本の売れ行きは絶好調で、5月13日正午現在、Amazonの「本のベストセラー」ランキングで、美奈子さん著「ハダカの美奈子」は2位、ビッグダディ著の「ビッグダディの流儀」は24位。同ノンフィクション部門では、美奈子本が1位、ビッグダディ本が3位。4月26日の発売から2週間ほど経った「ビッグダディの流儀」はやや落ち着いた感があるが、「ハダカの美奈子」は依然好調だ。
両著のなかで、ちょっとした問題となったのが、コンドーム論争。ビッグダディは著書で「避妊してまでセックスをしたいとは思わないので、俺は決して“スキモノ”ではないんです! 避妊をしないだけ!!」と豪語。同27日の出版記念イベントではコンドームに関して、「40過ぎて、1度だけ使った」と発言していた。
一方、美奈子さんは著書で、「蓮々(2人の間に生まれた九女)が生まれてからのセックスは、避妊することにした」「別居したあとも、離婚を決めたあとも、清志さんはあたしの体を求め続けた」と、コンドームセックスを告白し、両者の言い分が食い違っていた。
その件に関して、11日に出版記念イベントを開いた美奈子さんは「コンドームを1回しか着けたことがないのではなくて、コンドームを箱で1回しか買ったことがない、ということです」と、ビッグダディの発言を訂正し、フォローする気配りを見せた。
離婚したとはいえ、ともに結婚指輪を外さず、連絡もまめに取っているという。2人ともに、復縁について全面否定しないところをみると、数年後にはその可能性もゼロではないようだ。
ところで、ビッグダディは5月6日、岩手・矢巾町民総合体育館で開催されたみちのくプロレス(本社・岩手県岩手郡滝沢村/ザ・グレート・サスケ社長)の興行に姿を見せた。
これは、同団体の選手と接点があったビッグダディが、その縁で接骨院兼自宅がある盛岡からほど近い矢巾町大会に足を運んだもので、サスケ社長は6日付のブログで、「ビッグダディ 遂にみちのくプロレス入り!!」のタイトルで報告している。
ビッグダディは柔道家でもあり、サスケ社長は策士であることから、今後、同団体になんらかの形で参戦する可能性も十分だ。
かたや、美奈子さんもツイッター上で、プロレスファンであることを公言している。特にお気に入りは、過激デスマッチが売りの大日本プロレス。折りしも、同団体が19日に、これまでファミリーが住んでいた香川県の小豆島・土庄(とのしょう)町で興行を開催するが、ツイッターではその話で盛り上がっている。
今や“時の人”といえるビッグダディ元夫婦だけに、みすみすプロレス界も放っておく手はない。デビューとはいわないまでも、マネージャー、特別レフェリー、特別リングアナなどとして、プロレス界に進出することもありそうだ。
(坂本太郎)