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芸能ニュース 2017年05月18日 13時43分
人気モデル、田辺かほ&加藤ナナ 美容業界向け週刊紙「WWDビューティ」の表紙に
2007年に創刊した美容業界専門の業界紙「WWDビューティ」(5月18日号)の表紙に、人気モデルの田辺かほ(左)と加藤ナナ(右)が登場した。 田辺かほは、雑誌「VOCE」の専属モデルを務め、「奇跡の美肌」の持ち主としても話題のモデル。オランダ人と日本人のハーフである加藤ナナは、雑誌「Ray」の専属モデルとして活躍するモデルである。 その人気モデルが二人そろって「WWDビューティ」の表紙に登場し、紙面では美容やインスタグラムへのこだわり、スマホでの自撮りのコツなどを語っている。 二人が表紙を飾った同紙は、5月18日に発売される。【田辺かほ】今回、「WWDビューティ」さんの表紙のお話を頂いた時は、今まで積み重ねてきたことがやっと少し認められたんだなぁという思いで心から嬉しかったです。撮影ではナナちゃんと一緒にすごく楽しく色んなカットを撮りました!最高の表紙と、中ページのインタビューでは私の美容の極意やインスタグラムのこだわりなどを話しているので、是非みなさんに一冊まるごと見てほしいです。【加藤ナナ】今回「WWDビューティ」さんの表紙をやらせて頂き、本当に嬉しかったです。撮影の時はかほちゃんとリップなどのコスメを実際に持ったり、本当にiPhoneで「自撮り」したり、ナチュラルな感じの撮影で楽しかったです!対談ではかとさん的SNSの発信のコツや、ビューティのあれこれを沢山話させてもらったので是非是非みてみてね。
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芸能ネタ 2017年05月18日 13時09分
年上美人シンガーとの“路チュー”が発覚した葉加瀬太郎
タレントの高田万由子の夫で世界的バイオリニストの葉加瀬太郎が、5歳年上の美人シンガーと密会し路上でキスしていたことを、発売中の「女性セブン」(小学館)が報じている。 葉加瀬は高田と99年に結婚し、17歳の長女と10歳の長男がおり、07年には家族4人で英国に移住。仕事がある時に葉加瀬は“単身赴任”で来日している。 同誌によると、今月11日の夜9時過ぎ、葉加瀬は都内の高級料理店で食事を楽しんでいたというが、その隣にいたのは高田ではなく別の目鼻立ちがハッキリしたスレンダー美女。その美女は中学生の時に「ミス・セブンティーンコンテスト」で優勝し翌年に歌手デビュー。その後、3人のコーラスグループを結成し、毎年夏に開催される葉加瀬の「情熱大陸」のライブでもコーラスを担当するというから、葉加瀬にとっての仕事仲間だという。 女性は既婚者だというが、葉加瀬は「ダーリンとうまくいってんの?」と聞き、「愛人になればいいんだよ」、「愛人に全精力を、金も時間も全部使いたい」と完全に口説きモード。店を出ると手を絡ませ、その後、路上でどちらからともなく唇を重ねたというのだ。 「葉加瀬は日本にいる時はこの夜のような感じ。とはいえ、がっぽり稼いでいるので、高田は“黙認”していたようだ。しかし、今回のように記事になってしまったら、さすがにキツイお灸を据えられてしまうのでは」(音楽関係者) W不倫疑惑ともいえるスキャンダルだが、なぜか、各スポーツ紙やワイドショーの後追い取材はなし。その理由が気になるところだが…。 「どうやら、女性側が仕事の関係で芸能界の大物に気に入られており、各方面に“圧力”がかかり後追いが出なかったようだ」(芸能記者) 葉加瀬は“命拾い”した?
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芸能ネタ 2017年05月18日 12時00分
田中萌 早期復帰を果たしたオヤジ殺し“萌え萌え”テク
「普段は近眼でメガネを使用していますが、“女子アナ”になると“萌え系フェロモン”をふんだんにまき散らして男たちを振り回す。究極の“魔性の女”と言っていいでしょう」(女子アナライター) 昨年12月、朝の情報番組『グッド!モーニング』で一緒に仕事をしていた妻子ある先輩・加藤泰平アナとの“不倫”が発覚して番組を降板。“無期限”の謹慎を余儀なくされたものの、予想外の早さで、3月末の深夜番組『バクモン学園』で画面復帰を果たしたテレビ朝日の田中萌アナ(25)。 「初めこそ“お騒がせしまして”と殊勝に挨拶していましたが、画面を通してでも、その肌ツヤのよさがよく分かりました。“文春砲”炸裂後、別の妻子ある男性アナや制作会社のスタッフ2人とも親密だったことが分かり、“四つ股疑惑”と報じられたりしましたが、彼女に動揺は一切なし。“ノビノビ謹慎”だったようです」(女子アナウオッチャー) 本来、謹慎中は自宅にこもっていなければならないのに、ちょくちょく外出していたという田中アナ。 「今年初めには、実家のある山形に帰省。高校時代の同級生らとカフェで談笑する姿が目撃されました。また、別の日には、女友達3〜4人でコラーゲンたっぷりのパクチー鍋を囲みながら女子会をやっていたそうですから、“いい根性”をしていると思います」(ワイドショー関係者) さらに、こんな情報も。 「発声練習も兼ねて、よく“1人カラオケ”に行っていたようです。好んで歌っていたのが〈ありのままの〜〉の歌詞が入っていて大ヒットした『アナと雪の女王』ということですから、男たちはありのままの彼女に細心の注意を払わなければなりません。大ヤケドします」(スポーツ紙記者) 事実、相手の加藤アナは人事異動で、アナウンス部と兼任でスポーツ局へ吹っ飛ばされてしまった。 そこで、気になるのが田中アナの今後だ。 「なんと、今秋にも『グッド!モーニング』への復帰が決まったようです。これは、現場より上層部の意向が強いと言われています。“父性本能”をくすぐるというのか、素朴な彼女の困っている姿を見ていると“俺が守らなくちゃ!”という気持ちが湧いてくるようです。“オヤジ殺し”でもあるんですね」(前出・女子アナライター) “名”は体を表す!!
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レジャー 2017年05月18日 11時59分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(番外編(9)5月21日)
先週取り上げた注目馬の結果は下記の通り。○ヴァントシルム・・・1着○ムスターヴェルク・・2着【今週の注目馬】☆レッドコルディス 5月21日(日)東京第11R優駿牝馬(GI)(芝2400m)、除外の場合は5月20日(土)東京第9RカーネーションC(芝1800m)に出走予定のレッドコルディス。前走は不利な外枠だったこともあり、出たなりのポジショニング。それでもデビューからの出遅れは見られず、まずまずのスタートを切る成長を見せた。3、4コーナー中間からじわじわと仕掛け始め、直線でもしっかりと伸びたが5着。それでもデビュー戦以降順調に使えなかったこと、まだ緩さが残っていることを考えれば、素質の高さは十分に示した。前走後は、今週のレースを目標に強い調教を課してきたが、以前の弱さが嘘のように状態を上げてきている。それだけ心身ともに充実してきたということ。どちらに出走しても好勝負になると見る。☆エアニューゲート 5月21日(日)京都第4R3歳未勝利戦(芝1800m)に出走予定のエアニューゲート。確勝と見ていた前走、1000mの通過が1分3秒2の超スローペースだったこともあり、究極の上がり勝負に。自身は上がり最速の33秒5の脚を使ったが、力のあるスプマンテが先頭だったこともあり捕まえ切れず2着。ペースや相手を考えれば、仕掛けが若干遅かったと言わざるを得ない。それでももうひと絞り出来そうな馬体だったこともあり、使われて状態は更に良くなっている。今度こそきっちり決める。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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レジャー 2017年05月18日 11時24分
見栄晴MC『競馬のおはなし』、カリスマ装蹄師・西内荘氏が選び購入馬が決定!
タレントの見栄晴(50)がMCを務める競馬トークバラエティー番組『競馬のおはなし』(インターネット放送FRESH!(サイバーエージェント)/隔週月曜放送)が15日、番組の「一口馬主のコーナー」で、遂に購入馬を決定した。 同番組は、タレントの見栄晴、ディープインパクトなどを担当したJRA(日本中央競馬会)のカリスマ装蹄師・西内荘氏(60)、CanCamモデルで女優の坂田梨香子(23)が繰り広げる競馬トークバラエティー番組。 「一口馬主のコーナー」は4月から3回に渡って放送し、装蹄師の西内荘氏が実際にまもなくデビューする2歳の募集馬をチェックし、番組スタッフが責任を持って購入しようという企画である。 追分ファーム、G1サラブレッドクラブさん協力の元、実現した今回の企画は15日放送で3回目を迎え、西内荘氏から見た馬の見方などを解説。候補馬6頭の中から装蹄師である西内荘氏が選んだのはステイゴールド産駒の牝だった。先日のヴィクトリアマイルで優勝した自身の担当馬、アドマイヤリードもステイゴールドの牝。良い流れだと番組でも盛り上がった。 この馬を選んだ理由を西内荘氏は、「一番先に気に入った馬です。ステイゴールドの走る馬という感じがします。繋ぎも柔らかく、馬面ではないですね(笑)蹄とか姿勢も故障のリスクが低いかなと思います。歩きも綺麗でした」と、装蹄師ならではの脚元を触った感触を語った。放送後はクラブの方に問い合わせが殺到。まもなく満口になりそうだとクラブ担当者も嬉しい悲鳴をあげた。 今後は馬の様子などを番組でも報告し、デビューも早めを予定しているそうで、入厩後は装蹄を西内荘氏が担当するそうだ。競馬トークバラエティー番組『競馬のおはなし』次回放送は、5月29日(月)よる9時〜。
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芸能ニュース 2017年05月18日 11時20分
つるの剛士、眞子さまと小室圭さんを祝福
俳優のつるの剛士が17日、都内で行われた日本橋三越本店『大黄金展』PRイベント(22日まで開催)に将棋の加藤一二三九段と出席。イベント後にご婚約内定の報じられた秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまとお相手の小室圭さんについてコメントを求められ、「本当におめでとうございます」と祝福した。 お相手の小室さんは神奈川県藤沢市観光PR「湘南江の島海の王子」であったことも話題だが、つるのは「テレビを見ているとずっと藤沢市、藤沢市とやっているので凄いことだなって。いろんな有名な方が過去に海の王子をやっていたりして、海の王子って演技がいいんだなって。藤沢市民としても応援したいです」と笑顔。自身もふじさわ観光親善大使を務めることから、小室さんに親近感を抱いたようすだった。 つるのはこの日、将棋の加藤一二三九段と共演でハイテンション。「将棋のファンからしたら大先生。共演する時はいつも緊張します」と嬉しそうな表情。加藤九段も「つるのさんとは前に将棋を指したことがあるんですが、強いんです。また指したい」とにこやか。 つるのは「コンピューター将棋だったり将棋ファンだと驚くニュースが最近多いです。明るいニュースも増えて、(最年少棋士の)藤井聡太さんという新しいスターも出てきて、僕も藤井さんを通じて長く将棋を追いかけていけます」と将棋界の魅力をアピールしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2017年05月18日 11時11分
綾野ましろニューシングル「NEWLOOK」がハイレゾシングルランキングで1位獲得
ハイレゾ音源を配信する「mora」で、5月17日(水)19:00付けハイレゾランキングシングルランキングが発表され、綾野ましろ「NEWLOOK」が1位にランクインした。 2017年最初のシングルとなった「NEWLOOK」は、現在放送中のTVアニメ「Re:CREATORS」エンディングテーマに起用され、さらにその新たなビジュアルとサウンドイメージから“NEWLOOKな綾野ましろ”とリリース前から話題になっていた。2014年のデビューシングル「ideal white」はもちろん過去のシングル曲でも同ランキングの1位を記録してきた実績があり、今回の1位は、ハイレゾの高音質で綾野ましろの楽曲を堪能しようという認知が広がっていることが実証されたかたちとなった。なお、他各配信サイトでもアニメチャートを中心に上位ランクインを記録している。
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芸能ネタ 2017年05月18日 11時00分
新恋人と同棲中だったトレエン・斎藤さん
お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司が結婚目前だった彼女と破局し、新恋人と同棲中であることを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。 斎藤といえば、バラエティ番組で「チャンマ」と呼び結婚目前だった30代前半の看護師の彼女と4年半交際。しかし、同誌によると、今年1月、「人の気は変わるもの」、「いま気になっている人がいて、悩んでいる」などと別れと告げ、2月中旬、彼女はマンションを出たという。 その「気になる人」は20代半ばのスレンダー美女。昨年夏ごろ、後輩芸人がセッティングし福岡で行われた合コンで知り合い交際に発展したという。 今月4日、斎藤は新恋人とその友人と映画「美女と野獣」を鑑賞。同7日には京都で人目を気にすることなくデートを楽しみ、東京へ戻ると斎藤のマンションに帰宅。現在、新恋人と同棲中なのだという。 同誌が斎藤を直撃すると、自身の浮気が原因で元彼女と破局したことを説明し感謝。新恋人は斎藤のことを詩人の相田みつをとかけて「つかを」と呼ぶそうで、「基本は結婚前提ですよね、この歳になったら。癖なんですよね。すぐ同棲しちゃう」と話したというのだ。 「以前、斎藤が明かしたところによると、月収は300万円で、最終的には1000万円を目指しているというからかなりの稼ぎっぷり。さらには、かなりの女好きで、後輩芸人に合コンをセッティングさせることは日常茶飯事。合コンで得意ネタ『斎藤さんだぞ!!』を披露しことごとく“お持ち帰り”に成功。新恋人もそんな女性の1人だったようだが、同棲するほどなのでよほど気に入ったのだろう」(テレビ関係者) 同誌に斎藤が明かしたところによると、女性はOLを辞めて福岡から上京。斎藤との結婚を待ちわびているはずだがこのまま無事にゴールインなるかが注目される。
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アイドル 2017年05月18日 10時58分
ロッカジャポニカ Revenge for 1000 ! 1000人集客に向け、LIVE VIDEO第二弾公開!
ももクロやエビ中が所属するスターダストプロモーションのアイドルグループ・ロッカジャポニカが、昨年11月28日に行われたリキッドルームでのLIVE VIDEOをオフィシャルYouTubeで本日公開した。 4月15日(土)の原宿アストロホールからスタートし、6月18日(日)川崎CLUB CITTA’でファイナルを迎える「ロッカジャポニカ 4th TOUR 〜Revenge for 1000〜」。 残るは5月21日(日)の名古屋・大須RAD HALLと6月18日(日)ファイナルの神奈川・川崎CLUB CITTA’のみとなった。 本日公開された動画は3rd TOURのファイナル公演、恵比寿LIQUIDROOMで披露された「教科SHOCK!」。 2ndシングルのリード曲であるこの曲はライブのアンセムとして会場はいつも最高潮の盛り上がりを見せている。是非その目で確かめてみよう。 6月18日(日) 神奈川・川崎CLUB CITTA'で行われる「ロッカジャポニカ 4th TOUR 〜Revenge for 1000〜」FINALのチケットは絶賛発売中。是非1,000人の一員になろう。 詳細情報はオフィシャルHPやオフィシャルTwitterでチェックのこと。
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社会 2017年05月18日 10時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第221回 デフレと過剰サービス
運送業界はここ数年、営業利益率のマイナスが続いている。信じられない読者が少なくないだろうが、事実だ。 全日本トラック協会によると、2012年度、'13年度、'14年度の運送業界全体の営業利益率は、それぞれ▲2.1%、▲2.3%、▲0.9%。'14年の改善(それでもマイナスなのだが)は、主に燃料費の下落によるものだ。 しかも、トラック10台未満の運送業の場合は、'14年度でも▲2.3%。経常利益で見ても全体で▲0.2%と、惨憺たる状況になっている。 現在の運送業界の苦境をもたらしたものは、1990年の物流二法(「貨物自動車運送事業法」および「貨物運送取扱事業法」)による「規制緩和」である。物流二法制定で、最低車両台数が5台に下げられ、免許制から認可制に変わった。また、運送料金についても、認可運賃から届け出運賃へと変更された。 規制緩和の効果は、まさに「てきめん」で、日本の貨物自動車運送事業者数は4万社から6万社超へと増えた。 事業者の数が1.5倍になったわけで、わが国の貨物運送業の供給能力は確かに増強された。これで「需要(仕事)」の方も順調に拡大していけば、わが国の運送市場は「既存事業者」「新規事業者」そして「顧客」の三者が共に便益を得て、ハッピーエンドになったはずだ。 しかし、残念ながらそうはならなかった。 規制緩和で競争を激化させた上に、'97年の橋本政権が緊縮財政により国民経済がデフレ化。規制緩和+デフレーションにより、運送業は急激に「ブラック化」していくことになった。 誰も彼もが、過剰競争。価格切り下げ競争。過剰サービス。荷主の要求により、無償で長時間の待機が当たり前。負担は現場のドライバーにのしかかり、その割に適正料金を支払ってもらえない。 筆者は、現在の日本の「高度な運送サービス」を否定しているわけではない。単によいサービスに対して、消費者が追加的な料金を支払うべきと言っているにすぎない。 ところが、デフレ下では誰もが、 「過剰サービスをしなければ、仕事を切られるのではないか」 「値上げなどした日には、契約を切られるのではないか」 と、おびえ、日本の運送業は「過剰サービス、低価格」路線を突っ走り、業界全体で営業利益、経常利益がマイナスに突っ込むという異常事態になってしまったのである。 デフレの国では、確かに物価が下がる。とはいえ、物価以上のペースで所得が小さくなってしまう。すなわち、実質賃金が低下する。 理由は、所得がモノやサービスという付加価値の単価×販売数量で決定されるためだ。 これまで1000円の付加価値単価で、1000個を販売していた。すなわち、付加価値の総計が100万円だ。モノやサービスという付加価値に対する支払いが所得である。付加価値総計100万円とは、所得も100万円であることを意味する。 さて、社会全体で物価が10%下落し、単価が900円に下がってしまった。販売数量が変わらない場合、付加価値総計は900円×1000個で90万円になる。もちろん、所得も90万円だ。 所得が100万円から90万円に10%縮小したが、物価も10%下落した。物価と所得が同じ比率で下がったため、実質賃金は変わらない。しかしながら、デフレの国で問題になるのは、物価下落もさることながら、それ以上に「販売数量の縮小」なのである。物価が10%下落し、同時に販売数量も5%減ってしまったケースを考えてみよう。 付加価値の単価が900円で、販売数量が950個。付加価値総計=所得は85万5000円。当初の所得である100万円と比較すると、14.5%も小さくなってしまった。それに対し、物価の下落は10%である。 デフレの国では、物価下落と同時に販売数量、つまりは「需要」が縮小し、「物価以上のペースで所得が小さくなる」形で、実施賃金が下落するのである。 特にひどい状況になったのが、規制緩和とデフレによる需要縮小の直撃を受けた運送業界なのである。何しろ、業界全体で営業利益率も経常利益率もマイナスなのだから、半端ない。 もっとも、昨今の人手不足の深刻化により、ようやく事態は是正の方向に向かい始めている、宅配最大手のヤマト運輸が、4月24日、今年秋に宅配便の基本運賃を5〜20%引き上げる方針を固めたことが報じられた。 ヤマト運輸が値上げを決めた理由は、もちろん「人手不足」である。宅配便で5割のシェアを持つヤマト運輸の値上げは、同業他社に対しても影響を与えざるを得ないだろう。 今回のヤマトの値上げ方針について、個人的に特に素晴らしいと思うのは、アマゾンなどの大口顧客に対しては、基本運賃よりも「さらに大幅な値上げを求める」としている点だ。 値上げ交渉で折り合わない場合は、荷受けの停止も辞さないとのことだが、それでいい。 過剰サービスを低価格で提供するという「デフレビジネス」により、アマゾンなどの大口顧客、および消費者が一方的に得をしてきた。負担は、現場で働く生産者に押し付けられることになった。 良質なサービスに対しては、適正な料金を支払うべきだ。さもなければ、単に日本の素晴らしい宅配サービスや流通網が維持できなくなるだけの話である。 運送業界の料金適正化は、ある意味で日本のデフレ脱却の試金石でもあるため、今後も継続的に本連載で取り上げたいと思う。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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