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スポーツ 2013年05月01日 11時45分
米メディアが太鼓判 あるぞ! 青木宣親のタイトル獲得
米・野球サイト『ファングラフス』に、こんな予想記事が掲載されていた。<ナ・リーグの首位打者はAOKI(が獲る)だろう> 青木宣親外野手(31=ブリュワーズ)は、昨季、リーグ最多となる『内野安打34』をマークしたこと。バッターボックスから一塁ベースに到達するまでのスピードも「3.9秒」と速い(同サイトより/バント時は3.7秒とも)。5人目の外野手として入団したため、出場機会に恵まれない時期もあったが、今季は完全なレギュラーとしてスタートした。「一塁到達までのスピード=内野安打量産」はもちろんだが、「出場機会が増えれば、もっと打率を上げられる」と、米メディアも高く評価していた。 「青木に対するブリュワーズ首脳陣の評価も、昨季とは比べものになりません。レーニキー監督もボール球を打たない青木の打撃について、『選球眼が良い』という表現で、何度も称賛していました」(米国人ライター) 青木が首位打者を獲得すれば、イチローに継ぐ快挙となる。 しかし、青木がタイトル獲得を意識しているとすれば、『盗塁王』ではないだろうか。 「昨季のナ・リーグ盗塁王、エバース・カブレラの走塁速度が落ちています。5回トライして、3回も失敗している…」(4月16日時点/前出・同) 調べてみたところ、昨季44個の盗塁を成功させたカブレラは、48回トライして、失敗はたったの「4」。序盤戦とはいえ、成功率91.7%のスピードランナーがこれだけ失敗すると、盗塁チャンスの場面があっても躊躇してしまうのではないだろうか。 また、昨年度のオフの時点から青木への追い風も吹いていたようだ。 ナ・リーグ盗塁王部門の2位=マイケル・ボーン、3位=ホセ・レイエス、4位=シェーン・ビクハリーノはア・リーグ球団に移籍してしまった。5位(2人)のカルロス・ゴメスは青木のチームメイトだが、キャンプ中盤で腰痛を患っており、まさに『本命不在』。同部門9位で30個の盗塁を稼いだ青木にもチャンスは十分すぎるくらいある。 ヤクルト時代を知るNPB関係者の1人も、こう言う。 「去年のホワイトソックス戦(6月23日)を思い出してくださいよ。ノリ(青木)は『1試合4盗塁』をマークしました。対戦チームの捕手が弱肩と分かれば、ガンガン走っていく積極性もありますからね」 ナ・リーグの盗塁部門は、青木の同僚でもあるジーン・セグーラ内野手が7個でトップ。青木は3個で14位。順位は低いが、すぐに追いつける数字である(4月27日時点/現地時間)。※文中におけるMLB関連のカタカナ表記は『メジャーリーグ選手名鑑2013年版』(廣済堂出版)を参考にいたしました。
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社会 2013年05月01日 11時45分
父危篤の連絡受けた愛知県職員がスピード違反で減給6カ月の懲戒処分
果たして、厳しすぎるというべきなのか、当然というべきなのか? 父危篤の連絡を受けた愛知県の職員が、急ぐあまりスピード違反の罪を犯して、県から懲戒処分を受けた。 問題の職員は、西三河県民事務所(同県岡崎市)の主査級の男性職員(40)。県によると、職員は2月24日午前8時頃、同県名古屋市緑区の国道23号で、自家用車で走行中、自動速度違反取り締まり装置に撮影された。4月16日に名古屋簡裁から道路交通法違反による罰金9万円の略式命令を受け、即日納付したという。 職員は、家族から「父親の意識がなくなった」と連絡を受け、自宅から父親宅へ向かった。途中「意識が戻った」と電話があったため、父親に見せるための写真を自宅に取りに戻る途中、急ぐあまり、制限速度を53キロ超える時速113キロで走行した。 結局、父親は同日中に亡くなったが、幸い死に目には間に合ったという。職員は「急いでいたが、大変反省している」と話している。 県は26日付で、職員を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。父親が危篤状態だったといった、のっぴきならなかった事情は特に考慮せず、情状酌量はなく、標準的な処分をしたとしている。 どんな事情があっても、交通ルールを守るのはドライバーの義務。ただ、親が危篤と聞けば、急ぎたくなるのが人情だ。処分されるのは当然のことだが、減給6カ月の懲戒処分は適切だったのかどうか…。(蔵元英二)
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社会 2013年05月01日 11時00分
“夢を解読”する研究発表の可能性
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)らの研究チームが、睡眠中に見た夢の内容を解読することに成功し、米科学誌サイエンス電子版に発表した。 「今回の技術が実用化すれば、脳の活動と併せて夢の内容を記録でき、科学的な分析が可能になります。近い将来、『昨日のあの夢を画像で見たい』という欲求が実現可能となるかもしれません」(睡眠科医師) この研究に協力したのは、27歳から39歳までの健康な男性3人。分析調査の過程は、相当に過酷だったことがうかがえる。 まず男性は脳波測定用の電極が付いたキャップをかぶり、脳の血流を調べる機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)の中で昼寝を強いられる。睡眠には浅い眠りのレム睡眠と熟睡であるノンレム睡眠があるが、夢を見ることの多いレム睡眠に移行した直後に叩き起こされ、夢の中身を記録する。この作業を1人につき、何と200〜250回も繰り返したという。まるで“拷問”のようだ。 「夢の報告内容を『本』や『車』など、計約60のカテゴリーに分類し、起きているときにそれらの画像データを見たときの脳活動パターンと、睡眠中の脳活動パターンとを比較。データを基にコンピューターで分析し、夢で見た物を当てるのです。その結果、約7割の確率で一致しました」(ATR研究者) この方法によれば、夢だけでなく、想像や幻覚の解読や、精神疾患の診断などの分野で応用が期待されるという。被験者の方々は、さぞ大変だっただろうが、非常に有益な研究といえるだろう。 「憧れのあの人と、あんなことやこんなことが…」 アーノルド・シュワルツェネッガー出演の映画『トータル・リコール』の世界も“夢”ではない?
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芸能ニュース 2013年04月30日 15時30分
早くもささやかれるフジテレビが大晦日に仕掛けそうな“大博打”
歌手で俳優の福山雅治が6年ぶりに主演を務めているフジテレビの月9ドラマ「ガリレオ」の第3回が29日に放送され、平均視聴率は21.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同じ)を記録。初回から3週連続で20%を超え、4月スタートのドラマではぶっちぎりで首位を独走しているが、手放しで喜んではいられないという。 「いずれも火曜日放送の、松下奈緒をヒロインに起用した『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』とSMAPの香取慎吾主演の『幽かな彼女』がいずれもふるわず、『鴨、京都へ行く。』は第2話ですでに1ケタに転落し、『幽かな彼女』も1ケタに転落寸前。特に、SMAPとは関係が深いので、制作サイドはどうやって視聴率をアップすべきか頭を抱えている」(フジ関係者) かつてはヒットドラマを連発していたフジだが、このところその凋落ぶりが止まらず、3月末に行われた定例会見で豊田皓社長は「ドラマを導火線に視聴率アップを図りたい」と意気込んだ。しかし、その矢先の今月5日と6日に2夜連続で放送された天海祐希主演のドラマ「女信長」は5日が8.9%、6日が8.7%と大惨敗してしまった。 「ドラマのみならず、かつての人気料理バトル番組『料理の鉄人』の復活版『アイアンシェフ』を昨年10月から放送したが、低視聴率で3月で打ち切りとなってしまった。もはや、やることすべてが“空回り”している印象」(テレビ関係者) また、今月16日にアマ7冠の怪物・井上尚弥のノンタイトル戦とロンドン五輪のボクシング金メダリスト・村田諒太のプロテストを生中継。21年ぶりのゴールデンタイムでのボクシング中継となったが、6.9%に終わったが、それに懲りず、大晦日に“大博打”を打つことになりそうだというのだ。 「ここ数年、フジの大晦日特番にまったく力を入れておらず、低視聴率を連発。そこで、かつて、人気格闘技イベント・PRIDEで高視聴率を連発したことで格闘技人気の高さを証明しているだけに、大晦日は井上の世界戦と村田の試合を目玉にボクシング中継をしようという動きがある。村田の知名度からいけば、それなりの視聴率が取れそうだが、この間のボクシング中継の数字からすれば大博打と言わざるを得ない」(ボクシング関係者) 井上と村田はフジの看板を背負って戦い続けることになりそうだ。
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芸能ニュース 2013年04月30日 15時30分
「NEWS ZERO」でミニスカ封印の山岸舞彩 アルバイトで美脚出しまくり!
この4月よりNHK「サタデー・サンデースポーツ」から、日本テレビ系列「NEWS ZERO」(月〜木曜日は午後10時54分〜11時58分)に移籍した山岸舞彩キャスター(26)の行動が、どうにも怪しくなってきた。 山岸キャスターといえば、周知の通り、NHK時代は短すぎるスカートで、男性視聴者の目をクギ付けにしてきた。NHKは山岸キャスターの人気を当て込んで、局アナを差し置いて、昨年のロンドン五輪の現地キャスターに抜てきしたほどだ。 この人気に目を付けた日テレが、大幅ギャラアップでNHKから強奪したのだが、新天地の「NEWS ZERO」で、山岸キャスターはトレードマークといえるミニスカ封印を宣言してしまった。自慢の美脚ではなく、実力で勝負する意向を示したのだ。山岸キャスターは同番組で、ミニスカートはおろか、パンツルックで登場する日もあり、男性視聴者を落胆させている。 ところが、ここに来て、山岸キャスターの動きに異変が出てきたのだ。番組では一切、太ももを見せなくなったのにもかかわらず、アルバイトに精を出して、“売り物”の美脚を披露し、ちゃっかり臨時収入をせしめているのだ。 ここ最近、山岸キャスターは男性誌の「週刊プレイボーイ」や「週刊スピリッツ」、テレビ情報誌「BLT」のグラビアなどに登場し、惜しげもなく、封印したはずの美脚を披露している。山岸キャスターのミニスカ封印は、アルバイトで稼ぐためといわれても仕方あるまい。 こうなると、やってられないのが日テレ側。NHK時代では考えられない高いギャラを払っているのに、番組ではミニスカをはかない上、副収入になる雑誌では足を見せるという、なんとも皮肉な状況になってしまったのだ。 産休の鈴江奈々アナから、山岸キャスターにMCが交代した当初は、番組の視聴率も5〜6%台に下落したが、ここに来て、視聴率は盛り返し、7〜8%台にアップしている。この上昇傾向に、山岸キャスターの人気が寄与しているのかどうかは定かではないが、日テレ側としては、視聴率が上がってきているのに、「ミニスカートをはけ」とは言いづらくなるのが実情。 ミニスカ封印で、世のお父さんたちを失望させた山岸キャスター。番組視聴率がまた下がらないかぎり、その問題行動は続きそうだ。(坂本太郎)
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トレンド 2013年04月30日 15時30分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol15 さらば青春の光)
無名ながらも、『キングオブコント2012』(略称KOC)でまさかの準優勝。スター街道を走ると思われた矢先、所属していた松竹芸能を退団。一転してスキャンダラスな色がついてしまった。しかし、彼ら、腕ある芸人なんです。(伊藤雅奈子) −−KOCの直後に、なぜ所属事務所を退団したんですか? 森田「もう1年以上前、『キングオブコント』のずっと前から、辞めたいという話は事務所にしてたんです。大阪に限界を感じてたいうのもあって。でも、『もうちょっと待ってくれ』みたいなやりとりがずーっとあって、東京行きを決めてからも、その意思が変わらなかったということですね」 東口「僕は大阪で売れたかったんですけど。でも、こいつが、彼女が東京に転勤になったこともあって、『東京に行きたい!』って(苦笑)。でも、まぁ、フリーでどこまでやれんのか、冒険したいいうのはありました」 森田「結局、『キングオブコント』でああなっても、売れてないですからね。謙遜でもなんでもなく。顔もささないから、ファイナリストTシャツ着て、コンビニ行ったろうか思います(笑)」 東口「こっからどないなるんかって、多大な不安がありますけど。でも、助けてくれる芸人さんが多いので、地道にやっていこうかなぁって」 −−当時はYahoo!トピックスにあがり、さまざまな憶測記事も出ました。 東口「(ニュースになるほど)俺ら、売れてたっけ? って。自分の携帯で、『若手芸人、解雇か?』って記事を見つけて、えっ、俺ら、こんなことになってんの? って、驚きましたよ」 森田「親からメールきました、『ええ売名行為やな』って(笑)」 東口「そっから1週間、ツイッターでどんなことつぶやいても、記事になってましたから」 森田「2ちゃんねるでは、“理由は犯罪”って書かれてて。先輩からすぐ電話かかってきて、『東口が女でヤリよったか!?』って。僕の窃盗かこいつの女絡みか、そのどっちかって思われたみたい(笑)」 東口「こっちからすると、どれがバレたんやろうって(笑)」 −−現況と、今後の展望を聞かせてください。 森田「フリーになって、前より一生懸命バイトを探すようになりましたね。前は、少ないなりにも(月収の)計算ができたんですけど、今はまったくわからないんで」 東口「まずは、東京に来たっていう変化があるわけですよ。ここからどういう動きをすればいいのか、まだ手探りで。今はまだ、お客さんの感じが、大阪と違うなぁということしかわからないです。基本的に、東京のほうが笑おうとしてくれる感じですね」 森田「今年の目標は、『キングオブコント』の決勝に行くことしか、考えられないですね。そこを意識して事務所を辞めたというのもあるんで、返り咲ければ、これが正解だったと言えるでしょうし」 東口「この目標は、2人一緒。行かれへんかったときのことは考えんとこうって」 森田「ダウンタウンさんを見て育った“ごっつ世代”なんで、もう1回、あのステージに立ちたい(※1)。ダウンタウンさんにネタを見てもらえるなんて、しょんべんチビるぐらいのことですからね」(※1)KOCの総合司会を務めるのはダウンタウン。伝説のコント番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系列/1991年〜97年)を見て育った世代は、俗称・ごっつ世代と呼ばれる。【プロフィール】森田哲矢(左) ‘81年8月生まれ。東口宜隆 ‘85年10月生まれ、ともに大阪府出身。フリー。2007年結成。単独公演『野良』が5月2日(19時)、3日(14時&19時)に、東京・新宿SPACE107で開催。さらに、出演する舞台『仮想童貞』は5月21日〜26日、東京・シアターシャインにて。東口のTwitter https://twitter.com/sarabahigasi森田のTwitter https://twitter.com/saraba_morita(この連載の次回は、5月最終週に更新)
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芸能ニュース 2013年04月30日 15時30分
【週刊テレビ時評】米倉涼子主演「35歳の高校生」が第3話で初の15%超え 福山雅治主演「ガリレオ」は好調キープ
“視聴率の女王”米倉涼子が巻き返しを図ってきたようだ。 米倉主演の日本テレビ系列「35歳の高校生」(土曜日午後9時〜)初回(4月13日)は14.7%(数字は以下、すべて関東地区)で、まずまずのスタート。第2話(20日)は12.9%と下落したが、第3話(27日)では15.1%と再び上昇した。 米倉が前回、連続ドラマで主演したテレビ朝日系列「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」は全8話の平均視聴率19.1%と好評だっただけに、今後、さらなるアップができるかどうか注目されるところ。 初回(15日)で、今年放送されたドラマでは最高となる22.6%を弾き出した福山雅治主演「ガリレオ」(フジテレビ系列/月曜日午後9時〜)第2シリーズは、第2話(22日)も20.5%と、2週連続の大台超え。07年10月期に放送された第1シリーズも、全10話平均で21.9%と高かっただけに、今後も高い数字が期待される。 お笑いコンビ、ホンジャマカの石塚英彦が初めて連続ドラマの主演を務めた「刑事110キロ」(テレビ朝日系列/木曜日午後8時〜)の初回(25日)は、14.1%と上々だった。 逆にテレビ朝日系列「ダブルス」(伊藤英明&坂口憲二主演/木曜日午後9時〜)は初回(18日)の15.8%から、第2話(25日)は11.6%と急降下。同局の「遺留捜査」(上川隆也主演/水曜日午後9時〜)も初回(17日)の14.6%から、第2話(24日)は9.8%と大きくダウンした。 初回(14日)で14.0%と好スタートを切ったTBS系列「空飛ぶ広報室」(新垣結衣主演/日曜日午後9時〜)は、第2話(21日)で13.5%、第3話(28日)は11.6%とジリ貧状態だ。 低迷が続くNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第17話(28日)は13.7%で、前週より0.1ポイントのダウンで、8週連続の15%割れ。ここ最近は13〜14%台の数字に定着してきており、再浮上には険しい道のりが待っているようだ。 バラエティでは、明石家さんまが登場した日本テレビ系列「行列ができる法律相談所〜さんまvs怒れる美女軍団」(28日日曜日午後9時〜10時54分)が18.6%で、前週より7ポイントものアップで大物の貫録を見せつけた。(坂本太郎)
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芸能ニュース 2013年04月30日 15時30分
AKB48 新曲「さよならクロール」のMVが公開
アイドルグループ、AKB48の31枚目のシングル「さよならクロール」(5月22日発売)のMVが公開された。、大島優子(24)、板野友美(21)ら32人の選抜メンバーが水着姿を披露している。同MVの監督は、「ヘビーローテーション」で監督をつとめた蜷川実花氏。 同曲のセンターは大島優子、板野友美、渡辺麻友、島崎遥香の4人がつとめている。
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ミステリー 2013年04月30日 15時30分
これぞアメリカ版『進撃の巨人』ブーム? 『カーディフの巨人』騒動とは?
今年4月より『別冊少年マガジン』で連載中の漫画『進撃の巨人』のテレビアニメがスタートしている。 人気漫画のアニメ化ということもあり、大きな評判を呼んでいる本作であるが、世界には「本物の巨人が実在した!」と騒動になったことが何回かある。 右の写真は『カーディフの巨人』と呼ばれている石化した巨人の姿をとらえたものである。 大きな体をした固まった男性が身をよじらせている。頭髪はないが、眼球のくぼみや鼻の穴ははっきりと残っている。 周りのギャラリーからみて、その大きさは相当のものであり全長は約3メートル、足の大きさは53センチもあったという。 この巨人は完全に石化しておりもちろん生きてはいない。ところが、この巨人の体には毛穴と思われる穴が全身に空いており、まるで生きているかのようだったという。 『カーディフの巨人』が発見されたアメリカでは当時大きな衝撃が走り、これこそ聖書にも出てくる「巨人・ゴリアテ」もしくは地球上に存在したとされる巨人種族ネフィリムの化石ではないか? といった仮説が立てられた。 しかし、この『カーディフの巨人』皆様のご想像通りまったくの偽物である。 この化石が発見される数年前にとあるタバコ製造業の男性が石膏の板を使って作成したもので、今風にいうと「ドッキリ」のために作られたものだったのだ。 現物を見た研究者も即座に「これはただの人造物である!」と見破られハッキリと「偽物である!」と断言されてしまっている。 これで『カーディフの巨人騒動』は終焉したと思われた。しかし、この騒動には続きがある。研究者がいくら否定をし続けても「これは聖書に出てきた本物の巨人である!」と信じてやまない人が続出したのだ。 実際、発見された農場では「一度でいいからこの巨人を見てみたい」という人が多く存在しており一日何百人もの人間がお金を払ってまで、この場所に詰めかけている。 こうして、しばらくの間、アメリカでは『カーディフの巨人ブーム』は続いていくのだった…。 ある意味、夢のある話であるが、人を動かすものは理路整然とした「科学」より「人間の信じる心」だったというのが実証された騒動である。
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芸能ネタ 2013年04月30日 14時00分
独占入手 春のスペシャル全TV番組 制作費・ギャラ極秘資料流出(2)
続いて気になるのは、かつて7年連続で年間視聴率三冠王に輝いたフジの凋落ぶり。今回の格付けを見ても、“Z”が目立ち、かなり悲惨な状況だ。 「時代からズレている。昨年10月改編期に打ち出したキャッチフレーズが『圧倒的に面白くてオリジナリティーにあふれるカッコイイ“クール・メディア”モテる☆フジテレビ』ですよ」 こう苦笑いするのは、前出のテレビ誌記者だ。 「特番ではないですが、低視聴率のため今年3月で打ち切りになった『アイアンシェフ』なんか“バブルをもう一度”という感じで、ファミレスの印象が強いテレ朝とは真逆。社運を懸けると意気込み、今月、放送された2夜連続ドラマ『女信長』も両日ヒトケタで大コケ。局のブランドイメージがガタ落ちで、若者の支持がないんです」 そういえば、4月1日にフジを退社した元アナ・長谷川豊氏がブログで「『ウジテレビ』とか言ってバカにされるのは僕もなんだかつらい」と嘆いていたのは記憶に新しい。 また、民放キー局関係者はフジについてこんな話をする。 「かつて日テレがリストラを進め、給料が2〜3割カットされたとき、フジは局員のモチベーションが下がるだけだから、うちはしないと言っていた。しかしその結果が今の状態」 さらに番組制作について、こう振り返る。 「かつて一強だったフジは、ドラマありきでやっていた。当時、キャスティングを3年前から抑え、人気者を確保しさえすればOKという姿勢。しかし、それがプロダクションとのがんじがらめ状態を生み、今はそれがアダになっている」 話を特番に戻すと、そんなフジで唯一、高視聴率を稼ぎだしたのが、『めちゃ×2イケてるッ!』の2時間半スペシャル『めちゃ×2祝ってる! 矢部浩之・裕子結婚披露宴生放送スペシャル』。 制作費はかかっているものの、視聴率は20%超。CP格付けもA以上でおかしくないはずなのに、なぜかBと振るわない。 そのあたりを前出・民放編成幹部はこう語る。 「さんざん引っ張った矢部と青木アナの結婚ですから数字は取れて当たり前。むしろ2人の結婚が生放送で20%しか取れなかったのが問題。テレ朝、日テレなら30%に手が届いたはず」 この結婚特番で割りを食ったのが青木の古巣TBS。目下、フジと激しい3位争いを展開中だ。 「当初はTBSも同時で披露宴を放送する予定だった。独占したフジはそれだけ数字が欲しかったということですが、自局アナのおいしいネタを他局に持っていかれ、TBSは怒りが収まらない。それだけが理由ではないでしょうが、今年1年でフジを追い越すと息巻いてます」(スポーツ紙記者) とはいえ、特番のCP格付けも冴えず、まさにフジといい勝負だ。 「日テレのCMスポット1分が3000万円とすると、TBSは700〜800万円。『赤坂サカス』など不動産収入でしのいでいるのが現状」(前出・広告代理店関係者) テレ東は、業界内で「振り向けばテレ東」という言葉が定着しているように、最下位が定位置。 「表を見ても一目瞭然。とにかく制作費が安い。だからMCの顔ぶれも他局とかなり異質でしょう。15%を超えたら会社をあげて喜ぶような局です」(前出・スポーツ紙記者) ただ、『モヤモヤさまぁ〜ず2 大江アナ卒業記念スペシャル』は12%台と好成績で、「モヤさまで泣かされるとは思わなかった」という大江アナファンが続出したようだ。