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芸能 2017年03月14日 11時50分
岡田結実、父・岡田圭右の面白さ「家では最下位」
タレントの岡田結実が13日、都内で行われた「かいけつゾロリ 30周年記念発表会」に出席。イベント後にホワイトデーが話題になり、父の岡田圭右(ますだおかだ)からのプレゼントを問われると、「毎年、ものでくれています。圧縮タイツとか」と笑顔で紹介。「ギャグのプレゼントは過去ありましたか?」と続けて聞かれると「ギャグはもらったことないです。いらないです」と大爆笑。「数少ない新ギャグをわたしがもらっても…」と話して周囲をわかせた。 父の面白さに関しては「家では最下位」と評する岡田。「もっと面白い母とか兄がいるので」とその理由も話したが、自身が芸人を目指すことに関しては「わたしは芸人さんほどすごくないので芸人さんは目指していないです」ときっぱり。「芸人さんの技を盗みながら番組では頑張っていますけど」とニヤニヤ。 近々、写真集を2冊同時発売することも話題だが、「それこそセクシーな格好をしたりもしています。父のことや母のことを語っているページもあります」とアピール。仕事と両立させている学校生活についても「慣れました。学校の友達とも外に遊びにいくくらい仲がいいです。学校が終わったら仕事に行く感じで、仕事は部活動のような感じ。部活に取り組むように全力で取り組んでいます」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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アイドル 2017年03月14日 11時43分
乃木坂46衛藤、体力勝負で生駒里奈、齋藤飛鳥に惨敗「年齢には勝てない…」
乃木坂46の衛藤美彩、生駒里奈、齋藤飛鳥が13日、都内で行われたはるやま「スラテクノスーツ」の新CM発表会に出席。同商品のPRで3人仲良くエア縄跳びに挑戦したが、最年長の衛藤は生駒、齋藤に惨敗。まだ24歳ながら「年齢には勝てない…」と苦笑いを見せた。 衛藤は前屈対決でも2人に惨敗。「大きな会場でライブをやらせてもらっているわりに体力がないんだなって」とため息。縄跳びに関しては「小学校の時は一応、(友達の間で)縄跳び教室を開くくらいだったんです。縄跳び先生って呼ばれていたのに。年齢には勝てない。体かたいのもどうしましょう」と残念そうな表情。 生駒は「体操はいい感じなんですけどわたしも縄跳びはちょっと。縄跳びは急にやるもんじゃないなって。みぞおちが痛かった」とこちらも苦笑い。衛藤に関しては「体固くてもそれが運動能力に響くわけではないので」とフォローも忘れず。齋藤も「縄跳びはお腹に来ました」と体力のなさを嘆いていた。 この日は3人リクルートスーツで登壇。生駒は「美彩先輩は魅惑の上司という感じ。飛鳥ちゃんは就活生という感じ。わたしが年齢的にはまさに就活生の年齢なんですけど、握手会などで同じ年の子がみんなスーツで来ているのを見ると、わたしも就活生をやっていたらいろんな会社をスーツで回っていたんだろうなって思います」としみじみ。「就活をしていたらどんな仕事を選んだか」とも問われたが、「わたし、パソコンが打てないので今のお仕事が正解でした」と笑顔を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2017年03月14日 10時53分
吉木りさ 年内結婚の質問に「ごめんなさい」
タレントの吉木りさと、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信、相田周二が、13日、都内で行われたドミノ・ピザの新商品「クワトロ・アボタコハニー」の発表会に参加した。 ドミノ・ピザでは「クワトロ・アボタコハニー」を受け取る際に同商品名を10秒以内に、かまずに10回という早口言葉が成功すればコカ・コーラ1.5リットルをプレゼントするキャンペーンを13日から17日まで実施するが、イベントでは成功すれば吉木に同商品を「あ〜ん」してもらえる権利をかけて、自他共に認める滑舌の悪さの小宮がチャレンジした。「こういう時に奇跡を起こすのが小宮」と意気込んだ小宮だったが、あっけなく失敗。相方の相田が挑戦するとあっさり成功し、「アボタコハニー史上、一番うまい」と喜んだ。 その後、小宮には再チャレンジが許され、怪しい部分もあったが何とか成功。念願の吉木からの「あ〜ん」だったが、緊張に腰は引けっぱなしとなり、吉木から「リスみたいな謎の生物」と評され笑いを誘った。 また、俳優・和田正人と交際中の吉木には、「年内ゴールインは?」と報道陣から質問が飛んだが、「ごめんなさい」と笑顔で返し、明言を避けた。(斎藤雅道)
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芸能 2017年03月14日 10時40分
10頭身モデル・香川沙耶、脅威のボディで“世界一”
女性ファッション誌「Oggi」の専属モデルを務め、東京ガールズコレクション等のメジャー級ファッションショーのトップモデルとして活躍する、モデル・香川沙耶が、ベストボディ・インターナショナル2017ホノルル大会でグランプリを受賞し、“世界一”に輝いた。 「ベストボディ・ジャパン」は、健康的で、美しく、そして、かっこよさを追求する「世界初、男女の年齢別ミスター&ミスコンテスト」。2013年に世界で初めて開催された同コンテストは、本年度日本全国各地にて全37の大会コンテストを開催予定。ホノルル大会は、その前哨戦&開幕戦として実施された。 香川沙耶は、ベストボディ・ジャパン2015日本大会で〈女子総合グランプリ〉を受賞しており、今回の受賞で“日本一”から“世界一”へと輝いた。香川はホノルルで「とってもうれしいです、2年前を思い出します! どきどきとわくわくいっぱいです。日本だけではなく、ホノルルの大会も出られて本当に貴重な経験になりました! これからも女性として綺麗になることを楽しみたいです!!」とコメント。 フィリピンと日本のハーフで東京都出身の、モデル・香川沙耶。身長170センチで脅威の10頭身のプロポーションを持つ彼女は、ついに“世界一”に輝いた。
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スポーツ 2017年03月14日 10時00分
“お付き合い”はセーブしても稽古は散々 不安だらけで始まる稀勢の里の春場所
期待が少なければ、落胆も少なく済むだろうか。 大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)が、3月12日から始まる。注目は、なんと言っても19年ぶりに誕生した日本出身の横綱、稀勢の里(30)だ。 2月末に大阪入りした後も人気はうなぎのぼり。27日に開かれた番付発表の記者会見には80人を超す報道陣が押しかけ、会場は溢れんばかりの熱気。しかし、横綱デビューとなる春場所の目標を聞かれ「(初優勝した先場所と)同じ雰囲気になれるようにしっかりやっていきたい」と応える稀勢の里の表情は、非常に厳しいものがあった。 さらに、15日制になってから初めて新横綱で全勝優勝した先代師匠(元横綱隆の里)と比較されると、「稽古場で(掲げられた優勝額を)いつも見ていましたし、映像でもたくさん見ていますから」と、あとを追いかける決意をにじませた。 果たして、師弟2代の新横綱優勝となるのか。初日からファンの熱い視線を浴びることは間違いないが、その道のりは決して平坦ではない。 「先場所の稀勢の里は、あまりにも幸運に恵まれていました。日馬富士、鶴竜の2横綱が相次いで途中休場し、一番疲れが出る13日目には、対戦相手の豪栄道まで休場して不戦勝でしたからね。おそらく、あんな展開はもう二度とないでしょう。新横綱のプレッシャーもあるでしょうし、先場所以上に厳しい闘いになるのは想像に難くない」(中堅親方) 稽古内容も決して万全ではない。稀勢の里は、昇進祝賀会や激励会などの雑用に追いまわされて、思うような稽古ができずに低迷した先輩横綱の二の舞を避けるため、この種のお付き合いは極力セーブしてきた。 優勝パレードも2月18日に故郷の茨城県牛久市で行われた1回だけ。夜のお付き合いも午後10時には切り上げて、休息に務めていた。 しかし、大阪入り直後の稽古では、弟弟子の高安に6勝11敗と負け越すなど、散々だった。 「3月2日から行われた二所ノ関一門の連合稽古でもいま一つ。明らかに腰高で動きは鈍く、玉鷲に3連敗する場面もあった。周りの力士たちの対策も予想以上に進んでいる。今まで以上に気合いを入れないと、優勝戦線から早々に脱落する可能性は高い」(担当記者) ちなみに、白鵬は新横綱で11勝4敗。日馬富士、鶴竜は9勝6敗だった。稀勢の里に全勝優勝を望むのは酷かもしれない。
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芸能 2017年03月13日 21時00分
とんでもない底力があったキムタク
12日に放送されたワールドベースボールクラシックの日本対オランダ戦の平均視聴率が25.2%、瞬間最高視聴率では35.1%であったことがわかった。好ゲームとなったことでの高視聴率であったが、そんな中、ウラで健闘したのがドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」(TBS)である。 同ドラマは、キムタクこと元SMAPの木村拓哉がはじめて医師役に挑戦しているヒューマンラブストーリー。野球中継のウラで放送された第9話の平均視聴率は14.7%。これまで12%から16%の数字で推移した同番組にとって、今回の視聴率は、強力なウラ番組の影響をほぼ受けていない数字。しっかりとした固定ファンをつかんでいることを見せつける結果となった。 「今回の結果は、キムタクの底力を業界に示したことになるでしょう。SMAPの解散騒動で悪者になろうと、演技力にまったく成長が見られなかろうと、やはりキムタクのドラマは強かった」(業界関係者) もちろん、脚本や共演者の力なしにはドラマは成立しない。キムタクひとりの功績とは言い切れないものの、ドラマの視聴率を獲ることが難しい今、それなりの評価を主役のキムタクにしないわけにはいかなくなっているようだ。 底力を見せつけたキムタク。今後の活躍にも注目だ。
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芸能 2017年03月13日 19時00分
宇宙まお 2ndアルバム『ベッド・シッティング・ルーム』4/26発売決定
宇宙まおが、2017年4月26日(水)にドリーミュージック・よりセカンドフルアルバム『ベッド・シッティング・ルーム』をリリースすることを発表した。 今作は、平成元年生まれの宇宙まおが自分たちの世代の日常を強く意識して作ったバリエーション豊かな全12曲が収録されるという。アルバムタイトル『ベッド・シッティング・ルーム』は、その世代の恋愛、生活などすべてのドラマの舞台となる小さなワンルームを指している。 サウンドプロデューサーには、いきものがかり、ポルノグラフィティなどを手掛けた本間昭光を起用。収録曲は今週2017年3月15日(水)深夜1:30から放送のZIP-FMのレギュラー番組『UCHU TOURS』内で解禁される。なお、“ヘアカラー”は2017年3月17日(金)よりレコチョクdヒッツなどで配信がスタートする。【リリース・インフォメーション】セカンドフルアルバム『ベッド・シッティング・ルーム』2017年4月26日(水)発売FOCD-0045 価格¥2,315+税1.サボテン2.ヘアカラー3.ベッド・シッティング・ルーム4.Home5.女たち6.会いにゆく7.セカイイチ☆片想い8.UCHU TOURS9.痴話喧嘩10.向こう岸11.風のうた12.夜が明ける【プロフィール】宇宙まお東京都出身 1989年 5月8日生まれ幼い頃から両親の影響でザ・ビートルズや松任谷由実を聴いていた。小学6年生のときに初めてアコースティック・ギターを購入。中学に入るとヤマハのギター教室に通い、誰にも聞かせることなく、ひっそりと弾き語りを始める。初めてバンドを組んだのは高校2年生のとき。初のオリジナル曲のタイトルは、たまたま友人が食べていた「たまごサンド」。本格的に音楽活動をスタートさせたのは、大学で結成したバンド「The 宇宙人 s」から。バンドではギターと作曲を担当。2010年、アマチュア・アーティスト・コンテスト「RO69 JACK」にオリジナル曲“ロックの神様”で応募した The 宇宙人s は入賞を果たす。大学4年時、それぞれの進路を考えた末にバンドは解散。同時に彼女自身は「宇宙まお」を名乗り、ソロデビューを決意する。<WEBサイト>オフィシャルホームページ http://uchumao.jp/
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スポーツ 2017年03月13日 18時00分
次期代表監督に落合氏浮上! 史上最弱の侍ジャパンでもう始まったWBC戦犯探し(1)
強化試合での内容が、次期代表監督の人事にも影響を与えた。 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が始まった。過去3大会で2度の優勝を誇る侍ジャパンには、一次、二次予選突破はもちろん、「決勝ラウンドに進出して当たり前」という高い期待が寄せられていた。しかし、福岡ソフトバンクとの強化試合で敗れたのを皮切りに、「現代表は史上最弱」の声まで聞かれるようになった。 「前大会は『日本人メジャーリーガーなし』でしたし、今回もメンバーは決して悪くない」(ベテラン記者) では、小久保裕紀監督(45)の采配に問題があるのか…。球界のご意見番H氏が日曜朝の情報番組で「選手を不安にさせる采配はダメ」と指摘したが、日本野球機構(NPB)内部の見解は少し違う。小久保監督の若さが指摘されていた。 「小久保監督は選手に遠慮しているのかもしれません。各チームの看板選手やリーグを代表するスターばかりが集まっているので、当然、彼らのメンツにも配慮しなければならない。打撃面で調整が遅れている選手、外国人投手特有の動くボールに適応しきれていない選手は、短期決戦である以上、スタメンから外さなければならない。その見切りの遅れは投手継投にも感じられます」(球界関係者) そこで“後任”に急浮上してきた人物がいる。前中日ゼネラルマネージャー職の落合博満氏(63)である。 「WBCが終わった後、3年半後のオリンピックを見据え、監督人事を含めて、新しい体制作りをする」 これは、1月のNPBの仕事始めで、熊崎勝彦コミッショナーから出た言葉だ。額面通りに受け取れば、世界一を奪還しても、NPBは新体制でこの先の国際試合を戦っていくことになる。 「第5回大会の前に、2020年の東京五輪があります。東京五輪は特別なイベントなので、常設侍ジャパンの監督が必ずしも指揮を執るとは決まっていません。アマチュア、学生との混合チームになる可能性も出てきたので、そのへんは曖昧にしておきたい。ただ、日本中が納得する実績のある人、期待感を持てるOBから選出する予定です」(前出・関係者) WBCで指揮した経験を持つ原辰徳氏(58)、DeNAを再建させた中畑清氏(63)が、次期代表監督の有力候補と伝えられてきた。一方、小久保監督は「若さ」で苦しんだ。12球団を見渡せば、40代の指揮官は珍しくないが、ペナントレースと短期決戦の国際試合は異なる。代表選手と現役時代の重なるアニキ的存在では、選手交代の面でドライになりきれない。 「ある程度、年齢の高い人の方が言葉に説得力も出るし、実績があれば選手も納得します」(同) 円熟期の年齢で、高い実績を持つOB。落合氏はその点では最適任者かもしれない。GMでは失敗したが、8年間の監督生活でチームを4度のリーグ優勝と日本一1回に導いている。日本球界史上唯一の3度の三冠王に「交代」を告げられても、誰も反論しないだろう。 「監督・落合の采配は選手任せでもありました。でも、選手は任されるまでに成長しないと使ってもらえない。専門外のことには口を挟まず、森繁和コーチ(当時)に投手起用の全権を託したのは有名です。奇抜な作戦を用いるのではなく、何をやったら相手がいちばん嫌がるかを考えていた」(ベテラン記者) また、審判団も監督・落合には一目置いていた。日本シリーズ前、日程問題や当時、パ・リーグのみが行っていた予告先発制などのリーグ間で異なるルールを摺り合わせる際、落合監督は論客として君臨していた。しかし、それだけではない。 「落合氏がマウンドに行くときですよ。スピーディーな試合進行のため、マウンド場での話し合いが長くなると、球審が注意を促します。でも、落合氏はマウンドからベンチに帰るときも、ゆっくりした歩調を変えようとしませんでした。監督がマウンドに行く目的の大半は投手交代か、間合いを取らせるためです。後者のとき、必要な時間はインサイドワークを使ってでも、しっかりと稼いでいました」(NPBスタッフの1人) 監督・落合が「代表チームも指揮できる」と関係者を唸らせた投手起用もあった。'08年北京五輪直後だった。中日から代表入りした岩瀬仁紀はシーズン中とは別人で、大会3試合で10失点と散々な結果だった。当時、このショックは帰国後のペナントレースに影響するとも思われたが、結果はNPB初の10年連続50試合登板を達成。監督・落合は「使い方を間違わなければ」と言い、この適材適所に選手を使うオレ流采配は、当時の代表監督だった星野仙一氏を暗に非難する結果ともなった。 小久保監督が決勝ラウンドでしくじるようなことになれば、年長者の監督登用論はさらに強まってくる。 「第2回大会で原氏が代表監督を務めましたが、落合氏も候補として名前が出た1人なんです」(同)
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スポーツ 2017年03月13日 17時00分
WBC情報 4連勝の侍ジャパンを阻む超・意外な伏兵
第4回WBC・一次ラウンドを1位通過した侍ジャパンは、二次ラウンド初戦のオランダ戦も勝利した。大会最長となる4時間46分の接戦で“根負け”しなかったのは大きい。2週間ほど前は壮行・練習試合で負け越し、「史上最弱」とも揶揄されたが、このオランダ戦の勝利後、アメリカ国内で行われる決勝ラウンドへの進出を“確信するような声”も出始めた。 「5回表にいったん勝ち越し、その後の4イニングは全て走者を背負いながら窮地を忍んできました。こういう苦しい場面を凌いできたことがチームの本当の力になるんです。リリーフ陣はもちろん、守っていた野手、ベンチから応援していた選手たち。ベンチが初めて一丸となったようにも見えました」(球界関係者) 決勝ラウンドに進出し、世界一を奪還してもらいたい。 しかし、思わぬ伏兵が現れた。雨天などの影響がなかった場合、WBC決勝戦は日本時間3月23日午前10時にスタートする。 この日時がヤバイのだ。高校野球・春のセンバツ大会は、3月19日に開幕する。その組み合わせ抽選会が行われたのは3月10日だった。10日時点では気がつかなかったが、侍ジャパンが強豪オランダに勝ち、スタッフも決勝ラウンド進出への期待を高めるのと同時に、周囲を見渡す余裕も出てきたのだろう。センバツ大会のトーナメント表に気づいた。WBC決勝が行われる23日は、センバツ大会の5日目。こちらも雨天などの影響がなければ、同日は3試合が行われる。その同日11時半開始予定の第2試合に、早稲田実業の清宮幸太郎が登場するのだ。 11時半といえば、ここまでの侍ジャパンの試合展開から察するに、中盤の佳境を迎えるころだろう。状況次第では「侍ジャパン対清宮」のテレビ視聴率戦争となってしまう。 しかも、清宮の対戦相手はかつて松井秀喜を5打席連続敬遠した馬淵史郎監督の率いる明徳義塾高校である(92年夏)。抽選が行われた日、馬淵監督は「清宮も敬遠か?」の質問に、「試合の状況次第ですよ」と笑って返していた。さらに、「同点で9回裏1死三塁。(3番の)清宮、(4番の)野村じゃなく(2人を歩かせて)次で勝負するのは、僕じゃなくても考える」と、リップサービスもしてくれた。 清宮も敬遠か? 92年夏のあの衝撃的なシーンが再現されるのか。それとも、明徳義塾のバッテリーは「平成の怪物封じの秘策」を持っているのか…。それまでWBCを観ていた野球ファンは、11時半の試合開始と同時に、センバツ中継にチャンネルを切り換えてしまうかもしれない。 WBCは民放テレビ局が中継するので、多分、コマーシャルの度にチャンネルをまわし、清宮の打席が終わったら、また変えるというのを繰り返すと思うが、筆者のまわりにいる50代以上は「若いヤツのガンバリが観たいから」と清宮を支持し、30代以下は「絶対にWBC」と言っていた。 「30代から下の世代は、スマホやパソコンなど、テレビ視聴率に反映しない放送ツールを使いこなしています。23日は平日だから、家でジックリ野球中継を観られるのは、ご高齢の人たちです。清宮クンに負ける可能性もありますね」 NPB関係者の一人はそう苦笑いしていた。 一部報道によれば、オランダ戦の最高視聴率は32.6%。過去3大会にも引けを取らない数値であり、野球ファンの熱さ、野球人気の底力を再認識させられた。また、WBCの高視聴率は、プロ野球に携わる全ての関係者の誇りでもある。なのに、清宮とぶつかるとは…。 抽選会後、高校野球の関係者は、清宮が土・日曜日ではなく、平日の試合日程を引いたことにちょっとガッカリしていた。いや、違う。WBCとテレビ視聴率戦争になるのだから、このオトコは本当に“持っている”のだ。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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社会 2017年03月13日 16時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第59回
政権の崩壊は、田中角栄にとっては意外な方向からやってきた。土地や物価の暴騰による日本列島改造論に対する反発の一方でのスキャンダルの勃発であった。 昭和49年10月10日発売の月刊誌『文藝春秋』11月号が「田中角栄研究〜その金脈と人脈」「淋しき越山会の女王」の2本を特集記事として掲載した。前者は日本列島改造論の裏で田中ファミリー企業が土地転がしなどの不透明などがあるとし、後者は田中の秘書にして愛人だった佐藤昭子の生い立ち、田中との関係過程を記したものだった。とりわけ、世間の耳目を集めたのは前者であった。 すでに発売前にゲラを入手していた田中サイド、田中派内はテンヤワンヤとなった。二階堂進、江﨑真澄ら最高幹部、小渕恵三、橋本龍太郎といった中堅幹部らが次々に田中事務所にやって来、中には「われわれがついているのにこんなことになって申し訳ない…」と、佐藤昭子に頭を下げる者もいた。 10月28日、こうした中で田中はかねて予定されていたオーストラリア、ニュージーランド、ビルマ(現・ミャンマー)の3国外遊に出発した。その直前の25日、田中は幹事長だった二階堂に、最後の窮地脱出を懸けたかのように「帰国したら内閣改造を行う。党内の取りまとめを頼む」と指示する一方、前尾繁三郎衆院議長、河野謙三参院議長に立て続けに会い、胸中の苦しみを訴えた。 ところが、河野がこの会談後に記者団に話したことが、田中の首相辞任を決定的に方向づけた格好になった。河野は、田中が「(決まっていた11月18日のフォード米大統領の訪日は)自分が頼んだことだから、自分が迎えなければならない」と語ったことを胸に、記者団に「総理は元気な様子であったが、現在の政局を深刻に受け止めているのは間違いない。私の見たところ、ハラは固まっているようだ」と話したからたまらなかった。翌10月26日の新聞各紙朝刊は一斉にこの田中・河野会談をトップに掲げ、「首相、辞任表明か」の活字をデカデカと躍らせたのである。これが、最終的に田中の闘志を砕いたということでもあった。 それは、秘書の佐藤昭子に「(3国外遊から帰国したら)衆院を解散するかも知れない。一応、用意をしておいてくれ」と田中派議員への選挙資金手当てなどの指示をしていたのだが、帰国後「解散はやめた」と申し渡したということでも明らかだった。また、同様に外遊前に二階堂に指示した「内閣改造の準備」も、この意向を聞いた反田中の福田赳夫、三木武夫らは極めて冷淡。三木などは「延命策にすぎない。大義名分に乏しい改造は派として協力できない」と突っぱねたなどの背景もあった。 人心はすでに、田中から離れていたのである。 それでも、田中はどうにかこの内閣改造を成し遂げたものの11月18日のフォード大統領来日、応接を果たした後の11月26日、ついに無念の退陣を表明した。 その心境を吐露した「私の決意」と題された辞任声明文は、竹下登官房長官により代読された。以下、全文――。 「私は、フォード大統領の来日というわが国にとってまさに歴史的な行事がつつがなく終了し、日米友好の基礎が一段と固まったこの機会に、内閣総理大臣および自由民主党総裁を辞任する決意をいたしました。 政権を担当して以来、2年4カ月余、私は決断と実行を肝に銘じ、日本の平和と安全、国民生活の安定と向上のため全力投球を続けてまいりました。しかるところ、最近における政局の混迷が、少なからず私個人に関わる問題に端を発していることについて、私は国政の最高責任者として、政治的、道義的責任を痛感しております。 一人の人間として考えるとき、私は裸一貫で郷里を発って以来、1日も休むことなく、ただ真面目に働き続けてまいりました。顧みまして、いささかの感慨もあります。しかし、私個人の問題で、かりそめにも世間の誤解を招いたことは、公人として、不明、不徳のいたすところであり、耐え難い痛苦を覚えたのであります。私はいずれ真実を明らかにして、国民の理解を得てまいりたいと考えております。 いま、国の内外には緊急に解決すべき課題が山積しております。政治には瞬時の低迷も許されません。私が厳粛にかつ淡々として自らの退路を明らかにしたゆえんもここにあります。わが国の前途に想いをめぐらすとき、私は一度、沛然として大地を打つ豪雨に心耳を澄ます思いであります。 自由民主党は、1日も早く新しい代表者を選出し、一致団結して難局を打開し、国民の負託に応えるべきであります。私も政治家の一人として、国家、国民のため一層の献身をいたす決意であります」 田中は代読する竹下の姿を、秘書官らに囲まれながら首相官邸執務室のテレビでジッと凝視していた。目からは、涙が数行流れ落ちていたという。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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