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WBC 原の奇襲 第2ラウンドに“切り札”投入

 ワールド・クラシック・ベースボール(WBC)の東京ラウンド最終戦が9日、東京ドームで行われ、日本代表は韓国代表に0-1で完封負け。2位で第2ラウンド(現地時間15日、米サンディエゴで開幕)に進出することになった。前回、コールド勝ちした相手に苦杯をなめた侍ジャパン。第2ラウンドで巻き返すためのカギは何なのか。

 中国、韓国に2連勝し、第2ラウンド一番乗りを決めた日本代表。この日は、敗者復活戦を勝ち上がってきた韓国との東京ラウンド1位決定戦に臨んだ。
 3回までパーフェクトピッチングを続けていた先発の岩隈久志だが、4回、先頭打者を李鍾旭に四球を与えると、その後、2本のヒットで先制点を許した。前回の試合では14安打を放った打線は6安打に抑えられ、得点を奪えずそのままゲームセット。0-1で敗れた。
 試合後、原辰徳監督は「14点の相手にきょうは0点…。これが野球。いいところに投げられたら打つことができない」といさぎよく完敗を認めた。
 A組の1位を逃したばかりか、韓国に立ち直るきっかけを与えてしまった。だが、この敗戦がチームにとっては、“ショック療法”となった。

 「きょうの負けがチームの団結力を強めると思う。ロッカールームで(選手を)見る限りそうなっています」(原監督)と前向きに捉えている。1度負けたことで、2連勝で緩んだ選手の気持ちが再び引き締まった。
 収穫はそれだけではない。韓国は原采配を見破ることができていない。韓国メディアは「8回、好打者の中島になぜ送りバントをさせたのか。原監督の采配は、理解できない」と困惑した表情を浮かべた。
 原監督といえば、桑田(真澄)投手を代打で起用、昨年のクライマックススシリーズでは、1点を追う場面で、突如ダブルスチールのサインを出すなど“奇襲”を好む。
 しかし、第1ラウンドではここまで正攻法で戦い、2年連続盗塁王の片岡易之という“切り札”を温存した。奇策を警戒するライバルに正攻法で挑むなど、織り交ぜた采配がライバルチームの混乱させている。
 試合終了後、すぐさま第2ラウンドが行われる米国へと旅立った侍ジャパン。「最後の最後まで残ってアジアの野球を知らしめる」(原監督)ためにも、誰も読めない“アンビリーバブルな采配”がカギを握りそうだ。

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