDVDなどを見ていて、出ている女優をほめると“どこがいいの”とジェラシーをムキ出しにするそうです。東が慌てて“(その女優は)もう結婚してるから”などと言おうものなら“どうしてそこまで知ってるの”とさらに突っ込んでくるそうです」(バラエティー番組スタッフ) それでいて、「お茶でも(自宅で)飲もうか」と言って立ち上がりながら、実際に出てくるのは“1時間後”なんてことがよくあるという。 「いわゆる“安時間”というやつで、なかば、東もあきらめているんです」(お笑い関係者) しかし、東にはどうしてもゆずれないものがある。 「それは“子作り”です。東はすでに43歳。しかも“ロケ芸人”との異名があるほど地方での仕事も多い。だから、自宅にいるときはできるだけ安と交わりたいのですが、“その気”になるまで安がスローなものだから、どうしても回数が少ないんです」(芸能関係者) ウサギと戯れている場合ではない!
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その他 2013年03月24日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(46)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『幻の女』(ウイリアム・アイリッシュ/稲葉明雄=訳/ハヤカワ・ミステリ文庫 987円) 今、NHKの大河ドラマでは『八重の桜』が放映中だ。毎週日曜の夜8時を楽しみにしている方は多いだろう。このドラマがなぜ面白いのか、いくつか理由があるのだけれど、何といってもかわいくて果敢なヒロイン像がいい。かわいいだけでおとなしいわけではなく、男たちの戦いの世界へ自ら参入していく。でも、女らしさは忘れない、という微妙なバランスの良さを綾瀬はるかが演じている。 こういうキャラクターを好ましく感じる人は多いのではなかろうか。男性の方が女性より優れている、とはいえない。しかし、男が社会の最前線に出向き、女は少し後に退く形がちょうどいい、という社会のルールめいたものが、今も日本では(もしかしたら海外でも)消えてなくて、そのようなものに不満を感じる人は『八重の桜』の主人公を応援したくなるのかもしれない。 男とは違う女ならではの強さがあるはずなのだ。それを見事に描いた作家を探してみた。アメリカのコーネル・ウールリッチ、別ペンネーム=ウイリアム・アイリッシュがまさにそういう作家だ。本書『幻の女』をぜひ読んでいただきたい。無実の罪で投獄された男性主人公を救うために恋人の女性が独自の捜査を始める。野蛮な奴らに遭っても捜査をあきらめない果敢さが実にいい。原書刊行は1942年でかなり以前だが、全く古びていない。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『プロ野球 もうひとつの攻防』(井昆重慶/角川SSC新書・819円) プロ野球でチーム編成をつかさどるのがフロント。ドラフト、トレード、契約更改などを行い、勝てるチームを作り上げていく。オリックス球団代表として、日本一も成し遂げた著者が、イチローらとのやりとりを例に交渉現場を紹介する。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 『料理通信』(料理通信社/980円)は国内外のレストラン事情を掲載した月刊誌だが、「客」を対象とした媒体というより、飲食店経営者やその場で働く人たちを読者として想定しているところが特徴だ。 最新号の特集は、「『シェア』する店の作り方」。八百屋とカフェバー、スナックとカレー店、酒販売店と魚料理店など、1軒の店が2つの顔を持つ“兼業”を「シェアする店」と呼び、経営ノウハウやメニューの作り方などが誌面を埋め尽くしている。つまり飲食店のビジネスモデルを提案した内容なのである。 「シェア」の方法もさまざま。店舗を2つの業態が分け合う店、昼と夜とでは違う店など、なるほど納得の「作り方」が展開されており興味深い。 そういえば「味自慢の漁師宿」などがテレビで放送されることも少なくない。格安の上に魚は新鮮でうまい。“兼業”の元祖だろう。客のニーズを捉えた商売こそが、不況を生き抜く秘訣だろうか。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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芸能 2013年03月24日 11時59分
芸能ポロリニュース PART56「あやまんJAPANが路線変更をしたわけ」
芸能イベントから小ネタを紹介するポロリニュース。今回は、3件。●ジャルジャル後藤、乳首を気にする 14日、第1子となる長男が9日に誕生したお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平が育児トーク番組に出演。先輩パパ芸人たちへ、乳首についての質問をぶつけていたそうだ。 番組には、後藤の他、ロンドンブーツ1号2号の田村亮などが出席していた。育児新商品に関するトークのあと、後藤が第1子誕生の喜びを語った。しかし、その後、いきなり、「お父さんに聞いてみたい」と切り出し、「自分の乳首を吸わせること、やってみたことはありますか?」と質問。ロンブー亮らは、何を言い始めるのだという顔をしていたというが、後藤は真面目に、「お風呂とかで」などと、父親が乳首を吸わせるシチュエーションを説明。後藤が真剣に聞いていることがわかると、亮が「それは、あるよ」と先輩パパとして答え、後藤は、「やらせてみます!」と嬉しそうだったとか。 パパになった喜びをかみ締める後藤は、愛しい我が子に乳首を吸わせることができるのか。●ピース又吉直樹が暗い過去を告白も絶好調! お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が13日、都内で開催された、電子書籍専用端末のトークショーに出席したが、暗かったという青春時代を告白したらしい。 この日のイベントはブックカフェで行われ、本好きの観客が集まった。読書好きとして知られる又吉も、小学生の頃は、小説よりも、絵本や、画集や、辞書など、大きな本が好きだったことを紹介し、読書トークに花を咲かせた。 しかし、オススメの小説を紹介しているとき、「僕は、影に支配されて生きてきたのですけど、青春時代もつらかった」と話していたそうだ。また、小学生の時に一度だけ机の中に入っていたバレンタインデーのチョコも、クラスの男子全員のいたずらだったとか。 又吉といえば、昨年、相方の綾部祐二が“熟女好き”としてブレイクしたこともあり、一時は、知名度で綾部に劣るともいわれていたが、現在は、“本好き芸人”としても活躍の幅が広がり、4月公開の“本の街”として知られる神保町が舞台の映画『舟を編む』にも出演している。 独特の不思議キャラで女性ファンも多い又吉だが、今年は、さらに活躍の幅が広がりそう。●あやまんJAPANが路線変更をしたわけ 夜の六本木での「試合(=飲み会)」で活躍する女性エンターテインメント集団・あやまんJAPANが14日、下ネタを封印し、清楚で清純なパフォーマンス集団へ生まれ変わることを発表したが、背景には、あやまん監督の年齢問題があるという。 あやまん監督は長く、年齢不詳だった。それが昨年、監督が、ふと自分の歳を思い出す事件が起きた。路線変更が発表されたライブ後の会見で、監督は、「六本木に疲れちゃった。毎晩、起きてお酒を飲んでいると、色々なダメージがあることに気付きました。ホルモンとかも出したいですし。規則正しい生活が一番いいのではないかと思いまして」と語った。また、この日で、同集団から卒業するファンタジスタさくらだも、路線変更は「監督の身体の事を考えての結果です」と語ったとか。 この日は、卒業するファンタジスタさくらだに替わる新メンバー3名が決定した。謎が多いあやまんJAPANだが、これからどんな活躍を見せてくれるのか。 目が離せない。
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社会 2013年03月24日 11時00分
値引き乱発、宅配サービス、60秒ルール 9年ぶり減収減益 日本マクドナルドが篏った“落とし穴”(1)
「殿、ご乱心!」 日本マクドナルドが、3月8日から3週間の期間限定で始めた無料券プレゼントキャンペーンに関し、内部からこんな驚きの声が上がっている。 キャンペーンの対象となるのはマックフライポテト、チキンマックナゲット5ピース、朝マック販売店舗でのハッシュポテトで、1個買えば1個おまけになる。消費者には結構なことだが、そのどこが「ご乱心」なのか−−。 同社は昨年12月決算で大幅な減収減益となった。実に9年ぶりのことで、2004年に原田泳幸社長('05年から会長兼務)が就任して以来、増収を謳歌してきた既存店売上高も3.3%のマイナスに転じるなど「デフレ下の勝ち組」とされてきた神通力が、ついに怪しくなってきた。そこで原田社長は「価格戦略を見直し、値引きはしない」と宣言、創業以来の定番商品であるビッグマックの活性化を戦略の基本にするとぶち上げていたのだ。 ところが、その舌の根も乾かないうちに、またまた値引き戦略に打って出たのである。 12月決算と同時に発表した1月の既存店売上高が、前年同月比17%の大幅減と、坂道を急に転がり落ち始めた事情があるにせよ、これでは社内ならずとも「原田社長がブレまくっている」としか映らない。 マックの業績が落ち込んだ理由は明白だ。同社は100円バーガーや値引きクーポンで客を集め、これをテコにセットメニューなどの高額商品を売り込む戦略で成長してきた。しかし、ここへ来てコンビニ弁当や牛丼など外食産業の生存競争が激しくなり、集客効果を狙った値引きキャンペーンにしても「客は増えても単品購入にとどまり、高額商品やセットメニューの販売拡大にはなかなか結びつかない」(関係者)のが実情。新年早々には、注文から60秒以内に商品を届けることができなければハンバーガーの無料券を提供するなどの“奇策”にも打って出たが、前述のように1月は散々な結果だった。 実は原田社長、12月期決算発表の段階で、今年の3月までは「戦略転換の過渡期」を理由に既存店売上高が前年比10%程度下回ることにも言及していた。問題は転換する戦略の中身で、看板メニューであるビッグマックを売り込む原資を捻出するため、開発や販売促進に費用が掛かる新商品を大幅に減らし、値引きキャンペーンもやめるというのが基本戦略だった。 ところが今回、相変わらずのキャンペーンに手を染めることになった以上、原田社長が唱えるこの“戦略転換”ウンヌンの掛け声はむなしく響くだけ。前出の関係者も冷ややかだ。 「ビッグマックは高い販促費用を投入しなくても売れる人気商品ですが、若者の間では意外に認知度が低い。そこで原田社長は1〜3月の新商品投入を極力抑え、この間をビッグマックの認知度を上げる期間と考えたようです。『戦略転換の過渡期』とは、それを指してのことですが、裏を返せば原田社長は若者にビッグマックの存在価値をアピールしてこなかったことになり、経営者としては怠慢の一語に尽きる。むしろ一昨年までの増収増益が奇跡だったというしかありません」
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スポーツ 2013年03月24日 11時00分
柴田勲のプロ野球維新! スペシャル編 横浜DeNA・〈中畑清監督〉監督(3)
〈柴田勲〉 ところで、2000本安打達成まで、ラミちゃんが7本、ノリ(中村)もあと32本。同じチームに2人もいるというのも久しぶりだね。ノリは定位置の絡みもあるけど、5月ぐらいにはいけるんじゃないか?〈中畑清監督〉 彼は先発で出れば、1試合2、3本は打つから早いと思いますよ。ただ、先発出場は筒香らと三塁ポジション争いの絡みもあるから、ひょっとして時間が掛かるかも。ラミちゃんは、本当は昨年達成できたが、本人から「打率を優先したい。2000本安打は来季でいい」という申し出があったんです。〈柴田勲〉 いずれにしてもあと7本だもんな。すぐだね。名球会では昨年、ブレザーを用意してたが、着るのは今年だ。ノリの分もそろそろ用意するんじゃないかな。〈中畑清監督〉 今季は、打線のオーダーを考えるのが楽しい悩み。中軸は決まって来るだろうけど、その前後の格付けができたらいいんですけどね。〈柴田勲〉 確かにそうだね。いつも戦力が有り余っているどっかの球団みたいなのは贅沢な悩み。でも、1人でもケガとか故障者が出るとガタガタになるんじゃ困るよね。その点、今季は少し余裕ができたんじゃないかな。〈中畑清監督〉 そこまで言い切れません。ラミレスはいつも春先、調子が出ないんですよ。あんまり悪いようだったら、無理に出場はさせません。ノリを回すとかね。他にもいろいろありますよ。〈柴田勲〉 内外野のポジション争いも激しいみたいだね。〈中畑清監督〉 将来の主砲候補の筒香も、ようやく“ふた皮”ぐらい剥けたかな。実力で3塁・中村紀を退けるくらいの気概もチラホラ見え始めた。大いに期待したい。また二遊間、右翼もポジション争いが激しくなってます。右翼は、復帰の多村に金城(龍彦)、森本(稀哲)の三つ巴の戦いとなっている。二塁もまたし烈ですよ。故障・離脱する前の打撃を発揮できれば石川(雄洋)が優位だが、俊足の内村を優先的に使いたい気もする。現段階では甲乙つけがたい選手たちです。遊撃手も渡辺(直人)が攻守で信頼できますが、ケガが多いのが欠点。それがなければ、定位置が決まるんですけどね。〈柴田勲〉 残るは投手陣ということですな。〈中畑清監督〉 中日からきたソトの加入は大きいですよ。あの剛速球に、他の投手はビックリした。いい刺激になってますが、心配もありますね。ずっと寄りかかっていた三浦(大輔)、そして藤井(秀悟)の両ベテランが、去年と同じ成績(三浦9勝9敗、藤井7勝7敗)を残せるかという心配が、正直ありますね。ただ、ブランコ加入で得点能力が上がったことで、これまでのように打線の援護なしに泣かされた三浦や高崎(健太郎=7勝10敗)の白星が増える可能性も十分あります。それに期待の若手・国吉(佑樹)らもいるんで、層は厚くなってきています。〈柴田勲〉 抑えも山口(俊)1人に頼ってたのが、ソーサが入ったことで充実した状況になった事は大きいね。〈中畑清監督〉 とにかく、これだけのメンバーを揃えてもらったので、後は「勝」だけ。やるぜ! です。〈柴田勲〉 マラソンの瀬古利彦氏の色紙にも「クライマックス・シリーズを目指そう」とある。頑張れDeNA、だな。〈中畑清監督〉 新生ベイスターズの活躍を期待してください。■柴田勲の目 1年前のような球界参入に浮かれたような雰囲気はもはやなかった。補強されたブランコやモーガン、投手のソトらの存在が、チームを引き締めている感じがする。 中畑監督も「1にも、2にも、投手の精度を高めることが一番。期待するのは投手」と言っていたが、去年は球団イメージを植え付けるためのリップサービスが目立った。だが、今年はスローガンの「勝」に込められた意図のように、はっきりと目標を掲げている。 12球団最低だった防御率の改善の起爆剤となるのは、中日から獲得したソトとソーサの両投手。他の投手にとって大きな刺激剤になっている。 不安材料を上げるとすれば先発陣か。 三浦と高崎を軸に、ソトの3枚が頼りで、残りを国吉、加賀美(希昇)やドラフト3位の井納(翔一)らで奪い合うだろう。 野手は他球団のスコアラーが警戒するほど選手層が厚くなった。 いずれにしても、5年連続最下位の汚名を返上し、クライマックス・シリーズ進出を狙う。正直なところ、他球団も底上げしているから、上位に食い込むのは厳しいかもしれない。 しかし、今年は中畑監督にとって2年目で契約最終年。その真価と意地をぜひ見せてもらいたい。
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芸能 2013年03月23日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 3月17日から3月23日
(ドラマ『とんび』のヒットはあの女優のおかげ?) 17日に俳優の内野聖陽主演のドラマ「とんび」の最終回が放送され、20.3%の高視聴率を記録した。 内野といえば、不倫問題などが原因で女優の一路真輝と離婚していただけに、頑固な父親を演じた家族愛がテーマの同ドラマがヒットし見事にイメージを回復したが、ドラマヒットの背景にはある事情があったという。 「本来ならば、今回のクールでは人気シリーズ『JIN-仁-』の新作が放送される予定だった。ところが、同ドラマのヒロインをつとめていた綾瀬はるかが大河ドラマ『八重の桜』の撮影で多忙なことに加え、同シリーズで共演して交際が報じられていた大沢たかおとの共演にNGを出してきたため、ドラマの新作のみならず、映画化も流れてしまった。綾瀬の意向がなければ『とんび』は企画自体がなかった」(テレビ関係者) 内野は綾瀬に感謝した方が良さそうだ。(WBC敗退で石田純一・東尾理子夫妻のファミリービジネスに暗雲) 日本代表・侍ジャパンが3連覇を目指した野球世界一決定戦・WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)だったが、日本は準決勝でプエルトリコに敗れ3連覇を逃した。 そのため、メディアでは一斉に“戦犯探し”が行われているが、やり玉にあがっているのが大会期間中に公営ギャンブルに行ったことが発覚した東尾修投手総合コーチだったが、今後、娘の理子と石田純一夫妻の活動に影響を与えそうだという。 「先日は長男のお披露目を兼ねたイベントに、合宿中にもかかわらず東尾コーチが駆けつけ、理子との3ショットを披露。その際のギャラが200万円と言われていた。今後は、その時にいなかった石田も含めたファミリーでイベントやCMに積極的に露出してがっぽり稼ごうと狙っていたようだが、今回のWBCで東尾株が大暴落。起用する側も慎重にならざるを得ず、石田と理子がそろばんをはじいたようには稼げなくなりそう」(広告代理店関係者) 孫の顔が思い浮かんだら東尾氏もギャンブル場から足が遠のいたはずだが…。
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