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芸能ネタ 2016年05月23日 11時33分
ダウンタウン松本人志 舛添記者会見に呆れ顔
お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志が、22日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、2度目の釈明会見を行った舛添要一東京都知事についてコメントした。 記者会見で「第三者の目」を連発し、記者からの質問から逃げ続けた舛添知事に対して、「政治家になるというというのは、これだけタフなハートが無かったら無理やな」と一言。 さらに、「ダダ滑りやんか。あの空気に俺は耐えられへんようになると思う」とも。また、「(自分ならば)絶対アドリブ放り込んでまう」と感覚の違いを驚き、呆れ顔であった。
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芸能ネタ 2016年05月23日 11時27分
「さんまさん、矢部さんが怒りそう」渡辺直美、欧州CL決勝PRアンバサダーにまさかの就任
お笑い芸人の渡辺直美が、22日、都内で行われた「スカパー!UEFAチャンピオンズリーグ決勝PRアンバサダー就任会見」に出席した。 渡辺は、28日深夜(日本時間)に行われる、UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦のレアルマドリードVSアトレティコマドリード戦をPRすることが役目だが、サッカーに関する仕事はこれまで皆無で、「これまで私にサッカーのイメージないと思うんですけれど、なんで私が選ばれたんですかね…」と苦笑していた。 しかし、決勝の地であるイタリア・ミラノへは初めて行くそうで、「おいしいものが食べられる、ミラノといえばピザですからね」と話し、「忙しくて現地では3食しか食べられそうもない」と笑いを誘う場面もあった。ちなみに、渡辺が今回抜擢された理由は、スカパー!によると、「複数のSNSを使いこなしている、芸能界のSNS女王」という点が評価されたようだ。 意気込みについて渡辺は「特に私と同い年くらいの女の子は、サッカーのことをあまり知らない人もいると思うので、同じ目線でサッカーの魅力を伝えていきたい」とコメント。また現地で、選手とツーショット写真を撮ることも宣言した。 先輩芸人にはサッカー好きも多いが、渡辺はまだPRアンバサダーに就任したことを話していないようで、「(明石家)さんまさんはリアルに『なんでお前が』って怒りそう。(吉本芸人は)誰も(決勝戦に)行ったことがないらしいので、不安ですね。(ナインティナインの)矢部(浩之)さんもそうですけど、リアルに気を付けようと思います」話した。 「UEFAチャンピオンズリーグ15/16決勝」レアルマドリードVSアトレティコマドリードは28日深夜3時15分よりスカパー4K総合で生中継。なお、4Kで生中継されるのは世界初の試みとのこと。(斎藤雅道)
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アイドル 2016年05月23日 11時25分
肉食女子部vol.4〜6(森下悠里・今野杏南・岸明日香・星名美津紀・鈴木ふみ奈) グラビアアイドルは草食系男子がお好き?
肉好きのグラビアアイドルが集まり結成された肉食女子部が、3月までテレビ放送されていた番組のDVD『肉食女子部vol.4〜6』(ラインコミュニケーションズ)の発売を記念したイベントが、21日、都内で行われた。 イベントには、森下悠里・岸明日香・今野杏南・星名美津紀・鈴木ふみ奈という人気グラドルたちが出席して、それぞれ見どころを聞かせてくれた。森下は「みんなが真剣に話しを聞いている時に、私だけすごいお肉を食べているんですよ。どの肉も美味しくていつも全部しっかり食べちゃうんですよ。でもしっかりお話しは聞いていましたよ」。岸は「自分が彼に『あーん』してもらっているように自画撮りをしてみたりとかしているので、皆さん楽しんでもらえると思います」。今野は「今回も色々なゲストが来て楽しい内容になっているんですけど、私はグラビアアイドルなので、衣装をセクシーにして色々と変えているので、そういうところも見て欲しいです」。星名は「妄想の彼氏と楽しんでいます。皆さんがしてもらいたいようなことも言っていると思うので、そこに注目して欲しいです」。鈴木は「元警視庁の人と元極道の人が一緒の席に座ってお肉を食べているのがすごい面白いと思いました」とそれぞれアピールした。 お肉大好きなグラドルたちだが、男性に対してどうなのか聞いてみた。森下は「25歳くらいまでは肉食でしたけど、アラサーになってからは、何でもいけるようになりました。今は肉食も草食男子もいけますね。今の私は雑食系ですから(笑)」。今野は「最近は肉食に見える草食系が好きですね。食べ物に例えるなら肉巻きキャベツです。ガツガツしているように見えてなかなか来ないみたいな人が好きです」。岸は「私が極端な草食系なので、肉食系ではないと始まらないです」。星名は「以前は肉食系が好きだったんですけど、二十歳になってからは草食男子が好きになりました」。鈴木は「草食系でも肉食系でもどちらでも良いんですけど、とにかくギャップが無いとダメです。真面目そうな人の笑顔とか好きです」とそれぞれ思いを語った。
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芸能ネタ 2016年05月23日 10時47分
トレエン斎藤、ソナポケ7周年ライブにカツラ着用で乱入! ファン1万2千人熱狂させる
トレンディエンジェルの斎藤司が21日、さいたまスーパーアリーナで行われた3人組音楽ユニット、ソナーポケットのデビュー7周年を記念した全国ツアー「ソナポケイズム JAPAN TOUR 〜7th Anniversary Special〜」のファイナルにサプライズ出演した。5月18日に発売された同ユニットのニューシングル「ONE-SIDED LOVE」のMV(ミュージックビデオ)に斎藤が出演していることから実現した企画で、斎藤はアンコールで演奏された同曲の途中、MVでも着用したカツラを装着して登場。集った1万2千人のファンを大熱狂させた。 これまでの斎藤のイメージを覆すようなダンディでフサフサなイケメンぶりを披露したことが話題となった同MV。ライブ後に、やはりMVに出演したモデルの田中里奈、ソナポケのメンバーらと囲み会見に応じた斎藤はカツラ姿のサプライズに「かぶると違った自分になれる。メンバーに感謝していますよ」とにっこり。カツラは40万円相当の費用がかかった特注のものだといい「いいカツラです。軽い感じで」とその着け心地にも太鼓判。だが、現在交際しているという一般女性の彼女からの反応はもう一つだったとも話し、「やっぱないほうがいいって。ないのに慣れているので驚いちゃうんでしょうね」とニヤニヤ。 ライブについては「こんなにたくさんの人の前で歌うのは初めて。ワクワクしました」と満面の笑み。「いつもお笑いモンスターたちとやっているので、今日は笑いに関しては負けないメンバーばかり。お客さんの反応も温かかった」とホッとした表情で、田中からは「4人目のメンバーにしか見えなかった」とそのステージ度胸を絶賛された。 ソナーポケットのko-daiも「僕らより歓声が上がっているという予期せぬ結果になりました」と照れ笑いで斎藤の健闘を称えると、「今回のツアーでは“笑顔の連鎖”をテーマにしているので、今日(斎藤が登場することで)みんなの笑顔が爆発できました。最高でした」とコメント。 ミュージックビデオへの斎藤の起用についても「単純にファンだったから。あと、斎藤さんは歌に定評があって、アーティスト志望だと聞いていたので」と説明。今回のミュージックビデオへの出演やライブ出演で、斎藤は密かに歌手デビューを目論んでいることも明かされたが、「ビブラートが斎藤さんの特徴。CDデビューするならぜひ僕たちに曲を書かしてもらいたい」とリップサービス。斎藤を大喜びさせていた。同公演のDVD、ブルーレイは7月27日に発売される。(取材・文:名鹿祥史)
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アイドル 2016年05月23日 10時39分
指原莉乃 たかみな交際報道に「こういう顔するんだ」
アイドルグループ、HKT48の指原莉乃が22日、「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演、元AKB48の高橋みなみの熱愛報道にコメントした。 3連泊熱愛が一部週刊誌で報じられた高橋。指原は報道が出ることを事前に高橋から明かされていたという。「まず、周りに(迷惑をかけたら)すごく申し訳ないという気持ちがあるみたいで」との気持ちがあったことを語った。 また、記事中の写真について、「(高橋みなみの)顔見るじゃないですか。こういう顔するんだって」との率直の感想を披露した。 そしてダウンタウンの松本人志から、「それにしても3泊は多すぎない?」と質問された指原は、「10年間(恋愛禁止を)守ってきたんですよ。10年間」と笑っていた。
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レジャー 2016年05月23日 10時34分
【第77回オークス】シンハライト直線で決めた! 桜花賞2着の無念を晴らす
競馬の牝馬3冠レースの第2弾「第77回オークス」(GI・芝2400メートル、東京18頭)は、中団後方の内を進んだ単勝1番人気のシンハライト(55キロ池添謙一騎手)が、最後の坂を上がってから力強く抜け出すと、2着チェッキーノ(55キロ戸崎圭太騎手、2番人気)の追撃をクビ差抑えて優勝。桜花賞2着の無念を晴らし、堂々と頂点を極めた。2分25秒0。3着ビッシュ(55キロM.デムーロ騎手、5番人気)1/2馬身。 シンハライトは父ディープインパクト、母シンハリーズの牝3歳馬(黒鹿毛)。馬主は(有)キャロットファーム。戦績は5戦4勝。主な勝ち鞍=重賞2勝目(16年チューリップ賞)。池添騎手は2勝目(08年トールポピー)、石坂正調教師も2勝目(12年ジェンティルドンナ)「配当」単勝(3)200円複勝(3)110円(13)130円(14)320円枠連(2)(7)300円ワイド(3)(13)200円(3)(14)660円(13)(14)910円馬連(3)(13)420円馬単(3)(13)650円3連複(3)(13)(14)2070円3連単(3)(13)(14)5790円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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芸能ニュース 2016年05月23日 10時26分
桂歌丸の最後の「笑点」 視聴率は27.1% 次期司会者・春風亭昇太のブログはダウン
22日に「笑点」(日本テレビ系)で桂歌丸が勇退、大喜利の後継司会者に指名された春風亭昇太の就任が発表された。 最後の桂歌丸の出演となった22日の「笑点」の視聴率は27.1%と高視聴率を記録。さらに、次期司会者に指名された春風亭昇太のブログはアクセスが殺到、見にくい状況が続いている。
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スポーツ 2016年05月22日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 日本人大リーガーの最新マネー事情
日本人大リーガーの年俸が超高額であることは広く知られているが、税金でどれほど引かれるか、節税はどうしているのかといった点は、ほとんど報道されていない。そこで、今回は大リーガーの懐事情をお伝えしよう。■手取り額 日本では高年俸の選手に45%の所得税と10%の地方税が掛かる。そのため55%を税金に持っていかれ、手元に残るのは45%に過ぎない。 米国では所得税(連邦税)の最高税率が39.6%なので、日本人大リーガーはまずこれを支払う義務が生じる。 これに地方税(州税+市民税)が加わるが、米国では州税のない州が7州ある反面、州税率が10%を超す州もいくつかある。そのため地方税が2〜3%で済む人もいれば10%を超すケースもある。 2〜3%で済むのは州税がない州に居住し、かつ所属球団も州税がない州にあるケースだ。岩隈久志は州税のないワシントン州シアトルに自宅を構えている。球団もシアトルにあるため、地方税の負担は2〜3%で済み、連邦税と合わせても総納税額は42%にとどまり、58%が手元に残る。 逆に田中将大は球団の所在地が州税の高いニューヨーク州で、自身も同州(ニューヨークのマンハッタン)に居住しているため10%を超す地方税を収めないといけない。そのため連邦税と地方税を合わせた総納税額は50%近くになり、手元に残るのは年俸の半分ということになる。■代理人に年俸の5% それ以外に避けられない大きな出費がある。代理人に対する報酬で、年俸の5%が出ていく。それにより最終的に残るのは年俸の45〜53%になってしまう。■メジャー流節税法 多くのメジャーリーガーが実践しているのは、州税負担の大きい州から州税のない州に移り住むことだ。ニューヨーク州は地方税が際立って高いため、ヤンキースの選手は大半が州税のないフロリダ州に自宅を構えている。ヤンキースの主力選手でニューヨークに自宅があるのは、節税に無頓着な田中将大だけである。■年俸以外の収入(1)インセンティブ 故障リスクの高い選手は保証年俸が低く抑えられ、稼働率に応じてインセンティブ(付加給)が支払われる契約になるケースが多い。 その典型が前田健太で、保証年俸は300万ドルしかないが、故障せずに32試合先発と200イニングを同時にクリアすれば1015万ドル(11億円)のインセンティブが出る契約になっている。岩隈久志も190イニングをクリアすると250万ドル、青木宣親も500打席で100万ドル(1億1000万円)、600打席で200万ドル(2億2000万円)支払われる契約を交わしている。(2)ポストシーズン分配金 日本では日本シリーズに勝っても優勝チームの選手が手にする分配金は300万円程度だが、メジャーの分配金はそれより一ケタ規模が大きい。昨年はワールドシリーズに勝ったロイヤルズの選手に37万ドル(4100万円)、敗れたメッツにも30万ドル(3300万円)支払われた。それだけでなく、リーグ優勝シリーズで敗退した2チームの選手に13万ドル(1430万円)、地区シリーズで敗退した4チームの選手に3万6000ドル(400万円)、ワイルドカードゲーム(1ゲームプレーオフ)で敗退した2チームの選手に1万5000ドル(165万円)の分配金が支払われており、計10球団の選手が分配金にありついた。(3)グッズ収入 MLBと選手会との協定でグッズの売り上げ収益は選手に平等に分配される決まりになっている。そのため、フルシーズン在籍した選手には数万ドルの分配金が支給される。(4)航空チケット 日本人選手には家族1人につき毎年、日米間の往復航空券(ファーストクラスかビジネスクラス)が2枚支給される。上原浩治は奥さんと子供2人の計4人家族なので、8枚の往復航空券(金額にして720万円相当)が球団から支給されている。(5)家賃補助 日本人大リーガーの契約書には球団が毎年3万ドルから5万ドルの家賃補助をするという項目が入っているケースが多い。この金額が一番高いのは田中将大で、毎年10万ドル(1100万円)が支給されている。しかし、現在住んでいるマンハッタンの中心部にあるトランプタワーのコンドミニアムは家賃が月額650万円なので、それほど助けにはなっていないようだ。 このように、日本人大リーガーは年俸以外に様々な収入があるので、メジャーに行って2、3年目には郊外の高級住宅地に立つ豪邸を200万ドル(2億2000万円)程度で購入し、日本では味わえないセレブな暮らしを満喫することになる。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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社会 2016年05月22日 14時00分
日本経済沈没寸前!? 激増する非正規残酷「下流中年」問題
“下流化”がすべての世代に広がっている。キーワードは『孤立』だ。 子どもの貧困や老後破産が大きな社会問題となっているが、その予兆は35歳〜49歳のミドルエイジの時代に芽吹いていると言える。高齢者たちを介護などで養うことや、子どもたちを家庭や教育で支える立場にある働き盛り世代の中年層を下流化させる引き金となっているものは何か。 「大量採用の恩恵を受けたバブル期世代と団塊ジュニア世代が42歳〜49歳になり、半数はリストラ対象といわれています。一方、1993年ごろから2005年当たりの『就職氷河期世代』の新卒者で、やむを得ず非正規労働者となった世代も40代に突入しています。転職市場では年収3割減は当たり前ですし、一度でも非正規になれば正社員になることは難しい。また、妻が自立している共働き世帯では、夫のリストラや親の介護が離婚につながるパターンも多い。ある日突然に人間関係が崩壊する孤立化リスクが、現在の40代には急激に高まっているのです」(労働問題に詳しいジャーナリスト) 日本の会社中心社会では、孤立や貧困は自己責任という考えが根底にある。例えば、東日本大震災でホームレスが避難所から追い出されたケースがあったが、「家の所有者でない人は被災者ではない」と捉えるのが日本の現実だ。 中年層の一部が、病気などで働けなくなり社会保険などのセーフティーネットからもこぼれ落ちると、最後に頼れるのは生活保護しかない。生活保護受給者は昨年7月時点で216万人と過去最多を更新。それに匹敵する中年フリーターが、生活保護予備軍として存在しているという。一体どれくらい存在するのか。 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの試算によると、35歳〜54歳の非正規(パート、アルバイト、派遣社員、契約社員、請負など。女性は既婚者を除く)の数は'00年から増加し、直近では273万人に上る。また全労働者における非正規の割合は、ここ20年間でほぼ毎年増え続け、今や労働者の3人に1人が非正規だ。 ここから見えるのは、生活保護予備軍は最低でも273万人という戦慄の事実だ。平穏な生活を送る正社員の下流化も、決して他人ごとではない。 「国税庁による『民間給与実態統計調査』(平成26年版)によると、1人当たりの平均年収は継続的に下がり続け、'04年には439万円だったものが10年後の'14年には415万円まで落ち込んでいます。この調査で対象とされた人々の平均年齢は45.5歳ですから、中年層の給与減は明確な事実です。年齢階層別に見ても、平均給与は35歳〜59歳まで一様に減少している。こうしたことから分かるのは、確実に『下流中年』が増えているということです」(同・ジャーナリスト) 下流中年に至るケースは、ある意味分かりやすい。まずは転職・離職の失敗やブラック企業から逃れられないことから起こる収入の少なさ、そして親の介護。さらに最近、顕在化しているのが予期せぬ子どもへの援助。いつまでも子が定職に就けずに“パラサイト”している例だ。 子が同居をしておらず親が年金のみで暮らしていれば、親は収入が少ない場合、生活保護を受けることも可能。しかし、子が同居していると保護は受けられない。10年も経てば親子共倒れになる。すぐにでも「中年層の貧困化」の実態をしっかり調査し、十分なセーフティーネットを構築していかなければ、やがて日本は“オール貧困化”に陥り、企業の生産性も社会の活力も失われていく。 その一方で、今、新たな上流層が出現しているといわれている。 「特に上流意識が強いのが、国会議員や地方議員、そして公務員です。民間企業の平均給与はリーマン・ショック以降低迷を続けていますが、東京都職員の平均年収は約735万円で、民間企業の平均より320万円も高い。加えて公務員には倒産がなく、手厚い退職金が約束され、福利厚生も充実している。ですから、大学生の就職志望ランキングでは、地方公務員がナンバーワンです。三菱総研が行った調査によると、自身の階層意識を『上流』と答えた人は公務員で3割を超え、民間企業の正社員の2倍。さらに『下流』意識は、正社員の2割に及んでいます。民間企業で働く人たちが下流化する一方で、公務員が上流化しているのです。上流が下流のためのセーフティーネット構築に精を出すわけがありません。7月に判決公判が予定されている“号泣県議”野々村竜太郎被告や、豪華過ぎる海外出張が批判されている舛添要一東京都知事がいい例です」(社会福祉のエキスパート) 公務員天国で国家破綻に至ったギリシャを、われわれは他山の石にしなければならない。
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社会 2016年05月22日 13時00分
舛添降ろし加速! 橋下徹が「都知事候補」筆頭に躍り出た(2)
仕掛けはさらに続く。 「5月9日には、みんなの党の元代表、渡辺喜美氏と松井知事が会談を行い、渡辺氏が夏の参院選で比例代表として出馬することが決定した。それでも、パンチ力はいま一つ。そんな折、舛添氏の疑惑が発覚したのです。即座に松井知事、馬場幹事長らが密談に入ったともっぱらでした」(同) とはいえ橋下氏は、すでに『橋下×羽鳥の新番組(仮)』(テレビ朝日系)にレギュラー出演し、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にも復帰しつつある。 「テレビは途中で降板すれば違約金も発生し、なかなか選挙出馬は難しい」とテレビ関係者。しかし、おおさか維新の関係者は、こう明かす。 「特に馬場さんが都知事選に向け意気込んでいる。選挙になり橋下さんが出馬すれば、話題性も抜群で当選は確実と見ています。テレビの問題も、優先出演などの条件を付ければ折り合えない問題ではない」 となると問題は、舛添氏の辞任があるやなしやだ。 「もともと都議会自民党は、前回も舛添氏擁立には消極的。ただ当時は、反原発の細川護煕氏の対抗馬という意味合いもあった。しかし当選後は、韓国学校増設の都有地貸し出しに自民の反対を押し切って決め、新国立競技場問題でも自民と対立するなど最悪の関係。そのため都民の評価も急落する今が、自民にとっても一気に引きずり降ろす好機というわけです」(都議会担当記者) では、肝心の橋下氏はどう考えるのか。周辺関係者はこう言う。 「橋下氏が最終的に狙っているのは首相の座。そのために大阪市長も降り、テレビでさらに顔を売って衆院選で国会議員、そして自民の力も得てテッペン攻略という筋書きを描いている。しかし今は、都知事に打って出た後に衆院選に出るほうが天下取りには楽かもしれない。橋下氏が都知事になれば、おおさか維新は大阪以外でも全国区となり、党勢も民進を抜いて自民党に近づけるはずで、足場も固まる。その意味で橋下氏は、都知事も悪くないと思い始めていることは間違いない」 橋下氏周辺が都知事選出馬を模索する中、他にも“ポスト舛添”の名が続々と浮上している。 「筆頭が、以前都知事選に出馬して敗れた東国原英夫元宮崎県知事。さらに自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当大臣、東京10区選出の小池百合子元自民党総務会長、さらには民進党参院議員で東京都選挙区選出の蓮舫代表代行らの名も挙がっている。中には、極秘で選対会議を開いた人もいると漏れ伝わっています」(全国紙政治部記者) 首都決戦は近いのか。