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社会 2012年12月30日 11時00分
家電量販店存亡の危機 ヤマダ電機のベスト電器買収 公正取引委員会が条件付きで承認した裏事情(1)
公正取引委員会が12月10日、家電量販店トップのヤマダ電機による同6位のベスト電器買収を承認した。 両社首脳は今年の7月13日にそろって記者会見し、ベストが年末に行う121億円の第三者割当増資をヤマダが引き受け、7.5%の出資比率を51%に高めてベストを傘下に組み込むと発表。業界初の「売上高2兆円企業の誕生」と話題を集めた。 それから5カ月、公取委はやっと買収にお墨付きを与えたが、これには前代未聞の条件がついた。ヤマダ電機の競合店舗がベスト電器だけとなっている10地域のうち8店舗を、来年6月末までに他社に売却することが前提条件だったのである。担当記者が解説する。 「ヤマダのベスト買収をスンナリ認めれば、全国253地域のうち10地域で競合店が消滅して公正な価格競争ができなくなる。そこで8店舗の売却をヤマダ側に要請した結果、ヤマダが応じた。公取委が小売業の買収などの審査に際し、独禁法の観点から店舗売却に踏み込んで承認したのは初めてのケース。今回の措置について公取委が『前例になる』と含みを持たせているのは不気味です」 ここにいう10地域とは秩父(埼玉県)、宿毛(高知県)、四万十(同)、甘木(福岡県)、唐津(佐賀県)、島原(長崎県)、諫早(同)、大村(同)、人吉(熊本県)、種子島(鹿児島県)の各地域を指す。前述のように売却対象は8店舗だが、いずれの地域でもヤマダ、ベストのどちらの店舗かは問わないという。ただ、この売却計画が両社の思惑通りに運ぶとは限らない。 「譲渡を持ちかけられた相手は足元を見て買い叩くだろうし、店舗のスタッフをどう処遇するかの問題もある。それでも厳しい生き残りを迫られているベスト電器はヤマダ電機の傘に入り、上場が維持される。だから公取委の承認報道に個人投資家が群がって株価が急上昇したのです。しかし、朗報効果は限定的。ヤマダは当面、ベストの看板を外さず役員も現状維持とソフトムードを演出していますが、遠からず進駐軍色を前面に出すに決まっている。そうでなければ大枚を投じた意味がありません」(関係者) ヤマダ電機は2007年8月、九州に強力な地盤を持つベスト電器株を市場で買い集めて提携を迫った。ところが、同意なく株を取得したことに反発したベストはビックカメラと資本・業務提携し、全国制覇の野望をぎらつかせたヤマダを牽制した。それが一転してヤマダの傘下入りを決断したのは、家電エコポイント制度の終了を機に各社が販売不振に陥ったタイミングを見据えて「メーンの西日本シティ銀行がヤマダ電機の下での生き残りを強力にプッシュした」(金融情報筋)からに他ならない。ヤマダ電機とすれば、散々回り道をした揚げ句にやっと目的を達成した図式である。 これで業界のガリバーとしての地位は安泰になったかに見えるが、ドッコイ世の中そう甘くはない。実は家電量販店の世界そのものが“黒船”来襲に浮き足立っているのだ。
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芸能ニュース 2012年12月29日 23時55分
【NHK紅白リハ】ゴールデンボンバー 「本番はでっかいの見せちゃうよ!」
第63回NHK紅白歌合戦リハーサルが29日NHKホールで行われ、今回初出場のゴールデンボンバーが下ネタ全開の会見を行った。 先日の出場者発表会見の後「いろいろな人にすごく怒られた」と反省するも「本当にやりたいのは全裸」と笑いを取った。さらに紅白でのアドバイスをもらったDJ OZMAから「やるならTシャツ貸すよ」と言われたことを明かし、本番は大丈夫ですか? の質問にドラム担当・樽美酒研二から「本番ではでっかいおちんちんみせちゃうよ」と悪乗りし会見は終了となった。 本番で放送事故が起きない事を祈るしかなさそうだ。
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芸能ニュース 2012年12月29日 18時50分
【NHK紅白リハ】和田アキ子「小林幸子のことは聞かないでね」
NHK紅白歌合戦のリハーサルが行われ、歌手の和田アキ子が取材に応じた。 報道陣に囲まれた和田アキ子。第一声は、「小林幸子のことは聞かないでね」と話し、報道陣の笑いを誘った。また、過激な発言で話題のゴールデンボンバーについて、「また言ったの? もっとうけること言えばいいのに。民放ではいいけど…。でも見ます」と苦笑いしていた。 また、当日の衣装は白であることも発表。「どんな色にも染まりたい。初心に戻る」との決意が込められているという。
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芸能ニュース 2012年12月29日 18時26分
浜崎あゆみがファン前から新恋人を引っ込めた理由
11月にバックダンサーのマロこと内山麿我と交際宣言した歌手の浜崎あゆみだが、29日、ファン向けサイトに寄せたメッセージで、同日から3日間東京・代々木競技場第一体育館で開催するカウントダウンライブにマロが出演しないことを明かした。 浜崎は、「今日の本番を迎える前に、皆に伝えておきたい事。」とファンに向けて記したメッセージで、「皆がくれた多くの声を真摯に受け止めさせてもらった結果、マロちゃんはプレイヤーとしてステージには立たず、コリオ(振付師)としての役目のみ、しっかりと果たしてもらいました」と説明した。 「熱愛宣言後、初のテレビ出演となった今月3日のフジテレビ系『HEY!HEY!HEY!』ではマロがバックで踊っていたが、あの番組を見て批判の声が寄せられたようだ。というのも、マロは浜崎との交際発覚後、離婚裁判中だった振り付け師の前妻と離婚が成立。しかし、前妻がいるにもかかわらず、同棲していたモデルの女性との間に子供をつくり、今年に入って女性を“ポイ捨て”した。女性はマロから慰謝料をとろうと弁護士に相談しているようで、浜崎は交際宣言した後にその事実を知ったようだ」(音楽関係者) 本来なら浜崎のチームから外されても仕方ないマロの女性問題だが、惚れた弱みか、浜崎はマロを外さず。しかし、今回はファン心理に配慮したうえで“処分”を下したようだ。 29日にNHKホールで行われたおおみそかの紅白歌合戦のリハーサルに浜崎は参加しなかったが、果たして、本番でマロはバックで踊るのかが注目されるのだが…。 「倖田來未の振り付けを担当しているのはマロの前妻。浜崎&マロとマロの前妻がニアミスするかどうかが注目されているだけに、マロを外すこともありそう」(芸能記者) 浜崎はこの先もマロの女性問題で頭を悩ますことになりそうだ。
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芸能ニュース 2012年12月29日 17時50分
【NHK紅白リハ】AKB48 高橋みなみ「本番は総監督も脱ぎます!」
NHK紅白歌合戦のリハーサルが行われ、アイドルグループ、AKB48が登場、取材に応じた。 今年、AKB48として出場するのは、171名のメンバー。曲の合間には史上最速4秒の早着替えにもチャレンジするということで、高橋みなみは、「本番は総監督も脱ぎます!」と意気込んだ。ちなみに、早着替えが得意なメンバーは大島優子で、苦手なのは小嶋陽菜とのこと。 また、今回、姉妹グループのSKE48が初出場したということで、高橋は「姉たちも頑張らなければならない」と。
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芸能ニュース 2012年12月29日 16時10分
【NHK紅白リハ】舘ひろし「石原裕次郎さんに怒られないように…」
NHK紅白歌合戦のリハーサルに舘ひろしが登場、取材に応じた。 舘は今回、28年ぶりの紅白出場。石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」を歌うということで、「石原裕次郎さんに怒られないように…」と語った。選曲については、「知らないところできまっちゃったんで」とも。また、衣装はタキシードであることも明らかにした。
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社会 2012年12月29日 16時00分
“ヤクザ裁判”に画期的な高裁判決 無期懲役&追徴金9億円オーバーが一転「無罪」!
暴力団幹部が絡んだ覚せい剤密輸事件の裁判で、無期懲役と罰金1000万円、追徴金9億6000万円という一審判決を破棄。逆転無罪とする判断を東京高裁(八木正一裁判長)が下した。 事件は平成14年に遡る。北朝鮮から230キロに及ぶ覚せい剤を貨物船で運び、日本海に投下。それを小型船で回収し、島根県安来港から密輸したという事件だった。 警視庁は、この一連の密輸行為に関わったとする覚せい剤取締法違反の容疑で松葉会系の元組長Fを逮捕。さらに、事件の共犯として元極東会系組長・宮田克彦被告と韓国籍の禹(ウ)時允被告の2人も平成18年に逮捕していた。 翌19年、F元組長には無期懲役などの判決が東京地裁から下され、控訴していたが、事件は急展開する。 「F元組長は病気の悪化により、東京高裁の許可を受けて千葉県鎌ケ谷市内の病院に入院しました。ところが平成20年2月、病院から突然失踪。一時は『証拠隠滅のために消されたのではないか』との憶測まで流れたんです。F元組長は、のちに別の病院で死亡していたことが判明しましたが、残る2人の被告を起訴した証拠がF元組長の証言を中心としていたため、事件の行方が注目されていたんです」(全国紙記者) しかし、平成20年5月、東京地裁(角田正紀裁判長)はF元組長の供述の信用性を認め、宮田被告と禹被告に対して冒頭のような一審判決を下していたのだ。 「一部捜査関係者の間では、F元組長が『事件は全部自分一人でやった』との趣旨の遺書を残していたという話もある。これが本当なら、今回の判決に影響した可能性もありますね」(同) 暴力団組員に対する判決では少々“無理筋”でも有罪になることが多く、「ヤクザ裁判」なる言葉まであるほどだが…。 「注目の判決だっただけに、裁判所には住吉会の長久保征夫理事長をはじめとする関東組織の大物の姿もありましたよ」(暴力団事情に詳しいジャーナリスト) 今回の判断が、今後の「ヤクザ裁判」に与える影響も少なくなさそうだ。
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芸能ニュース 2012年12月29日 15時33分
【NHK紅白リハ】倖田來未 NHKから衣装がNG
29日、NHK紅白歌合戦のリハーサルで歌手の倖田來未が取材に応じた。 衣装について報道陣から聞かれた倖田は、「今回はかっこよく仕上がったと思います」と自信満々。しかし、「ちょっとセクシーすぎたみたいで、微妙な調整が必要みたい」とも。「どのあたりが、NGになったのか」と聞かれると、「全体的にダメだった。ちょっとやりすぎだったかなあ。ボディラインを強調しすぎた」と話し、報道陣を笑わせた。
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芸能ニュース 2012年12月29日 13時28分
【NHK紅白リハ】嵐・大野が堀北真希に司会のアドバイス?
NHK紅白歌合戦のリハーサルが29日、NHKホールで行われ、司会の嵐と堀北真希が取材に応じた。 3回目の司会に抜擢された嵐。リーダーの大野智は、「ずっと緊張すると思うんですけど、楽しみたい」と意気込みを語った。また、堀北は今回がはじめての司会。「私自身が楽しめるように頑張りたい」と話した。そして、大野から、「ご飯は少しづつ食べた方がいい」とアドバイスを受けたエピソードも披露した。
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芸能ニュース 2012年12月29日 11時45分
勝手に選ぶ芸能界10大ニュース その9 復帰したのりピーと華原朋美が明暗を分けた理由
今年、かつてトップスタートして華やかなスポットライトを浴びていた2人が復帰した。 1人はのりピーこと女優の酒井法子。09年に元夫とともに逮捕された薬物事件で3年の執行猶予付き判決を受け、11月下旬の執行猶予が明けた後に主演舞台で復帰した。 もう1人は歌手の華原朋美。07年に仕事の薬物の過剰摂取によって精神的不安定になり仕事をドタキャンするなどして所属事務所から契約を解除されたが、12月1日付けで前所属事務所と再契約。今月、フジテレビの音楽特番の生放送で復帰した。 しかし、復帰まではそれぞれ苦難があった。 「酒井は福祉関係の資格をとろうと、パソコンで授業が受けられる大学に進学したものの、大学が経営不振に。元夫との離婚もなかなか進まなかった。今年に入ってからは、事件以来、酒井と1人息子をサポートしていた建設会社会長が亡くなり、復帰が暗礁に乗り上げたとも言われていた。一方、華原は不摂生な生活でかつての売りだった高音が出なくなり、クスリと男遊びを断ち切るため、父親がいる海外で療養し、兄が経営する福祉施設でのボランティア活動を行った。現事務所の社長に復帰を懇願する手紙を書くも、“前科”があるのでなかなか復帰を許されず、ようやく復帰がかなった。禁煙して太ったのでダイエットにも励んだ」(芸能記者) 酒井の復帰会見には多くの報道陣が集まり、酒井は復帰の心境を聞かれ「マンモスうれピー」と“のりピー語”で表現。しかし、肝心の舞台の客入りは「6〜7割といったところ。今後のスケジュールは白紙」(演劇関係者)。 一方、華原は復帰舞台で96年の大ヒット曲「I'm proud」を熱唱。24日にはライブイベントに出演し、来年春以降に新曲が発売されるという。 ジャンルは違えど、酒井と華原の明暗が分かれた理由とは? 「酒井はデビュー以来所属した前所属事務所の元社員が社長をつとめる事務所に所属しているものの、前の事務所が絡まない舞台を選んだ。要は目先の利益に走ってしまった。一方、華原はきちんと前の事務所に筋を通して再契約に至り、早くも、かつて恋人でプロデューサーをつとめた音楽プロデューサーの小室哲哉氏とのタッグ結成プランが浮上。事務所の社長も業界ではかなり力があるので、来年の紅白も狙えそう」(芸能プロ関係者) 狭い芸能界だけに、きちんと筋を通すかどうかがかなり重要だったようだ。